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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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Re:青き名将(仮題) 第十話
 松井一真  - 2008/7/20 23:05 -
  
撤収。ブリテンが登場してます。

第十話 南洋の贈り物
連合軍は、チョロ〜ン軍の撤退を確認した
「深追いは無用」と見なし、彼らは街中で残存部隊の掃討に当たっていた
結果、街中には連合軍以外に一両のチョロQも確認できなかった
リピーレド元帥「かなりの損害を受けたが、何とか占領に成功したな・・・」
ミフェイドビッチ大佐「・・・司令、やはり相手は只者ではありません。新型の航空機を開発して、あのガンシップを撃墜する以外に、手はありませんな」
リピーレド元帥「・・・その新型の航空機というのは、具体的にどういうものなのかね?」
ミフェイドビッチ大佐「・・・そればかりは・・・」
すると、彼らの上空に巨大な機影が飛来した
リピーレド元帥「退避だ!」
機影は次々と砲弾を発射し、街を火の海にする
そして、全弾をばら撒いたのか、北方へと飛び去った
リピーレドたちは、辛うじて無事だった
リピーレド元帥「・・・こういう作戦だったのか・・・」
ミフェイドビッチ大佐「・・・裏をかかれましたな」
マッグユーノス占領作戦は、戦力の七割を損耗するという大損害を受けながらも、成功した

新型爆撃機は、順調に海上を飛んでいる
航空電探には、機影は確認できない
このまま、プロトンまで無事にたどり着けるか、そう思ったときだった
班員C「後方より敵機!四機、高速で向かってきます!国籍は・・・Qトルック!」
班員A「何ぃっ!?」
Qトルックの新型戦闘機が、高高度まで飛んできたのだ
ケナン大尉「・・・落ち着け。向こうは上昇してくる。一旦降下するぞ。壁に掴まれ!」
そういうと、ケナンは操縦桿を倒した
機体は急降下する
敵機も追って降下していく
高度は徐々に下がっていく
ケナンは操縦桿を引き起こす
高度計は1000に到達していた
再び高度は上がっていく
これで敵機の海面衝突を引き起こせるか
しかし、電探には四つの反応が残っていた。敵機も追って来たのだ
振り切るには少々無理があるか
すると、前方に八つの反応が現れた
班員C「前方より八機。国籍は・・・日戦軍団!」
班員A「こういうときに限って、やけに遅いな・・・」
班員B「まあ、落とされる前でよかったですがね」
ケナン大尉「よし、民兵が戦っている間に離脱する!」
日戦軍団の航空隊と、我が新型爆撃機がすれ違う
機体は再び上昇した
班員B「・・・一体、我々を追っていたのは何者なんでしょうかね?」
ケナン大尉「・・・Qグリーンか?しかし、チョロ〜ンやQトルックまで関わっているとなると、どうにも妙だ。A−307の件と何か関連があるかもしれん・・・」
以後は、友軍機の護衛を代わる代わる受けつつ、バチェリットの飛行場まで到着した
管制官(通信)「着陸を許可する。よく帰ってきた」
管制官の声を聞き、ケナンは安堵した
しかし、油断できないのが着陸だ
目前の滑走路を目指し、操縦桿を動かす
無事、着陸に成功した

滑走路では、ポルシェ元帥と国王が出迎えに来ていた
ポルシェ元帥「・・・新型爆弾は無事か?」
爆弾糟を空けて、内部を確認する
新型爆弾は、ブリーフィングで見た写真と変わらない姿でそこに収まっていた
ポルシェ元帥「任務完了だ。よくやってくれた」
プロトン国王「・・・無茶な作戦だと思ったが、大成功だったな」
ケナン大尉「民兵に助けられましたよ。あわや墜落かといったところだったんですよ」
プロトン国王「・・・神出鬼没だな、あの部隊は」
ポルシェ元帥「・・・さて、次はティーガー元帥の帰還を待つだけだな」
プロトン時間、一七三〇、新型爆撃機は予定通りバチェリット飛行場に到着
バチェリット飛行場は、夕日に照らされていた

同時刻、バーセックナールの司令部では、ロドスシルト少佐が各地からの報告を聞いていた
ウルタンク帝国における戦闘は連合軍優位だが、辛うじてマッグユーノス制圧に成功したチョロ〜ン方面軍は壊滅的打撃を被った
一方で諜報班による新型爆弾輸送作戦は成功し、Qシュタイン帝国によるQトルック攻撃計画も進行中とのことだ
ロドスシルト少佐「・・・リピーレド元帥の部隊が壊滅したそうだな」
副官「そりゃ、例の巨大爆撃機が、終始あの街の上を飛んでいたそうですからね」
ロドスシルト少佐「・・・これで、現場の苦心が上に分かってもらえただろうか」
副官「そうでなくては、おかしいですな。奴らだって油の通ったQタンクなんですから」
負傷兵達がトラックに載せられて戻ってきていた
司令室に、クリーク軍の将校がやってきた
彼は、第三次キュワール大戦では諜報士官として活躍した陸軍大尉だったはずだ
ロドスシルト少佐「久しぶりだな、ブリテン君」
ブリテン(車種:クルセイダーMkI)「・・・少佐殿、また怪我して戻ってきました」
ロドスシルト少佐「前は重傷、今度は軽傷だろ。無事で何よりだよ」
ブリテン「あの時の傭兵は、確か少佐殿の国にいたそうですが」
ロドスシルト少佐「ああ。だが、前の大戦が終わった後にはQタンク王国に移ったよ。あっちのほうが居心地がいいと思って、俺が向こうに渡した」
ブリテン「・・・なるほど。元々が傭兵で成り立った国ですからな」
ロドスシルト少佐「・・・一応、救護所まで行って来い。戦闘の報告はそれからだ」
ブリテン「・・・了解!」
異国のチョロQだが、ロドスシルトは面識がある。元諜報士官だからキュワール各国を渡っていたのだ
副官「・・・旧友ですか」
ロドスシルト少佐「ああ。サンドポリス戦にも参加してたそうなんだがな」
副官「戦況は、泥沼化してきましたな」
ロドスシルト少佐「予想はついていたよ。Qグリーンも内戦で大変らしいからな」
バーセックナールの街では、一応の戦勝パレードが行われていた
前線ともあればパレードは質素である。これがバチェリットだったらさぞ盛大だっただろう
次の攻撃目標はミニッツワーモ。一応の片田舎である
第一〇二中隊はまだ補充が完了していないので、また本土からやってきた増援部隊が、攻撃に参加するという
また損害が増えるのだろうか。はたまた、今度こそ最小限に抑えられるのか
第十話 終わり

引用なし
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青き名将(仮題) 第九話 松井一真 2008/6/8 21:32
  Re:青き名将(仮題) 第九話 松井一真 2008/6/8 21:34
   Re:青き名将(仮題) 第九話 松井一真 2008/6/8 21:37
   Re:青き名将(仮題) 第九話 松井一真 2008/6/8 21:58
   Re:青き名将(仮題) 第九話 ダークスピリッツ 2008/6/9 22:45
   Re:青き名将(仮題) 第九話 松井一真 2008/6/9 23:59
   青き名将(仮題) 第十話 松井一真 2008/7/20 22:59
   Re:青き名将(仮題) 第十話 松井一真 2008/7/20 23:00
   Re:青き名将(仮題) 第十話 松井一真 2008/7/20 23:03
   Re:青き名将(仮題) 第十話 松井一真 2008/7/20 23:05
   青き名将(仮題) 第十話 あとがき 松井一真 2008/7/20 23:36
   Re:青き名将(仮題) 第十話 あとがき 感想 ダークスピリッツ 2008/7/21 23:23
   Re:青き名将(仮題) 第十話 あとがき 感想 松井一真 2008/7/21 23:51

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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