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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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コンバットチョロQ 第十五話
 松井一真  - 2007/9/16 12:51 -
  
第十五話。遂にあの謎のタンクが登場

第十五話 M15 激走戦車競争〜50Km/hの慟哭〜
実況「さあ、Qタンクレースの開幕です。今回参加するQタンクは41両、ものすごい激戦となりそうです!しかもそのうち10両は我がQタンク王国を続々と解放している第1特殊小隊の隊員一同です!」
参加するレーサー(タンク)
第1特殊小隊
ディラット
グラン
重戦車
自走砲
実験用試作型
ルックス
ヘッツァー
III号突撃砲B型
ソミュアS35
M1エイブラムス
その他
M4シャーマン
T−34/76
ティーガーII(H)
ティーガーI(初期型)
III号突撃砲G型
T−34/85
カーロアルマート
M5スチュアート
M3リー
ツベッシェン・レーズング
I号自走砲バイソン
M24チャーフィー
M42セモベンテ
JS−2
スティングレイ2
シミター
チャレンジャー
レオパルドIIA6
レオパルドIIA4
90式戦車
ルノーR35
シャールB1
II号戦車D型
ポルシェティーガー
ヤークトティーガー
ヴェスペ
IV号高射砲車台
IV号戦車J型
ラング
ケーリアン
謎のタンク

ディラット「ものすごい数だなぁ」
グラン「まさかここが敵の支配下とは・・・」
重戦車「ところで、一番下の『謎のタンク』は気になるな・・・」
ルックス「どうやら帝国の放った刺客なんだそうです」
ヘッツァー「それより、我が隊は機密部隊じゃないみたいですね」
ソミュア「じゃあ、我々がコンテナー内部で待っている用に命令されたのは、敵の襲撃を避ける為なんでしょうか?」
実況「さあ、まもなくレーススタートです!」
3、2、1、GO!
キュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ!
実況「謎のタンクはシードにつきレーサーが半周してからのスタートです!」
ボゴン!ボゴン!
ティーガーII「特殊部隊を妨害してやる!」
ディラット「反撃だ!」
ボゴボゴボゴン!
ティーガーII「待避ーー!」
速力が遅めのティーガーIIは現在最下位(謎のタンク除く)
一方、トップは優勝候補のレオパルドIIA4、続いてIIA6、3位はスティングレイ2。スティングレイ2はレオパルドIIA6の妨害に遭って遅れている
後を追ってヘッツァー
ヘッツァー「前の奴ら、異常に速い!」
実況「先頭集団は遂にクレバス地帯に入った!クレバスに落ちるとタイムロスだ!」←ちなみにコースはゲームのような円形コースではなく、複雑なコースになっている
クレバス地帯では何両かのタンクが落ちる
ヤークトティーガー「ちっ!いつもここで引っかかるんだよなぁ・・・」
ヴェスペはその長射程を生かし、前の選手を妨害していた
ちなみに耐久力が0になっても撃破されないが、タイムロスになるようだ
チャーフィー「よし、クレバスは突破したぞ!」
実況「次は急坂だ!エンジンが強いタンクは有利か!?」
ディラット「ここで一気に抜かしてやるーーー!」
坂を抜けると今度は町。配置された妨害トーチカが攻撃を仕掛ける
ボゴン!
装甲の薄いM3やM5はここで大破、修理によりタイムロス
装甲の固いレオパルドIIA6、チャレンジャーはこの薄いタンクたちを抜いていく。最下位だったティーガーIIもだった
トップはなおもレオパルドIIA4
しかしルックスが追いついてきた。II号戦車と名乗りつつ、新設計だったこのタンクは硬い(とはいえ軽戦車並みの装甲だが)
実況「下り坂です!今度は重戦車がものすごい速度で下っています!」
ディラット「よし!5位だ!」
そして坂を下った
実況「さあ、謎のタンクのスタートだ!」
キュラキュラキュラキュラキュラキュラ!
謎のタンクはすぐにクレバス地帯を抜け、急坂を突破した
カーロアルマート「修理で時間を食っちまった。早くしないとあいつに抜かれる!」
キュラキュラキュラキュラ!
実況「先頭集団は地雷原に突入だ!」
地雷原も踏むとダメージを受ける
装甲の厚いM1エイブラムスが2位にまで食い込んだ
ディラットは3位
ケーリアン「そろそろ2周目だな」
ポルシェティーガー「やっと2周目か・・・」
ちなみにこのレースは3周
レオパルドIIA4「チッ!もう三連装が追いついてきた!」
クレバス地帯は難なく突破
急坂を越える
M4シャーマン「そろそろあいつが追いついてくるかもしれんぞ!」
ラング「そろそろな・・・」
トーチカ地帯
ボゴーーーーン!
カーロアルマート「またやられた!こんな事をしているうちにまたあいつにやられる!」
そして坂を下る
トップは既にディラットだった
レオパルドIIA4「やはり速いな」
ディラット「君達のようなタンクとは違うんでね」
地雷原
レオパルドIIA6「ああ、そろそろ追いつかれる!」
ディラット「何に追いつかれるんだ?」
レオパルドIIA6「黒騎士タンクだ。奴はとても強い・・・」
ボゴーーーーーン!
ディラット「何だ!?」
ルノーR35「黒騎士戦車だーーー!」
ディラット「あ!あれは謎のタンク!」
謎のタンク「Qタンク王国の輩は雑魚ばっかりだ!話にならん!」
キュラキュラキュラキュラ!
ボゴーーーーン!
ルノーR35「うわーー!」
実況「次々と大破していきます!」
ディラット「追いつかれる!」
グラン「急げーーー!」
JS−2「逃げろーーー!」
ボゴーーーーーン!
謎のタンク「こんな雑魚ばっかじゃ試合がつまらん!」
そして3周目
ディラット「あんな帝国野郎に負ければ特殊部隊の恥だ!グラン、行くぞ!」
重戦車「何とかして食い止めるぞ!」
ボゴン!ボゴボゴボゴン!
ボゴーーーーン!
謎のタンク「特殊部隊は骨の有る奴らだ。ステルスの言ったとおりだ」
重戦車「やはり貴様は帝国のタンクか!」
謎のタンク「そうだ。まだ名乗る気は無いがな」
自走砲「ここまでレーサーを大破させて、一体何のつもりだ!」
謎のタンク「まあ、閣下の命令でね。Qタンク王国の支配にはこのレースをも支配する必要性がある」
重戦車「・・・・さては、親衛隊長だな!T−35総統の!」
謎のタンク「とにかく貴様にはかまってられん!」
キュラキュラキュラキュラ!
重戦車「逃げやがった!」
自走砲「追うぞ!」
実験用試作型「追撃だーーー!」
既にマッドの前にはレオパルドIIシリーズ2両と第1特殊小隊の7両だけだった
レオパルドIIA4「チッ!追いついてきやがったぞ!ディラット!1位はおまえに譲る!俺たちはあいつを食い止める!」
ディラット「おい!ノーマルタンクが、あんな奴に勝てる筈無いだろ!」
レオパルドIIA4「質より量、さっきの3両で損傷しているだろう!行くぞ!IIA6!」
レオパルドIIA6「試合後にまた会おう!」
キュラキュラキュラキュラキュラ!
そして第1特殊小隊一同は必死に逃げた
謎のタンク「何!?前から2両向かってきやがった!」
重戦車「追いついたぞ!」
シミター「待てーーー!」
謎のタンク「あのノーマルタンクどもまで!」
T−34/85「喰らえーーー!」
ボゴン!
謎のタンク「チッ!こんな奴らに追いつかれるとはな。しかし、強行突破だ!」
キュラキュラキュラキュラキュラキュラ!
T−34/76「逃がすかーーー!」
実は謎のタンクは速度が落ちていた
既に彼らは地雷原に入っていた
地雷の影響で謎のタンクは速度が落ちていた
そしてファイナルラップ
謎のタンク「待てーーーーーー!」
なんと一周遅れのタンクまでもが迎撃する
ヘッツァー「我々も迎撃します!」
ディラット「分かった!」
III号突撃砲B型「突撃ーーー!」
謎のタンク「突破だーーーーー!」
遂にディラット、グランと謎のタンクのデットヒートに!
ディラット、謎のタンクは側面砲撃戦までしている
そして遂にゴール目前
ヴェスペ「とどめだーーーー!」
ボゴン!
既に謎のタンクはゴールラインまで後数メートルだった
ボゴーーーーーン!
謎のタンク「クソッ!やられた!」
そして1位はディラット、2位はグラン、3位はM1エイブラムスだった
謎のタンクは何と41位、意外の最下位だった
謎のタンク「畜生・・・王国のタンクどもにやられるとは・・・・・」
ディラット「帝国タンクめが!王国を見下ろしているからだ!」
謎のタンク「コロスク警備隊に告ぐ、直ちに撤退せよ!退却!覚えてろよディラット!この借りは必ず返してくれる!」
キュラキュラキュラキュラキュラキュラ
そしてディラットは優勝の賞金を受け取った
レオパルドIIA4「優勝、おめでとう」
ディラット「君達の支援が無ければ負けていたかもしれないな」
ヴェスペ「私の超射程が役に立ちましたね」
Qタンク通信兵「ヴェスペ選手に朗報です!貴官をQタンク軍第1軍第3中隊に入隊させるとの連絡です!」
その後、全レーサー達が軍に入隊した。全て謎のタンクを攻撃したことが理由である
しかし、マッドタンク元帥は、レースの借りを返そうとしていた
何とアヤシーブルから精鋭部隊の第105小隊を派遣、コロスクまで貨物列車で輸送するという作戦を開始したという連絡が入った
この小隊は全てJS−3で構成されている精鋭部隊だ
護衛戦力もかなりのものであった
Qタンク元帥「次の任務だ。敵第105小隊の乗った列車をエルチョロロ平原で撃破せよ」
第十五話 終わり

追記:謎のタンクの交戦で入隊命令って、今考えれば滅茶苦茶な展開ですね。諸事情で入隊できなかった面々がレースをしていた、という解釈にすれば何とかなりますが。入隊を「朗報」と言っているのは、既に戦局が勝ち戦になったことを示しているように見えますな
以後、特殊部隊に入隊するタンクたちはここで特殊部隊と共に戦ったタンクたちとなります

引用なし
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コンバットチョロQ 第十話 松井一真 2007/9/16 11:38
  コンバットチョロQ 第十一話 松井一真 2007/9/16 12:33
   コンバットチョロQ 第十二話 松井一真 2007/9/16 12:36
   コンバットチョロQ 特別編四 松井一真 2007/9/16 12:40
   コンバットチョロQ 第十三話、特別編五 松井一真 2007/9/16 12:43
   コンバットチョロQ 第十四話 松井一真 2007/9/16 12:47
   コンバットチョロQ 第十五話 松井一真 2007/9/16 12:51
   コンバットチョロQ 第十六話 松井一真 2007/9/16 12:54
   コンバットチョロQ 特別編六 松井一真 2007/9/16 12:56
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   コンバットチョロQ 第十九話 松井一真 2007/9/16 13:05
   コンバットチョロQ 第十九話後編 松井一真 2007/9/16 13:08
   コンバットチョロQ 特別編七 松井一真 2007/9/16 13:09

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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