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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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青き名将(仮題) 第二話
 松井一真  - 2007/12/5 23:07 -
  
このタイトルで制式化か。第三話

第二話 奇襲攻撃
北方大陸における唐突な本土決戦は、遂にレイオガル王国首都、ジャクリオンガルバゴス付近で決着がつけられることとなった
首都へとたどり着いたプロトン王国軍だったが、そこで見たものは・・・
ビスカイト中将「なに!??」
いもむし元帥「て・・・帝国軍がいないぞ?!!」
パノラマ少尉「も、もしや帝国軍はスキだらけになったプロトン王国に進軍を開始しているのでは?!」
ロドスシルト少佐「このままではまずい!!」
帝国軍の撤退は予想以上に早かった
どうやら北方大陸における戦闘そのものが陽動だったようだ
そして、レイオガル王国はプロトン王国と共同で開発した空中軍艦を起動させることとした
レイオガル将校「『LX−V77』離陸準備!」
最新型空中軍艦「LX−V77」。一〇〇〇両ものタンクを格納できる全長150mにも及ぶ巨大な輸送機で、空中司令部として機能する
ただ、輸送任務を目的とするため、武装は機関砲数門のみである
その時、操縦桿を握っていたソモトダラスが叫んだ
ソモトダラス「レーダーに感あり!!どうやら敵は海上を進んでいる模様です!!」
輸送機により空挺作戦を実行した上、艦隊は出港したばかり。だが敵もわざわざ水上パーツで移動している。状況は互角だ
唯一違うのは展開している部隊の数だが・・・
ビスカイト中将「よし、総員水上戦闘準備!水上パーツをつけろ!」
ソモトダラス「水上戦闘準備、水上パーツ装着準備急げ!繰り返す、水上戦闘準備・・・」
待機している兵士達が、次々と水上パーツをつけていく
レイオガル将校「・・・敵さん、水上パーツですかい」
航法機器を操作する将校が言う
ロドスシルト少佐「ああ、それが救いだよ。駆逐艦の援護でもあってみろ、我々はただの一撃で海底の屑鉄になってるぞ」
用意していた水上発動機(マリンモーター)を装備して返す
プロトン兵士「準備完了です!」
ロドスシルト少佐「よし、いくぞ!」
その時、機体後部からライズライク少佐がやってきた
ライズライク少佐「待ってください!俺も行きます!」
既に水上発動機を装備していた
ロドスシルト少佐「おい、体はもう大丈夫なのか?」
ライズライク少佐「大丈夫です!!」
・・・止めても聞かんだろう。ロドスシルト少佐はそう思った
ロドスシルト少佐「・・・よし、それでは行くぞ!」 
全隊員、降下
そして、着水
カルオス兵士A「プロトン軍!??」
カルオス兵士B「見つかっちまったか・・・」
バルゴオ中将「焦るな!連中を殲滅すればよい!」
隠密作戦部隊の指揮官、バルゴオ中将は、はっきり言えば余り有能な将校では無い
護衛の艦も無しに大軍を、水上隠密移動で行軍しているのだ
さらに、プロトン軍は遠距離から砲撃を仕掛けていた
ロドスシルト少佐「相手のほうが数が多いが、長距離から攻撃すれば相手は十分な力を発揮できない!!」
こちらの兵器の方が射程が長いのが利点であった
ライズライク少佐「ザスレイクを破壊した恨み!100倍にして返すぞ!」
無論、先の戦闘では総攻撃を受け負傷したライズライク少佐は、復讐といわんばかりの状況だ
だが、敵も多い。左右から別働隊が攻撃を仕掛けてきた
プロトン兵士「左右から敵襲!」
ビスカスト中将「よし、正面はいもむし元帥達に任せて、左右からの敵は我々が相手するぞ!」
こちらも戦力を二分して攻撃する
量で攻める敵に質で対抗する
そして、敵軍は徐々に勢力が衰えていった
バルゴオ中将「ちっ、一時撤退だ!」
カルオス兵士A「一時撤退!」
カルオス軍は一時撤退した
無論、撤退したのは隠密行動部隊、すなわち別働隊である
本隊の乗る輸送船団は、本土の部隊が攻撃する手筈となっていた

さて、「本土の部隊」、第220航空隊は、敵二個艦隊が護衛する輸送船団を攻撃した
飛行隊長(通信)「各機、目標は輸送船だ。駆逐艦は急降下爆撃隊が相手する!」
第220航空隊は新たに配備されたTBD雷撃機を主力とする航空隊である
「雷撃機」という新しいカテゴリーにある航空隊であり、従来は艦艇のみが搭載できた「魚雷」を航空機が搭載するようになったものだ
先鋒のSB2A急降下爆撃機が、駆逐艦を次々と攻撃する
一隻、また一隻と撃墜されていく
そして、TBDが輸送船に近づく
操縦士「投下準備よし!」
無線士「目標は輸送船だ、しっかり狙えよ!」
尾部銃手「後方、敵機無し、いけるぞ!」
操縦士「よし、投下!」
魚雷を発射。魚雷は真っ直ぐ輸送船に向かっていく
操縦士「上昇!」
TBDは輸送船を飛び越えていく
直後、魚雷が命中、輸送船は炎上する
その時、TBDを追って多数の戦闘機が飛来した
尾部銃手「予想より遅い出撃だな」
操縦士「手間取ってたんじゃないのか?」
無線士「無駄口叩いてる暇は無いぞ!」
操縦士「無論だ!」
尾部機銃が唸る
だが、たかだか一丁の機銃で落とされる敵機ではない
敵機も反撃に移ろうとしていた
その時、友軍戦闘機が飛来、敵機を撃墜した
尾部銃手「助かったな」
無線士「全く、友軍機も遅いじゃないか・・・」
操縦士「魚雷は一発限り。離脱するぞ」
尾部銃手「了解」
TBDは離脱していく
彼らの後方では次々と輸送船が炎上、沈没していった

援護に現れた戦闘機、P−40は、現在プロトン王国陸上基地に配備されている主力戦闘機だ
そのP−40が配備されている第103飛行隊の隊員、ラグラ大尉は若きエースパイロットだ
飛行隊長(通信)「よし、各機、攻撃を受けている友軍機を援護せよ!」
ラグラ大尉(車種:M26パーシング)「了解!」
言われるまでもない。先も友軍TBDを攻撃していた敵機を撃墜したところだ
眼下では輸送船が魚雷、爆弾の命中で爆沈している
敵空母から飛び立った敵機が、次々と友軍機を狙って飛んでいく
それを狙い、ラグラ大尉機は急降下した
友軍SB2Aが急旋回する
それを追う二機の敵機
ラグラ大尉機は急降下、機銃を撃った
敵機、炎上する
残る一機はこちらへ向かってきた
ラグラ大尉機、旋回して敵弾をかわす
そして、敵機の背後につく
銃弾、敵機の翼を貫き、吹き飛ばす
敵機、錐もみになって墜落していく
爆発、四散する敵機
ラグラ大尉「敵機を撃墜!」
戦闘機隊、敵機を次々と攻撃する
続いて雷撃隊第二派が襲い来る
輸送船、魚雷攻撃を受け炎上する
輸送船団は壊滅、撤退した
第二話 続く

引用なし
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「新・チョロQ大戦争」派生作品 青き名将(仮題) プロローグ 松井一真 2007/11/11 23:01
  青き名将(仮題) 第一話 松井一真 2007/11/11 23:04
   Re:青き名将(仮題) 第一話 松井一真 2007/11/11 23:12
   青き名将(仮題) 第二話 松井一真 2007/12/5 23:07
   Re:青き名将(仮題) 第二話 松井一真 2007/12/5 23:11
   青き名将(仮題) 第三話 松井一真 2007/12/15 10:46
   Re:青き名将(仮題) 第三話 松井一真 2007/12/15 10:56
   青き名将(仮題) 第四話 松井一真 2007/12/31 20:35
   Re:青き名将(仮題) 第四話 松井一真 2007/12/31 20:36
   Re:青き名将(仮題) 第四話 松井一真 2007/12/31 20:38
   Re:青き名将(仮題) 第四話 松井一真 2007/12/31 20:58
   Re:青き名将(仮題) 第四話 感想 ダークスピリッツ 2008/1/1 10:14
   Re:青き名将(仮題) 第四話 感想 松井一真 2008/1/1 11:36

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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