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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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宇宙戦艦紀伊第七十一話設定前編その1 ダークスピリッツ 2007/9/27 3:58

   Re:宇宙戦艦紀伊第七十二話設定中編その1 ダークスピリッツ 2007/12/25 3:40
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十二話設定中編その2 ダークスピリッツ 2008/1/28 18:18
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十二話設定後編その1 ダークスピリッツ 2008/1/28 18:45


Re:宇宙戦艦紀伊第七十二話設定中編その1
 ダークスピリッツ  - 2007/12/25 3:40 -
  
セイロン基地
小澤大将が高らかに進撃の号令を掛けた頃セイロン基地では電探員が凄まじい物を見ていた。そして急いで司令官に「敵大艦隊を捕捉。数戦闘艦と思われるもの500以上!その他輸送船団と思われる物が約200!」と報告した。それを聞いた司令官急いで基地全員に大至急撤退命令を出した。この基地には戦闘艦を総動員しても100隻を僅かに超える程度、しかもほとんどが駆逐艦や軽巡洋艦である。それならば一刻も早く撤退したほうが良いと考えたのである。そして基地に存在する106隻の戦闘艦を撤退艦隊を護衛する物と時間稼ぎをする物の2つに分かれさせた。そして命令を出した後司令官は重要文書を焼却、撤退船が停泊している港まで走った。

パレンバン沖
そしてパレンバン沖ではボルナソス大佐達を乗せた潜宙艦隊がラファリエス軍の激しい爆雷攻撃を受けていた。各艦巧みな操艦で爆雷をかわしていったがラファリエス軍も馬鹿ではない。爆雷で倒せないと見ると新兵器である対潜魚雷を使用してきたのである。対潜魚雷は高性能が故にコストが高く爆雷で倒せない時にのみ使う代物であった。全駆逐艦の乗員が深度を310まで調停したのを確認すると艦隊司令が発射命令を出し一斉に対潜魚雷が発射された。
それに気づいた磯子大佐は全艦に深度320mまで潜るように指令。ちなみに現在深度は280mである。しかし「伊−904」だけは一瞬動くのが遅れ多艦との深度差が20mも離れてしまっていた。そして他艦が320mに付く頃にも「伊−904」はまだ深度300だった。そしてそれを感知した全ての対潜魚雷が「伊−904」に向かう。そして深度310を過ぎた時距離30m程にまで迫っていた複数の対潜魚雷が一斉に爆発。凄まじい衝撃波が「伊−904」を襲った。爆煙が晴れた後「伊−904」には無数の穴が開いていた。そして安定を失い段々と沈んでいく。すぐに磯子大佐は「伊−904」に呼びかけたが応答は無かった・・・。それでも懸命に磯子大佐は呼びかけ続けた。それでも「伊−904」は沈下してゆく。だがもうだめかと思われた頃「伊−904」の舵が動いていた。他艦の乗員達は見間違いかと思ったが確かに動いていた。それに遅れてスクリューも動き出し段々と他艦に近づいてきた。そして「伊−904」の艦長から通信がありどうやら衝撃波で乗員のほとんどが気絶しており気づいたときには艦がどんどん沈下していて驚き急ぎ穴を塞いで艦の機能を復活させたのだとの事だった。しかしデヴォリアまで辿り着けるかどうかは分からずスクリューも損傷していたため速度もあまり出なかった。しかも既にセイロン沖に大日本帝国の大艦隊が展開しているとの事でとてもデヴォリアに辿り着ける様子ではなかったため進路を変更しルナツーへ向かう事とした。それをルナツー司令(誰だったか忘れた)に打電し一路ルナツーへと向かい始めた・・。

ルナツー基地
それを受け取ったルナツー基地では受け入れ準備をすると共に迎えとしてプロトン軍の駆逐艦3隻を向かわせた。

一方撤退が始まったセイロン基地
次々と基地員が輸送船に乗り込んでいたが輸送船の数が足らず乗り切らない護衛艦隊の駆逐艦や同じく護衛を担当する日戦軍団の艦艇に乗り込みなんとか全員が乗ることができた。また基地内には戦闘機が180機駐留していたがそれは大型航空機輸送艦(最大収容数100機)2隻に積み込む事とし、一度発進した後航空機輸送艦に着艦する事とした。しかし陸上機に即席着艦フックを取り付けて着艦するなど至難の技であった・・・。
一方時間稼ぎを担当したQタンク、Qレース連合艦隊は敵の艦隊のあまりの多さに呆然としていた。しかしここで時間稼ぎをしないと輸送船団を脱出させる事が難しくなる。何とか踏みとどまらなければならないと思い勇敢にも突っ込んでいった・・。
そして敵第1艦隊に接近した。しかし距離が20000になった所で敵旗艦「近江」を含む敵戦艦12隻が一斉砲撃。誰ともなく「敵戦艦発砲しましたぁー!」と叫んだ。次々とレーザーの雨が降り注ぎ旗艦「サレックス」の後方では駆逐艦が敵の巨砲の直撃を受け轟沈していた。次々と入った損害報告だったが幸いにも沈んだのは後方の駆逐艦一隻のみだったようだ。なおも敵の砲撃は続き何とか避けながら距離15000に到達。司令官であるライズドール大佐は「目標敵旗艦!砲撃開始!」と号令を掛け36隻の巡洋艦が一斉に砲撃を始めた。まっすぐに敵旗艦に向かうレーザー砲の雨。そして命中。だがしかし敵旗艦(近江)は若干の破片を撒き散らしながら進んでいた。「近江」の厚い装甲と電磁シールドがレーザー砲を跳ね返していたのだ。そして距離が近づくにつれ敵の巡洋艦も戦闘に参加し猛烈な砲撃戦となった。そして前方からは進路を塞ぐようにして第2艦隊の戦艦24隻が展開していた。そしてその敵戦艦24隻が「サレックス」めがけ発砲。砲弾の数にして38cmが144発、41cmが240発。濃密な砲弾の雨が「サレックス」を襲った。そして右舷側では敵戦艦及び巡洋艦計32隻が発砲。数隻が沈み無傷艦も僅かになっていた。しかし反撃で敵巡洋艦2隻を撃沈、1隻を大破させていた。そして「サレックス」は幸いな事に左舷両用砲群に41cmを一発食らっただけで済んでいたが重巡の装甲である。戦艦の主砲(しかも41cm)を防げるはずもなく41cmレーザー砲弾は両用砲を貫き艦中央部にまで達していた。火災も起きていたが機関に損傷はなく航行は可能であった。そこへ輸送船団から退避完了。至急撤退されたしと通信があったので時間稼ぎを終了し全艦艇に撤収命令を出した。被害は甚大であった・・。
そして輸送船団を捕捉していた大日本帝国艦隊だったが小澤大将の武士の情けという奴で戦う意思のないものには追撃を行わないとし各艦に上陸準備を急がせた・・。
かくしてセイロンは大日本帝国によって占領されたのである。
そして戦場はルナツー沖へと移る・・・。

中編その2へと続く
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR...@softbank219202220069.bbtec.net>


Re:宇宙戦艦紀伊第七十二話設定中編その2
 ダークスピリッツ  - 2008/1/28 18:18 -
  
戦闘経過

ルナツー沖
ルナツー沖ではライトウォーターからルナツーへ向かっている輸送船団が何事も無く航行していた。しかしその電探圏外ではデトロワの特務艦隊Qグリーンの偵察艦隊が合流。共同で輸送船団に襲い掛かろうとしていた・・・。そしてデトロワが誇る重駆逐艦ウダロイ級3隻が距離150000という長距離で砲撃態勢をとり始めた。すると3隻の艦体下部からとてつもなく大きく長い砲身が伸びて来て照準を付ける様は正にスナイパーライフルを構える兵士のようであった。そして狙いを定めると司令官であるヴォルフ中将が「全艦一斉砲撃!」と号令を掛けると4隻の駆逐艦から100cmという大きさのプラズマ弾が計6発発射された。それは通常のレーザー砲を遥かに超える速度で輸送船団に迫っていた・・・。

輸送船団
プラズマ弾が撃ちだされた直後輸送船団は大混乱を起こしていた。何故ならいきなり電探に光弾のようなものが映し出されるとそれがものの1〜2秒で旗艦「オレアナ」を除く大型輸送船3隻に次々と命中、轟沈したのだ。その後驚きながらも状況把握と船団統制に務めるもその後も断続的に発射される光弾が船団を襲い既に護衛艦、先ほど轟沈した3隻を含む9隻が沈められていた。「オレアナ」では司令官が各方面へSOSを出すと共に残った輸送船を従えて光弾が向かってきた方向から全速で退避を命じた。そして護衛艦隊には光弾の正体をつかむと共にそれが敵であったならば撃退するように命じた。それに応じて既に12隻の駆逐艦が光弾が向かって来た方向へ移動を開始していた。

日戦軍団第7艦隊
SOSを受け取ったライトウォーターでは日戦軍団第7艦隊に出撃を命じ第7艦隊司令である彩帆中将は第12戦隊を出撃させ自分は旗艦に指名した重巡「那智」に乗艦し、現場に急行していた・・。

日戦軍団第3艦隊
日戦軍団第3艦隊第5水雷戦隊は第7艦隊よりも早く現場に到着していた。何故なら第5水雷戦隊は輸送船団の増備護衛任務を受けルナツーから出航し輸送船団に向かっている途中に信号を受けたのだ。そして輸送船団と合流し護衛艦隊が既に敵艦隊(その時護衛艦隊からの通達で光弾の正体は敵艦隊の新型兵器だと伝えられていた)に向かっている事を聞き輸送船団の護衛に駆逐艦数隻を残し残りは護衛艦隊の援護に向かっていた・・。

デトロワ、Qグリーン連合艦隊
その頃連合艦隊は既に敵護衛艦隊が向かって来る事を察知。ヴォルフ中将はウダロイ級を下がらせ残りの艦艇で待ち構えていた。そして敵艦隊も接近。どうやら増援を呼んだようで敵の数は増えていた。そしてデトロワ艦の砲撃で艦隊戦が始まった。

艦隊戦
デトロワ艦の一斉射撃で始まった艦隊戦は数、質共に劣るQW連合が押されていた。特に旗艦である軽巡「川内」に攻撃が集中し既に艦内各所から火を噴き消火作業に追われていた。しかしこちらも反撃で敵駆逐艦数隻を撃沈し巡洋艦にも損害を与えつつあった・・。

軽巡洋艦「川内」
艦内では各所から火災発生の報告が寄せられ水城大佐はそのつど対応に追われていた。しかし「川内」には数々の宇宙戦、大気圏内の海戦に参加した兵士も多く練度は日戦軍団艦艇の1、2を争うほど高かった。次々と発生した火災を消しとめ残った武装で反撃しデトロワ・Qグリーン連合艦隊に損害を与えていった。

艦隊戦
QW連合不利で始まった戦闘は第7艦隊第12戦隊が到着した事で形勢は徐々に逆転していった・・・。
ようやく戦場に到着した「那智」はすぐさま全主砲及び艦対艦ミサイルを発射し後続の重巡「妙高」、駆逐艦もそれに続いていた。デトロワ艦から反撃もあったが「妙高」に砲撃が命中した「那智」は巧みな操艦で回避しさらに反撃で撃った敵艦に攻撃を食らわせ大打撃を与えていた。そしてしばらく戦闘が続いた後突如旗艦を中心に円陣を組んでいた敵艦隊から強いエネルギー反応を感知した直後敵艦隊が消失した。彩帆中将はあの中のどれかの艦艇(多分旗艦であろう)が亜空間ドライブをしたのだろうと思い損傷艦を連れてルナツー基地に寄港する事にし現場から移動を開始した。幸い撃沈艦は多くなかった・・・。

デトロワ・Qグリーン連合艦隊 INメサイア沖
デトロワ・Qグリーン連合艦隊は亜空間ドライブを使いメサイア沖に撤退していた。撤退の理由はウダロイ級の実戦試験にこれ以上の損害は出せないとの事だった。またデトロワ艦隊は今後もメサイアに留まるとの事であった。

連合軍ルナツー基地
輸送船団と護衛艦隊、救援艦隊が寄港した後ルナツーの軍港にはまた別の艦隊が到着していた。それはベータ沖から航行してきた日戦軍団第1特務艦隊の一部とグリシネ国第3巡洋艦隊の駆逐艦2隻であった。
この艦隊はこれからパレンバン沖に展開するラファリエス艦隊に奇襲をしかけ損害を与えるという作戦の元に行動していた。この作戦を発案したのは松井元帥であり彼はこの作戦は特攻ではなくただの奇襲で任務が終わればまた帰ってこれると皆に説明していた。またこの作戦にはデヴォリア方面からQタンク艦隊が参加する事になっていた。作戦の時は近い・・・。

ロドリグ沖
一方外惑星連合軍の大攻勢が始まり防戦一方となった内惑星連合各星の中で唯一まだ戦闘が起きておらずかつファントムと並び星系最強の軍事力を誇るロドリグでは単身QW連合と連携して反攻にでる準備を進めており既に艦隊の編成も終了に近づいていた・・・。

第七十三話へ続く

また第七十二話後編へ続く
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR...@i220-109-27-206.s04.a014.ap.plala.or.jp>


Re:宇宙戦艦紀伊第七十二話設定後編その1
 ダークスピリッツ  - 2008/1/28 18:45 -
  
損害

セイロン沖

QW連合艦隊


参加艦艇106隻中損傷艦59隻、沈没艦21隻、無傷艦26隻

航空機310機中49機損失(母艦の沈没に伴い)


日本艦隊

参加艦艇536隻中損傷艦42隻、沈没艦4隻、無傷艦490隻


ルナツー沖

QW連合艦隊

参加艦艇64隻中損傷艦31隻、沈没艦12隻、無傷艦21隻


外惑星連合艦隊

参加艦艇38隻中損傷艦22隻、沈没艦8隻、無傷艦8隻

前までは時間がかかりすぎていたのでコンパクトにしてみました
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR...@i220-109-27-206.s04.a014.ap.plala.or.jp>

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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