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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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第六次キュワール大戦 開戦編
 松井一真  - 2007/4/28 23:31 -
  
未だにタイトルは決まりませんが、始まったからには新スレ
> 高橋大将「ん?・・・はい、高橋・・・何・・わかった。すぐに行く」
> 高杉中将「どうしたんです?」
> 高橋大将「所属不明のタンクが施設内に侵入したらしい。すぐに向かって殲滅せよとのことだ」
> ???「わざわざ行くこたぁねえよ。なぜなら、きてやったからな」
> 高杉中将「て、てめえ!いつのまに・・・・」
> ???「半端なわけねえだろ。俺なんだからよ」
> 高杉中将「兄貴・・・か?」
> 高杉元帥「そうだ。久しぶりだな」
> 高橋大将「じゃあ、もう一台は・・・」
> 高橋元帥「よう」
> 高橋大将「兄貴!」
> 高杉中将「んじゃあ・・あの時死んだってえのは・・」
> 高杉元帥「ああ、デマだ」
> 高橋元帥「高柳大統領が撃たれてからの話をまとめたほうが早いな」
>
> ということで、要約するとこういうことになる。
> 高杉元帥は、あの襲撃事件のときに高柳元帥が撃たれたときに退路を確保した。
> そして、高橋元帥と共同で恐るべきスピードで宴会場から脱出した。
> そのまま町の郊外の小さな病院に担ぎ込んだ。
> そしてそのまま高杉元帥と高橋元帥は高柳大統領が回復して病院を出てすぐに裏の組織からのスカウトが来た。
> かなりでかい組織だったらしく、自分たちのことを知っていたその男に、高杉は警戒心を悟られぬように付いていった。
> そして、組織でもすぐに頭になれた。
> 別にもてはやされているわけではない。もちろん肩書きはよかったが、その実力もあってのことだ。
> そして、数日たってから橋本派と高杉派の内戦が始まった。
> そのまましばらくして高杉派は橋本派に敗北。そのままグリシネに撤退。
> その情報を得てすぐにグリシネに高橋元帥、高柳大統領とともにこの軍団施設に入った。
> もはやグリシネの正規軍ですら手出しできない勢力となった軍団施設に来るまでは苦労せずにきても、いきなり一般兵士に砲撃をうけて、軽く切れて暴れたらしい。
> どこまでいっても兄貴は兄貴だ、と呆れるしかない高杉中将。
> でも、自分の兄貴が変わらずに居てくれたことにうれしさも感じるのだが。
>
> 高杉中将「んで、高柳の兄貴はどうした?」
> 高杉元帥「ああ、先に会議室に行ってる。今頃松井元帥たちを驚かせているこったろう」
> 高橋大将「・・・・」
> 高橋元帥「まあ、連絡もクソもあったもんじゃねえからな」
> 高杉中将「・・・・」
> 高杉元帥「まあ、いいんじゃねえか。んで、無様に負けてきたお前らに励ましの言葉でも投げかけてやろうか、と思ったが問題なさそうだな」
> 高杉中将「・・・・・」
> 高橋大将「・・・・・」

会議室に現れた、見慣れたタンクに、彼らは驚いた
松井元帥「・・・高柳君か?」
ただ一人、松井元帥だけが、落ち着いた口調であったが
もっとも、彼も目の前の事態が理解できない
てっきり、高柳が暗殺されたと思っていたからだ
藤田一等兵「本国側の諜報員が上陸したというのはデマでした」
松井元帥「ああ、そうか。諜報員にしては怪しいと思ったからな。しかし、高柳君が生きていたとは・・・」
参謀たちは驚いている。まあ、仕方ないだろう
松井元帥「諸君、ここにいる高柳君は亡霊でも立体映像でもない。本物だ。その証拠に、履帯はあるし、この部屋は明るい」
高柳元大統領「さすが、松井元帥。言うことが違いますな」
松井元帥「・・・秋川君、どうやら、君の出番は別方面になりそうだ」
秋川大尉「どうやら、そのようですな」
松井元帥「・・・さてと、いったいどういう理由か、説明してくれないか?」
高柳元大統領「・・・例の一件が起きたとき、私は確かに瀕死の重傷を負いました。しかし、郊外の病院で一命を取り留めていました。まあ、新聞に載った誤報は連中の陰謀でしょう」
松井元帥「それで、高杉派の権威を失墜させ、政権の奪取をもくろんだ、ということか・・・」
チリ元帥「こりゃ、厄介な相手ですな」
松井元帥「それで、それ以降はどうやって隠居生活を送っていたんだ?」
高柳元大統領「隠居生活なんてもんじゃないですよ。高杉元帥たちとともに、裏社会での仕事でした」
松井元帥「裏社会か。また、どこぞかのでかい組織なんだろ。それこそ、橋本派の湊組みたいな・・・」
湊組。最初は単なるヤクザ組織に過ぎなかったが、いまや政治をも握る強大な軍事組織である
チヌ元帥「・・・我々も似たような裏社会のそしきですからな」
松井元帥「平和維持のための軍事組織も、裏を返せば裏社会の主だ。そういうものだからな。所詮我々は、国を捨てた身だ」
国を捨てた身、松井元帥は自らをこう言った
第二次キュワール大戦で祖国Qターレットを捨て、Qトルック戦争で第二の祖国グリシネを捨てた。それが彼であった
Qターレットでの彼の権威はそう悪いものではなかった。当時から参謀だったチリ元帥とともに、名コンビであった
だが、それを悪くしたのは、第二次キュワール大戦だった
第五七中隊を指揮していた松井大佐(当時)とチリ中佐(当時)。Qシュタイン帝国軍の西方侵攻の際、プロトン王国の同盟国であったQターレット王国は、真っ先に攻撃目標にされた。Qタンク王国は中立である事を決め、戦闘には参加しなかった。孤立したQターレット王国。その主力部隊、第八軍は帝国軍の攻撃を受け苦戦していた
第五七中隊は救援に向かうが、同作戦に参加していた第五八中隊司令、原田大佐との戦略の違いから、部内で問題にされた
上からは撤退指示が下っていたのに、独断で第八軍を救援した、第五七中隊。指揮官の松井大佐と、参謀のチリ中佐は、部内からの支持が下がっていた
そのまま、Qターレット王国は壊滅。残存勢力はグリシネで暫定政権を作っていた
松井大佐ら精鋭は、グリシネ国陸軍に臨時に編入された
だが、ここでも例の一件が仇となった
足早に撤退した原田大佐が名将として称えられ、陸軍の参謀格にまで上り詰めた
方や、命令を無視して敵部隊に突入した松井大佐は、「Qターレットの関東軍」、「状況の読めない奴」などと呼ばれ、閑職に回されていた
特に参謀本部からの評価は最悪で、将官へ昇進した後も、なんと参謀本部の若手将校たちと喧嘩をする有様であった
ただし、陸軍将校でありながら海、空軍にも詳しく、時折海軍へ視察に訪れた際には海軍士官たちにさまざまなことを語ったという
それゆえに「陸軍の海兵」などと揶揄されたこともあったが・・・
松井元帥「・・・良く、参謀本部の黒田中将とは、銃撃戦になったものだ。俺は良くあいつに『貴様みたいなエリート気取りなんざ、戦場じゃ役立たずの無能者だ!』などといったものだ」
高柳元大統領「・・・さて、これからどうしますかね?」
松井元帥「・・・ああ、とりあえずはひたすら防衛に徹するのみだな。敵さんの動きが弱まったら、直ちに攻撃する。とりあえずはこういうことになるな。今度の戦い、長くなりそうだ・・・」
何しろ、国際的な軍事組織である日戦軍団だが、所詮は反乱軍である。そう簡単に動けるものではない
松井元帥「ひとまず、現状維持だな・・・」
今度とばかりは、持久戦になりそうだ

引用なし
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第六次キュワール大戦 開戦編 松井一真 2007/4/28 23:31
  Re:第六次キュワール大戦 開戦編 松井一真 2007/6/2 13:05
   Re:第六次キュワール大戦 開戦編 高杉 2007/6/3 21:34
   Re:第六次キュワール大戦 開戦編 松井一真 2007/6/3 23:14
   Re:第六次キュワール大戦 開戦編 高杉 2007/6/8 13:15
   Re:第六次キュワール大戦 開戦編 松井一真 2008/10/18 15:26

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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