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第十二話。敵が大軍でやってくるようになりました
第十二話 M12 宇宙への旅立ち
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
Ju87「今回の任務はカナラベル宇宙基地の爆撃。ここを爆破しないと、奴らにコロビウス月面基地が破壊されてしまうからな」
Qシュタイン帝国軍は十機のJu87スツーカをカナラベル上空に派遣、第1特殊小隊を攻撃しようとしていた
カナラベル宇宙基地
ディラット「なんて大きいロケットなんだ・・・」
グラン「すごいな・・・」
ルックス「あれに乗るのか・・・」
しかし、あたりには敵のIV号戦車がうろついている
Qシュタイン兵士A(車種:IV号戦車J型)「このロケットを爆破するんだ!急げ!」
ディラット「・・・爆弾!?まさか!」
グラン「急げ!あいつらに爆破される前に!」
その時、IV号戦車達は、あたりに大量の時限爆弾をばら撒いた!
ピッ!
残り時間 100
Qタンク通信兵「燃料積み込みに時間がかかります!後85秒ほど!」
ディラット「何!?残り15秒になるじゃないか!」
Qシュタイン兵士B(車種:IV号戦車D型)「ん?あれは敵タンクだ!行くぞ!」
キュラキュラキュラキュラキュラ!
大量のIV号がやって来た!
ディラット「まずい!気付かれた!」
重戦車「こっちは10両、向こうは・・・100両以上いるぞ!」
Qシュタイン将校(車種:パンターD型(注:実際のミッションにはパンターは出てきません))「突撃!」
わーーーーーーーーーーーー!(Qシュタイン兵士の声)
見事に包囲されてしまった
しかし、前方の数両ほどを撃破できた。意外ともろいIV号
実は前方は威力も装甲も大してないD型だった
何しろ同世代のIII号戦車以下である
その他のIV号が包囲しようとするが、見事に門の前に到着されてしまった
Qシュタイン兵士A「うわーーーーーーーー!」
ボゴーーーーーーーーン!
残り時間 40
ブオオオオオオオオオオオオオオ
Ju87「少し遅れたな・・・まあいい、奴らを叩き潰してくれる!」
しかし今回実験用試作型が中対空砲塔、自走砲が中対空砲身を持っていた
ボゴン!ボゴン!
ヒューーーーーーーー!
ボゴーーーーーン!
大して弾もあたらず、むしろQシュタイン兵士が被弾するほどだった
ギーーーーーーー!
残り時間 15
ブオオオオオオオオオオオオオオ・・・・・
ボゴーーーーーーン!
Ju87は全滅した
燃料積み込みも完了したが、既に爆弾作動まで残り15秒!
ディラット「あいつらに構わず、急ぐぞ!」
自走砲を先頭に急ぐ!
そしてエレベーターへ!
残り時間 10
ウィーーーーーーーーーーーン!
残り時間 5
ウィーーーーーン!
ズゴオオオオオオオオオォォォォォォォ!
残り時間 1
オオオオオオオオオオオオオオオ!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
ロケットのエンジンが爆発範囲から離れた直後爆発、超高速で成層圏突入
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ロケット操縦士「ロケットモーター切り離し!」
カシャン!
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
そして大気圏突入!
こうして、第1特殊小隊(と、新入りのM1と操縦士)は、月面へと飛び立った・・・
第十二話 終わり
追記:唐突にM1エイブラムスが隊員になったことが語られてます。もう少し延ばせばよかったな・・・
今回は敵が大軍で襲い掛かってます。隊員が増えていくため、敵も大部隊を導入するようになりました
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