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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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Re:宇宙戦艦紀伊第七十二話設定中編その1
 ダークスピリッツ  - 2007/12/25 3:40 -
  
セイロン基地
小澤大将が高らかに進撃の号令を掛けた頃セイロン基地では電探員が凄まじい物を見ていた。そして急いで司令官に「敵大艦隊を捕捉。数戦闘艦と思われるもの500以上!その他輸送船団と思われる物が約200!」と報告した。それを聞いた司令官急いで基地全員に大至急撤退命令を出した。この基地には戦闘艦を総動員しても100隻を僅かに超える程度、しかもほとんどが駆逐艦や軽巡洋艦である。それならば一刻も早く撤退したほうが良いと考えたのである。そして基地に存在する106隻の戦闘艦を撤退艦隊を護衛する物と時間稼ぎをする物の2つに分かれさせた。そして命令を出した後司令官は重要文書を焼却、撤退船が停泊している港まで走った。

パレンバン沖
そしてパレンバン沖ではボルナソス大佐達を乗せた潜宙艦隊がラファリエス軍の激しい爆雷攻撃を受けていた。各艦巧みな操艦で爆雷をかわしていったがラファリエス軍も馬鹿ではない。爆雷で倒せないと見ると新兵器である対潜魚雷を使用してきたのである。対潜魚雷は高性能が故にコストが高く爆雷で倒せない時にのみ使う代物であった。全駆逐艦の乗員が深度を310まで調停したのを確認すると艦隊司令が発射命令を出し一斉に対潜魚雷が発射された。
それに気づいた磯子大佐は全艦に深度320mまで潜るように指令。ちなみに現在深度は280mである。しかし「伊−904」だけは一瞬動くのが遅れ多艦との深度差が20mも離れてしまっていた。そして他艦が320mに付く頃にも「伊−904」はまだ深度300だった。そしてそれを感知した全ての対潜魚雷が「伊−904」に向かう。そして深度310を過ぎた時距離30m程にまで迫っていた複数の対潜魚雷が一斉に爆発。凄まじい衝撃波が「伊−904」を襲った。爆煙が晴れた後「伊−904」には無数の穴が開いていた。そして安定を失い段々と沈んでいく。すぐに磯子大佐は「伊−904」に呼びかけたが応答は無かった・・・。それでも懸命に磯子大佐は呼びかけ続けた。それでも「伊−904」は沈下してゆく。だがもうだめかと思われた頃「伊−904」の舵が動いていた。他艦の乗員達は見間違いかと思ったが確かに動いていた。それに遅れてスクリューも動き出し段々と他艦に近づいてきた。そして「伊−904」の艦長から通信がありどうやら衝撃波で乗員のほとんどが気絶しており気づいたときには艦がどんどん沈下していて驚き急ぎ穴を塞いで艦の機能を復活させたのだとの事だった。しかしデヴォリアまで辿り着けるかどうかは分からずスクリューも損傷していたため速度もあまり出なかった。しかも既にセイロン沖に大日本帝国の大艦隊が展開しているとの事でとてもデヴォリアに辿り着ける様子ではなかったため進路を変更しルナツーへ向かう事とした。それをルナツー司令(誰だったか忘れた)に打電し一路ルナツーへと向かい始めた・・。

ルナツー基地
それを受け取ったルナツー基地では受け入れ準備をすると共に迎えとしてプロトン軍の駆逐艦3隻を向かわせた。

一方撤退が始まったセイロン基地
次々と基地員が輸送船に乗り込んでいたが輸送船の数が足らず乗り切らない護衛艦隊の駆逐艦や同じく護衛を担当する日戦軍団の艦艇に乗り込みなんとか全員が乗ることができた。また基地内には戦闘機が180機駐留していたがそれは大型航空機輸送艦(最大収容数100機)2隻に積み込む事とし、一度発進した後航空機輸送艦に着艦する事とした。しかし陸上機に即席着艦フックを取り付けて着艦するなど至難の技であった・・・。
一方時間稼ぎを担当したQタンク、Qレース連合艦隊は敵の艦隊のあまりの多さに呆然としていた。しかしここで時間稼ぎをしないと輸送船団を脱出させる事が難しくなる。何とか踏みとどまらなければならないと思い勇敢にも突っ込んでいった・・。
そして敵第1艦隊に接近した。しかし距離が20000になった所で敵旗艦「近江」を含む敵戦艦12隻が一斉砲撃。誰ともなく「敵戦艦発砲しましたぁー!」と叫んだ。次々とレーザーの雨が降り注ぎ旗艦「サレックス」の後方では駆逐艦が敵の巨砲の直撃を受け轟沈していた。次々と入った損害報告だったが幸いにも沈んだのは後方の駆逐艦一隻のみだったようだ。なおも敵の砲撃は続き何とか避けながら距離15000に到達。司令官であるライズドール大佐は「目標敵旗艦!砲撃開始!」と号令を掛け36隻の巡洋艦が一斉に砲撃を始めた。まっすぐに敵旗艦に向かうレーザー砲の雨。そして命中。だがしかし敵旗艦(近江)は若干の破片を撒き散らしながら進んでいた。「近江」の厚い装甲と電磁シールドがレーザー砲を跳ね返していたのだ。そして距離が近づくにつれ敵の巡洋艦も戦闘に参加し猛烈な砲撃戦となった。そして前方からは進路を塞ぐようにして第2艦隊の戦艦24隻が展開していた。そしてその敵戦艦24隻が「サレックス」めがけ発砲。砲弾の数にして38cmが144発、41cmが240発。濃密な砲弾の雨が「サレックス」を襲った。そして右舷側では敵戦艦及び巡洋艦計32隻が発砲。数隻が沈み無傷艦も僅かになっていた。しかし反撃で敵巡洋艦2隻を撃沈、1隻を大破させていた。そして「サレックス」は幸いな事に左舷両用砲群に41cmを一発食らっただけで済んでいたが重巡の装甲である。戦艦の主砲(しかも41cm)を防げるはずもなく41cmレーザー砲弾は両用砲を貫き艦中央部にまで達していた。火災も起きていたが機関に損傷はなく航行は可能であった。そこへ輸送船団から退避完了。至急撤退されたしと通信があったので時間稼ぎを終了し全艦艇に撤収命令を出した。被害は甚大であった・・。
そして輸送船団を捕捉していた大日本帝国艦隊だったが小澤大将の武士の情けという奴で戦う意思のないものには追撃を行わないとし各艦に上陸準備を急がせた・・。
かくしてセイロンは大日本帝国によって占領されたのである。
そして戦場はルナツー沖へと移る・・・。

中編その2へと続く

引用なし
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宇宙戦艦紀伊第七十一話設定前編その1 ダークスピリッツ 2007/9/27 3:58
  Re:宇宙戦艦紀伊第七十一話設定前編その2 ダークスピリッツ 2007/9/30 9:38
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十一話設定中編その1 ダークスピリッツ 2007/10/16 5:25
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十一話設定中編その2 ダークスピリッツ 2007/10/20 7:26
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十一話設定中編その3 ダークスピリッツ 2007/10/20 12:02
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十一話設定後編その1 ダークスピリッツ 2007/10/26 0:20
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十一話設定後編その2 ダークスピリッツ 2007/10/30 23:06
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十二話設定前編その1 ダークスピリッツ 2007/10/31 2:03
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十二話設定前編その2 ダークスピリッツ 2007/11/1 20:05
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十二話設定中編その1 ダークスピリッツ 2007/12/25 3:40
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十二話設定中編その2 ダークスピリッツ 2008/1/28 18:18
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十二話設定後編その1 ダークスピリッツ 2008/1/28 18:45

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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