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あとがき:SCQ第三十七話〜第三十八話にあたる話。もっともこの二話は日戦軍団メインで、プロトンは一切描写されていません。
冒頭の報道は明らかに大本営発表のオマージュです。ステレオタイプ的大本営発表といえばこういう「大損害→損害軽微」、「妙なイントネーション」ですな。
HG2のラジオは結構面白い物があり、劇中の「毎日GokuGoku Q−Milk飲料」や「ロンロンマークのイシイタイヤ」など、CMと思しきものが相当面白いです。イシイタイヤはさりげなくロングバージョンとショートバージョンがありますね。
ただ、舞台がマグスコピックであることから、番組までは無理だろうということでこのCM二種のみにしました。
ちなみにラジオを聞いていた二台は亡命中のフォレスト一行のうちの秘書とその友人です。
チョロ〜ン紛争の経緯。チョロ〜ン紛争はかつてフィズィキさんが執筆した「新・チョロ〜ン戦争」の内容を元にしていますが、チョロ〜ンの位置など、結構さまざまな設定が変更されています。
今回名前だけが登場しているバンダス少佐。そのうち出てきます。
レジスタンスの設定。元々は本土解放のための組織、という設定は「民間車両が戦う理由」といえばそれしかないだろうといった感じで。
事実上現在は「レジスタンス(=抵抗組織)」の名はただの飾りで、単なる傭兵集団のような感じになってます。
飛行パーツ。一応本作の世界観でも登場しています。フロートパーツがありますからね。ただ、航続距離と機動力に劣るため、航空機との戦闘には使えないという設定になっています。あまり万能だと面白くないですからね。
クリーク軍将校。CCQAではクリーク軍の将校は「クリークシンボル」なるパーツを付けている(帽子のような形をしており、中に救護キットが入っている)んですが、本作では単に「将校帽」と表記しています。
サミッティー少佐。前回は名前しか出なかった分、今回は結構活躍しています。「新・チョロ〜ン戦争」では出番もなくあっさりとやられてしまったので、自由度の高いキャラクターです。これもまた派手にやらせていただきました。
明らかに佐官であるはずの艦長や将官であるはずの艦隊司令に堂々と上申する上等兵。ちゃんと隊長が現れてたしなめていますが、海軍は陸軍と比べるとそれ程上下関係が堅苦しくないという設定なので、艦長が場を収めています。
フェレックス大将。冷徹な司令官であまり感情を表に出さないという設定ですが、フィズィキさんの作品ではそれが生かされているように見えません。一応本作ではそれっぽい感じにはしています。
上層部からの命令を無視し、海軍からの独立した指揮系統でロナルミックに突入する航空隊。第六話での登場時に続いて随分とアットホームな感じです。
ちなみに、日戦軍団の第一〇三航空隊。本編では姿を見せていませんが、例の「紺碧の艦隊」のロスアラモス攻撃のオマージュです。ちなみに民間車が新型爆弾を「一発で街が一つ消える」と語っているのは「アームズラリー」が元ネタ。
次回は大都市、バーセックナールの攻撃。同時に連合軍の対Qトルック宣戦布告も描く予定です。
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