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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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青き名将(仮題) 第七話 松井一真 2008/4/5 23:18

   Re:青き名将(仮題) 第八話 松井一真 2008/5/14 19:33
   青き名将(仮題) 第八話 あとがき 松井一真 2008/5/14 21:04
   Re:青き名将(仮題) 第八話 あとがき ダークスピリッツ 2008/5/16 19:27
   Re:青き名将(仮題) 第八話 あとがき 松井一真 2008/5/16 21:42


Re:青き名将(仮題) 第八話
 松井一真  - 2008/5/14 19:33 -
  
市街戦。今回はあまり陸戦描写を描いてません。

第八話 ロナルミック陥落
何とか市街地に突入した司令直轄分隊だったが、市街地も強固な防備に守られていた
第一次キュワール大戦時のヒンジャク市も似たようなものだったと聞く
あの時は対空戦車が大活躍したというが、今日の部隊には姿は無い
第三〇一中隊は第一〇二中隊の突入に呼応し進撃を再開、市街地に突入している
ニビリア軍航空隊は壊滅して撤退した
こちらの戦力は三個中隊。向こうは推定するに一個大隊。また大損害か
不用意に突撃したM4A3が、砲撃を受け炎上する
クルセイダーMkIIIが、機関砲を受け倒れる
ロドスシルト少佐「各部隊、物陰とビルの窓に気をつけろ!」
とは言ったものの、殆どの部隊は損害を受けていた
M551が市街戦用のミサイルランチャーを構え、窓をめがけて撃つ
敵戦車に直撃。ビルが倒壊する
副官「ずいぶんと派手だ。崩落に巻き込まれるな!」
スミューゲンが物陰の敵に榴弾を叩き込む
敵兵は機関銃もろとも炎上する
スミューゲン中尉「よし、機銃陣地を撃破!」
大体互角の戦況か
しかし、各分隊共に損害が出ている
ロドスシルトは副官を従えて突撃する
自爆覚悟の突撃である
それを見て、砲弾を装填する敵の砲兵たち
チョロ〜ン将校「敵の指揮官だ。ずいぶんと勇敢な奴だな」
チョロ〜ン砲兵「砲撃準備、完了しました!」
チョロ〜ン将校「よし、砲撃・・・」
その時、榴弾砲が炎上した
チョロ〜ン将校「・・・ど、どういう、ことだ・・・」
まだロドスシルトの射程圏には入っていない
周辺に連合軍兵士の姿は無い
ただ、上空には爆音が響いていた
ロドスシルト少佐「航空隊か!?」
上空を見ると、特徴的な太い機影。両翼にはプロトンの記章
航空支援要請が認められたのだろうか
飛行隊長(通信)「こちら第268航空隊。上が黙ってるんで勝手に攻撃に来た!敵榴弾砲陣地と司令部の位置を教えてくれ!」
何と、支援要請は認められていないにもかかわらず、航空隊が飛来したのだ
第三艦隊もずいぶん思い切ったことをした

上空を悠々と飛ぶ、SBD爆撃機
チョロ〜ン軍戦闘機は、護衛のF4F戦闘機と空中戦を繰り広げている
その隙を狙い、先ほど五番機が爆弾を投下した
飛行隊長(通信)「よし、シャイナー!今度はお前の番だ!」
シャイナー上等兵「了解!」
機は旋回し、司令部周辺の高射砲へと迫る
もっとも、直前まで水平射撃をしており、急いで対空弾を運んでくるところだった
その周辺には、ちゃんと榴弾砲が並んでいた
砲身がゆっくりと持ち上がる
爆撃位置まで後少しだ
後席のブラドベリが照準を定める
ブラドベリ上等兵「よし、投下!」
爆弾が機体から切り離される
それと同時に、操縦桿を引く
急上昇するSBD
眼下に響く砲声
間を置いて爆発する砲弾
機体に被害は無い
シャイナー上等兵「危なかった・・・」
ブラドベリ上等兵「・・・目標の破壊に成功!榴弾砲陣地も火を噴いた!」
ブラドベリが報告する
シャイナー上等兵「こちら八番機、目標の破壊に成功!」
飛行隊長(通信)「良くやった!次は俺がやる!早い内に艦に戻って、爆弾と燃料を積みなおせ!」
シャイナー上等兵「了解!」
これまで何も出来なかった分、この戦闘で返すつもりだ

司令部では大勢の兵士が行き交っていた
通信兵A「第五地区、被害甚大!」
通信兵B「第三地区駐留部隊壊滅!」
サミッティー少佐「・・・やはりな。航空機に来られれば勝ち目は無い」
先ほど目前で、高射砲が周辺施設を巻き添えにして炎上した
この司令部にも火の手が上がっている
サミッティー少佐「止むをえん。後退しよう」
二度目の後退だ
やはり、チョロ〜ンは敗北を免れられないのか
いや、まだ一つの街が陥とされたに過ぎない
まだまだ、勝ち目はある

SBDの大群がなだれ込んでからというもの、ロナルミックの駐留部隊は次々と壊滅した
残存した部隊は撤退し、体勢を立て直すようだ
また会議で一波乱ありそうだ
ロドスシルト少佐「・・・海軍に助けられたな」
副官「今度こそ、上が見直してくれると良いですがね」
ロドスシルト少佐「・・・これで撤退した部隊の追撃命令とか出たら、今度こそ指令書を焼くか」
副官「もしくは、連中の不祥事でも暴露しますか?」
スミューゲン中尉「いくらなんでもそりゃやりすぎでしょうよ」
ロドスシルト少佐「・・・今度くらいは、休ませて欲しい物だな・・・」
上空を、SBDの大群が飛んでいく
数両の兵士が、プロトンの国旗を立てて、その航空隊を見送っていった

それまで流れていた音楽が急に途絶え、慌しいチャイム音が響いた
アナウンサー「臨時ニュースを申し上げます。Qシュタイン帝国報道部発表、本日プロトン王国二個中隊及びニビリア共和国、クリーク王国各一個中隊が、チョロ〜ン帝国領ロナルミックを攻撃、多大なる被害を被るも占領に成功しました」
珍しくも「多大なる被害」という文面だ
冒頭では「Qシュタイン帝国報道部」と語っている。普段のは「連合軍広報部」だったはずだ
「帝国報道部」のものは大体自国の戦果を挙げる物だったはずだ。何故他国の物なのだろうか
民間車A「・・・連合軍広報部はどうしたんでしょうかね?」
民間車B「色々と慌しいことになっているんだろう。もしかしたら、民兵が奇襲攻撃をしたとかあるかもしれないぞ」
アナウンサー「また、日戦軍団の第一〇三航空隊が、ウルタンク帝国領内の新型爆弾が開発されたと思しき工場の破壊に成功しました」
報道部としてはこちらがメインなのだろう
民兵がまたも大戦果を挙げた。よくもまあグリシネはこんな奴らを国外へ放り出した物だ
民間車B「・・・新型爆弾か。QQQQが使ったという噂の」
民間車A「『一発で街がひとつ消える』と言われてる奴ですか」
民間車B「ああ。あれが帝国の下に渡れば、大変なことになるだろうな・・・」
再び音楽が鳴り始めた
民間車B「・・・QQQQの新型爆弾が、帝国に渡ったという可能性も否定できんがな・・・」
民間車A「・・・え?」
民間車B「いや、独り言だ・・・」
ラジオを聞いていた黒いチョロQは、荷物を纏め始めた
民間車B「君も早い内に纏めた方がよいぞ。船の出港は明日だからな」
民間車A「了解しました」
二両のチョロQはラジオを切ると、荷物を纏め始めた
彼らの亡命先は、ゲープコッチである

航空母艦「エンタープライズ」の飛行甲板に、次々とSBDが着艦する
格納庫内では、普段通りの雑談が行われている
航空兵A「今日のエースは間違いなくシャイナーだな。何たって出撃許可を貰ったのはこいつのおかげだからな」
シャイナー上等兵「現場からの苦情を正直に言ったまでだろうが」
航空兵B「隊長が言ってたけど、普通、艦の幹部だなんて雲上の相手に、あそこまで食って掛からないよなぁ」
シャイナー上等兵「あれは殆ど自爆覚悟だったけどな。艦長が物分り良くてよかったよ」
飛行隊長「全くだ。本来ならお前は即刻、隊を辞めさせられるところだった」
ブラドベリ上等兵「・・・一体どんなことを言ったんですか?」
飛行隊長「・・・『前線では多くの陸戦兵が死んでいるんです!』だったかな?」
シャイナー上等兵「隊長、やけに記憶力がいいですね」
飛行隊長「隊長になるには命令や攻撃目標を覚える記憶力が必要になるからな」
航空兵A「・・・しかし、こういうときに限って例の民兵は現れませんね」
飛行隊長「虎の子の空母が火を噴いた、という話を聞いた。修理が忙しくて手が回らなかったんだろ」
航空兵B「神出鬼没の民兵でも弱点はあるもんなんですな」
飛行隊長「そういうことだな・・・そういえばデブリーフィングがまだだな。戦果を纏めるぞ!」
全隊員が集結する。普段どおりのことである
今日も全員が生き残った。それは良いことなのだが、まだ「戦場」まで行っていないという意味にもなるのだろうか
その日の第268航空隊の戦果は、確認しただけでも高射砲六門、榴弾砲十門、施設三棟、戦車八〇両であった
第八話 終わり
引用なし
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青き名将(仮題) 第八話 あとがき
 松井一真  - 2008/5/14 21:04 -
  
あとがき:SCQ第三十七話〜第三十八話にあたる話。もっともこの二話は日戦軍団メインで、プロトンは一切描写されていません。
冒頭の報道は明らかに大本営発表のオマージュです。ステレオタイプ的大本営発表といえばこういう「大損害→損害軽微」、「妙なイントネーション」ですな。
HG2のラジオは結構面白い物があり、劇中の「毎日GokuGoku Q−Milk飲料」や「ロンロンマークのイシイタイヤ」など、CMと思しきものが相当面白いです。イシイタイヤはさりげなくロングバージョンとショートバージョンがありますね。
ただ、舞台がマグスコピックであることから、番組までは無理だろうということでこのCM二種のみにしました。
ちなみにラジオを聞いていた二台は亡命中のフォレスト一行のうちの秘書とその友人です。
チョロ〜ン紛争の経緯。チョロ〜ン紛争はかつてフィズィキさんが執筆した「新・チョロ〜ン戦争」の内容を元にしていますが、チョロ〜ンの位置など、結構さまざまな設定が変更されています。
今回名前だけが登場しているバンダス少佐。そのうち出てきます。
レジスタンスの設定。元々は本土解放のための組織、という設定は「民間車両が戦う理由」といえばそれしかないだろうといった感じで。
事実上現在は「レジスタンス(=抵抗組織)」の名はただの飾りで、単なる傭兵集団のような感じになってます。
飛行パーツ。一応本作の世界観でも登場しています。フロートパーツがありますからね。ただ、航続距離と機動力に劣るため、航空機との戦闘には使えないという設定になっています。あまり万能だと面白くないですからね。
クリーク軍将校。CCQAではクリーク軍の将校は「クリークシンボル」なるパーツを付けている(帽子のような形をしており、中に救護キットが入っている)んですが、本作では単に「将校帽」と表記しています。
サミッティー少佐。前回は名前しか出なかった分、今回は結構活躍しています。「新・チョロ〜ン戦争」では出番もなくあっさりとやられてしまったので、自由度の高いキャラクターです。これもまた派手にやらせていただきました。
明らかに佐官であるはずの艦長や将官であるはずの艦隊司令に堂々と上申する上等兵。ちゃんと隊長が現れてたしなめていますが、海軍は陸軍と比べるとそれ程上下関係が堅苦しくないという設定なので、艦長が場を収めています。
フェレックス大将。冷徹な司令官であまり感情を表に出さないという設定ですが、フィズィキさんの作品ではそれが生かされているように見えません。一応本作ではそれっぽい感じにはしています。
上層部からの命令を無視し、海軍からの独立した指揮系統でロナルミックに突入する航空隊。第六話での登場時に続いて随分とアットホームな感じです。

ちなみに、日戦軍団の第一〇三航空隊。本編では姿を見せていませんが、例の「紺碧の艦隊」のロスアラモス攻撃のオマージュです。ちなみに民間車が新型爆弾を「一発で街が一つ消える」と語っているのは「アームズラリー」が元ネタ。

次回は大都市、バーセックナールの攻撃。同時に連合軍の対Qトルック宣戦布告も描く予定です。
引用なし
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Re:青き名将(仮題) 第八話 あとがき
 ダークスピリッツ  - 2008/5/16 19:27 -
  
> あとがき:SCQ第三十七話〜第三十八話にあたる話。もっともこの二話は日戦軍団メインで、プロトンは一切描写されていません。
> 冒頭の報道は明らかに大本営発表のオマージュです。ステレオタイプ的大本営発表といえばこういう「大損害→損害軽微」、「妙なイントネーション」ですな。
やはりそうでしたか。妙な抑揚といえば大本営発表しか聞いた事ないですから^^;
> HG2のラジオは結構面白い物があり、劇中の「毎日GokuGoku Q−Milk飲料」や「ロンロンマークのイシイタイヤ」など、CMと思しきものが相当面白いです。イシイタイヤはさりげなくロングバージョンとショートバージョンがありますね。
HG2にはテレビとかの内容も色々あったんですね。自分はチョロQ2とチョロQ3、それと新コンバットチョロQしか持ってなかったから知らなかった・・・今度買おうかな?
> ただ、舞台がマグスコピックであることから、番組までは無理だろうということでこのCM二種のみにしました。
HG系がチョロQ王国でチョロQ2とかがQレース民国でしたっけ?
> ちなみにラジオを聞いていた二台は亡命中のフォレスト一行のうちの秘書とその友人です。
> チョロ〜ン紛争の経緯。チョロ〜ン紛争はかつてフィズィキさんが執筆した「新・チョロ〜ン戦争」の内容を元にしていますが、チョロ〜ンの位置など、結構さまざまな設定が変更されています。
> 今回名前だけが登場しているバンダス少佐。そのうち出てきます。
> レジスタンスの設定。元々は本土解放のための組織、という設定は「民間車両が戦う理由」といえばそれしかないだろうといった感じで。
まあレジスタンスといえば本土が侵攻された時ぐらいしか登場しませんからね
> 事実上現在は「レジスタンス(=抵抗組織)」の名はただの飾りで、単なる傭兵集団のような感じになってます。
ほぼ軍隊化してますね・・・
> 飛行パーツ。一応本作の世界観でも登場しています。フロートパーツがありますからね。ただ、航続距離と機動力に劣るため、航空機との戦闘には使えないという設定になっています。あまり万能だと面白くないですからね。
そうじゃないと飛行機が映えないですね^^;
> クリーク軍将校。CCQAではクリーク軍の将校は「クリークシンボル」なるパーツを付けている(帽子のような形をしており、中に救護キットが入っている)んですが、本作では単に「将校帽」と表記しています。
「紀伊」では中立宣言及び怪しい行動をしているクリーク王国ですが今回は連合側にたって奮戦してますね
> サミッティー少佐。前回は名前しか出なかった分、今回は結構活躍しています。「新・チョロ〜ン戦争」では出番もなくあっさりとやられてしまったので、自由度の高いキャラクターです。これもまた派手にやらせていただきました。
でも最終的に後退ばっかで報われないキャラですねw
> 明らかに佐官であるはずの艦長や将官であるはずの艦隊司令に堂々と上申する上等兵。ちゃんと隊長が現れてたしなめていますが、海軍は陸軍と比べるとそれ程上下関係が堅苦しくないという設定なので、艦長が場を収めています。
結構大胆な行動にとる上等兵。これが勝利を確実な物にした
> フェレックス大将。冷徹な司令官であまり感情を表に出さないという設定ですが、フィズィキさんの作品ではそれが生かされているように見えません。一応本作ではそれっぽい感じにはしています。
> 上層部からの命令を無視し、海軍からの独立した指揮系統でロナルミックに突入する航空隊。第六話での登場時に続いて随分とアットホームな感じです。
随分と寛容な海軍ですね^^;
>
> ちなみに、日戦軍団の第一〇三航空隊。本編では姿を見せていませんが、例の「紺碧の艦隊」のロスアラモス攻撃のオマージュです。ちなみに民間車が新型爆弾を「一発で街が一つ消える」と語っているのは「アームズラリー」が元ネタ。
>
> 次回は大都市、バーセックナールの攻撃。同時に連合軍の対Qトルック宣戦布告も描く予定です。

現在Qタンク王国宇宙軍艦艇を執筆中。第七十三話はその次ですね・・

今回の話といい前回の話といい松井さんの戦闘描写にはすばらしい物ばかりで自分目から鱗が落ちました。「紀伊」では自分の描写力の無さを松井さんにカバーしてもらっているような感じですが松井さんを参考にしてこれからも設定やシナリオ描写をがんばって行きたいと思います!!(意気込み)
引用なし
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Re:青き名将(仮題) 第八話 あとがき
 松井一真  - 2008/5/16 21:42 -
  
> > あとがき:SCQ第三十七話〜第三十八話にあたる話。もっともこの二話は日戦軍団メインで、プロトンは一切描写されていません。
> > 冒頭の報道は明らかに大本営発表のオマージュです。ステレオタイプ的大本営発表といえばこういう「大損害→損害軽微」、「妙なイントネーション」ですな。
> やはりそうでしたか。妙な抑揚といえば大本営発表しか聞いた事ないですから^^;

冒頭の発表の胡散臭さを強調するために妙な抑揚の大本営発表仕立てにしました。
フォレストが重傷を負って入院中なので、今回は秘書が登場しています。市井(しせい)のチョロQの代表格みたいになってます。

> > HG2のラジオは結構面白い物があり、劇中の「毎日GokuGoku Q−Milk飲料」や「ロンロンマークのイシイタイヤ」など、CMと思しきものが相当面白いです。イシイタイヤはさりげなくロングバージョンとショートバージョンがありますね。
> HG2にはテレビとかの内容も色々あったんですね。自分はチョロQ2とチョロQ3、それと新コンバットチョロQしか持ってなかったから知らなかった・・・今度買おうかな?

テレビは流石に出てませんが、カーラジオの要素があり、なかなか面白いネタをやっています。E−放送の「明太子相場が値上げ」、「Qボール(スポーツの名前)で事故」、「パパイヤアイランドでお祭り」などの本編とは無関係のニュースや、所々の番組のぶっ飛びぶりがなかなか印象深いです。

> > ただ、舞台がマグスコピックであることから、番組までは無理だろうということでこのCM二種のみにしました。
> HG系がチョロQ王国でチョロQ2とかがQレース民国でしたっけ?

チョロQ王国は後のQレース民国で、HG2のチョロQワールドの部分です。
チョロQ1〜3とワンダフォーはQカラー王国(後にQカラー共和国)となっています。

> > レジスタンスの設定。元々は本土解放のための組織、という設定は「民間車両が戦う理由」といえばそれしかないだろうといった感じで。
> まあレジスタンスといえば本土が侵攻された時ぐらいしか登場しませんからね

有名な奴は欧州戦線末期の本土解放レジスタンス勢力「パルチザン」ですな。
一応、SCCQでも「民間のレジスタンス部隊」と言及されており、軍隊とは区別されています。

> > 事実上現在は「レジスタンス(=抵抗組織)」の名はただの飾りで、単なる傭兵集団のような感じになってます。
> ほぼ軍隊化してますね・・・

ミーンテース隊長を無理なく出すにはこれぐらいしかありませんからね。
SCCQでもラストステージでミーンテース隊長が出て来て(流石に部下のLVTH6はいませんでしたが)、当時はなんとも思いませんでしたが今見ると「民間車両であるにも関わらず敵地侵攻に参加している!?」と言った感じです。

チョロ〜ン紛争の原型となっているフィズィキさんの「新・チョロ〜ン戦争」では、レジスタンスは半軍隊化しています。シムレッグ少尉の設定が「軍部からレジスタンスに出向している将校」となっていますからね。

> > 飛行パーツ。一応本作の世界観でも登場しています。フロートパーツがありますからね。ただ、航続距離と機動力に劣るため、航空機との戦闘には使えないという設定になっています。あまり万能だと面白くないですからね。
> そうじゃないと飛行機が映えないですね^^;

CCQでは飛行機は完全なる脅威だったんですが、武装が強化されたSCCQではただ飛んでいるだけの敵になってしまったのが辛いところです。その理由は単純で、劇中の飛行パーツが強すぎるんですね。敵機はヘリが殆どですから。
一応F/A−18なんかは高機動性で逃げ回ってくれますが、ヘリなんかは殆ど数発で落とされてしまいます。
SCCQにおける飛行パーツは明らかに鈍重な動きで、「空駆ける鋼鉄の翼」に出てきたCQクラフターは「良く高速爆撃機に追いつけたな」って感じです。

> > クリーク軍将校。CCQAではクリーク軍の将校は「クリークシンボル」なるパーツを付けている(帽子のような形をしており、中に救護キットが入っている)んですが、本作では単に「将校帽」と表記しています。
> 「紀伊」では中立宣言及び怪しい行動をしているクリーク王国ですが今回は連合側にたって奮戦してますね

このときはゲール、ヴァイナーと政治的に互角で、軍事勢力としてもゲール、ヴァイナーとほぼ同等でした。
ちなみに、Qシュタイン大陸南方三国の将校は全員、国ごとに仕様の異なる将校帽を被っているという設定です。
クリーク軍の将校帽は救護キットと小型電探、無線機を内蔵し、簡易衛生システムになっています。
ゲール軍のものは救護キットこそ入っていないながら、電探と高性能無線機、更にチャフ発射機構などを備えています。
ヴァイナー軍のものは高性能電探と小型無線機を搭載しています。

劇中の「巡航戦車」はA13巡航戦車です。CCQAでは何故か「クルーザー(巡航戦車)」という名前で登場しています。素直にカヴェナンターにすればいいような気もするんですが。

> > サミッティー少佐。前回は名前しか出なかった分、今回は結構活躍しています。「新・チョロ〜ン戦争」では出番もなくあっさりとやられてしまったので、自由度の高いキャラクターです。これもまた派手にやらせていただきました。
> でも最終的に後退ばっかで報われないキャラですねw

チョロ〜ン軍は結構報われない存在が多いです。連合軍からは脅威と思われながら、それ程軍備も整っておらず、結局のところ敗北してしまうといういかにも現代戦争的な存在です。

> > 明らかに佐官であるはずの艦長や将官であるはずの艦隊司令に堂々と上申する上等兵。ちゃんと隊長が現れてたしなめていますが、海軍は陸軍と比べるとそれ程上下関係が堅苦しくないという設定なので、艦長が場を収めています。
> 結構大胆な行動にとる上等兵。これが勝利を確実な物にした

あれは意識してないんですが、多分「終戦のローレライ」の折笠上等工作兵あたりが参考になっていると思います。奇しくも上等兵ですし。

> > フェレックス大将。冷徹な司令官であまり感情を表に出さないという設定ですが、フィズィキさんの作品ではそれが生かされているように見えません。一応本作ではそれっぽい感じにはしています。
> > 上層部からの命令を無視し、海軍からの独立した指揮系統でロナルミックに突入する航空隊。第六話での登場時に続いて随分とアットホームな感じです。
> 随分と寛容な海軍ですね^^;

大型艦である「エンタープライズ」ではこれほどアットホームな感じは出しづらいと思うんですが、艦隊司令が「海軍の方から入電があった」と言っているので、実は海軍上層部では既に「陸軍の意向を無視してロナルミックを攻撃する」手筈が整っていたようです。要するにシャイナー上等兵の意見がそっくりそのまま海軍上層部の意見と重なっていたというとてつもない偶然です。
もっとも、航空隊内部では、あたかもシャイナーが上申したおかげで出撃が許可されたように語られていますがね。

> > 次回は大都市、バーセックナールの攻撃。同時に連合軍の対Qトルック宣戦布告も描く予定です。
>
> 現在Qタンク王国宇宙軍艦艇を執筆中。第七十三話はその次ですね・・
>
> 今回の話といい前回の話といい松井さんの戦闘描写にはすばらしい物ばかりで自分目から鱗が落ちました。「紀伊」では自分の描写力の無さを松井さんにカバーしてもらっているような感じですが松井さんを参考にしてこれからも設定やシナリオ描写をがんばって行きたいと思います!!(意気込み)

実は結構思いつきが多いです。陸戦物はそれほど例が無いので、昔の映画とかが参考になってます。
第七十三話、何しろ「紀伊」が敵の大艦隊に殴り込むという内容なので、こちらでも頑張っていきたいところです。
引用なし
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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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