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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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青き名将(仮題) 第六話
 松井一真  - 2008/3/10 23:54 -
  
腕が鈍らないように書いている第六話。今回からほとんどオリジナルエピソードです。

第六話 激動のノースグリーン
CQ暦237年8月から始まったチョロQ王国本土決戦はマロンキャニオンに移行。連合軍と小規模交戦が続いている
それから3年間、チョロQ王国本土決戦を含め、大戦は膠着状態であった
CQ暦240年、5月
ニビリア共和国に、大きな動きがあった
2年前に同盟を結んだヒチニリア共和国と共に、幾多もの訓練を重ね、遂にチョロQアイランド解放作戦を敢行することになった
ニビリア沖には空母六隻を初めとする大規模な機動部隊が展開し、帝国軍の駆逐艦と戦っている
日戦軍団航空兵「回せぇーー!」
エンジンが回り始める
甲板からは次々と航空機が発艦していく
迫り来るウルタンクの爆撃機
それをことごとく撃墜する日戦軍団航空隊
その隙を突いて、ニビリアの揚陸艦が出港していく
艦隊司令「揚陸艦隊が出港。後少しだ、帝国軍を撃退するぞ!」
次々と撃墜されていく両軍の戦闘機
大型爆撃機の姿も見える
その中に、ウルタンクのマークをつけた、異形の戦闘機が見える
それはたった一機で日戦軍団の戦闘機を撃退していく
しかし、一機の日戦軍団機が、ウルタンク機の後ろにつく
急旋回でかわそうとするウルタンク機
しかし、機銃攻撃を受け煙を噴く
遁走するウルタンク機
日戦軍団航空兵(通信)「冥龍を撃退した。残るは爆撃機だけだ、気を引き締めてかかれ!」
日戦軍団の戦闘機、次々と敵機へ向かう
炎上する爆撃機
残存する航空機は遁走していく
ウルタンク軍航空兵(通信)「損害甚大だ。撤退する!くそぉ、連合軍にも凄い奴らがいやがる・・・」
艦隊の上空を、日戦軍団航空機が旋回する
日戦軍団航空兵(通信)「作戦は成功、帰還する。海軍の初陣は、大戦果だったな」
艦隊司令「先ほど第一艦隊から連絡があった。敵の別働隊を壊滅させたとのことだ」
空母の艦橋では、歓喜の声が上がっている
艦橋員A「やったぞ、我々の勝利だ!」
艦橋員B「俺たちの実力、思い知ったかぁ!」
飛行甲板に、次々と艦載機が着艦してくる
乗員A「よく帰ってきた!」
乗員B「全員無事か?!」
日戦軍団航空兵「ああ、落とされた奴も、何とか脱出に成功したそうだ」
航空兵たちが次々と降り立ち、乗員達と話している
その陰では、連合軍揚陸艦隊が東の海へと去っていった・・・
その後のことだが、揚陸艦隊は一旦、チョロQ王国にウルタンク軍の増援が上陸したという報告を聞きチョロQ王国に転進、チョロQアイランド「解放」作戦は延期されることになった

同時期、QQQQ軍の主力部隊が突如として消息を絶つ
その後の記録では、異界において大量虐殺を行った後に帰ってきたという記述がある
このことに関して、QQQQ軍上層部は「不穏分子の陰謀だった」と語っているが、与党派閥である高杉派が大半をなしていたQQQQ主力部隊が、「焼夷弾頭ミサイルを用いた大量虐殺」、「水素爆弾を用いた民間人ゲリラの殲滅」、果ては「敵基地の焼き討ち」といった行動を起こすことが出来たのは、明らかに高杉派の意図があってのものと推測できる。しかしこれらは、QQQQに少なからず反感を持っていた連合軍の記録であり、詳細は不明である

同年末、Qグリーン軍の偵察部隊がQシュタイン大陸に上陸。小規模だったため装甲列車隊が対応したが、砲兵装の威力不足で苦戦、一部が破壊されたという連絡が入った
そのため重装甲列車BP42を導入したのだが、こちらは急カーブで脱線してしまった
トップヘビーだったことが災いしたようだ
そのため、Qシュタイン連邦は連合軍各国の兵器開発局へ、新型防衛兵器の開発を打診した
巨大な砲台、超重爆撃機、高性能レーザー砲。さまざまな企画がやってきた
その中で、維持費が少なく小回りが効き、且つ威力の高い、ある一つの装甲列車が採用された
後の四一式重装甲列車である
この重装甲列車は日戦軍団が独自に行っていた大陸防衛計画「敷島計画」の一環として開発された兵器だ
先頭には司令部を兼ねる前方警戒車があり、155mm加濃砲一門、120mm加濃砲一門、90mm滑腔砲二門を搭載している
続いて砲車が一両連結されている。120mm加濃砲一門、12.7mm重機関銃一丁を有する砲塔が二基搭載され、側面には90mm滑腔砲が片側一門ずつ搭載されている
続いて背中合わせに機関車が二両連結されている。「三八式液体燃料機関車」と呼ばれる機関車は、側面に90mm滑腔砲を片側一門と、車内に新型ディーゼルエンジンを搭載している。強力なディーゼルエンジンで最高速度はなんと110km/h
残りは砲車が十五両連結されており、後部には前方警戒車が連結されている
総数二〇両の長編成は、その圧倒的な機動力で演習で見事な成果を収めた
だが、元々旧式化しつつあった「装甲列車」という兵器ゆえに、反対する幹部も多かった
かといって、代案の一つだったプロトン王国軍の長距離砲は維持費が高く機動性に欠ける
激しい議論の末、翌年初頭、「敷島」は「試製四一式重装甲列車」として仮採用された

CQ暦241年1月。雪の降り積もるチョロデンヌ
二両のT−34が、森林を進んでいた
Qグリーン兵士A「・・・このチョロデンヌ地方はかつてから、恐ろしい物があるといわれている」
Qグリーン兵士B「それはいいけどよ、先に出ていたSグリーン隊の姿が見えないぞ」
Qグリーン兵士A「・・・俺達、隊からはぐれた?」
その時、丘の向こうで爆炎が見えた
Qグリーン兵士A「なっ、何だ!?」
急いで丘まで駆けて行く二両
丘向こうには線路があったはずだ
まさか、装甲列車・・・
丘の上から、線路を眺める
すると、九七式中戦車を髣髴とさせるデザインの装甲列車が、友軍を次々と壊滅させている
その傍らからルノーFTを思わせる風貌の戦車が現れ、機関砲や榴弾砲を撃っている
山砲を使う兵士の姿はオート三輪ではあるが、小型の銃塔がついている
・・・間違いない、例の民兵だ
Qグリーン兵士A「・・・奴らだ、奴らが来やがった・・・」
僅かな友軍が、その弾幕を突破して突き進んでいく
装甲列車や奇妙な風貌の兵士達は深追いはせず、後退していく
Qグリーン兵士B「・・・おい、奴らってなんだよ・・・」
Qグリーン兵士A「サンドポリスから引き上げた戦友が言っていたんだ。『Qシュタイン大陸には恐ろしく強い民兵がいる』って・・・」
Qグリーン兵士B「・・・どうする、俺達?」
Qグリーン兵士A「・・・どうするかな・・・」
行けど地獄、戻れど地獄。雪に包まれた森は、地獄と化していた・・・
二両のT−34は、丘の上で立ち尽くしていた・・・
GKU帝国同盟軍は、Qシュタイン大陸攻略作戦「カルセオリア」を実行、Qシュタイン大陸を蹂躙していた
首都チョベリング攻略のため、ほとんどの都市を無視して突っ切っていったのだが、途中で制圧したドガスデンの街では武装モノレールに苦戦した
そのまま勢いで各種防衛網を突破し、チョロデンヌに到達した
その時、突如装甲列車が出現、戦力の三分の一が壊滅した
Sグリーン少将率いる主力部隊は何とか突破に成功したが、チョベリング付近においてQシュタイン軍主力部隊と交戦した
問題の重装甲列車を始め、Qシュタイン大陸の主要な戦力が集まっていた
それにより、戦力の大半を喪失した
第六話 続く
引用なし
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青き名将(仮題) 第五話 松井一真 2008/2/4 21:53
  Re:青き名将(仮題) 第五話 松井一真 2008/2/4 21:54
   Re:青き名将(仮題) 第五話 松井一真 2008/2/4 21:55 [添付]
   Re:青き名将(仮題) 第五話 感想 ダークスピリッツ 2008/2/8 0:20
   Re:青き名将(仮題) 第五話 感想 松井一真 2008/2/8 17:04
   青き名将(仮題) 第六話 松井一真 2008/3/10 23:54
   Re:青き名将(仮題) 第六話 松井一真 2008/3/11 0:11
   青き名将(仮題) 第六話 あとがき 松井一真 2008/3/11 0:26
   Re:青き名将(仮題) 第六話 あとがき ダークスピリッツ 2008/3/14 23:19
   Re:青き名将(仮題) 第六話 あとがき 松井一真 2008/3/15 0:48

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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