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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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Re:青き名将(仮題) 第一話
 松井一真  - 2007/11/11 23:12 -
  
第一話後編。ギャグを撤廃して、話の筋をまとめました

第一話 大陸の危機
そして、バチェリットの飛行場の近くまで到着した
ビオス「こちらレイオガル王国軍連絡機!着陸許可願います!」
管制官(通信)「なにっ、レイオガル?!」
ビオス「はい、レイオガル王国です!」
管制官(通信)「・・・分かった、着陸を許可する!」
連絡機は、無事バチェリットの飛行場へと着陸した
ビオスは真っ先に、プロトン国王の居城へと向かった
守衛に引き止められるが、正規のレイオガル兵だということを知るや、国王の元へ案内してくれた
ビオス「プロトン国王!急いで援軍をレイオガル王国のザスレイクに送ってください!!あまりにも圧倒的な戦力でおされているんです!!」
プロトン国王「なにっ!?ザスレイク!?」
ビオス「はい、ザスレイクです!」
プロトン国王「・・・分かった。昔の縁だ、援軍を出してやろう。いもむし元帥、直ちに出撃準備を!」
いもむし元帥「はっ、了解!」
プロトン国王「・・・国のことは、心配するな。いざとなれば、私がやる」
そして、主力部隊が出撃することとなった
無論、スピード重視だ。輸送機による空挺作戦である
無数の輸送機が、戦闘機の護衛を受けて飛び立っていった
ビオスは、輸送機へ同乗することとなった
なお、連絡機とその操縦士は、戦線が安定するまでQシュタイン帝国領内で待機することとなった

輸送機の機内には、普段の面々がいた
いもむし元帥「今回の任務は、ザスレイク方面で劣勢状態にあるレイオガル王国軍の支援だ。敵には強力な巡航ミサイルを持った将校がいるとのことだ。注意する必要があるな」
ビスカイト中将「よし、ザスレイク上空まで、しばらく休憩だ。といっても、こんな機内じゃすることもあまり無いか」
ロドスシルト少佐「予定より早まりましたな」
ビスカイト中将「ああ。それまで本土は、あの猛将たちが守り抜くはずだ」
ロドスシルト少佐「これで負けたら、奴らには売国奴のレッテルが付きますな」
チョロ〜ン王国領内や、Qトルック帝国領内で起こった虐殺事件のことである
まだ公表されていないのだが、もし彼らが敵侵攻部隊との戦いに打ち負ければ、すぐに公表する手筈となっているとのことだ
パノラマ少尉(プロトン陸軍所属。車種:名鉄7000型電車武装仕様)「もうすぐノースグリーン大陸だ。ここからは戦場だから、気を引き締めるように」
いもむし元帥「・・・ただ、敵機は別の場所で交戦中とのことだがな」
そして、ついにザスレイク上空に到達した
ロドスシルト少佐「よし、全軍降下初め!」
全部隊、投下
同盟国を救うべく、「西の王国」の師団が、ザスレイクの地へ降り立った

着陸したロドスシルト少佐は、倒れているレイオガル軍の将校を見て叫んだ
ロドスシルト少佐「ガモン!」
ガモン大佐「・・・その声は・・・ロドスシルトか・・・」
ビオス「ガモン大佐、プロトン王国軍が支援に駆けつけてくれました!」
ロドスシルト少佐「手近な負傷車を搬送しろ、急げ!」
複数のQタンクたちが、負傷車たちを運び出している
そのうちの何両かは、回収用のクレーンを使って運び出している
港には、連合軍の輸送船が停泊している。あの船の中ならば、安全だろう
ビスカイト中将「・・・攻撃部隊は、カルオス所属か」
ロドスシルト少佐「どうやら、そのようですね」
ビオス(・・・そういえば、ライズライク少佐は?)
いもむし元帥「前進する。負傷車の搬送が終わった者から、前線を目指せ」
プロトン王国軍は、カルオス軍の見える方角へと、急行した
そして、カルオス軍と、レイオガル軍が交戦している地域へと到達した
パノラマ少尉「・・・あれはカルオス軍のようです!」
いもむし元帥「・・・おい、あの将校は巡航ミサイルを持っているようだぞ!」
そして、大軍と戦う一両のレオパルトIIA5を見て、ロドスシルト少佐は確信した
ロドスシルト少佐「・・・ライズライク!」
包囲されているようだ
ビスカイト中将「司令、我々は、あのレイオガル軍将校を助けに行きます!」
いもむし元帥「分かった。いざとなれば、助けに行く!」
一個中隊が、カルオスの大軍へと向かって行った
敵の将校、巡航ミサイルを撃つ
いもむし元帥「危ない!」
いもむし元帥、後部に格納した巡航ミサイルを放つ
いざというときにしか使わない、切り札だ
上空で二発が激突、空中で大爆発が巻き起こる
ロドスシルト少佐「プロトン王国軍だ!」
ゾイドルク元帥「どれだけ増えようが、このゾイドルクの前には無力だ!」
いもむし元帥「・・・ゾイドルク!?」
ビスカイト中将「・・・司令、あの将校に何か因縁でも?」
いもむし元帥「第一次キュワール大戦時、叛乱を起こして軍を離脱したあの将校か!」
第一次キュワール大戦時、現在のプロトン王国に当たるプロトン開発区において、チョロイアル元帥を初めとする駐留軍が叛乱を起こしたのだ
その際、その駐留軍に加わっていたのが、ゾイドルクだった
いもむし元帥「・・・あの時、取り逃がしたからな。よし、少佐。その負傷兵を連れて行け。私はこの将校の相手をする!」
ロドスシルト少佐「・・・了解!」
ロドスシルト少佐ら、数両のQタンクが、ライズライク少佐を連れて輸送船へと走った

輸送船では、負傷したガモン大佐が手当てを受けていた
ガモン大佐「ありがとうございます・・・。わしがもうちょっと若ければこの場は力をお借りしなくても倒せていたのですが・・・。今はもう熟年。動きが鈍くなり敵の総攻撃もよけられんかった。プロトン軍のみなさん。本当にありがとうございます。このことをプロトン国王にお伝えください。プロトン軍の方。」
プロトン衛生兵「わかりました。」
ガモン大佐「ありがとうございます。わが軍が復活しだいすぐに援軍にいきます。それまでの間何とか耐えてください。わが軍が大ダメージを受けたせいでそちらも大きなダメージを受けたはず。なるべく早く復帰するつもりです。お願いします・・・。」
プロトン衛生兵「ハイ・・・。」
ガモン大佐「(一刻も早く戦場に復帰せねば・・・このままではこちらが負けてしまう。ライズライクは敵に正面から突っ込む戦法が好きだ・・・それをあのときに思い出していればこちらの攻撃の仕方も変わっていただろう。大佐でありながらミスを犯すとは・・・この戦争が終われば私は軍人をやめよう・・・。)」
その一室に、ロドスシルト少佐がやってきた
ロドスシルト少佐「ガモン、ライズライクは無事だ。今手当てを受けてる」
ガモン大佐「おお、そうか」
ロドスシルト少佐「・・・負傷するなんて、ガモンらしくない」
ガモン大佐「迂闊だったよ。まさか敵がこのような戦法を使うとは・・・」
ロドスシルト少佐「・・・戦術は日々進歩しているからな・・・」
ガモン大佐「・・・早いところ、前線に戻った方が良くないか?」
ロドスシルト少佐「そうだな。じゃぁ、続きは生きて帰ってからにするよ」
そういって、ロドスシルト少佐は病室を出ようとした
ガモン大佐「ロドスシルト・・・生きて帰って来いよ」
ロドスシルト少佐「了解!」
ロドスシルト少佐は足早に、輸送船を後にした

同時刻、いもむし元帥とゾイドルク元帥の戦闘は熾烈なものと化していた
双方共に発射した巡航ミサイルでボロボロになっていた
いもむし元帥「・・・腕は衰えていないようだな・・・」
ゾイドルク元帥「そちらこそ・・・だが・・・」
いもむじ元帥の後方から、数両の増援が駆けつけてきた
ゾイドルク元帥「今回は俺の負けのようだ。撤退する」
そういうと、ゾイドルク元帥は数両の部下と共に撤退した
いもむし元帥はもはや追撃する力は無かった
ロドスシルト少佐「元帥、大丈夫ですか?!」
いもむし元帥「なに、慣れているよ」
ビスカイト中将「しかし、かなりの怪我で・・・」
いもむし元帥「・・・よし、残存する敵部隊の掃討は、中将に任せる」
重傷を負ったいもむし元帥は、輸送船へと搬送された
そして、ビスカイト中将は残存する敵部隊の掃討へと向かった

北方大陸での戦闘は安定しつつあった
その時、QQQQから、国籍不明機飛来との報告が入った
迎撃に出動した航空隊は搭乗員を残して全滅。それに対し、国籍不明機側の損害は飛来が確認された十数機中、ほんの六機であった
プロトン国王「・・・国籍不明機・・・」
プロトン空軍士官「はい、Qシュタイン帝国機に酷似した機体だったとの事ですが・・・」
プロトン国王「・・・帝国からはQQQQ機の誤射報告は届いていないし、あの空域には帝国陣営の機体さえ飛来報告が届いていない・・・」
ロッキード元帥「・・・一体、奴らは何者なんでしょう・・・」
プロトン陸軍士官「ザンブニール所属飛行隊より報告!帝国側の輸送船団が接近している模様!」
ロッキード元帥「了解、直ちに攻撃に移る!」
そういって、ロッキード元帥は司令室を出て行った
プロトン国王「・・・一難去って、また一難、か・・・」
開戦と同時に、戦局は目まぐるしく変わっていく
落ち着く時は、しばらく無いだろう・・・
第一話 終わり

あとがき:SCQ第二話〜第三話を原型に展開。SCQ第二話はLaitoさんが執筆し、同第三話はLaitoさん原案で僕が執筆しました。そのため前後のつながりに難がありましたが、今回は単独執筆のためうまくまとめてあります。また、ビオスが途中で補給に立ち寄ったという設定でフォレストたちが登場しています。
QQQQ軍が交戦した国籍不明機。いずれQQQQのスピンオフも書く予定ですが、裏設定ではここで国籍不明機と交戦したのが高杉中将の隊で、撃墜した六機のうち二機は彼の戦果だったりします。
SCQ第三話でQQQQ軍が謎の国と交戦する描写があったんですが、そこからかなり変更しています。いくらなんでも国籍不明の敵軍を殲滅するというのはおかしいので。

引用なし
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「新・チョロQ大戦争」派生作品 青き名将(仮題) プロローグ 松井一真 2007/11/11 23:01
  青き名将(仮題) 第一話 松井一真 2007/11/11 23:04
   Re:青き名将(仮題) 第一話 松井一真 2007/11/11 23:12
   青き名将(仮題) 第二話 松井一真 2007/12/5 23:07
   Re:青き名将(仮題) 第二話 松井一真 2007/12/5 23:11
   青き名将(仮題) 第三話 松井一真 2007/12/15 10:46
   Re:青き名将(仮題) 第三話 松井一真 2007/12/15 10:56
   青き名将(仮題) 第四話 松井一真 2007/12/31 20:35
   Re:青き名将(仮題) 第四話 松井一真 2007/12/31 20:36
   Re:青き名将(仮題) 第四話 松井一真 2007/12/31 20:38
   Re:青き名将(仮題) 第四話 松井一真 2007/12/31 20:58
   Re:青き名将(仮題) 第四話 感想 ダークスピリッツ 2008/1/1 10:14
   Re:青き名将(仮題) 第四話 感想 松井一真 2008/1/1 11:36

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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