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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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青き名将(仮題) 第四話
 松井一真  - 2007/12/31 20:35 -
  
諸事情により感想が来ませんが、書き溜めておきます。第四話です。
第四話 正義の暴走
アファノでの戦闘から一日が明けた
ミーンテース隊長「朝がきたか・・・。早く、プロトン王国に戻らないと・・・」
ガイ「おはようさん」
ミーンテース隊長「あっ、おはようございます」
プロトン将校「ガイさん、話があるのですが」
ガイ「話ってなんだ?」
ミーンテース隊長「プロトン王国に来てくださいませんか?」
ガイ「いいけど、何故だ?」
ミーンテース隊長「ガイさんは知っているでしょう、三大帝国との戦争を・・・」
プロトン将校「私たちは昨日言ったようにあの艦隊にやられこの島に漂流しました・・・」
ミーンテース隊長「我々はプロトン王国に一旦戻り、あの荷物を運ばなければなりません。どうか、輸送作業と応援を頼みたいのですが、手伝っていただけるでしょうか?」
と、いうのも、ミーンテースは輸送船から荷物を運び出していたのだ。まともに退艦できず無線機を落としてしまった「パーカー」の乗員との錬度の差が出たようだ
ガイ「あぁ、いいとも!」
ミーンテース隊長「ありがとうございます!」
レイオガル国王「おはようございます」
ミーンテース隊長「あっ、レイオガル国王!おはようございます」
ガイ「おはよう、王子・・・じゃなかった、レイオガル国王」
レイオガル国王「ガイ殿、別に畏まる必要は無い。かつて、私を守っていただいた方なのですから。そして私の、兄さんのような存在でしたから」
ガイ「そうか。おっ、あれはプロトン国王ではないか」
プロトン国王「皆さん、おはようございます」
ガイ・ミーンテース隊長・レイオガル国王「おはようございます」
プロトン国王「・・・唐突だが、ガイ君。君を両国の元帥と任命したいのだが、いいかね?君の戦闘能力、そしてあの速さ!レイオガル君と昨夜相談したんだが、見事に意見が一致した。後は君しだいなのだが・・・どうだね?」
ガイ「おぉ、元帥に任命!これはいい!是非乗ろうじゃないか、その意見に!」
プロトン王国「協力に感謝するよ、君のような強豪がこの戦争に参加してくれると!そして元帥としての役目を果たしてくれると!」
かくして、唐突ながらエストロネ=シザス=ガイは急遽、連合国軍元帥に任命された
無論、正式な所属はレイオガル王国陸軍なのだが・・・

同時刻、アファノアイランド兵器工廠
超空母「アファノ」を建造している新設海兵隊の一同であったが、いかんせんドックごと作らなければいけないので遅れている。また、竣工したところで中立国Qトルックの動向が気になる。そこで急遽「海上がダメなら海底から進めばよい」ということで高速シールドマシン(シールドマシン:地下鉄を建設する際の掘削装置)を建造していたのだ
マキリア(車種:ノア)「最後の荷物、積み込み終わり!」
尼蒸(車種:セルシオ)「固定チェックよし!」
ラクレル「ふぅ〜。何とか積み込み完了。ありがとよ。解散!」
レミア(車種:モビリオ)「やっと終わった〜」
尼蒸「つ、つかれた〜」
建造にはラクレル、レミア、尼蒸、マキリアといった、アファノアイランド島民連合の主要な面々が参加していた
彼らは全力で連合軍を支援することにしたのだ
ラクレル「俺は残って仕上げをする」
尼蒸「分かった、じゃあお先に」
建造メンバーがそれぞれの自宅へ戻った後、ラクレルは考えた
ラクレル「う〜ん・・・」
まだ機関が彼の思い通りにいかないのだ
ラクレル「タンクたちの要望では300km/hだったが、やっぱり300km/hではものたりねーな。500km/hは出してもらわんと・・・」
彼自身のプライドだった。上の要求を越えるもの、いや、凌駕する物を作らなければならない。そういうものであった
ラクレル「・・・そうだ!あいつに頼もう!」
「あいつ」とは島の有力な技術車、デミスタであった
デミスタ(車種:ゾンダC12S)「え!?俺が?」
ラクレル「たのむ!」
デミスタ「う〜ん・・・よし、改造してみる!可能な限りやってみるぜ!」
ラクレル「サンキュゥ〜〜!!」
すると、部屋にガイが入ってきた。貰ったばかりの元帥の階級章をつけていた
しかし、車体形状が何か変だ
ガイ「よっ、ラクレル!」
ラクレル「あっ、ガイじゃねーか!・・・?!タンクボディかえたのか」
ガイ「あぁ、俺のお気に入りの二つ目のタンクボディだ!レオパルト2のだな。ところで何を話してた?」
ラクレル「この巨大マシンの改造のことだ。そうだ、コミニュティータウンに行かないか?」
ガイ「コミニュティータウン?・・・いいけど、何しに行くんだ?」
ラクレル「新しい喫茶店が出来たんだ。雰囲気はいいし、料理はうまい、そこに行くのさ!ちょうどお昼時だからおまえも行くだろ?」
ガイ「よし!そうしよう!」
改装計画が決まったところで昼食として喫茶店に行くことにしたのだ
一旦休憩といったところか

休憩の後、機関を改装した
デミスタは街一番の技術車である。その技術は掘削装置にも及んだ
デミスタ「最終調整もできたし、完成だ!」
そこへ、差し入れを持ってラクレルが入ってきた
ラクレル「お疲れさん。ほい、さしいれ」
デミスタ「サンキュ〜♪これで明日の昼にはプロトンへいける!後はレジスタンスのトンネル作業の準備が終わるのを待つだけ。いっしょに迎えに行くか?」
ラクレル「そうするか。ガイ!おまえもいくか?」
ガイ「ん?あぁ〜。いくいく」
移動試験のために、自走することになったのだが、これがとてつもなく速いのである
「畑も飛ぶ飛ぶ、家も飛ぶ」どころではない
ガイ「速ー」
デミスタ「最高時速、523km!これをリニア化すれば600キロ近くは出せる!ま、そんな暇はなかったからやってないけど」
ラクレル「おっ、見えてきた!」
デミスタ「停止!」
当然、ブレーキも大変だ
巨大な板が車体上部より突き出る
シールドマシンはゆっくりと減速し、停止した
掘削、移動部分だけでこのとおりだ。壁面に特殊コンクリートを塗る部分を更に後ろに連結するのだが、それでもやはり500kmは出るだろう

翌昼、シールドマシンのモーターが動き出した
ゆっくりと掘削用のドリルが回りだす
ミーンテース隊長「発進!」
あらかじめ掘ってあった地下トンネル入り口部分を通過し、遂にシールドマシンは岩盤を掘り始めた
中央海底、数千里を突き進むのだ
第四話 続く

引用なし
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「新・チョロQ大戦争」派生作品 青き名将(仮題) プロローグ 松井一真 2007/11/11 23:01
  青き名将(仮題) 第一話 松井一真 2007/11/11 23:04
   Re:青き名将(仮題) 第一話 松井一真 2007/11/11 23:12
   青き名将(仮題) 第二話 松井一真 2007/12/5 23:07
   Re:青き名将(仮題) 第二話 松井一真 2007/12/5 23:11
   青き名将(仮題) 第三話 松井一真 2007/12/15 10:46
   Re:青き名将(仮題) 第三話 松井一真 2007/12/15 10:56
   青き名将(仮題) 第四話 松井一真 2007/12/31 20:35
   Re:青き名将(仮題) 第四話 松井一真 2007/12/31 20:36
   Re:青き名将(仮題) 第四話 松井一真 2007/12/31 20:38
   Re:青き名将(仮題) 第四話 松井一真 2007/12/31 20:58
   Re:青き名将(仮題) 第四話 感想 ダークスピリッツ 2008/1/1 10:14
   Re:青き名将(仮題) 第四話 感想 松井一真 2008/1/1 11:36

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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