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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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青き名将 第十八話
 松井一真  - 2015/11/3 18:59 -
  
実は完成から半年近く眠っていたもの。

第十八話 ビットレイク突入作戦
前大戦の末期、Qグリーン領のある小都市
大戦の勝敗は決し、すでに首都包囲網が形成されつつあったときであった
市街地のそこかしこで噴煙が上がり、爆発音が鳴り響く
小隊を任されたコムニエム軍曹は、敵部隊に対し機動戦で応戦するよう指示を出した
その一方で自身は援護射撃のため、裏通りへと走った
そのときであった
屋根上にロケットランチャーらしきものを積載したチョロQたちが、友軍部隊へと突撃していく
友軍のM4中戦車は、火炎放射器でそれを容赦なく焼き払っていく
コムニエム軍曹「・・・いったいあれは?」
プロトン兵士「おそらく市民兵です。奴さん、とうとう末期症状といったところですかね」
あらかたそれらを撃滅したと見られるM4中戦車の小隊は、そのまま前進していく
何台かのチョロQが、武装を捨てて逃げていく
そのときであった
M4中戦車が急加速し、重機関銃でチョロQたちを追撃し始めたのだ
コムニエム軍曹「どうなってるんだ!?あいつらはもう武器を持ってないはずだろう!」
プロトン兵士「あの部隊章は・・・リピーレド元帥直属の第二一師団です!」
コムニエム軍曹「いくらなんでも非武装のチョロQを銃撃するなんて!行くぞ!」
二両は物陰から飛び出して、M4中戦車の小隊と逃げる非武装チョロQの間に割り込んでいく
コムニエム軍曹「射撃を中止しろ!」
プロトン将校「・・・お前たちどこの所属だ!?」
先頭を往くM4ジャンボが言う
コムニエム軍曹「第一〇二中隊だ!お前たちは何をしている!?」
プロトン将校「敵兵の追撃だ。何か問題でもあるのか?」
コムニエム軍曹「・・・何を言っているんだ、非武装のチョロQのどこが敵兵だ!?」
プロトン将校「彼らが武器を再び手にしたら、再び敵兵になる。その前に撃つ!」
付近に榴弾砲が着弾する
物陰から小さなチョロQが飛び出していく。子供だろうか
そのとき、後方にいたM4が機銃掃射を叩き込んだ
銃弾を受けた小さなチョロQは動かなくなった
コムニエム軍曹「・・・なんてことを!」
プロトン将校「俺たちの戦友はQグリーン軍に殺された。これは復讐だ」
そういってM4の一団は去っていった
コムニエム軍曹「・・・こんな子供を殺して、何が復讐だ!?」
プロトン兵士「・・・なんということだ」
コムニエム軍曹「少佐は言っていた。正義を証明するには力が必要だと。しかし・・・この力で、本当に正義を証明できるのか?」
その街の戦闘で死亡した民間チョロQは住民の半数近くに上るが、多くはプロトン王国軍の記録上では“市民兵”として扱われている
しかし、コムニエム軍曹が見たような出来事が、街のそこかしこで起こっていたとも言われている

グリシネ国、日戦軍団総司令部
グリシネ自由政府軍の「要」となるこの場所には、無数の防空砲台が立ち並んでいた
地上では砲煙がたなびき、空中では爆発の火花が散る
ロケット戦闘機が敵爆撃機に一撃を浴びせる
爆発、両断される敵爆撃機
周囲に落下傘が舞う
壮烈な大空中戦が、上空で繰り広げられる
第一派を撃破する日戦軍団航空隊だが、間髪を容れずに第二派が襲来した
ロケット戦闘機は航続力が切れて、すでに着陸していた
そこに、奇妙な四発機の姿が現れた
零戦が四発機に接近する
日戦軍団航空兵A「こちら海軍三二一航空隊。貴機の所属を問う」
四発機から応答が入る
日戦軍団航空兵B「こちら陸軍飛行第四五戦隊。予定通り作戦を実行する」
その四発機の主翼には、日の丸が描かれていた
日戦軍団航空兵B「あとは我々に任せ、補給のため着陸せよ」
翼を振り、引き返していく零戦
爆撃機の編隊に、上下に分かれて展開する四発機
徐々に爆撃機が迫ってくる
日戦軍団航空兵B「作戦開始!」
すると、四発機から無数の弾丸が放たれた
銃撃を受け、粉砕される爆撃機
上下からの挟撃を受け、爆撃機は次々と撃墜されていった
グリシネ上空の壮烈なる航空戦は、日戦軍団の技量と奇策によって、日戦軍団による全機撃墜で幕を閉じた
防空態勢が整っていなかったグリシネ空軍側は、日戦軍団側に祝電を寄越したものの、部内では波紋の声が上がったという

グリシネでこの激戦が繰り広げられていたころ、グッドウェイ島では重装甲列車撃破作戦が行われていた
海路により輸送された「敷島」が、Qトルック軍装甲列車との交戦を開始したのである
Qトルック軍の装甲列車は、ゲリラ対策としてQグリーンが開発した重装甲列車で、「コンドラチェンコ」という制式名が与えられていた
起伏の多いグッドウェイ島では、砲撃を命中させることもままならない
巡洋艦並の大口径砲を有する「コンドラチェンコ」だったが、その砲撃を「敷島」に命中させることはできなかった
一方、小口径の火器を連続で叩き込む「敷島」は、高い機動性をもって「コンドラチェンコ」を追い詰めていった
この激闘については、また別の機会に語ることとする
一進一退の攻防が続き、遂に「コンドラチェンコ」が停止したのは、一時間後のことであった
史上最大の装甲列車決戦は、ここに幕を閉じた
それと同時に、Qトルック軍は対連合軍防波堤となりうるグッドウェイ島を喪失。本土防衛のため、戦力を本土に集中させる結果となる・・・

その日、マッグユーノスの飛行場に、無数の飛行機が集まっていた
四つのプロペラを持つ大型機が、次々と滑走路へ向かっていく
B−17・フライングフォートレス
「空の要塞」の異名を誇る、プロトン王国の主力爆撃機である
本来は対艦戦闘に重点を置いて開発された機体であるが、その航続力から長距離爆撃に多く使われるようになった
管制官(通信)「第805航空隊、離陸を許可する」
隊長「了解!」
滑走路を加速し、飛び立っていく飛行機
それらの爆弾槽には、無数の爆弾が搭載されていた・・・
ビットレイク攻撃計画、第一段階の始まりである
マッグユーノスを飛び立った部隊は、まっすぐにビットレイクを目指した
大編隊の遠方では、白い雲が流れている
これから起こりうる悲劇など想像できないほど、平和な光景であった
部隊がビットレイクに近づく
しかし、迎撃機の姿はない
隊長「迎撃機の姿は見えない。これよりビットレイクを攻撃する」
爆弾槽を開ける爆撃機
眼下に見えるのは、ビットレイクへ向かう道
街は再び、火の海になろうとしている

ビットレイクの街に、警報が響き渡る
思い起こすは、26年前の悲劇
すでに過去の出来事となりつつあるが、市街地には当時の遺構が所々に残っている
その一つが、壁面の半分が真っ黒になったパーツショップだ
強度が高かったおかげで焼け残ったが、壁面は爆発の影響で黒く染まった
その前を、一個小隊が前進する
チョロ〜ン将校「対空部隊は外郭部へ!連合軍機を一機たりとも入れるな!」
それとすれ違うように、退避していく住民たち
対空監視用のやぐらには、二両の機銃手の姿があった
ブレダ上等兵「敵影はどうだ?」
パナール上等兵「今のところは見えない」
望遠鏡で監視をするパナールが答える
ブレダ上等兵「外郭部の連中は少しずつ見えているらしい。そのうち見えてくるぞ」
パナール上等兵「見つけたら・・・もちろんあれだな」
ブレダ上等兵「こいつを、ぶっ放す!」
ブレダはなにやらバズーカ砲のような火器を持っている
上空に轟音が鳴り響く
パナール上等兵「来たか!?」
ブレダ上等兵「いや・・・あいつだ!」
二両が見上げる先には、巨大な機影があった

郊外に配置した聴音機と電探には、敵機の反応が近づいていることが示されている
対空陣地の配置を完了させたジョロンバ軍曹は、敵影が目視距離に入るのを待った
ジョロンバ軍曹「・・・早く出て来い、プロトン機!」
その時、上空を巨大な機影が通過した
分隊員A「あっ、あれは!?」
部下のM18が叫ぶ
ジョロンバ軍曹も一瞬驚いたが、機影を確認するとすぐに無線機を取った
ジョロンバ軍曹「こちらジョロンバ軍曹だ・・・総本部も重い腰を上げてくれたみたいだ!」

大編隊がビットレイクへと近づく
爆弾槽に搭載した爆弾さえ投下すれば、後は陸軍の仕事である
いつもどおりの単調な任務
左舷機関銃手のバスク上級伍長は、出番の無い状況に欠伸をしながらも窓の外を監視していた
副操縦士「バスク伍長、欠伸をしているようだが、敵機はいないな!?」
それを見ていたらしい副操縦士が言う
バスク上級伍長「はい!敵機は確認できません!」
少し慌てつつも答える
副操縦士「ビットレイクは奴らの重要拠点だ。きっと何かがやってくるはずだ!」
その直後、遠方から明らかに爆撃機のそれと異なる爆音が響き渡った
バスク上級伍長は周辺を確認する
すると、遠方に巨大な何かを視認できた
大型爆撃機のような機影
少なくとも、我が王国にあのような機影は無い
まさか、噂の空中要塞・・・?
バスク上級伍長「左舷前方、空中要塞接近!」
副操縦士「何っ!?」
その刹那、機影より猛烈な銃撃が放たれた
後方を飛んでいた一機が、銃撃をモロに受ける
爆発、四散する爆撃機
尾部機銃手「五番機被弾!」
続いてその隣を飛んでいた機体が炎上する
三番機機長(通信)「こちら三番機、被弾!爆弾を落として待避する!」
不滅の空中要塞が、いとも簡単に撃墜された瞬間であった
第十八話 続く

引用なし
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青き名将 第十七話 松井 2010/4/13 23:37
  Re:青き名将 第十七話 松井一真 2010/4/13 23:38
   Re:青き名将 第十七話 松井一真 2010/4/13 23:39
   Re:青き名将 第十七話 松井一真 2010/4/13 23:40
   Re:青き名将 第十七話 松井一真 2010/4/13 23:42
   青き名将 第十八話 松井一真 2015/11/3 18:59
   Re:青き名将 第十八話 松井一真 2015/11/3 19:00
   Re:青き名将 第十八話 松井一真 2015/11/3 19:01
   Re:青き名将 第十八話 松井一真 2015/11/3 19:02
   青き名将 第十八話 あとがき 松井一真 2015/11/3 19:04

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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