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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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Re:青き名将(仮題) 第五話
 松井一真  - 2008/2/4 21:54 -
  
サンドポリス戦。日戦軍団の本格デビューです。

第五話 熱風の民兵
同時刻、サンドポリス
野戦司令部に待機する、いくつもの戦車たち
無論、彼らが、例の民兵組織だ
指揮官の五式中戦車、チリ元帥が、その野戦司令部にやってきた
チリ元帥「オイ元帥が前線に出ているそうだな」
民兵「はい。もうすぐ連絡が入るはずです」
直後、無線機からノイズが響く
将校(通信)「こちら第一軍。連合軍は全軍、所定の配置に着いた。帝国軍上陸は時間の問題だ」
第一軍の指揮に当たっているオイ元帥だ
チリ元帥「『日本戦車軍団』が初めて行う大規模な戦闘だ。派手にやってくれよ」
オイ元帥(通信)「チリ元帥が言うまでもない。派手にやってみるつもりさ」
民兵組織、正式名は「日本戦車軍団」
本部は現在、Qシュタイン帝国首都、チョベリングに存在し、Qシュタイン帝国の援助を受けている
構成員の大半は、連合国軍、主にグリシネ国軍の退役将校である
それも、軍部に嫌気が刺して脱退した面々である
チヌ元帥「本国の奴らに、俺達を冷遇したのを後悔させてやろうぜ」
民兵「敵機来襲!」
チヌ元帥「航空隊、迎撃急げぇ!落としきれなかった奴は俺達が対処する!」
高射砲部隊を指揮する米沢中佐が叫ぶ
米沢中佐(車種:74式戦車)「高射砲陣地、攻撃用意!」
敵機、上空に飛来する
米沢中佐「撃てぇ!」
巻き起こる爆発。敵機はことごとく撃墜されていった
チハ大佐「総員、我に続けぇぇーー!」
チハ大佐が指揮下の隊員と共に突撃していく
日戦軍団名物、突撃しての肉薄戦法である
敵T−34に対し、九七式中戦車が突撃する
砲弾をかわし、敵戦車の側面に激突した
砲撃、直撃
T−34、横転し爆発する
民兵達は敵戦車隊に対し、果敢に接近戦を敢行した
自走砲の支援砲撃も続く

突撃する戦車隊の中には、彼の姿があった
そして、その突撃する部隊から離れ、彼は仲間達と合流する
ロドスシルト少佐「・・・皮肉な物だな。戦争が彼らを再会させた」
司令部で戦況を見る、プロトン軍の士官達
司令部の脇を、民兵組織が開発した装甲列車が走っていく
ビスカイト中将「勇ましき民兵、か。案外、キュワールの平和を取り戻すのは、彼らかもしれないな」
ロドスシルト少佐「我々の時代は、終わったのかもしれませんな」
司令室から、ティーガー元帥が出て行く
いもむし元帥「出撃するのか?」
ティーガー元帥「陣頭指揮です」
名目上は「客員将校」になっているティーガー元帥、実際にはクーデターに失敗して亡命してきたのだ
クーデターが成功し、第四次キュワール大戦時に壮絶な裏切りを行ったQシュタインだが、まだ彼の受け入れは整っていないのだ

同時刻、マイシティ
補給基地として使われることになったこの街にも、いくつかの部隊が駐屯している
リョージ「・・・戦時下としては、当たり前の光景なんですがね」
教師A「教師ってのも、辛いですね」
リョージ「開校から早十年、世界は目まぐるしく変わっていますね」
教師B「・・・こっちが巻き添え食らわないようにしないといけませんね」
教師A「我々どころが、生徒達まで巻き添え食って、この校舎の下敷きになっては、どうしようもないですからね」
リョージはその時、時計を見た
リョージ「そろそろ授業なので、この辺で」
教師B「きりのいいとこまで行ったら、授業切り上げて全員下校させましょうか」
教師A「そのほうがいいでしょうね。PTA側も、そう思うでしょう」
彼らの上空で、轟音が響く
教師A「・・・本当は、この授業も打ち切った方が良かったかもしれませんがね」
教師B「じゃあ、自分も次にあるので」
職員室から、ほとんどの教師が出て行った

熱風吹き荒れるサンドポリス戦は、熾烈な物となっていた
ティーガー元帥の陣頭指揮が加わり、さらには民兵部隊の奮戦。数で負けている帝国勢力に対し質で勝っていた
散開していた、別の民兵達が次々と合流していく
ティーガー元帥「噂の傭兵か。奮闘に期待するよ」
Qタロー「ああ、たとえ相手が大軍でも、俺達は戦うまでだ!」
爆撃機が飛んでいく
マイシティに数発の爆弾が投下される
だが、損害は少ないようだ
オイ元帥「・・・ティーガー元帥、あれは?」
何か妙な物が飛んでいく
ティーガー元帥「なんだろうな。君も分からんのか」
オイ元帥「あのような飛行機は・・・」
実はそれは、先の爆発の爆風で飛んでいったアーノルドであった

サイレンが鳴り響く
消防士たちが現場へ急行する
ブライアン「一体何があったんだ!?」
隊員「道路に落ちたみたいだ・・・」
近くにいたペルベットがやってきた
ペルベット「アーノルドが吹き飛ばされたみたいなんだ。いきなり飛んできたんで避けることも出来なかったみたいだな」
道路に落ちた爆弾は特に建物に被害を及ぼすことも無く、アーノルドを吹き飛ばした
どうやら照準が狂ったらしい
ダーヤン「照準がずれて落っこちた爆弾が、よりによって・・・」
シルベスタ「あいつ、つくづく運のない奴だな・・・」
一部は建物に直撃し火事を起こしたが、幸い、小火ですんだ

戦闘は終結に向かっていた
チハ大佐「撃てぇ!」
砲弾、敵に直撃、炎上する
敵軍は各個撃破されていった
そして、残存戦力は撤退した
第五話 続く

引用なし
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青き名将(仮題) 第五話 松井一真 2008/2/4 21:53
  Re:青き名将(仮題) 第五話 松井一真 2008/2/4 21:54
   Re:青き名将(仮題) 第五話 松井一真 2008/2/4 21:55 [添付]
   Re:青き名将(仮題) 第五話 感想 ダークスピリッツ 2008/2/8 0:20
   Re:青き名将(仮題) 第五話 感想 松井一真 2008/2/8 17:04
   青き名将(仮題) 第六話 松井一真 2008/3/10 23:54
   Re:青き名将(仮題) 第六話 松井一真 2008/3/11 0:11
   青き名将(仮題) 第六話 あとがき 松井一真 2008/3/11 0:26
   Re:青き名将(仮題) 第六話 あとがき ダークスピリッツ 2008/3/14 23:19
   Re:青き名将(仮題) 第六話 あとがき 松井一真 2008/3/15 0:48

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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