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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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コンバットチョロQ 第十話 松井一真 2007/9/16 11:38

   コンバットチョロQ 第十九話 松井一真 2007/9/16 13:05
   コンバットチョロQ 第十九話後編 松井一真 2007/9/16 13:08
   コンバットチョロQ 特別編七 松井一真 2007/9/16 13:09


コンバットチョロQ 第十九話
 松井一真  - 2007/9/16 13:05 -
  
第十九話。SCQ完結後、「紀伊」第一話執筆時に書いたものです。ようやく長編の登場です

第十九話 市街戦、再び 前編
Qタンク元帥「国王が行方不明の今、補佐官だった大使が一番上だ!なんとしてでもヒンジャクを奪回しろ!」
Qタンク大使はタルタ海方面の大使だが、Qタンク国王の補佐を行っていた
親衛隊として50両もののタンクを率いて戦っている
ディラット「で、今回の任務は、ヒンジャク方面の敵戦力の撃破。第2特殊部隊及び第35小隊も本作戦に参戦する」
グラン「ヒンジャクには大勢の一般車が取り残されているはずだ。救援も怠るな」
ヒンジャク市
マッドタンク「ほう。結構な数だな」
ボルナソス大尉(もちろんこの後昇進。このときはヒンジャク市守備隊隊長だった)「敵が総勢力で攻めて来るとなれば、これぐらいは必要でしょう」
マッドタンク「そうだな。では、そろそろ俺はガリポリスに戻るよ」
キュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ
ディラット「あっ!マッドタンク!」
マッドタンク「おっと、貴様は特殊部隊のやつ。今は戦っている暇は無いのでね」
ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ!
グラン「ヘリコプター!?」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ディラット「チッ!逃した!」
重戦車「敵守備隊接近!」
ディラット「行くぞ!」
キュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ
Qシュタイン将校(ポルシェティーガー)「突撃!奴らを倒せ!」
さすがに戦略拠点、大量のパンター戦車が押し寄せてくる
ディラット「今回は主力部隊も参加している!援軍到着まで頑張るぞ!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
Qシュタイン兵士A(パンターII)「と、特殊部隊です!特殊部隊が突入しております!」
Qシュタイン将校「チッ!元帥閣下を怒らせた奴か!総員、全力を持って敵特殊部隊を殲滅しろ!」
ボルナソス大尉「行け!」
キュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
爆音とともに戦闘が始まった
ボルナソス大尉「目標は敵部隊!非戦闘員を巻き込むな!」
ボルナソスも重要拠点であるヒンジャクの防衛を任せられたため必死である
今まで破竹の勢いでせっかく占領した17地区を奪回されたあまりか、コロビウス宇宙基地まで破壊された。そのためボルナソスのところで止めなければならなかった
ディラット「数の原理で、我々が不利だ!本隊到着まで持ちこたえるぞ!」
まだ第35小隊と第二特殊部隊の突入は行われていない。第一特殊部隊の突入を待って突入するはずだったが、郊外に配備された敵に苦戦していた
しかもあろうことか第一特殊部隊が当たったのはボルナソス率いる精鋭部隊。ビルの間に隠れながら戦う
ボゴン!ボゴン!
グラン「ちっ!どのビルに隠れているかまったくわからねぇ!」
ルックス「とんでもない数だ!」
パンター戦車の大軍が押し寄せていた。ビルの間だけではなく、ビルの中から撃って来るものもいた
もっとも、わざわざビルの中に入って撃破するまでの問題ではない。第二特殊部隊が到着すれば、白兵戦が得意な第二特殊部隊ならそれらを撃破してくれるだろう
ツヴェッシェン・レーズング「これで何両やっつけたんだ!?」
高射砲車台「俺も分からない。ビルの中の敵も高射射撃でやっつけたから・・・25台くらいか?」
ボゴン!
ツヴェッシェン・レーズング「まだ隠れているのか!」
高射砲車台「上か!?」
ボゴン!
ツヴェッシェン・レーズング「あそこだ!」
高射砲車台「喰らえ!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーーーーン!
高射砲車台「やった!」
ツヴェッシェン・レーズング「またパンターか。何両いるんだ?」
ソミュア「きりが無いぞ!」
ヘッツァー「友軍は大丈夫なのか?」
ヒンジャク市郊外
ボゴン!ボゴン!
35小隊隊員A「こちら第35小隊、敵部隊未だ多数存在、本隊はまだですか?」
Qタンク元帥(通信)「こちら本隊、まだ到着できそうに無い。装甲列車も確認されている」
35小隊隊員A「装甲列車ですか!?」
Qタンク元帥(通信)「ああ、どうやら、諸君の突入後、直ちに防衛網が展開されたようだ」
ボゴォン!
Qタンク兵士A(通信)「やりました!敵装甲列車、大破しました!」
Qタンク元帥(通信)「とりあえず一編成やったから、到着の可能性が出てきた。なんとしてでも戦線を維持してくれ」
35小隊隊員B「りょ、了解しました!」
ボゴーーーーーン!
35小隊隊長「敵部隊はあらかた片付けたようだな。前進だ!」
ヒンジャク市
III号突撃砲B型「友軍第35小隊、突入との連絡が入りました!」
グラン「やっと来たか。小隊だからやられると思った」
ディラット「さすがだな。単独行動させるぐらいの強さとは・・・」
かなりの数の敵をやっつけた。あまり敵を見なくなったところで、III号突撃砲B型が通信機で各部隊と連絡を取り合った
第二特殊部隊も多数の敵で苦戦しているが、ちょうど敵の背後から第35小隊が接近しているようなので、挟撃が可能と見られている。主力部隊のほうは装甲列車部隊に苦戦したが辛うじて撃退、ヒンジャク市へ向かっているらしい
ヘッツァー「結構善戦しているみたいだな」
重戦車「だが、本隊が無事合流できるかは分からんぞ」
突撃砲「色々な事態を考えましょう」
しばらく休憩となった。どうやら近くに民間のチョロQがいたようだ
重戦車「市民まで巻き込むわけにはいかんな。ドガスデンのときは大丈夫だったのか?」
ディラット「少なくとも、ドガスデンで救急車を見たがな。ヒンジャクにはいないんだな」
ヒンジャク市郊外
ボゴン!ボゴン!ボゴン!
レイランド隊長(第二特殊部隊隊長。車種:M3スチュアート(機銃五丁搭載型))「ちっ!とんでもない数の戦力だ!」
特殊部隊隊員A「どうやら、友軍第35小隊が支援に来てくれるようです!」
レイランド隊長「それまで、持ちこたえろ、ということか!」
ヒンジャク市
III号突撃砲B型「第35小隊より連絡!『現在、東方地区より突入を敢行する第二特殊部隊支援のため東進中』。以上です!」
ディラット「よし、西方部より突入したが、こっちに敵はいない。一旦、第35小隊を援護するぞ!」
ヒンジャク市郊外
レイランド隊長「・・・また増援のようだ。何両いるんだ?」
特殊部隊隊員B「やつら、まだいるというのか?!」
ボゴン!
特殊部隊隊員C「第35小隊、到着との連絡!」
レイランド隊長「やったぞ!」
前後からの攻撃に遭う帝国軍
遂に、撃破に成功した
ヒンジャク基地
ボルナソス大尉「ちっ。もう突破されたか・・・」
Qシュタイン兵士A「やられましたね・・・」
ボルナソス大尉「全員、中央部へ!」
ヒンジャク市
III号突撃砲B型「第2特殊部隊より入電!『突入に成功!これより貴隊と合流する』以上です!」
ディラット「突入に成功したのか!」
グラン「よし、あとは中央部、敵本部基地だな・・・」
実験用試作型「気になるのは、主力部隊だ。列車隊を突破した後、連絡がない・・・」
ヒンジャク市郊外
レイランド隊長「よし、このまま前進し、第1特殊部隊と合流する!」
特殊部隊隊員A「そういえば、本隊からの連絡がまだですねぇ・・・」
35小隊隊員A「本隊より入電!」
35小隊隊長「何だ!」
35小隊隊員A「『列車隊の撃破に成功、これよりヒンジャクへ向かう』、以上です!」
Qシュタインの装甲列車の実力は恐ろしい
現に、ドライジーネとBP42を用いた戦術はかなりのものだ
また、次期装甲列車も企画されているほどだ
ヒンジャク市
重戦車「よし、そろそろ、中央部に突入するぞ!」
ディラット「第2と35小隊は?」
重戦車「機動力は高いからな」
ディラット「そうだな。第2は白兵戦に慣れてるからな・・・」
第十九話 続く

追記:遂に前後編に分かれました。ボルナソスの装甲列車戦術はこの頃からのようです
引用なし
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コンバットチョロQ 第十九話後編
 松井一真  - 2007/9/16 13:08 -
  
後編。ドニゲッテルたちまで出てきました

第十九話 市街戦、再び 後編
ヒンジャク基地
ボルナソス大尉「何!?列車隊が突破された?」
Qシュタイン将校「はっ!全滅です!外郭部防衛隊が全滅、敵軍はここ、中心部へ向かってきます!」
ボルナソス大尉「やむをえんな・・・あれを使うしかない」
Qシュタイン将校「まだ装甲列車があったんですか?!」
ヒンジャク市
ディラット「敵の司令部は中心部にあるはずだ。ということは、この近くのはずだな」
レイランド隊長(通信)「こちら第二特殊部隊、現在司令部めがけて進撃中」
ディラット「よし、そのまま、司令部で合流する、以上!」
ピッ!
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!
グラン「な、なんだ!?」
重戦車「敵だ!しかし、あれは・・・」
突撃砲「装甲列車?!まだ残っていたのか!」
いまだに残っていたドライジーネ。26両連結のバケモノが襲い掛かった
激しい戦いが続く
ボゴン!ボゴン!
ディラット「チョロマゲンとは状況が違う、一気に叩くしかない!」
超長編成の装甲列車に苦戦する第1特殊部隊。第35小隊の到着で辛うじてその場をしのぐ
35小隊長「これで何両撃破した?」
ディラット「大体、6〜7両だろ」
しばらくして8両、4両と分裂していった
ドライジーネの特徴は、長編成から短編成まで、最低1両で戦闘可能というところだ
ツヴェッシェン・レーズング「よし、今回も搭載してきた地雷発射機を用いる!」
キュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ
ツヴェッシェン・レーズングは線路上に地雷を数発ほどばら撒いた
ボゴーーーーーーーーーーーン!
轟音と共に、ドライジーネが爆発した
35小隊員A「地雷を用いた爆破とは・・・」
ディラット「エルチョロロでも同じことをやった。まあ、今回もそうだな」
ヒンジャク基地
ボルナソス大尉「状況が悪化しているようだな・・・」
Qシュタイン将校「じゃあ、私は撤退しますので」
ボルナソス大尉「待て!負けると考えて逃げるとはなんという腰抜けか!総統閣下に会わせる顔がなくなるぞ!」
ボゴーーーーーーーーーーーーン!
ボルナソス大尉「ちっ!突入されたか・・・」
ピクールガ中尉(後、中佐まで昇進)「大尉殿は直ちに撤退してください!ジークプリン線をなんとしてでも防衛してください!」
ボルナソス大尉「あんたはどうするんだ!」
ピクールガ中尉「ここで戦うのみです!大尉殿は指揮官ですが、私はただの防衛兵、やられ役なら戦うだけです!」
ボルナソス大尉「やられ役だ?!そんな馬鹿なことを言いやがって!おい、誰か、私の護衛をする奴はいないか!?」
Qシュタイン将校「では私が・・・」
ボルナソス大尉「貴官はここに残れ!貴官をこれより、ヒンジャク市陸軍基地臨時指揮官に任命する!以上!」
Qシュタイン兵士B(車種:パンターD型)「じ、自分が護衛に出ます!これは撤退ではなく護衛です!」
ボルナソス大尉「・・・そういう隠し方は使いたくはないが・・・そうせざるを得ないな」
Qシュタイン兵士C(車種:パンターG型)「大尉殿!自分も護衛に出ます!」
ボルナソス大尉「護衛は多いほうがいい。他、護衛に出たいものは?」
かくして、十数両ほどがボルナソスともども撤収を敢行した
BP−42にありったけの物資を搭載して、彼らは撤退していった
装甲列車
ボルナソス大尉「無念だ・・・しかし、この無念はジークプリンで晴らすのみだな・・・」
Qシュタイン兵士A「大尉殿・・・」
ヒンジャク基地
Qシュタイン将校「かくなる上は戦うのみ!最後の一兵まで戦うぞ!」
ボゴン!ボゴン!
ヒンジャク市には主力級の第12軍が駐留しており、その指揮官はドニゲッテル中佐(後、少将まで昇進)であった
勇猛果敢な彼らは必死に戦った。ボルナソス隊の列車でドニゲッテル達数両は撤収せざるを得なかったが、列車の上でドニゲッテルはロケット砲をQタンク軍主力部隊へと叩き込んだ
ドニゲッテル中佐「たとえここで敗れても、わが帝国の自由のために!」
Qシュタイン兵士D(車種:ポルシェティーガー)「ジークプリンで無念を晴らすのみです!」
ボゴン!ボゴン!
Qタンク元帥「Qシュタイン帝国め!我が王国の自由のために、この侵略車どもを殲滅する!」
彼らは、自由のために戦った。しかし、それが本当に自由のためであったのかは、果たして不明である・・・
死闘は続いた。幾多ものガソリンや軽油が飛び散り、辺りは赤く染まっていた(ガソリンも赤いし)
そして、数分後、ヒンジャク奪回に成功。ビル内に取り残された一般のチョロQも第二特殊部隊により救出されていった
ヒンジャク市奪回に伴い、指揮系統が完全に安定、第1特殊部隊より通信を聞いたQタンク大使が、ヒンジャク司令部へ通信を送った
Qタンク大使(通信)「こちらプロトン駐留軍、Qタンク軍主力第1軍及び各特殊部隊、ご苦労であった。急で悪いが、次の作戦を説明する」
Qタンク大使(通信)「敵軍の秘密兵器が、ランガマン基地に集結したという連絡が諜報部より入った。第1特殊部隊は、この基地内部の秘密兵器を撃破してもらいたい」
第十九話 終わり

追記:ドニゲッテル少将が出てきました。CCQでシュトゥルムティーガーがアリーナのボスタンクとして登場したことに由来します(といっても、CCQに登場しないタンク(ピクールガ中佐=BHEタンク)も出てますが)
作品の雰囲気が最近の「紀伊」に似てますな
引用なし
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コンバットチョロQ 特別編七
 松井一真  - 2007/9/16 13:09 -
  
特別編第七段。この掲示板の管理人が変わった当日に投稿しました

特別編七
ロドスシルト兵長「それにしても、何故にボルナソスは大尉で登場してるんですかね?」
Qタンク大使「どうも、敵将は階級が上のほうが張り合いがある、ということらしい。それに、今回から特別編のたびにいくらか昇進できるシステムになったから安心しろ」
ビスカイト上級伍長「そういう問題ですかね・・・それはともかく、ピクールガの自らを犠牲にするかのごとく発言、あれで生還できたんですかね?」
Qタンク大使「すべては謎に包まれているようだな・・・それにしても、ゲームのヒンジャク市戦と全然違うな」
ロドスシルト兵長「そりゃ、単純に作者の事情じゃないんですかね?制作時間も長かったし」
Qタンク大使「そうだな。何気にBP42でボルナソスが退却してるし。この頃から既に列車を用いた戦略を考えてたのか・・・」
ビスカイト上級伍長「そろそろ、Qタンク図鑑と行きますか」
ボルナソス大尉(車種:ブルムベア中期型)
ヒンジャク市守備隊司令官で、ヒンジャク市戦において退却した。Qシュタインの列車戦略の提唱車
パンターII型
ティーガーIIと部品を共用したパンター戦車。その生産数はわずか1両
レイランド隊長(車種:M3スチュアート 機銃重装備)
Qタンク王国第二特殊部隊隊長で、建物内部での戦闘が得意
ピクールガ中尉(車種:BHEタンク)
後にボルナソスの副官になるタンク。ヒンジャク市戦で自ら町に残って戦った。その後、消息不明
パンターG型
パンター戦車の決定版。防盾の形は何度か変わった
ドニゲッテル中佐(車種:シュトゥルムティーガー)
Qシュタイン帝国第12軍司令で、猛将。第一次キュワール大戦では実力をあまり発揮していなかったという
BP42
Qシュタイン帝国の誇る重装甲列車。だが、あまり活躍はしていない

Qタンク大使「それにしても、今回は少ないな。レースで出しすぎたから仕方ないが」
特別編七 終わり
引用なし
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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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