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最近はあとがきを分離して書いてますな。
あとがき:SCQでは該当する話が全く無いオリジナルストーリーとなるシュパシュア半島上陸。一応SCQ第三十三話ラストから第三十六話までの時系列になっています。
SCQ第三十三話のラストでプロトン軍は何気なくシュパシュア半島に上陸しています。この際に海岸の部隊の指揮を執っていたのはモラスト少将でした。
しかし、今回はモラスト少将はキョウビーチャ駐留軍司令として登場しているので、海岸部隊は事実上指揮官無し。一応サミッティー少佐が名前だけ出てますが、彼は部下を連れてロナルミックへ撤退しています。
CQ暦220年代のチョロ〜ン紛争を描いたのはフィズィキさんの「新・チョロ〜ン戦争」なんですが、フィズィキさんは戦争小説を読んだことが無いのでプロトン軍は残虐な軍になっています。下手すりゃ初期のQQQQより酷い。
その片鱗は今回所々の参謀の言動に見られています。ロドスシルトは嫌々ながら従ったという設定になってますがね。
今回唯一プロトン以外の軍が登場する日戦軍団の空挺降下。SCQでは特三号戦車が参加してましたが本作では通常の軽戦車のパラシュート降下です。
第二次キュワール大戦。SCCQの出来事です。明らかに護衛無し(厳密にはタンク一両の護衛がありますな)で揚陸艦三隻を突っ込ませる「ニビリア海戦」は無謀すぎだろうということで、本作では「陸軍のプライドがあった」という解釈。なんと言うか、後のグリシネ空軍みたいになってますな。まあ、グリシネ空軍の場合は味方さえ殺しかねない奴らで、プロトン陸軍は単なる偽善車という違いがあるんですがね。
上陸戦。たまたまYoutubeで「二〇三高地」の予告編を見ていたので、同作や「プライベート・ライアン」を意識して書きました。そのためか前半と全く雰囲気が違います。やたら浮いてます。おかげで最後をどうするか悩みました。本当のところもう少し長くしようとも思ったんですが前半とのギャップがありすぎなので短くしました。陸戦にここまで割いたことも珍しい。
コムニエムが重傷。そういえばプロトン王国の名前の登場する士官ってあまり怪我してないなってことでやりました。プロトンは結構多いのでそれぞれを細かく描くのが大変です。
なお、プロトン軍の戦車はSCCQに登場した車両を参考にしてます。M3中戦車とかM4A2みたいにSCCQに出ていないのも紛れ込んでます。
次回はロナルミック戦。重々しい作風は一旦止めるつもりです。
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