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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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コンバットチョロQ 第十話 松井一真 2007/9/16 11:38

   コンバットチョロQ 特別編六 松井一真 2007/9/16 12:56
   コンバットチョロQ 第十七話 松井一真 2007/9/16 12:59
   コンバットチョロQ 第十八話 松井一真 2007/9/16 13:02
   コンバットチョロQ 第十九話 松井一真 2007/9/16 13:05
   コンバットチョロQ 第十九話後編 松井一真 2007/9/16 13:08
   コンバットチョロQ 特別編七 松井一真 2007/9/16 13:09


コンバットチョロQ 特別編六
 松井一真  - 2007/9/16 12:56 -
  
特別編第六段。特別編としては一番長いはずです

特別編六
プロトン植民地
Qタンク大使「チョロイアル軍との戦いもまた活発化してきたようだな。さすがにドレット航空隊もここまでは飛んでこれんからな・・・」
ロドスシルト上等兵「しょうがない話ですよ。まだ我々には空母はありませんから」
Qタンク大使「そうか、空母があったか・・・」
ビスカイト伍長「では、恒例のQタンク図鑑でも・・・」
Qタンク大使「そうだな。今回はかなり多いぞ」

SU−85
Qシュタイン帝国の自走砲
実車はT−34に85mm砲をつんだ自走砲。T−34/85登場後は生産が打ち切られた

KV−1
Qシュタインの重戦車
実車はT−34と同じくドイツ軍を苦しめた重戦車

Ju88
Qシュタインの万能機
実機はさまざまな用途に使用された双発機

ティーガーII(ヘンシェル)
Qタンク、Qシュタイン双方にいる重戦車
実車はティーガーIの後継機として活躍

ティーガーI(初期型)
Qタンク王国に多い重戦車
実車は東部戦線などで活躍

III号突撃砲G型
Qタンク、Qシュタインに住んでいる突撃砲
実車はIII号突撃砲の決定版として作られた

ツベッシェン・レーズング
Qタンク王国にいる自走砲
実車はIV号戦車の車体に長砲身75mm砲を搭載した自走砲

M42セモベンテ
Qタンク、Qシュタインにいる自走砲
実車はイタリアの強力自走砲

JS−2
Qタンク、Qシュタインにいる重戦車
実車はKVの後継機として開発された重戦車

シミター
Qタンク、Qシュタインにいる戦車
実車はイギリスの高速戦車

チャレンジャー
Qタンク、Qシュタインにいる重戦車
実車はイギリスの主力戦車

レオパルドIIA6
Qタンク、Qシュタインにいる重戦車
実車はヨーロッパ最強の戦車

レオパルドIIA4
Qタンク、Qシュタインにいる重戦車
実車はレオパルドIIの初期型。ポルシェも開発に参加

90式戦車
Qタンク、Qシュタインにいる重戦車
実車は日本の第3世代戦車

ポルシェティーガー
Qタンク、Qシュタインにいる重戦車
実車はティーガーIのポルシェバージョン。不採用に終わった

ヤークトティーガー
Qタンク、Qシュタインにいる自走砲
実車はドイツ最強の自走砲だった

IV号高射砲車台
Qタンクにいる対空戦車
実車はIV号戦車に88mm高射砲を搭載した対空戦車

ラング
Qタンク、Qシュタインにいる自走砲
実車はツベッシェン・レーズングと同じくIV号に長砲身75mm砲を搭載

ケーリアン
Qタンク、Qシュタインにいる対空戦車
実車はパンターの対空戦車型として計画された

マッドタンク
Qシュタイン帝国の「黒騎士」と呼ばれる戦車
高速戦闘で他の戦車の追撃を許さない最強クラスのQタンク

フンメル
Qシュタイン帝国にいる自走砲
実車はSIG33を搭載したIV号自走砲

JS−3
Qシュタイン帝国の重戦車
実車はJS−2の後継機として開発された

Qタンク大使「以上だ。ちなみにマッドタンクが『黒騎士』と呼ばれているのはゲーム中『蘇る黒騎士』というステージがあり、攻略本に『黒騎士とはマッドタンクのこと』とかかれていたためマッドタンクの通称を『黒騎士』にした」
チャーフィー少佐「大使!またもチョロイアル軍です!これより出撃します!」
Qタンク大使「うむ。健闘を祈るぞ」
特別編六 終わり
引用なし
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コンバットチョロQ 第十七話
 松井一真  - 2007/9/16 12:59 -
  
第十七話。水上戦車登場

第十七話 水上の中戦車
Qタンク元帥「今回の任務はノランデモイに上陸する敵部隊の水際撃破だ。ディラット以下5両のカスタムタンクに以下の兵装を給与する」
耐水ミサイル
水中に潜む敵タンクを攻撃する為のミサイル。通常のミサイルだと水面に浸かったところで爆発するが、このミサイルは水中で爆発する。基本的に敵タンクの水際撃破用。威力は大きくは無い
Qタンク元帥「弾数には限りがある。大事に使ってくれ」
ディラット「了解!」
Qタンク元帥「なお、第2特殊部隊は後方のエルチョロロ近辺の残存兵を叩いている。第35小隊は彼らの支援だ。したがって、この任務は第1特殊部隊のみで参加する」
Qタンク通信兵「敵揚陸艦より敵タンクが出撃!こちらに向かってきます!」
Qタンク元帥「では、我々は戻る」
キュラキュラキュラキュラキュラ
作戦開始!
ディラット「たくさん向かってくるぞ!」
第1派攻撃隊は特二式内火艇。見たことは無いが、装甲は薄いそうである。何でも九五式軽戦車改造らしい
しかし何故かM3、M5より装甲が厚い。更に大量に向かってくる(注:ゲーム中では特二式は1両しか出てきません)
ボゴボゴボゴン!
ボゴーーーン!
Qシュタイン兵士A(車種:特二式内火艇)「突撃ーーー!」
ボゴーーーン!
Qシュタイン兵士A「待避!待避ーーー!」
Qシュタイン兵士B(車種:特二式内火艇)「特殊部隊だ!第二次攻撃隊発進!」
キュラキュラキュラキュラキュラ!
Qシュタイン兵士C(車種:M4シャーマン)「突撃ーーーー!」
ヘッツァー「きりが無いぞ!」
ツヴェッシェン・レーズング「敵は数で攻めてくるのか!」
パシューーーー!
ボゴーーーン!
ブクブクブクブクブク・・・
耐水ミサイルが命中し、1両のM4が大破
自走砲「・・・ん?!水面に砲塔が出ているぞ!あれには主砲を使え!」
ボゴン!
ボゴーーーーン!
実験用試作型「岩場に上がったぞ!いまだ!」
ボゴン!ボゴン!
ボゴーーーーン!
Qシュタイン兵士D(車種:アリゲーター)「突撃ーーーーー!」
ルックス「まだ向かってきやがる!」
更に機動力のすごいM4、水上戦車の特二式、アリゲーターが突撃してくる。更には後を追ってM5やM3まで向かってくるありさま(M5やM3はゲーム上のこのステージには登場しません)
損傷を喰らい、弾をも切らし、ルックス、ヘッツァーは後退、後方の修理器具と弾薬で回復、そして戦線に復帰
ディラット「行けーーーー!」
グラン「敵の機種は弱いぞーーー!」
パシューーー!
ボゴーーーン!
ボゴン!ボゴン!ボゴン!
ボゴーーーーーーン!
水柱が次々と上がる
しかし上陸部隊も次々と現れる
ノランデモイ沖
Z34「スキシーバ殿、上陸部隊は次々とやられています」
スキシーバ大佐「・・・そうか、苦戦しているか。よし!艦砲射撃、用意!」
バシャーーーーーン!
スキシーバ大佐「何だ!?」
いもむし大佐(戦艦ドガスデン艦長)「Qタンク艦隊、到着!」
ボゴン!
Qタンク艦隊とQシュタイン艦隊が砲撃戦を行った
揚陸艦が続々と沈む
中には揚陸艦から出てきて必死にノランデモイに向かう者もいた。一部は揚陸艦から出たところで砲撃を喰らい沈没
海岸
ディラット「本当にきりが無いぞ!」
グラン「ん?両数が少ないぞ?」

スキシーバ大佐「作戦失敗!退却ーーー!」
残存する揚陸艦と艦隊は退却していった
そして上陸した部隊は投降したそうである
Qタンク元帥「なんとか、作戦成功のようだな」
ディラット「どうやら、揚陸艦隊も海軍に叩き潰されたようですね」
Qタンク元帥「うむ。さて、次の任務だが。また厄介な奴らだ。チョロデンヌの森からエルチョロロ奪回へと向かう敵第307小隊を撃破することだ」
第十七話 終わり

追記:いもむし大佐の肩書きが異なっていたので訂正してます。今回はQタンク元帥が耐水ミサイルを給与してます
まだ「宇宙戦艦紀伊」にあったような艦内描写はありません
引用なし
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コンバットチョロQ 第十八話
 松井一真  - 2007/9/16 13:02 -
  
第十八話。今回は高射砲車台が登場

第十八話 雪原地帯の落とし穴
チョロデンヌ森
Qタンク元帥「さて、このチョロデンヌだが、厄介なことに、地雷がばら撒かれている。それを踏むとダメージを受けるだけではなく、その場所に大きな落とし穴が空いてしまう。これに落ちてもダメージも受ける。が、どうやら敵もその位置を知らないらしい。敵が踏んづけたらチャンスだな」
ディラット「でもなぜ敵も地雷の位置を知らないんでしょうかねぇ・・・」
Qタンク元帥「敵の特殊部隊が秘密裏にばら撒いたらしい。だから敵主力部隊も知らないということだ」
ディラット「秘密すぎですねぇ・・・」
Qタンク元帥「いずれにせよ乱戦中なら確実にはまるからな。では、作戦開始だ」
キュラキュラキュラキュラ・・・
ディラット「雪原だから滑るのか・・・」
グラン「滑って地雷を踏まないようにしよう」
ボゴーーーーーーーーーーーーン!
ディラット「何だ!?」
グラン「敵が地雷を踏んだらしい」
キュラキュラキュラ・・・
ディラット「来たぞ!」
Qシュタイン兵士A(車種:パンターG型)「畜生、友軍の地雷を踏んじまった・・・ん?!敵だーーーー!敵特殊部隊だーーーーーーーー!」
ディラット「畜生!気づかれた!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーン!
グラン「とりあえず、倒せたな・・・」
ディラット「しかし発見された。いつ増援が来るか分からんぞ」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーン!
重戦車「まただ!もう敵は近づいている!」
グラン「来るたびに地雷にはまってるな・・・」
Qシュタイン兵士B(車種:ヤークトティーガー)「またはまったぞ!まあいい!突撃!」
しかし雪原なので滑る
Qシュタイン兵士B「うわーーー!」
ボゴーーーーーーーーーーーーン!
Qシュタイン兵士C(車種:ヤークトティーガー)「これで2回目じゃないか!」
ディラット「攻撃開始!」
ボゴン!
パシュシュシュシュシュシューーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーン!
次々と突撃してくるQシュタイン軍は、全てドイツタンク、しかもパンター以降の大型車両だ
307小隊だけではないとも思われた
Qシュタイン将校(車種:JS−2)「攻撃開始!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーン!
Qシュタイン将校「畜生!また1両地雷にはまりやがって!」
Qシュタイン帝国軍は地雷の位置をほとんど把握していなかったのだ
隠しすぎるのもよくないものだ
ボゴン!
パシュシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーーーーーーー!
ルックス「それにしても大軍だなぁ・・・」
へッツァー「しかも中戦車や重戦車だ。厄介なものだ」
Qシュタイン兵士D(車種:パンターG型)「畜生!地雷の位置ぐらい教えやがれ!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
ほとんどの敵兵は地雷にはまった
Qシュタイン将校「なんてこった!よし、航空支援だ!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
Ju88「こちらQシュタイン第五航空隊、これより支援を行う!」
ヒューーーーーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーン!
ディラット「まずい!いくら森林とはいえ、ほとんど開けているここでは・・・」
グラン「ミサイル以外、対空兵器が無いぞ!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
Ju87「うわーーーーーーーーーーーーーー!」
Ju88「何!?高射砲だと!?」
ボゴン!ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
Ju88「うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーン!
Qシュタイン第五航空隊、壊滅
高射砲車台「間に合った。敵航空隊は全機遁走したな」
ディラット「おまえは、コロスクにいた高射砲車台!」
高射砲車台「ツヴェッシェンがこっちに入隊したらしいからな。俺も後を追って入ったわけだ」
ディラット「ツヴェッシェン・レーズングとは友達なのか?」
高射砲車台「あたりだ。ツヴェッシェンとは親友だ」
ディラット「敵は少数ながら、残っている、攻撃を続行するぞ!」
ボゴン!ボゴン!ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
Qシュタイン兵士D「うわーーーーーーーーーーー!」
Qシュタイン将校「て、撤退だ!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーン!
Qシュタイン将校「あ”ーーーーーーーーーーーーー!」
かくして、敵307小隊とその援軍は壊滅した
ディラット「助かった。ありがとう」
高射砲車台「いや、高射砲としては当然のことだ」
グラン「それにしても、地雷ってすごい強力だなぁ」
ディラット「マインプラウ持って来たけど、あんまり意味が無かったな」
ルックス「で、次の作戦指令は?」
ディラット「まだ来ていないが・・・」
Qタンク大使(通信)「私だ。Qタンク大使だ。陸軍全部隊に通達、総力を以ってヒンジャクを奪回せよ!」
ディラット「Qタンク大使!」
Qタンク大使(通信)「うむ。現在我々はチョロイアル将軍率いるプロトン植民地防衛隊と戦っている」
ディラット「植民地防衛隊と?」
Qタンク大使(通信)「うむ。プロトン植民地においてチョロイアル将軍とその部下が暴挙を働いておるそうなのでな。我々が鎮圧をしようとしているのだよ」
ディラット「で、次の任務は、ヒンジャク奪回ですか」
Qタンク大使(通信)「そのとおりだ。ヒンジャク市を奪回する」
ディラット「ヒンジャクというと、最初に重砲の砲撃を受けた地域ですね」
Qタンク大使(通信)「敵司令官がいるという情報がある。注意してくれ。今回は、全力で奪回作戦を行う!」
第十八話 終わり

追記:遂に高射砲車台が合流。早速次の話で高射砲らしい活躍を見せます。原作(=ゲーム)では高射砲の癖に仰角が取れなかったので、その分小説版では対空戦での活躍が書かれます

しかし、この頃になると一部の隊員の台詞が無くなったりとかするな・・・
引用なし
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コンバットチョロQ 第十九話
 松井一真  - 2007/9/16 13:05 -
  
第十九話。SCQ完結後、「紀伊」第一話執筆時に書いたものです。ようやく長編の登場です

第十九話 市街戦、再び 前編
Qタンク元帥「国王が行方不明の今、補佐官だった大使が一番上だ!なんとしてでもヒンジャクを奪回しろ!」
Qタンク大使はタルタ海方面の大使だが、Qタンク国王の補佐を行っていた
親衛隊として50両もののタンクを率いて戦っている
ディラット「で、今回の任務は、ヒンジャク方面の敵戦力の撃破。第2特殊部隊及び第35小隊も本作戦に参戦する」
グラン「ヒンジャクには大勢の一般車が取り残されているはずだ。救援も怠るな」
ヒンジャク市
マッドタンク「ほう。結構な数だな」
ボルナソス大尉(もちろんこの後昇進。このときはヒンジャク市守備隊隊長だった)「敵が総勢力で攻めて来るとなれば、これぐらいは必要でしょう」
マッドタンク「そうだな。では、そろそろ俺はガリポリスに戻るよ」
キュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ
ディラット「あっ!マッドタンク!」
マッドタンク「おっと、貴様は特殊部隊のやつ。今は戦っている暇は無いのでね」
ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ!
グラン「ヘリコプター!?」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ディラット「チッ!逃した!」
重戦車「敵守備隊接近!」
ディラット「行くぞ!」
キュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ
Qシュタイン将校(ポルシェティーガー)「突撃!奴らを倒せ!」
さすがに戦略拠点、大量のパンター戦車が押し寄せてくる
ディラット「今回は主力部隊も参加している!援軍到着まで頑張るぞ!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
Qシュタイン兵士A(パンターII)「と、特殊部隊です!特殊部隊が突入しております!」
Qシュタイン将校「チッ!元帥閣下を怒らせた奴か!総員、全力を持って敵特殊部隊を殲滅しろ!」
ボルナソス大尉「行け!」
キュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
爆音とともに戦闘が始まった
ボルナソス大尉「目標は敵部隊!非戦闘員を巻き込むな!」
ボルナソスも重要拠点であるヒンジャクの防衛を任せられたため必死である
今まで破竹の勢いでせっかく占領した17地区を奪回されたあまりか、コロビウス宇宙基地まで破壊された。そのためボルナソスのところで止めなければならなかった
ディラット「数の原理で、我々が不利だ!本隊到着まで持ちこたえるぞ!」
まだ第35小隊と第二特殊部隊の突入は行われていない。第一特殊部隊の突入を待って突入するはずだったが、郊外に配備された敵に苦戦していた
しかもあろうことか第一特殊部隊が当たったのはボルナソス率いる精鋭部隊。ビルの間に隠れながら戦う
ボゴン!ボゴン!
グラン「ちっ!どのビルに隠れているかまったくわからねぇ!」
ルックス「とんでもない数だ!」
パンター戦車の大軍が押し寄せていた。ビルの間だけではなく、ビルの中から撃って来るものもいた
もっとも、わざわざビルの中に入って撃破するまでの問題ではない。第二特殊部隊が到着すれば、白兵戦が得意な第二特殊部隊ならそれらを撃破してくれるだろう
ツヴェッシェン・レーズング「これで何両やっつけたんだ!?」
高射砲車台「俺も分からない。ビルの中の敵も高射射撃でやっつけたから・・・25台くらいか?」
ボゴン!
ツヴェッシェン・レーズング「まだ隠れているのか!」
高射砲車台「上か!?」
ボゴン!
ツヴェッシェン・レーズング「あそこだ!」
高射砲車台「喰らえ!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーーーーン!
高射砲車台「やった!」
ツヴェッシェン・レーズング「またパンターか。何両いるんだ?」
ソミュア「きりが無いぞ!」
ヘッツァー「友軍は大丈夫なのか?」
ヒンジャク市郊外
ボゴン!ボゴン!
35小隊隊員A「こちら第35小隊、敵部隊未だ多数存在、本隊はまだですか?」
Qタンク元帥(通信)「こちら本隊、まだ到着できそうに無い。装甲列車も確認されている」
35小隊隊員A「装甲列車ですか!?」
Qタンク元帥(通信)「ああ、どうやら、諸君の突入後、直ちに防衛網が展開されたようだ」
ボゴォン!
Qタンク兵士A(通信)「やりました!敵装甲列車、大破しました!」
Qタンク元帥(通信)「とりあえず一編成やったから、到着の可能性が出てきた。なんとしてでも戦線を維持してくれ」
35小隊隊員B「りょ、了解しました!」
ボゴーーーーーン!
35小隊隊長「敵部隊はあらかた片付けたようだな。前進だ!」
ヒンジャク市
III号突撃砲B型「友軍第35小隊、突入との連絡が入りました!」
グラン「やっと来たか。小隊だからやられると思った」
ディラット「さすがだな。単独行動させるぐらいの強さとは・・・」
かなりの数の敵をやっつけた。あまり敵を見なくなったところで、III号突撃砲B型が通信機で各部隊と連絡を取り合った
第二特殊部隊も多数の敵で苦戦しているが、ちょうど敵の背後から第35小隊が接近しているようなので、挟撃が可能と見られている。主力部隊のほうは装甲列車部隊に苦戦したが辛うじて撃退、ヒンジャク市へ向かっているらしい
ヘッツァー「結構善戦しているみたいだな」
重戦車「だが、本隊が無事合流できるかは分からんぞ」
突撃砲「色々な事態を考えましょう」
しばらく休憩となった。どうやら近くに民間のチョロQがいたようだ
重戦車「市民まで巻き込むわけにはいかんな。ドガスデンのときは大丈夫だったのか?」
ディラット「少なくとも、ドガスデンで救急車を見たがな。ヒンジャクにはいないんだな」
ヒンジャク市郊外
ボゴン!ボゴン!ボゴン!
レイランド隊長(第二特殊部隊隊長。車種:M3スチュアート(機銃五丁搭載型))「ちっ!とんでもない数の戦力だ!」
特殊部隊隊員A「どうやら、友軍第35小隊が支援に来てくれるようです!」
レイランド隊長「それまで、持ちこたえろ、ということか!」
ヒンジャク市
III号突撃砲B型「第35小隊より連絡!『現在、東方地区より突入を敢行する第二特殊部隊支援のため東進中』。以上です!」
ディラット「よし、西方部より突入したが、こっちに敵はいない。一旦、第35小隊を援護するぞ!」
ヒンジャク市郊外
レイランド隊長「・・・また増援のようだ。何両いるんだ?」
特殊部隊隊員B「やつら、まだいるというのか?!」
ボゴン!
特殊部隊隊員C「第35小隊、到着との連絡!」
レイランド隊長「やったぞ!」
前後からの攻撃に遭う帝国軍
遂に、撃破に成功した
ヒンジャク基地
ボルナソス大尉「ちっ。もう突破されたか・・・」
Qシュタイン兵士A「やられましたね・・・」
ボルナソス大尉「全員、中央部へ!」
ヒンジャク市
III号突撃砲B型「第2特殊部隊より入電!『突入に成功!これより貴隊と合流する』以上です!」
ディラット「突入に成功したのか!」
グラン「よし、あとは中央部、敵本部基地だな・・・」
実験用試作型「気になるのは、主力部隊だ。列車隊を突破した後、連絡がない・・・」
ヒンジャク市郊外
レイランド隊長「よし、このまま前進し、第1特殊部隊と合流する!」
特殊部隊隊員A「そういえば、本隊からの連絡がまだですねぇ・・・」
35小隊隊員A「本隊より入電!」
35小隊隊長「何だ!」
35小隊隊員A「『列車隊の撃破に成功、これよりヒンジャクへ向かう』、以上です!」
Qシュタインの装甲列車の実力は恐ろしい
現に、ドライジーネとBP42を用いた戦術はかなりのものだ
また、次期装甲列車も企画されているほどだ
ヒンジャク市
重戦車「よし、そろそろ、中央部に突入するぞ!」
ディラット「第2と35小隊は?」
重戦車「機動力は高いからな」
ディラット「そうだな。第2は白兵戦に慣れてるからな・・・」
第十九話 続く

追記:遂に前後編に分かれました。ボルナソスの装甲列車戦術はこの頃からのようです
引用なし
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コンバットチョロQ 第十九話後編
 松井一真  - 2007/9/16 13:08 -
  
後編。ドニゲッテルたちまで出てきました

第十九話 市街戦、再び 後編
ヒンジャク基地
ボルナソス大尉「何!?列車隊が突破された?」
Qシュタイン将校「はっ!全滅です!外郭部防衛隊が全滅、敵軍はここ、中心部へ向かってきます!」
ボルナソス大尉「やむをえんな・・・あれを使うしかない」
Qシュタイン将校「まだ装甲列車があったんですか?!」
ヒンジャク市
ディラット「敵の司令部は中心部にあるはずだ。ということは、この近くのはずだな」
レイランド隊長(通信)「こちら第二特殊部隊、現在司令部めがけて進撃中」
ディラット「よし、そのまま、司令部で合流する、以上!」
ピッ!
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!
グラン「な、なんだ!?」
重戦車「敵だ!しかし、あれは・・・」
突撃砲「装甲列車?!まだ残っていたのか!」
いまだに残っていたドライジーネ。26両連結のバケモノが襲い掛かった
激しい戦いが続く
ボゴン!ボゴン!
ディラット「チョロマゲンとは状況が違う、一気に叩くしかない!」
超長編成の装甲列車に苦戦する第1特殊部隊。第35小隊の到着で辛うじてその場をしのぐ
35小隊長「これで何両撃破した?」
ディラット「大体、6〜7両だろ」
しばらくして8両、4両と分裂していった
ドライジーネの特徴は、長編成から短編成まで、最低1両で戦闘可能というところだ
ツヴェッシェン・レーズング「よし、今回も搭載してきた地雷発射機を用いる!」
キュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ
ツヴェッシェン・レーズングは線路上に地雷を数発ほどばら撒いた
ボゴーーーーーーーーーーーン!
轟音と共に、ドライジーネが爆発した
35小隊員A「地雷を用いた爆破とは・・・」
ディラット「エルチョロロでも同じことをやった。まあ、今回もそうだな」
ヒンジャク基地
ボルナソス大尉「状況が悪化しているようだな・・・」
Qシュタイン将校「じゃあ、私は撤退しますので」
ボルナソス大尉「待て!負けると考えて逃げるとはなんという腰抜けか!総統閣下に会わせる顔がなくなるぞ!」
ボゴーーーーーーーーーーーーン!
ボルナソス大尉「ちっ!突入されたか・・・」
ピクールガ中尉(後、中佐まで昇進)「大尉殿は直ちに撤退してください!ジークプリン線をなんとしてでも防衛してください!」
ボルナソス大尉「あんたはどうするんだ!」
ピクールガ中尉「ここで戦うのみです!大尉殿は指揮官ですが、私はただの防衛兵、やられ役なら戦うだけです!」
ボルナソス大尉「やられ役だ?!そんな馬鹿なことを言いやがって!おい、誰か、私の護衛をする奴はいないか!?」
Qシュタイン将校「では私が・・・」
ボルナソス大尉「貴官はここに残れ!貴官をこれより、ヒンジャク市陸軍基地臨時指揮官に任命する!以上!」
Qシュタイン兵士B(車種:パンターD型)「じ、自分が護衛に出ます!これは撤退ではなく護衛です!」
ボルナソス大尉「・・・そういう隠し方は使いたくはないが・・・そうせざるを得ないな」
Qシュタイン兵士C(車種:パンターG型)「大尉殿!自分も護衛に出ます!」
ボルナソス大尉「護衛は多いほうがいい。他、護衛に出たいものは?」
かくして、十数両ほどがボルナソスともども撤収を敢行した
BP−42にありったけの物資を搭載して、彼らは撤退していった
装甲列車
ボルナソス大尉「無念だ・・・しかし、この無念はジークプリンで晴らすのみだな・・・」
Qシュタイン兵士A「大尉殿・・・」
ヒンジャク基地
Qシュタイン将校「かくなる上は戦うのみ!最後の一兵まで戦うぞ!」
ボゴン!ボゴン!
ヒンジャク市には主力級の第12軍が駐留しており、その指揮官はドニゲッテル中佐(後、少将まで昇進)であった
勇猛果敢な彼らは必死に戦った。ボルナソス隊の列車でドニゲッテル達数両は撤収せざるを得なかったが、列車の上でドニゲッテルはロケット砲をQタンク軍主力部隊へと叩き込んだ
ドニゲッテル中佐「たとえここで敗れても、わが帝国の自由のために!」
Qシュタイン兵士D(車種:ポルシェティーガー)「ジークプリンで無念を晴らすのみです!」
ボゴン!ボゴン!
Qタンク元帥「Qシュタイン帝国め!我が王国の自由のために、この侵略車どもを殲滅する!」
彼らは、自由のために戦った。しかし、それが本当に自由のためであったのかは、果たして不明である・・・
死闘は続いた。幾多ものガソリンや軽油が飛び散り、辺りは赤く染まっていた(ガソリンも赤いし)
そして、数分後、ヒンジャク奪回に成功。ビル内に取り残された一般のチョロQも第二特殊部隊により救出されていった
ヒンジャク市奪回に伴い、指揮系統が完全に安定、第1特殊部隊より通信を聞いたQタンク大使が、ヒンジャク司令部へ通信を送った
Qタンク大使(通信)「こちらプロトン駐留軍、Qタンク軍主力第1軍及び各特殊部隊、ご苦労であった。急で悪いが、次の作戦を説明する」
Qタンク大使(通信)「敵軍の秘密兵器が、ランガマン基地に集結したという連絡が諜報部より入った。第1特殊部隊は、この基地内部の秘密兵器を撃破してもらいたい」
第十九話 終わり

追記:ドニゲッテル少将が出てきました。CCQでシュトゥルムティーガーがアリーナのボスタンクとして登場したことに由来します(といっても、CCQに登場しないタンク(ピクールガ中佐=BHEタンク)も出てますが)
作品の雰囲気が最近の「紀伊」に似てますな
引用なし
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コンバットチョロQ 特別編七
 松井一真  - 2007/9/16 13:09 -
  
特別編第七段。この掲示板の管理人が変わった当日に投稿しました

特別編七
ロドスシルト兵長「それにしても、何故にボルナソスは大尉で登場してるんですかね?」
Qタンク大使「どうも、敵将は階級が上のほうが張り合いがある、ということらしい。それに、今回から特別編のたびにいくらか昇進できるシステムになったから安心しろ」
ビスカイト上級伍長「そういう問題ですかね・・・それはともかく、ピクールガの自らを犠牲にするかのごとく発言、あれで生還できたんですかね?」
Qタンク大使「すべては謎に包まれているようだな・・・それにしても、ゲームのヒンジャク市戦と全然違うな」
ロドスシルト兵長「そりゃ、単純に作者の事情じゃないんですかね?制作時間も長かったし」
Qタンク大使「そうだな。何気にBP42でボルナソスが退却してるし。この頃から既に列車を用いた戦略を考えてたのか・・・」
ビスカイト上級伍長「そろそろ、Qタンク図鑑と行きますか」
ボルナソス大尉(車種:ブルムベア中期型)
ヒンジャク市守備隊司令官で、ヒンジャク市戦において退却した。Qシュタインの列車戦略の提唱車
パンターII型
ティーガーIIと部品を共用したパンター戦車。その生産数はわずか1両
レイランド隊長(車種:M3スチュアート 機銃重装備)
Qタンク王国第二特殊部隊隊長で、建物内部での戦闘が得意
ピクールガ中尉(車種:BHEタンク)
後にボルナソスの副官になるタンク。ヒンジャク市戦で自ら町に残って戦った。その後、消息不明
パンターG型
パンター戦車の決定版。防盾の形は何度か変わった
ドニゲッテル中佐(車種:シュトゥルムティーガー)
Qシュタイン帝国第12軍司令で、猛将。第一次キュワール大戦では実力をあまり発揮していなかったという
BP42
Qシュタイン帝国の誇る重装甲列車。だが、あまり活躍はしていない

Qタンク大使「それにしても、今回は少ないな。レースで出しすぎたから仕方ないが」
特別編七 終わり
引用なし
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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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