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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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青き名将(仮題) 第五話 松井一真 2008/2/4 21:53

   青き名将(仮題) 第六話 松井一真 2008/3/10 23:54
   Re:青き名将(仮題) 第六話 松井一真 2008/3/11 0:11
   青き名将(仮題) 第六話 あとがき 松井一真 2008/3/11 0:26
   Re:青き名将(仮題) 第六話 あとがき ダークスピリッツ 2008/3/14 23:19
   Re:青き名将(仮題) 第六話 あとがき 松井一真 2008/3/15 0:48


青き名将(仮題) 第六話
 松井一真  - 2008/3/10 23:54 -
  
腕が鈍らないように書いている第六話。今回からほとんどオリジナルエピソードです。

第六話 激動のノースグリーン
CQ暦237年8月から始まったチョロQ王国本土決戦はマロンキャニオンに移行。連合軍と小規模交戦が続いている
それから3年間、チョロQ王国本土決戦を含め、大戦は膠着状態であった
CQ暦240年、5月
ニビリア共和国に、大きな動きがあった
2年前に同盟を結んだヒチニリア共和国と共に、幾多もの訓練を重ね、遂にチョロQアイランド解放作戦を敢行することになった
ニビリア沖には空母六隻を初めとする大規模な機動部隊が展開し、帝国軍の駆逐艦と戦っている
日戦軍団航空兵「回せぇーー!」
エンジンが回り始める
甲板からは次々と航空機が発艦していく
迫り来るウルタンクの爆撃機
それをことごとく撃墜する日戦軍団航空隊
その隙を突いて、ニビリアの揚陸艦が出港していく
艦隊司令「揚陸艦隊が出港。後少しだ、帝国軍を撃退するぞ!」
次々と撃墜されていく両軍の戦闘機
大型爆撃機の姿も見える
その中に、ウルタンクのマークをつけた、異形の戦闘機が見える
それはたった一機で日戦軍団の戦闘機を撃退していく
しかし、一機の日戦軍団機が、ウルタンク機の後ろにつく
急旋回でかわそうとするウルタンク機
しかし、機銃攻撃を受け煙を噴く
遁走するウルタンク機
日戦軍団航空兵(通信)「冥龍を撃退した。残るは爆撃機だけだ、気を引き締めてかかれ!」
日戦軍団の戦闘機、次々と敵機へ向かう
炎上する爆撃機
残存する航空機は遁走していく
ウルタンク軍航空兵(通信)「損害甚大だ。撤退する!くそぉ、連合軍にも凄い奴らがいやがる・・・」
艦隊の上空を、日戦軍団航空機が旋回する
日戦軍団航空兵(通信)「作戦は成功、帰還する。海軍の初陣は、大戦果だったな」
艦隊司令「先ほど第一艦隊から連絡があった。敵の別働隊を壊滅させたとのことだ」
空母の艦橋では、歓喜の声が上がっている
艦橋員A「やったぞ、我々の勝利だ!」
艦橋員B「俺たちの実力、思い知ったかぁ!」
飛行甲板に、次々と艦載機が着艦してくる
乗員A「よく帰ってきた!」
乗員B「全員無事か?!」
日戦軍団航空兵「ああ、落とされた奴も、何とか脱出に成功したそうだ」
航空兵たちが次々と降り立ち、乗員達と話している
その陰では、連合軍揚陸艦隊が東の海へと去っていった・・・
その後のことだが、揚陸艦隊は一旦、チョロQ王国にウルタンク軍の増援が上陸したという報告を聞きチョロQ王国に転進、チョロQアイランド「解放」作戦は延期されることになった

同時期、QQQQ軍の主力部隊が突如として消息を絶つ
その後の記録では、異界において大量虐殺を行った後に帰ってきたという記述がある
このことに関して、QQQQ軍上層部は「不穏分子の陰謀だった」と語っているが、与党派閥である高杉派が大半をなしていたQQQQ主力部隊が、「焼夷弾頭ミサイルを用いた大量虐殺」、「水素爆弾を用いた民間人ゲリラの殲滅」、果ては「敵基地の焼き討ち」といった行動を起こすことが出来たのは、明らかに高杉派の意図があってのものと推測できる。しかしこれらは、QQQQに少なからず反感を持っていた連合軍の記録であり、詳細は不明である

同年末、Qグリーン軍の偵察部隊がQシュタイン大陸に上陸。小規模だったため装甲列車隊が対応したが、砲兵装の威力不足で苦戦、一部が破壊されたという連絡が入った
そのため重装甲列車BP42を導入したのだが、こちらは急カーブで脱線してしまった
トップヘビーだったことが災いしたようだ
そのため、Qシュタイン連邦は連合軍各国の兵器開発局へ、新型防衛兵器の開発を打診した
巨大な砲台、超重爆撃機、高性能レーザー砲。さまざまな企画がやってきた
その中で、維持費が少なく小回りが効き、且つ威力の高い、ある一つの装甲列車が採用された
後の四一式重装甲列車である
この重装甲列車は日戦軍団が独自に行っていた大陸防衛計画「敷島計画」の一環として開発された兵器だ
先頭には司令部を兼ねる前方警戒車があり、155mm加濃砲一門、120mm加濃砲一門、90mm滑腔砲二門を搭載している
続いて砲車が一両連結されている。120mm加濃砲一門、12.7mm重機関銃一丁を有する砲塔が二基搭載され、側面には90mm滑腔砲が片側一門ずつ搭載されている
続いて背中合わせに機関車が二両連結されている。「三八式液体燃料機関車」と呼ばれる機関車は、側面に90mm滑腔砲を片側一門と、車内に新型ディーゼルエンジンを搭載している。強力なディーゼルエンジンで最高速度はなんと110km/h
残りは砲車が十五両連結されており、後部には前方警戒車が連結されている
総数二〇両の長編成は、その圧倒的な機動力で演習で見事な成果を収めた
だが、元々旧式化しつつあった「装甲列車」という兵器ゆえに、反対する幹部も多かった
かといって、代案の一つだったプロトン王国軍の長距離砲は維持費が高く機動性に欠ける
激しい議論の末、翌年初頭、「敷島」は「試製四一式重装甲列車」として仮採用された

CQ暦241年1月。雪の降り積もるチョロデンヌ
二両のT−34が、森林を進んでいた
Qグリーン兵士A「・・・このチョロデンヌ地方はかつてから、恐ろしい物があるといわれている」
Qグリーン兵士B「それはいいけどよ、先に出ていたSグリーン隊の姿が見えないぞ」
Qグリーン兵士A「・・・俺達、隊からはぐれた?」
その時、丘の向こうで爆炎が見えた
Qグリーン兵士A「なっ、何だ!?」
急いで丘まで駆けて行く二両
丘向こうには線路があったはずだ
まさか、装甲列車・・・
丘の上から、線路を眺める
すると、九七式中戦車を髣髴とさせるデザインの装甲列車が、友軍を次々と壊滅させている
その傍らからルノーFTを思わせる風貌の戦車が現れ、機関砲や榴弾砲を撃っている
山砲を使う兵士の姿はオート三輪ではあるが、小型の銃塔がついている
・・・間違いない、例の民兵だ
Qグリーン兵士A「・・・奴らだ、奴らが来やがった・・・」
僅かな友軍が、その弾幕を突破して突き進んでいく
装甲列車や奇妙な風貌の兵士達は深追いはせず、後退していく
Qグリーン兵士B「・・・おい、奴らってなんだよ・・・」
Qグリーン兵士A「サンドポリスから引き上げた戦友が言っていたんだ。『Qシュタイン大陸には恐ろしく強い民兵がいる』って・・・」
Qグリーン兵士B「・・・どうする、俺達?」
Qグリーン兵士A「・・・どうするかな・・・」
行けど地獄、戻れど地獄。雪に包まれた森は、地獄と化していた・・・
二両のT−34は、丘の上で立ち尽くしていた・・・
GKU帝国同盟軍は、Qシュタイン大陸攻略作戦「カルセオリア」を実行、Qシュタイン大陸を蹂躙していた
首都チョベリング攻略のため、ほとんどの都市を無視して突っ切っていったのだが、途中で制圧したドガスデンの街では武装モノレールに苦戦した
そのまま勢いで各種防衛網を突破し、チョロデンヌに到達した
その時、突如装甲列車が出現、戦力の三分の一が壊滅した
Sグリーン少将率いる主力部隊は何とか突破に成功したが、チョベリング付近においてQシュタイン軍主力部隊と交戦した
問題の重装甲列車を始め、Qシュタイン大陸の主要な戦力が集まっていた
それにより、戦力の大半を喪失した
第六話 続く
引用なし
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Re:青き名将(仮題) 第六話
 松井一真  - 2008/3/11 0:11 -
  
後半、チョロ〜ン空爆。ほぼ全編がオリジナルエピソードですな。

第六話 激動のノースグリーン
同年、プロトン王国軍のうち、いもむし元帥が指揮する直属部隊が消息を絶つ
後の記録によれば、異界において紛争に巻き込まれたという
「白川軍」、「渥美要塞」などの奇妙な単語が乱舞しており、詳細は一切不明である
その同時期、南方の新興国家、グリーンアイランドと、プロトン王国は同盟を締結した
ポルシェ元帥(プロトン王国第二師団司令。車種:ポルシェティーガー)「・・・Qグリーンからの独立国家・・・」
ロレス元帥(グリーンアイランド陸軍総司令官。車種:Obiekt279)「政治体制は全く違うんですがね。隣国アファノとは国交がありまして、現時点では貨物船のみの交易となっております」
ポルシェ元帥「航空機は、どうなのかね?」
ロレス元帥「まだまともに飛べる機体がほとんどありませんからね」
グリーンアイランド。Qグリーン帝国から独立した小国であり、アファノアイランドの連合入りに伴い、事実上の連合国であった
しかし、連合国の盟主たるプロトン王国との国交は無かった
今回の同盟により、ようやくグリーンアイランドは正式に連合国に入ったのである

さて、新興国家が現れたのは別に連合陣営だけではない
時を同じくして、ノースグリーン大陸南方における新興国家、チョロ〜ン帝国が宣戦を布告した
「新興」国家といえど、国自体はCQ暦210年代から存在しており、CQ暦230年代初頭に帝政国家となったのである
未だ膠着状態にあるチョロQ王国戦線に一部援軍を送っており、膠着状態を続けさせていた
プロトン王国は日戦軍団、Qシュタイン帝国と共同で、チョロ〜ン帝国上陸作戦を敢行した
だが、その直前にはウルタンク帝国第八艦隊が立ちはだかった
昨年五月にニビリアに現れた奴だった
飛び立っていく日戦軍団航空隊
双方共に、装備を強化していた
航空戦、熾烈
炎上する空母
日戦軍団兵士「消火急げぇぇーー!」
舞い上がる機銃弾
敵爆撃機、次々と散る
激戦、なおも続く

同時期、航空母艦「エンタープライズ」甲板。無数の航空機が並んでいる
艦長「発艦準備!」
甲板上に立ち並ぶ機体は、海軍の新型爆撃機、SBD。通称はドーントレス。類似品がウルタンクで主力機として活躍しているそうだ
どうやら、日戦軍団航空隊が戦っている戦闘機隊の中に、その姿があったそうだ
航空兵A「民兵は、いつまで持ち堪えてくれるかな・・・」
航空兵B「奴らの戦闘機は只者じゃねぇ、きっと敵艦隊までやってくれるだろうよ」
日戦軍団は「零戦」と呼ばれる戦闘機を用いており、その機動性は凄まじい
何でも、ウルタンク帝国軍のF4F戦闘機をことごとく撃墜しているという
航空兵の一両、シャイナー上等兵は、SBDに飛び乗った
風防が閉まる
プロペラが回り始める
艦長(通信)「第268航空隊、全機発艦せよ!」
シャイナー上等兵(車種:M4A2シャーマン)「了解、発艦する!」
艦載機が次々と発艦していく
そして、シャイナー機の番になる
機体を加速させる
飛行甲板がだんだんと短くなっていく
そして、操縦桿を引いた
機体はゆっくりと下降し、海面を下に見て上昇する
発艦成功だ
艦載機搭乗員ほど、苦労する飛行機乗りは無いだろう
先導する機体に続いて、多数のSBDは目標を目指した
目標は、チョロ〜ン帝国の要衝、チョロ〜ン運河だ

チョロ〜ン運河。ノースグリーン大陸南部にあるこの運河は、内陸部にあるチョロ〜ン軍の主要軍港と繋ぐ交通要所である
チョロ〜ン兵士A「宣戦布告したって言うけどよ、俺達には全く出撃命令がかかってこないぜ」
チョロ〜ン兵士B「陸戦のお国柄だから、俺達海軍には見向きもしねぇってとこかな・・・」
チョロ〜ン兵士A「じゃあ何で俺達がいるんだよ。我が国が陸戦のお国柄なら、海軍を作ることさえしないはずだぜ」
彼らは駆逐艦の乗員である
砲の整備をしながら、愚痴を言い合っていた
チョロ〜ン兵士A「・・・よし、終わった。第二砲塔の方はどうだ?」
チョロ〜ン兵士C「ああ、こっちも大体終わったよ」
その時、遠方に黒い影が見えた
チョロ〜ン兵士B「ん?・・・なんだありゃ?」
チョロ〜ン兵士A「うちの飛行隊かな・・・」
チョロ〜ン兵士B「陸戦のお国柄だから空軍は・・・」
チョロ〜ン兵士C「もうそれ聞き飽きたよ・・・」
轟音が響き渡る
その姿は、紛れも無く航空機だ
翼には、プロトンを示す羽の記章
チョロ〜ン兵士A「プロトンだ!」
チョロ〜ン兵士B「連合軍め、こんなところまで爆撃に来やがった!」
プロトン王国艦隊及び、日戦軍団特務潜宙艦隊が、チョロ〜ン運河を空爆した

上空には多数のSBDが飛来している
何機かの護衛機は降下、機銃掃射を始めている
飛行隊長(通信)「よし、シャイナー!民兵さんの援護をしてやれ!目標は運河施設だ!」
シャイナー上等兵「了解!ブラドベリ、行くぞ!」
後部には相棒、ブラドベリ上等兵がいる
ブラドベリ上等兵(車種:M4A2シャーマン)「了解!」
二両の駆るSBDは、列機に続いて降下する
各機散開、それぞれが施設に爆弾を投下する
機関砲弾が次々と放たれる
しかし、その機関砲も友軍機の爆弾により爆発する
目標の施設が見えた。運河の操作をしている奴だ
シャイナー上等兵「よし、もうすぐ目標だ!」
SBDは上昇する
そして、目標を捉える
機体、急降下
目標を照準に収める
ブラドベリ上等兵「投下!」
ブラドベリが投下スイッチを押す
250kg爆弾が切り離され、降下していく
爆弾は徐々に速度を増す
そして、施設に直撃
爆発、炎上する施設
機は既に上昇、施設の上空を後にしていた

チョロ〜ン運河近辺の指揮を執るのはモラスト少将だ。それ程有能ではないが、過去の紛争で戦果を挙げている
モラスト少将(チョロ〜ン陸軍所属。車種:ヤークトパンター12.8cm砲クルップ案)「何っ?!沖合いに展開していたウルタンク艦隊が撤退!?」
ウルタンク将校(通信)「ああ、やったのは例の民兵らしい。全く大変なことに・・・」
通信、途絶
モラスト少将「どうしたっ!?」
チョロ〜ン通信兵「敵の空爆です!」
急降下爆撃機から爆弾が投下される
運河施設は爆発、炎上する
モラスト少将「・・・空爆だと!?」
高射砲から次々と砲弾が放たれる
しかし、その弾幕をかいくぐり、見慣れない機影が魚雷を投下した
魚雷は運河閘門へと突入する
運河閘門は爆発。ダムが決壊したかのように、濁流の中に飲まれていく
停泊していた輸送船が、濁流に消えていく
大型タンカーは押し流され、街を蹂躙していく
駆逐艦は濁流により大回転する
チョロ〜ン兵士C「・・・おい、何なんだよあれ・・・」
チョロ〜ン兵士A「・・・津波だ・・・」
対空機銃は、沈黙していた
そして、閘門から離れたところにあった、彼らの駆逐艦は、波に押し流されてドックへ激突した

機上無線からは歓喜の声が上がっている
日戦軍団航空兵(通信)「こちら富嶽隊一番機。ビーチャ閘門を完全破壊、戦果は上々だ。連合軍の諸君の奮闘に感謝する」
航空兵A(通信)「いいとこ持ってったんだから、今度少しでいいから奢ってくれよ」
日戦軍団航空兵(通信)「帰路で無事だったらな」
シャイナー上等兵「敵の抵抗はそれ程の物ではないですからね。気をつけたほうがいいですよ」
日戦軍団航空兵(通信)「心得ておくよ」
国境を越えた談笑が、編隊の中に響いた

同時刻、ウルタンク第八艦隊と、日戦軍団艦隊の戦闘は収束に向かいつつあった
無数の雷撃機が、戦艦に迫る
放たれる対空弾
爆発する敵機。敵編隊は壊滅だ
艦橋員「『赤城』より入電、『消火完了なるも甲板使用不能』!」
艦隊司令「・・・やむを得ん。あの手を使うか・・・」
壮絶な戦いは、日戦軍団艦隊の勝利に終わった
第八艦隊は撤退。この際にスクリューをやられた航空母艦一隻が放棄され、「赤城」の艦載機はそれに着艦したという

空母「エンタープライズ」の飛行甲板に、航空隊が着艦する
航空兵A「大変だったよ。流石はチョロ〜ン最大の運河要塞だ」
航空兵B「奇襲じゃなかったら俺達は落とされてただろうな」
甲板員「それで、戦果は?」
航空兵A「目標の破壊に成功。街は大洪水ってとこだ」
航空兵B「飲み込まれた奴らには悪いが、これが戦争って奴だな」
航空兵C「我が王国に逆らった見せしめってことだぜ」
甲板員「それは流石に言いすぎじゃねぇか?」
航空機が次々と格納されていく
彼らの艦隊の脇には、陸軍の輸送船団が展開している
航空兵A「やい、シャイナー。さっきの民兵、どこの隊の所属だった?」
シャイナー上等兵「富嶽隊って言ってなかったか?」
航空兵A「分かった、今度会ったら、今日のことを話してなんか奢ってもらおうぜ」
ブラドベリ上等兵「もしかしたら、会った機会には撃墜されてるかも知れないぞ」
航空兵B「後席の奴は楽でいいよな。照準定めて投下すりゃ、後は前の奴に任せてりゃいいからな」
ブラドベリ上等兵「こっちだって大変なんだよ!操縦士がヘマしたら巻き添えなんだぞ!」
シャイナー上等兵「俺がいつヘマをしたってんだ!」
ブラドベリ上等兵「するかもしれねぇから言ってるんだぞ!」
飛行隊長「喧嘩をするな!これからの戦局、結束こそが大事になるんだぞ!」
副長「無駄話してないで、格納庫に入れ!あまり大勢いると他の隊の迷惑だ!」
飛行隊長「・・・了解!おめぇら、続きは格納庫だ!」
多数の隊員達が、格納庫へと戻っていく
開戦から五年。戦場は、ノースグリーンへと移っていった・・・
第六話 終わり

今回はやたらと長いのであとがきも分けます。
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青き名将(仮題) 第六話 あとがき
 松井一真  - 2008/3/11 0:26 -
  
結局のところ分けたあとがきです。

あとがき:SCQでの第二十四話〜第三十三話に当たる話。このあたりは短い話やプロトン王国が一切登場しない話が多く、前半部は第二十四話から第二十九話までのあらすじのようになっています。
SCQ第二十四話で鮮烈なデビューを果たした日戦軍団艦隊。「冥龍」というのはウルタンク帝国軍の最新鋭戦闘機で、「ジェット戦闘機と互角に渡り合える」強力な戦闘機です。
第二十五話〜第二十六話に当たる「戦国QQQQ」ともいえる話。実は当初は桶狭間、長篠、北条、東北、本能寺、太平洋というように分かれていましたが、あまりに短い話が続いたので桶狭間〜東北、本能寺というように分けました。その際に蛇足だった太平洋のパートをカットしています。
日戦軍団艦隊に続いて壮烈なデビューを果たした「敷島」。第五次キュワール大戦におけるQシュタインの主力兵器です。前半部、一箇所だけ「連邦」と誤植されています。当時は「帝国」です。すっかり忘れてました。
当時はまだ「鉄路ゆかば」と「戦雲の高層都市」のみの公開でそれほど知名度は高くなかった(ただし、三鷹の森ジブリ美術館で「鉄路ゆかば」が公開されたことがあるそうだ)「甲鉄傳紀」シリーズ(まだ初期の「甲鉄戦記」名義だったような)から借用した兵器なんですが、本家「鉄路ゆかば」が公開停止となっている現在はチョロQ小説で一人歩きしてしまっています。
ちなみに、ルノーFT風の戦車と機銃塔を有するオート三輪は、「弥栄堂」公式サイトでイラストが公開されている三五式軽戦車と三一式三輪軽装甲車だったりします。
シャイナーとブラドベリ。SBD搭乗員のコンビです。当初は「紀伊」からパイロットを借用するつもりでしたが、「紀伊」には戦闘機搭乗員と陸上爆撃機搭乗員しか登場していないことが判明、新たに設定しました。
作中の会話は、プロトン海軍航空隊は陽気な兵が揃っているという江素弐千さんの作品の雰囲気を出してみようと思ってやりました。日戦軍団の水上攻撃機隊「富嶽隊」まで参加してます。
チョロ〜ン兵士の会話。元々チョロ〜ンは少し前に閉鎖となったフィズィキさんのサイトの小説に登場していた国家で、作者フィズィキさん自ら「間抜けな国」と呼んでいたのに、SCQでは結構活躍しています。
台詞どおり「陸戦のお国柄」で、かつてはQQQQをも占領していたといわれています。一方で海軍力は軽視されており、結果このチョロ〜ン運河空襲の折にはチョロ〜ン運河に突入された挙句、要衝ビーチャ閘門を粉砕されています。

モラスト少将。フィズィキさんの小説でもSCQでも呆気なく撃破されるという役どころでしたが、今回はそもそも戦闘にも参加していませんな。
フィズィキさんの小説に登場する帝国側のチョロQは一貫してドイツやイタリアが多いです。一方で日本戦車は日戦軍団の影響でプロトン側のほうが多いです。
また、自分の趣味で敵タンクを選ぶことが多く(主に自分の好きな戦車を友軍タンク、嫌いな戦車を敵タンクとして登場させる)、BHEタンクやM7プリースト、セモベンテM42L(よく「セレモベンテ」と誤植されていた)は敵幹部タンクの代表格でした。それ以外にもマーダーIIやヘッツァー、ソミュアS35、Obiect279なども多かったです。見れば分かりますが国籍はドイツ、イタリア、フランス、ロシアとバラバラです。
で、このモラスト少将はヤークトパンターのクルップ案という少将という階級どおり(おい)少々地味な戦車です。SCCQで「パンタークルップ」名義で登場したために登場しています。おそらくさび止めの赤色が気に入らなかったのでしょう(イタリアタンクが敵戦車として多い理由を「塗装の薄黄色が気に入らないから」と語っていました)。
グリシネ国も元々フィズィキさんが原案(当初は「グリシネ共和国」だったが、もっぱら「グリシネ国」と呼ばれ、それが定着)ですが、こちらは日戦軍団をモチーフにしています。そのために日戦軍団は「グリシネ国陸海軍の中でグリシネ空軍の専制体制に不満を抱いていたチョロQたちが決起、独立した物」となりました。
グリシネの設定も何度か変わっていて、SCQ時代は「日戦軍団の存在を友軍として認め、若干ライバル視」といった感じでしたが、「紀伊」では「日戦軍団を不穏分子と見ており、敵視しているのが大半。しかし中には総司令官松井元帥と縁のあるものがいて、彼らは密かに松井元帥を慕っている」という設定になっています。これは実生活の変化もあるんですが、「内部の敵」という要素に挑戦したかったのでやりました。

今回からはSCQでは語られなかったチョロ〜ン戦などノースグリーンでのエピソードが主体となります。奇しくもフィズィキさんのサイトが公式に閉鎖され、それ以前にもCCQ系小説は公開停止となっているためにこっちとしては使いたい放題使える状態。派手にやるつもりです。
引用なし
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Re:青き名将(仮題) 第六話 あとがき
 ダークスピリッツ  - 2008/3/14 23:19 -
  
> 結局のところ分けたあとがきです。
>
> あとがき:SCQでの第二十四話〜第三十三話に当たる話。このあたりは短い話やプロトン王国が一切登場しない話が多く、前半部は第二十四話から第二十九話までのあらすじのようになっています。
> SCQ第二十四話で鮮烈なデビューを果たした日戦軍団艦隊。「冥龍」というのはウルタンク帝国軍の最新鋭戦闘機で、「ジェット戦闘機と互角に渡り合える」強力な戦闘機です。
そもそもウルタンクの航空機ってここではF4Fとか出てたからアメリカ機なんですか?紀伊ではイタリア機として設定しましたが・・・
> 第二十五話〜第二十六話に当たる「戦国QQQQ」ともいえる話。実は当初は桶狭間、長篠、北条、東北、本能寺、太平洋というように分かれていましたが、あまりに短い話が続いたので桶狭間〜東北、本能寺というように分けました。その際に蛇足だった太平洋のパートをカットしています。
> 日戦軍団艦隊に続いて壮烈なデビューを果たした「敷島」。第五次キュワール大戦におけるQシュタインの主力兵器です。前半部、一箇所だけ「連邦」と誤植されています。当時は「帝国」です。すっかり忘れてました。
> 当時はまだ「鉄路ゆかば」と「戦雲の高層都市」のみの公開でそれほど知名度は高くなかった(ただし、三鷹の森ジブリ美術館で「鉄路ゆかば」が公開されたことがあるそうだ)「甲鉄傳紀」シリーズ(まだ初期の「甲鉄戦記」名義だったような)から借用した兵器なんですが、本家「鉄路ゆかば」が公開停止となっている現在はチョロQ小説で一人歩きしてしまっています。
> ちなみに、ルノーFT風の戦車と機銃塔を有するオート三輪は、「弥栄堂」公式サイトでイラストが公開されている三五式軽戦車と三一式三輪軽装甲車だったりします。
> シャイナーとブラドベリ。SBD搭乗員のコンビです。当初は「紀伊」からパイロットを借用するつもりでしたが、「紀伊」には戦闘機搭乗員と陸上爆撃機搭乗員しか登場していないことが判明、新たに設定しました。
そういえば艦上爆撃機及び攻撃機の搭乗員は作っていませんでした・・・
> 作中の会話は、プロトン海軍航空隊は陽気な兵が揃っているという江素弐千さんの作品の雰囲気を出してみようと思ってやりました。日戦軍団の水上攻撃機隊「富嶽隊」まで参加してます。
結構会話文が面白かったです。
> チョロ〜ン兵士の会話。元々チョロ〜ンは少し前に閉鎖となったフィズィキさんのサイトの小説に登場していた国家で、作者フィズィキさん自ら「間抜けな国」と呼んでいたのに、SCQでは結構活躍しています。
チョロ〜ンは存在しか知らなかった・・・というか紀伊では存在してますか?(多分存在してないと思われ)
> 台詞どおり「陸戦のお国柄」で、かつてはQQQQをも占領していたといわれています。一方で海軍力は軽視されており、結果このチョロ〜ン運河空襲の折にはチョロ〜ン運河に突入された挙句、要衝ビーチャ閘門を粉砕されています。
このときの戦闘はなんか紺碧の艦隊で見たことがあるような・・・
>
> モラスト少将。フィズィキさんの小説でもSCQでも呆気なく撃破されるという役どころでしたが、今回はそもそも戦闘にも参加していませんな。
> フィズィキさんの小説に登場する帝国側のチョロQは一貫してドイツやイタリアが多いです。一方で日本戦車は日戦軍団の影響でプロトン側のほうが多いです。
> また、自分の趣味で敵タンクを選ぶことが多く(主に自分の好きな戦車を友軍タンク、嫌いな戦車を敵タンクとして登場させる)、BHEタンクやM7プリースト、セモベンテM42L(よく「セレモベンテ」と誤植されていた)は敵幹部タンクの代表格でした。それ以外にもマーダーIIやヘッツァー、ソミュアS35、Obiect279なども多かったです。見れば分かりますが国籍はドイツ、イタリア、フランス、ロシアとバラバラです。
> で、このモラスト少将はヤークトパンターのクルップ案という少将という階級どおり(おい)少々地味な戦車です。SCCQで「パンタークルップ」名義で登場したために登場しています。おそらくさび止めの赤色が気に入らなかったのでしょう(イタリアタンクが敵戦車として多い理由を「塗装の薄黄色が気に入らないから」と語っていました)。
> グリシネ国も元々フィズィキさんが原案(当初は「グリシネ共和国」だったが、もっぱら「グリシネ国」と呼ばれ、それが定着)ですが、こちらは日戦軍団をモチーフにしています。そのために日戦軍団は「グリシネ国陸海軍の中でグリシネ空軍の専制体制に不満を抱いていたチョロQたちが決起、独立した物」となりました。
> グリシネの設定も何度か変わっていて、SCQ時代は「日戦軍団の存在を友軍として認め、若干ライバル視」といった感じでしたが、「紀伊」では「日戦軍団を不穏分子と見ており、敵視しているのが大半。しかし中には総司令官松井元帥と縁のあるものがいて、彼らは密かに松井元帥を慕っている」という設定になっています。これは実生活の変化もあるんですが、「内部の敵」という要素に挑戦したかったのでやりました。
>
> 今回からはSCQでは語られなかったチョロ〜ン戦などノースグリーンでのエピソードが主体となります。奇しくもフィズィキさんのサイトが公式に閉鎖され、それ以前にもCCQ系小説は公開停止となっているためにこっちとしては使いたい放題使える状態。派手にやるつもりです。
多分フィズィキさんがいなくなった後に僕が来たのかな?まあ派手にやってくださいww

今必死に理解しながら読んでいますのでこれからも「紀伊」にこの小説にがんばってください
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Re:青き名将(仮題) 第六話 あとがき
 松井一真  - 2008/3/15 0:48 -
  
> > あとがき:SCQでの第二十四話〜第三十三話に当たる話。このあたりは短い話やプロトン王国が一切登場しない話が多く、前半部は第二十四話から第二十九話までのあらすじのようになっています。
> > SCQ第二十四話で鮮烈なデビューを果たした日戦軍団艦隊。「冥龍」というのはウルタンク帝国軍の最新鋭戦闘機で、「ジェット戦闘機と互角に渡り合える」強力な戦闘機です。
> そもそもウルタンクの航空機ってここではF4Fとか出てたからアメリカ機なんですか?紀伊ではイタリア機として設定しましたが・・・

「紀伊」ではイタリア機でOKです。今回は「紺碧の艦隊」のオマージュがやりたかったので米軍機。
冥龍は「The Wing Bluff」というフリーウェアのシューティングゲームに登場するデバッグ機が元ネタ。

> > シャイナーとブラドベリ。SBD搭乗員のコンビです。当初は「紀伊」からパイロットを借用するつもりでしたが、「紀伊」には戦闘機搭乗員と陸上爆撃機搭乗員しか登場していないことが判明、新たに設定しました。
> そういえば艦上爆撃機及び攻撃機の搭乗員は作っていませんでした・・・

というか、艦載飛行隊自体が出てないんですよね。前回輸送船団を雷撃する飛行隊を援護したのは陸上航空隊でラグラが参戦してましたがね。

> > 作中の会話は、プロトン海軍航空隊は陽気な兵が揃っているという江素弐千さんの作品の雰囲気を出してみようと思ってやりました。日戦軍団の水上攻撃機隊「富嶽隊」まで参加してます。
> 結構会話文が面白かったです。

「圧勝部隊(改訂版)」の「チャーリー、寿命削った分今度のミッションは凄かったぜ」、「誉める前におごってくれよ」が元ネタです。
富嶽隊は「紺碧の艦隊」の紺碧飛行隊(紺碧艦隊の艦載飛行隊。ただし、この名前で呼ばれるのは初期の数回のみ)。「富嶽」は同作品に登場する潜水艦「伊−601」の通称ですね。

> > チョロ〜ン兵士の会話。元々チョロ〜ンは少し前に閉鎖となったフィズィキさんのサイトの小説に登場していた国家で、作者フィズィキさん自ら「間抜けな国」と呼んでいたのに、SCQでは結構活躍しています。
> チョロ〜ンは存在しか知らなかった・・・というか紀伊では存在してますか?(多分存在してないと思われ)

「紀伊」ではノースグリーン南方にあった本土はリゾニア合衆国領となっています。

> > 台詞どおり「陸戦のお国柄」で、かつてはQQQQをも占領していたといわれています。一方で海軍力は軽視されており、結果このチョロ〜ン運河空襲の折にはチョロ〜ン運河に突入された挙句、要衝ビーチャ閘門を粉砕されています。
> このときの戦闘はなんか紺碧の艦隊で見たことがあるような・・・

はい、あれのモチーフは「紺碧の艦隊」の原作一巻終盤のパナマ運河奇襲攻撃がモチーフです。ビーチャ閘門はガトゥーン・ロック、駆逐艦の乗員は雷洋の翼の日の丸を見て「ジャップだっ!」と叫ぶが上官に気づいてもらえなかった(正確には「上官が見たときには機影は見えなくなっていた」)駆逐艦乗員オーソン二等兵が元ネタ。

上記のとおり、富嶽隊は紺碧飛行隊、同部隊の水上攻撃機は水上攻撃機雷洋です。護衛に春嵐も参加してますが、今回はSBDを目立たせるため書いてません。

以下、艦隊シリーズの命名基準に関する話です。
「紺碧の艦隊」は基本的に命名基準というのを無視して名前を付けているので、艦上戦闘機に「電征(命名基準に当てはまらない名前)」、艦上偵察機に「星電(本来「電」は局地戦闘機)」、果てはジェット戦闘機に「嶺花(「花」は正しくは特別攻撃機)」なんて付けていますからね。
他にもナッター風の局地戦闘機に「桜花(機影が史実の桜花に若干似ているが、どちらかというとナッターに近い)」、震電の改良型に「蒼莱(こちらは開発者とテストパイロットが同作品の世界に転生した実在の技術者(但し双子の兄弟として転生した)という妙なこだわりも)」。一応、命名基準に合っているものとしては「海山(攻撃機。史実の天山に近い)」といったところ。

軍艦に至ってはもっと酷く、日本の艦艇ではタブーとされている人名(タブーとなっている理由は「沈没するとその名前の人に失礼だから」)は序の口(「信長」、「尊氏」、「信玄」、「謙信」など。いずれも空母と航空戦艦で、最終的に全艦ドイツ空軍の攻撃を受け沈没)で、神話の登場人物(?)の名前までついているという始末(「日本武尊」、「須佐之男」、「建御雷」など。「日本武尊」は不沈戦艦で、第二シリーズ「新紺碧の艦隊」からは何と海底軍艦(但しドリルはついていない)に。「須佐之男」は航空機のような形の高速原子力(!)潜水艦、「建御雷」は最新鋭航空母艦)。

その影響は敵国となるドイツにまで及び、「ヨルムンガンド(超重爆撃機)」、「ホルス16(円盤型偵察機(事実上攻撃機。空中停止のできるVTOL機で垂直離着陸が可能なはずだが何故かカタパルトで発進する)」、「フェンリル66(大型雷撃機)」、「ラウフェイ(補助ジェットエンジンを有する双発爆撃機)」などなど、航空機は北欧神話のオンパレード。
艦艇はといえば潜水艦こそUナンバー(但し、軒並み四桁。時折三桁のVII型潜水艦が登場し、日本艦隊に捕まる。また、「UX−99(砲撃潜水艦)」や「CU−18(ミサイル潜水艦)」など、「U」の前後に何かがついたり、「R−8001(潜水空母)」などの例外も)ですが、戦艦、空母は地名(当然本作のドイツが占領しているヨーロッパ全域の地名)、巡洋艦は「作者が知っている限りのドイツ語」といった感じ。駆逐艦は無論Zナンバーですが、駆逐艦が重宝されているのは日本軍だけで、ドイツなんかはほとんど駆逐艦はただの的。僕の知っている限りでは、紅海雷撃作戦で呆気なく魚雷攻撃を受け沈んだ「Z−42」位の物。かと思えば唐突に「アラルム」なる駆逐艦が登場したりして「いつのまに駆逐艦にも名前を付けることにしたんだ?!」といった感じに。
以上、命名基準の話は終わりです。

SCQのときはOVA版しか見てなかったのでそれほど再現はしてないんですが(というか「雷洋」という機体名すら覚えてなかった)、今回は原作を読んでいるので結構再現してます。原作で荒波に押し流されたのは貨物船ですね。

また、終盤の対空弾は原作二巻後半のダッチハーバー攻撃で「比叡」が使った新三八弾。そのためSCQでは「三八弾」と呼ばれています(ただし、OVA版でのレーザーのように飛翔していく砲弾しか見てなかったので「レーザー弾」と誤記。正しくはエアゾール弾)。

> > 今回からはSCQでは語られなかったチョロ〜ン戦などノースグリーンでのエピソードが主体となります。奇しくもフィズィキさんのサイトが公式に閉鎖され、それ以前にもCCQ系小説は公開停止となっているためにこっちとしては使いたい放題使える状態。派手にやるつもりです。
> 多分フィズィキさんがいなくなった後に僕が来たのかな?まあ派手にやってくださいww

フィズィキさんは結構前から姿を見せてませんでしたね。サイトも数ヶ月前に閉鎖しましたし。

> 今必死に理解しながら読んでいますのでこれからも「紀伊」にこの小説にがんばってください

伏兵としての短編小説もいくつか手がけております。頑張ります。
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