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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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青き名将(仮題) 第五話
 松井一真  - 2008/2/4 21:53 -
  
ようやく第五話。そして第五話にしてレイオガルとカルオスが離脱

第五話 熱風の民兵
放たれる機銃の射線。それをかわす、一台の深緑色のチョロQ
彼の眼前には、一両のベングリオンの姿があった
彼はものの三〇秒前、凄まじい速力を以って門を破壊、このベングリオンの前に駆け込んだのだ
深緑のチョロQ「どうだ、ウルタンクの野郎!」
そして、彼に続いて駆け込んできた黒いチョロQたちと、緑色のオート三輪がすかさず民間車たちが収容されている建物へと向かった
彼らはM3短機関銃を装備していた
オート三輪に至ってはバズーカ砲だ
リーダーと思しきプレジデントが叫ぶ
プレジデント「おそらく民間車は建物の中です!我々が普通のチョロQではないことを証明してやりましょう!」
ウルタンク兵の射線をかわし、分散して各部屋へ向かっていく
当の深緑色のチョロQは、庭でベングリオンと戦っている
必死に機銃弾をかわす深緑色のチョロQ
その間に、黒いチョロQたちは守衛のウルタンク兵たちを倒し、捕まっていた民間車を救出した
そして、庭に戻った。その時である
ベングリオンの放った砲弾が、深緑色のチョロQに直撃した
深緑色のチョロQは吹き飛ばされた
CQ暦237年、6月。一つの連合国が、帝国の元に降った
チョロQアイランドである
ビサエル曹長の指揮下にある一個中隊が、ノイズシティを占領。続いて後続の帝国軍が島内全土を制圧したのだ
ノイズシティ市長、フォレストとその部下達は果敢に応戦したが、所詮はチョロQ、Qタンクの大軍には敵わなかった
貨物列車一編成と輸送船一隻を使ってQシュタイン帝国へ亡命した彼らから受けた報告では、ものの数時間でのことだったという

その数日後、ニビリア共和国の政府高官らが、ヒチニリア共和国を視察していた
というのも、ヒチニリア共和国陸軍総司令官、マフト元帥により、両国に同盟が結ばれたからである
ボアン大尉「・・・荒地だな」
ヒチニリア兵士「はい。我が国は国土の八割が荒地、もしくは砂漠で、農業はほとんどままなりません」
ここが独立したのも、到底やっていけるはずがないと同大陸を放棄したチョロQ王国側に対し、根強く残ったQタンク王国側が独立させたという経緯だったと、ボアンは聞いた
ただ、数少ない森林から流れてくる川は水質が良く、精密部品を作るのに適していた。そのためにヒチニリアは、輸入した資材を利用して精密部品を作っているという
ボアン大尉「・・・古来より貿易で栄えてきた、と聞いたな」
ヒチニリア兵士「近くにあるチョロQアイランドとの国交が特に大きかったのですが、物の数日前に陥落しましたからね。チョロQ王国とも国交が栄えておりますが、サンドポリスに帝国勢力が侵攻するとのことで・・・」
ボアン大尉「とても外国に構っていられる場合ではない、ということか」
ヒチニリア兵士「今度の同盟は、我が国の存続には必要不可欠ということです」
マフト元帥「同盟を結ばなければ、我が国は戦わずして消滅しますからな」
同行するマフト元帥も言う
ニビリア国王「・・・ひとまずは、チョロQ王国の戦線を維持し、続いてチョロQアイランドを奪還する、ということになりますな」
サンドポリスに帝国勢力が侵攻するという連絡を受け、連合軍はサンドポリスに大部隊を展開した
途中、第三八大隊と、慰問に訪れるはずだったプロトン・レイオガル両国国王、そして護衛に回っていた国内レジスタンスがウルタンク帝国艦隊により乗艦を撃沈され、アファノアイランドに漂着するという事件もあったが、追跡に移ったウルタンク艦隊と、彼らが護衛していた上陸部隊も多大な損害を受けたために、サンドポリスの戦闘は数ヶ月遅れることとなった
その際に、待機していた部隊がチョロQアイランドに上陸、制圧したのだ

なお、同時期、軍事病院を爆撃したQQQQ軍航空隊が、「翼に赤い円が描かれた戦闘機の大軍」に大半を撃墜されるという報告が、QQQQ空軍司令部に届けられた
また、ウルタンク帝国艦隊により、北方大陸上陸を目論んでいたQQQQ艦隊も壊滅的打撃を受けたそうだ
この頃、QQQQは受難続きだった
軍上層部の乗っていた空中戦闘艦「グライセン」が、帝国軍航空隊によって撃墜されてしまった
ただ、運良く墜落した先がカースゲースという島だったため、そこで島民と共同してグライセンを修理したという
ちなみに、島民といざこざがあったかどうかは定かではない
なお、この際に「シュナイダーユナイデット」なる敵精鋭部隊と交戦し、これを撃破したとQQQQが報告したが、そのような部隊は存在しないという噂も届いており、こちらも詳細は不明である
その後、QQQQはカースゲースを独立国としたが、果たして「病院を爆撃した」QQQQが「独立させた」国を、プロトン王国が認めるかどうかは、一切不明である

同時刻、デスゴッド大陸沖。カルオス帝国の艦隊が移動していた
ゾルドルク元帥(車種:AMX−30)「船が転覆しそうな波だ。これから先が心配だ・・・」
荒波の中を、艦隊は進んでいた
ゾルドルク元帥「兵士のほうはカイオグル元帥のおかげで、戦力の80%は失わなくてすんだ・・・」
例の病院爆撃事件の折、残存する兵士達をQQQQの猛威から守り抜いたのはカイオグル元帥であった
ただ、航空隊に止めを刺したのは連合系民兵組織だったという
ゾルドルク元帥「しかし、元帥は今どこに・・・カルオス皇帝へと変化した後は行方不明・・・」
バルゴオ中将(車種:M1A1エイブラムス)「そうですね・・・。デスゴット・・・生きて帰れるか・・・」
何たって「死神の大陸」だ。生きて帰れる保証は無い
ニマスト大将(車種:超重戦車マウス)「生きて帰れると、わしは信じておるぞ。」
バルゴオ中将「ニマストじいさんよ〜、信じていいのか、そんなこと?」
ニマスト大将「『死神の大陸』があるなら『神の大陸』もあるはずだ。その『神の大陸』というのは、『死神の大陸』かもしれん。その『大陸』が我々を試しているのだ。自然を操りながら・・・」
彼らの向かう「デスゴッド大陸」はキュワールの北の端にある
存在自体は知られているが、未だにそこに行って帰ってきたものがいないという
バルゴオ中将「・・・・・」
ゾルドルク元帥「話の時間はそれくらいにしろ。どうやら、俺たちに神さんが試練を与えてきたぜ・・・」
ニマスト大将「ほぉ〜。一番初めから大きな壁がきたようじゃの〜」
彼らの目の前には、まさに「壁」としか言い様のない津波が押し寄せてきていた
バルゴオ「!?何だ、あの大津波は!?」
あまりにも巨大な津波だ。飲まれたら生きて帰れるはずが無い
バルゴオ中将「どうするおつもりです、ゾルドルク元帥!?」
ゾルドルク元帥「こんなこともあろうかと、ニトロブースターを戦艦全隻に装備したんだ。そろそろ使うぞ、準備はいいな!ニトロブースター、オン!」
艦長「ニトロブースター、起動!」
元帥の指示を受け、艦長が復唱する
バルゴオ中将「へ、兵士の移動は!?」
艦橋員がバルブを動かしている
ゾルドルク元帥「とっくにすんでいる。いくぞ!」
ゆっくりと速度計が上がっていく
バルゴオ中将「そ、そんな心の準備って物が・・・・・・」
響き渡る轟音
バルゴオ中将「って、のわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
艦内はもみくちゃにされた

それから数分後
バルゴオ中将「・・・・!ハッ!こ、ここは!?(戦艦が横向きに倒れてるよ・・・)」
艦は横転していた
ゾルドルク元帥「・・・・どうやら、ついたようだな・・・」
バルゴオ中将「ま・さ・か・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ニマスト大将「『死神の大陸』じゃ」
バルゴオ中将「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だ、だから、きたくないといったのに・・・・・・・」
ニマスト大将「我が国が勝つためじゃ。しかたない」
彼らは、デスゴッド大陸に上陸を果たした
真の最終兵器が眠る大陸だ
彼らの運命や、如何に・・・
第五話 続く

引用なし
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青き名将(仮題) 第五話 松井一真 2008/2/4 21:53
  Re:青き名将(仮題) 第五話 松井一真 2008/2/4 21:54
   Re:青き名将(仮題) 第五話 松井一真 2008/2/4 21:55 [添付]
   Re:青き名将(仮題) 第五話 感想 ダークスピリッツ 2008/2/8 0:20
   Re:青き名将(仮題) 第五話 感想 松井一真 2008/2/8 17:04
   青き名将(仮題) 第六話 松井一真 2008/3/10 23:54
   Re:青き名将(仮題) 第六話 松井一真 2008/3/11 0:11
   青き名将(仮題) 第六話 あとがき 松井一真 2008/3/11 0:26
   Re:青き名将(仮題) 第六話 あとがき ダークスピリッツ 2008/3/14 23:19
   Re:青き名将(仮題) 第六話 あとがき 松井一真 2008/3/15 0:48

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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