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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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青き名将(仮題) 第一話
 松井一真  - 2007/11/11 23:04 -
  
第一話。プロトンメインといいながら、レイオガルも半分入ってます。レイオガルメインの作品は作れないので・・・

第一話 大陸の危機
CQ暦236年、6月。Qグリーン帝国、カルオス帝国、ウルタンク帝国が突如として宣戦布告、チョロQ王国に侵攻を開始した
上陸した部隊は連合軍と交戦するが、連合軍の奮戦により、帝国軍は撤退した
この際の奮戦は、また別の話となる
しかし、撤退した敵部隊は負傷兵を別の輸送船に乗せて本土へと帰還させ、残存部隊は少々の休息の後、レイオガル王国へと向かった
カイオグル元帥(精鋭部隊指揮官。車種:90式戦車)「すまんな、次の攻撃目標が決定された」
ジル精鋭兵(精鋭部隊隊員。車種:ベングリオン)「我々の部隊も出撃するんでしょうか?」
カイオグル元帥「いや、出撃するのはゾイドルク元帥の部隊だ。我々も準備を整え、いざというときには出撃する」
ピクス精鋭兵(精鋭部隊隊員。車種:ルクレール)「・・・大変なことになりそうですな」
カイオグル元帥「ああ。厳しい戦いになるだろうな・・・」
ジオン精鋭兵(精鋭部隊隊員。車種:BHEタンク)「・・・隊長、我々は生きて帰れるのでしょうか・・・」
カイオグル元帥「分からんな。だが、それは我々の頑張り次第かも知れんぞ」
ジル精鋭兵「隊長、そろそろレイオガルのようです」
カイオグル元帥「ああ、分かった。この船もどこかに隠しておかないとな・・・」
ピクス精鋭兵「隊長、そういえば、当のゾイドルク元帥の部隊が見当たりませんが」
カイオグル元帥「彼らは先ほど、合流した飛行艇で一足先に飛んでいった。我々は陽動部隊でもあるのだ」
ジオン精鋭兵「・・・精鋭が陽動とは、驚きですね」
カイオグル元帥「なに、単にバックアップだけでは面白くないからと、作戦本部に俺が提案した物だ」
彼らの乗った輸送船は、数隻の護衛をつけて、レイオガル沖に展開していた
その上空を、主力部隊の乗った輸送飛行艇が、飛んで行った・・・

飛行艇の機内では、指揮官のゾイドルク元帥が、作戦に付いて説明していた
ゾイドルク元帥(カルオス帝国軍指揮官。車種:AMX−30)「今回の作戦目標は、キュワール征服の妨げとなるレイオガル王国を占領することである。敵はおそらく、すぐ下の輸送船団に乗って、襲来するものと考えているだろう。しかし、我々にはこの新型の輸送飛行艇がある。敵は空軍が編成されたばかりで、空の防備は手薄だ。ひとまず我々は敵の前線基地になるだろうザスレイクに降下、占領する」
GKU兵士A「敵の精鋭部隊が来る前に、占領しないといけない、ということですね?」
ゾイドルク元帥「まあ、いざとなればこのグレートブラスターで街ごとふっとばすまでだがな」
数機の輸送飛行艇は、ザスレイク上空へと向かっていた
そして、上空へと到達した
ゾイドルク元帥「よし、降下用意!」
GKU軍兵士B「降下用意!」
帝国軍、レイオガル王国攻撃部隊は、ザスレイク上空よりパラシュートで降下。瞬く間に攻撃に移った・・・

一方、レイオガル王国の精鋭部隊は、カルオス帝国軍が上陸したとの報を受けた
それまで野戦訓練のためにQタンク王国に出向いていた部隊である
しばらくすると、彼らが待機している地点から西の港町の沖合いに、輸送船数隻と巡洋艦二隻、駆逐艦八隻を捕捉したという
ライズライク少佐(精鋭部隊副指揮官。車種:レオパルト2A6)「ここから西へ行った港町が敵の上陸地点と思われる。長距離レーダーで早く敵を見つけることを優先するんだぞ!それから戦闘に入る!」
彼らは長距離レーダーを輸送車両に載せていた
これで、遠距離にいる敵を探すのだ
だが、このレーダーには最大の難点があった
対地上用レーダーだったため、対空目標を探知できなかったのだ
レイオガル兵士A「カルオス帝国軍が上陸したらしいな」
レイオガル兵士B「たいした部隊じゃないだろ。さっさと片付けてやるか」
ビオス(精鋭部隊所属。車種:S103)「しかし、油断は禁物だぞ。敵がどんな手を使ってくるか、分からんからな」
レイオガル兵士A「首都が爆撃を受けたりするかもしれないからな」
レイオガル兵士B「まあ、そうだったとしても、空軍が何とかしてくれるはずだ」
今までの戦歴からすれば、確かに上陸部隊はたいした規模では無さそうだ
輸送船「数隻」であるならば、威力偵察か何かだろう、そう思っていた
しかし、当の港町には、敵部隊はおろか、発見が報告された軍艦も、艦砲射撃の跡も無かった
ガモン大佐(精鋭部隊指揮官。車種:Pzh2000)「!!敵がおらん!!どういうことだ!!」
レイオガル兵士A「分かりません。もしかしたら、発見された船団は囮・・・」
直後、北方に爆煙が見えた
ここから北50kmにある街、ザスレイクの方角である
ライズライク少佐「!!なにごとだ!!」
援護部隊の隊長、ザイオス兵長が報告する
ザイオス兵長(援護部隊隊長。車種:BHEタンク)「あっちです!」
ライズライク少佐「あそこはザスレイク!しまった!裏をかかれた・・・。とにかく!急いでザスレイクにむかえ!!なんとしてもくい止めるのだ!!」
船団は陽動だったのだ
直後、主力部隊は既に輸送機でザスレイクに降下したとの連絡が入った

そして、先の爆発はグレートブラスターによる物であった
市民A「うわー!!敵のタンクだーーー!!」
既に街は所々で爆発が起こっていた
市民B「うわーーーーーーーーー!!」
所々で、悲鳴が聞こえる
直後、響き渡る轟音
市民C「あ!あれはグレイトブラスターだ!!みんな逃げろーーーーーーー!!」
必死に逃げ回るが、もはやどうしようもない
市民「うわーーーーーーーーーーーーーーー!!」
グレートブラスターは着弾、街は炎に包まれた

そして、精鋭部隊がようやく到着した
ガモン大佐「・・・一足遅かったか・・・。」
街はほとんど廃墟と化していた
ライズライク少佐「くっそぉーー!!てめぇーーら、よくもぉーー!!」
ガモン大佐「お、落ち着け!!突っ込んだら、やられる!!」
一同「しょ、少佐!!」
無謀にも、ライズライク少佐はたった一両、怒りに任せて突撃した
GKU兵士A「!!誰か突っ込んでくるぞ!!」
GKU兵士B「あれは敵のタンクだ!」
GKU兵士C「攻撃だー!!」
ゾイドルグ元帥「私のグレートブラスターでこっぱみじんにしてやるわ!!わーはっはっはっはっ!!」
帝国軍兵士は、ライズライク少佐に一斉攻撃を開始した
佐官で、しかも防弾性が高いレオパルト2A6とはいえ、あれほどの大多数が相手では・・・
ガモン大佐「このままでは少佐がやられてしまう!!接近戦部隊は敵に近づきやっつけろ!長距離戦部隊は元帥を狙って攻撃するのだ!!」
そして、レイオガル軍精鋭部隊は、帝国軍のレイオガル攻略軍と交戦した
レイオガル兵士A「行くぞ、突撃だ!」
レイオガル軍、果敢に突撃、帝国軍へと迫る
しかし、多数の帝国軍の攻撃を受け、レイオガル軍は壊滅状態になった
ガモン大佐「このままでは・・・やられてしまう・・・。援軍を・・・呼ばなければ・・・」
その時、無事な兵士の一両、ビオスが言った
ビオス「私ならまだ動けます・・・。私が連絡を入れます。それまで絶えてください。」
ガモン大佐「わかった・・・。できる限り・・・持ちこたえてみせる・・・。敵に気づかれないよう・・なるべく早く伝えてくれ・・・。」
ビオス「わかりました!」
ビオスは、プロトン王国へと向かって、走った
帝国軍の追撃をかわし、連絡機に飛び乗った
連絡機は、小さな飛行場を飛び立った

大陸上空を飛ぶ、一機の連絡機
沖合いに、敵の空軍が展開していない可能性は、無いとはいえない
だが、レイオガル空軍は帝国軍航空隊と大空中戦を展開していたのだ
ピヨ王国の飛行場で補給を受け、離陸
直後、敵機の襲撃を受けた
所属不明。どこの国だろうか
操縦士「少々、派手な動きをするぞ。しっかり掴まってろよ!」
敵機の放つ銃弾をかわす
ビオスは、不意に急降下する敵機を見た
翼端には、Qのマーク。どこかで見たような気がするが・・・
操縦士「よし、急上昇だ!」
連絡機は急上昇する
敵機、それに続く
連絡機、急降下する
派手な機動で、何とか引き離すのだ
直後、友軍の飛行隊が現れた
翼端には、日の丸。噂に聞いていた、Qシュタイン大陸の民兵組織だろう
友軍機の援護を受け、離脱に成功した

その後、チョロQアイランド、ノイズシティ簡易飛行場に着陸
僅かながら、補給を受ける
市長に就任したという、チョロQ王国前大統領フォレスト氏が、ビオスたちの労いに来た
なんでも、市長官邸をわざわざマンション街を移築してまで建てたという
フォレスト「レイオガルの兵士かね。国は大変だと聞いたが」
ビオス「はい。無線機がやられたんで、プロトン王国に援軍を要請すべく向かっております」
フォレスト「と、いうことは、長居は無用ってことだな」
ビオス「そうですね。補給が終わったら、また飛び立ってバチェリットの飛行場まで向かいます」
フォレスト「大変だな。私もまだ就任したばかりだから、軍備もままならんから、援軍は出してやれんが、食糧援助だけは出来るぞ」
秘書「・・・フォレスト様、さすがにそれは・・・」
フォレスト「何故だ?」
秘書「いや、レトルトカレーだけではどうしようもないということで・・・」
フォレスト「ま、まだレトルトカレーとは言っていないじゃないか!」
秘書「長年付き合ってるんですから、それぐらい分かりますよ!」
補給員「補給、完了しました!」
ビオス「では、私はこれで失礼致します」
フォレスト「お、おお、そうか。頑張れよ!」
連絡機は、再び飛行場を飛び立っていった
フォレスト「・・・なんだよ、こんなに用意したのに」
フォレストが持っているダンボール箱には、明らかに「業務用ビーフカレー 激辛」と書かれていた
秘書「・・・だから、それは普通、戦場で食べられないと思いますが・・・」
それこそ、こいつの原液をミサイルの弾頭に詰め込んで発射し、空中で弾頭を分解させて散布させるようにすれば、新種のBC兵器に成り得るだろう
とにかく、連絡機はタルタ海上空へと飛び立っていった
第一話 続く
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「新・チョロQ大戦争」派生作品 青き名将(仮題) プロローグ 松井一真 2007/11/11 23:01
  青き名将(仮題) 第一話 松井一真 2007/11/11 23:04
   Re:青き名将(仮題) 第一話 松井一真 2007/11/11 23:12
   青き名将(仮題) 第二話 松井一真 2007/12/5 23:07
   Re:青き名将(仮題) 第二話 松井一真 2007/12/5 23:11
   青き名将(仮題) 第三話 松井一真 2007/12/15 10:46
   Re:青き名将(仮題) 第三話 松井一真 2007/12/15 10:56
   青き名将(仮題) 第四話 松井一真 2007/12/31 20:35
   Re:青き名将(仮題) 第四話 松井一真 2007/12/31 20:36
   Re:青き名将(仮題) 第四話 松井一真 2007/12/31 20:38
   Re:青き名将(仮題) 第四話 松井一真 2007/12/31 20:58
   Re:青き名将(仮題) 第四話 感想 ダークスピリッツ 2008/1/1 10:14
   Re:青き名将(仮題) 第四話 感想 松井一真 2008/1/1 11:36

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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