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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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第六次キュワール大戦 開戦編 松井一真 2007/4/28 23:31
  Re:第六次キュワール大戦 開戦編 松井一真 2007/6/2 13:05
   Re:第六次キュワール大戦 開戦編 高杉 2007/6/3 21:34
   Re:第六次キュワール大戦 開戦編 松井一真 2007/6/3 23:14
   Re:第六次キュワール大戦 開戦編 高杉 2007/6/8 13:15
   Re:第六次キュワール大戦 開戦編 松井一真 2008/10/18 15:26


第六次キュワール大戦 開戦編
 松井一真  - 2007/4/28 23:31 -
  
未だにタイトルは決まりませんが、始まったからには新スレ
> 高橋大将「ん?・・・はい、高橋・・・何・・わかった。すぐに行く」
> 高杉中将「どうしたんです?」
> 高橋大将「所属不明のタンクが施設内に侵入したらしい。すぐに向かって殲滅せよとのことだ」
> ???「わざわざ行くこたぁねえよ。なぜなら、きてやったからな」
> 高杉中将「て、てめえ!いつのまに・・・・」
> ???「半端なわけねえだろ。俺なんだからよ」
> 高杉中将「兄貴・・・か?」
> 高杉元帥「そうだ。久しぶりだな」
> 高橋大将「じゃあ、もう一台は・・・」
> 高橋元帥「よう」
> 高橋大将「兄貴!」
> 高杉中将「んじゃあ・・あの時死んだってえのは・・」
> 高杉元帥「ああ、デマだ」
> 高橋元帥「高柳大統領が撃たれてからの話をまとめたほうが早いな」
>
> ということで、要約するとこういうことになる。
> 高杉元帥は、あの襲撃事件のときに高柳元帥が撃たれたときに退路を確保した。
> そして、高橋元帥と共同で恐るべきスピードで宴会場から脱出した。
> そのまま町の郊外の小さな病院に担ぎ込んだ。
> そしてそのまま高杉元帥と高橋元帥は高柳大統領が回復して病院を出てすぐに裏の組織からのスカウトが来た。
> かなりでかい組織だったらしく、自分たちのことを知っていたその男に、高杉は警戒心を悟られぬように付いていった。
> そして、組織でもすぐに頭になれた。
> 別にもてはやされているわけではない。もちろん肩書きはよかったが、その実力もあってのことだ。
> そして、数日たってから橋本派と高杉派の内戦が始まった。
> そのまましばらくして高杉派は橋本派に敗北。そのままグリシネに撤退。
> その情報を得てすぐにグリシネに高橋元帥、高柳大統領とともにこの軍団施設に入った。
> もはやグリシネの正規軍ですら手出しできない勢力となった軍団施設に来るまでは苦労せずにきても、いきなり一般兵士に砲撃をうけて、軽く切れて暴れたらしい。
> どこまでいっても兄貴は兄貴だ、と呆れるしかない高杉中将。
> でも、自分の兄貴が変わらずに居てくれたことにうれしさも感じるのだが。
>
> 高杉中将「んで、高柳の兄貴はどうした?」
> 高杉元帥「ああ、先に会議室に行ってる。今頃松井元帥たちを驚かせているこったろう」
> 高橋大将「・・・・」
> 高橋元帥「まあ、連絡もクソもあったもんじゃねえからな」
> 高杉中将「・・・・」
> 高杉元帥「まあ、いいんじゃねえか。んで、無様に負けてきたお前らに励ましの言葉でも投げかけてやろうか、と思ったが問題なさそうだな」
> 高杉中将「・・・・・」
> 高橋大将「・・・・・」

会議室に現れた、見慣れたタンクに、彼らは驚いた
松井元帥「・・・高柳君か?」
ただ一人、松井元帥だけが、落ち着いた口調であったが
もっとも、彼も目の前の事態が理解できない
てっきり、高柳が暗殺されたと思っていたからだ
藤田一等兵「本国側の諜報員が上陸したというのはデマでした」
松井元帥「ああ、そうか。諜報員にしては怪しいと思ったからな。しかし、高柳君が生きていたとは・・・」
参謀たちは驚いている。まあ、仕方ないだろう
松井元帥「諸君、ここにいる高柳君は亡霊でも立体映像でもない。本物だ。その証拠に、履帯はあるし、この部屋は明るい」
高柳元大統領「さすが、松井元帥。言うことが違いますな」
松井元帥「・・・秋川君、どうやら、君の出番は別方面になりそうだ」
秋川大尉「どうやら、そのようですな」
松井元帥「・・・さてと、いったいどういう理由か、説明してくれないか?」
高柳元大統領「・・・例の一件が起きたとき、私は確かに瀕死の重傷を負いました。しかし、郊外の病院で一命を取り留めていました。まあ、新聞に載った誤報は連中の陰謀でしょう」
松井元帥「それで、高杉派の権威を失墜させ、政権の奪取をもくろんだ、ということか・・・」
チリ元帥「こりゃ、厄介な相手ですな」
松井元帥「それで、それ以降はどうやって隠居生活を送っていたんだ?」
高柳元大統領「隠居生活なんてもんじゃないですよ。高杉元帥たちとともに、裏社会での仕事でした」
松井元帥「裏社会か。また、どこぞかのでかい組織なんだろ。それこそ、橋本派の湊組みたいな・・・」
湊組。最初は単なるヤクザ組織に過ぎなかったが、いまや政治をも握る強大な軍事組織である
チヌ元帥「・・・我々も似たような裏社会のそしきですからな」
松井元帥「平和維持のための軍事組織も、裏を返せば裏社会の主だ。そういうものだからな。所詮我々は、国を捨てた身だ」
国を捨てた身、松井元帥は自らをこう言った
第二次キュワール大戦で祖国Qターレットを捨て、Qトルック戦争で第二の祖国グリシネを捨てた。それが彼であった
Qターレットでの彼の権威はそう悪いものではなかった。当時から参謀だったチリ元帥とともに、名コンビであった
だが、それを悪くしたのは、第二次キュワール大戦だった
第五七中隊を指揮していた松井大佐(当時)とチリ中佐(当時)。Qシュタイン帝国軍の西方侵攻の際、プロトン王国の同盟国であったQターレット王国は、真っ先に攻撃目標にされた。Qタンク王国は中立である事を決め、戦闘には参加しなかった。孤立したQターレット王国。その主力部隊、第八軍は帝国軍の攻撃を受け苦戦していた
第五七中隊は救援に向かうが、同作戦に参加していた第五八中隊司令、原田大佐との戦略の違いから、部内で問題にされた
上からは撤退指示が下っていたのに、独断で第八軍を救援した、第五七中隊。指揮官の松井大佐と、参謀のチリ中佐は、部内からの支持が下がっていた
そのまま、Qターレット王国は壊滅。残存勢力はグリシネで暫定政権を作っていた
松井大佐ら精鋭は、グリシネ国陸軍に臨時に編入された
だが、ここでも例の一件が仇となった
足早に撤退した原田大佐が名将として称えられ、陸軍の参謀格にまで上り詰めた
方や、命令を無視して敵部隊に突入した松井大佐は、「Qターレットの関東軍」、「状況の読めない奴」などと呼ばれ、閑職に回されていた
特に参謀本部からの評価は最悪で、将官へ昇進した後も、なんと参謀本部の若手将校たちと喧嘩をする有様であった
ただし、陸軍将校でありながら海、空軍にも詳しく、時折海軍へ視察に訪れた際には海軍士官たちにさまざまなことを語ったという
それゆえに「陸軍の海兵」などと揶揄されたこともあったが・・・
松井元帥「・・・良く、参謀本部の黒田中将とは、銃撃戦になったものだ。俺は良くあいつに『貴様みたいなエリート気取りなんざ、戦場じゃ役立たずの無能者だ!』などといったものだ」
高柳元大統領「・・・さて、これからどうしますかね?」
松井元帥「・・・ああ、とりあえずはひたすら防衛に徹するのみだな。敵さんの動きが弱まったら、直ちに攻撃する。とりあえずはこういうことになるな。今度の戦い、長くなりそうだ・・・」
何しろ、国際的な軍事組織である日戦軍団だが、所詮は反乱軍である。そう簡単に動けるものではない
松井元帥「ひとまず、現状維持だな・・・」
今度とばかりは、持久戦になりそうだ
引用なし
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Re:第六次キュワール大戦 開戦編
 松井一真  - 2007/6/2 13:05 -
  
すっかり忘れてた会議室の節

直後、高杉元帥が橋本派の諜報員を捕えて、会議室へと連れてきた
高杉元帥「松井元帥、橋本派のスパイを捕まえてきたぞ」
相変わらずである。まあ、彼らしいといえば彼らしいか
松井元帥「・・・藤田、どうやら本国側の諜報員は既に上陸していたようだな」
藤田一等兵「どうやら、そのようですね」
後を追って、高杉派の幹部たちが会議室へと入ってきた
チリ元帥「これで、全員集合ですか」
松井元帥「まあ、予想を超越する結果となったわけだが、全員集まったことはいいことだ。Qシュタイン連邦の大統領にも伝えておいたよ」
T−35大統領のことである。第二次、第三次キュワール大戦では敵国となったQシュタインだったが、直後のクーデターを助長したのは松井元帥であった
それゆえに「叛乱のエキスパート」などと仇名されたこともあった
松井元帥「まあ、裏社会の話は後で聞こう。ひとまずは、敵が来るのを見守るまでだ」
そのとき、藤田と代わって通信室に座っていた平岡一等兵が駆け込んできた
平岡一等兵「司令、ついに来ました!連中の潜水艦です!」
どうやら、帝国勢力の潜水艦がやってきたようだ
松井元帥「第一艦隊、出港準備急げ!」
無論、出港させるのは駆逐艦である。わざわざ大型艦を連れ出さずとも対処できる
手始めに対潜哨戒機が対潜爆雷を投下する
敵潜は損害を受けるが、なおも前進する
そこに、駆逐艦の対潜魚雷一斉発射が襲い掛かった
敵潜は呆気なく撃沈された
平岡一等兵「司令、撃沈との事です」
松井元帥「おそらく、先の諜報員の回収に来たんだろうな」
チリ元帥「今後も、警戒を続ける必要がありますな」
無論、今回捕まえた奴以外にも、諜報員がいる可能性も、否定は出来ないからだ・・・
引用なし
パスワード
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Re:第六次キュワール大戦 開戦編
 高杉  - 2007/6/3 21:34 -
  
> すっかり忘れてた会議室の節
>
> 直後、高杉元帥が橋本派の諜報員を捕えて、会議室へと連れてきた
> 高杉元帥「松井元帥、橋本派のスパイを捕まえてきたぞ」
> 相変わらずである。まあ、彼らしいといえば彼らしいか
> 松井元帥「・・・藤田、どうやら本国側の諜報員は既に上陸していたようだな」
> 藤田一等兵「どうやら、そのようですね」
> 後を追って、高杉派の幹部たちが会議室へと入ってきた
> チリ元帥「これで、全員集合ですか」
> 松井元帥「まあ、予想を超越する結果となったわけだが、全員集まったことはいいことだ。Qシュタイン連邦の大統領にも伝えておいたよ」
> T−35大統領のことである。第二次、第三次キュワール大戦では敵国となったQシュタインだったが、直後のクーデターを助長したのは松井元帥であった
> それゆえに「叛乱のエキスパート」などと仇名されたこともあった
> 松井元帥「まあ、裏社会の話は後で聞こう。ひとまずは、敵が来るのを見守るまでだ」
> そのとき、藤田と代わって通信室に座っていた平岡一等兵が駆け込んできた
> 平岡一等兵「司令、ついに来ました!連中の潜水艦です!」
> どうやら、帝国勢力の潜水艦がやってきたようだ
> 松井元帥「第一艦隊、出港準備急げ!」
> 無論、出港させるのは駆逐艦である。わざわざ大型艦を連れ出さずとも対処できる
> 手始めに対潜哨戒機が対潜爆雷を投下する
> 敵潜は損害を受けるが、なおも前進する
> そこに、駆逐艦の対潜魚雷一斉発射が襲い掛かった
> 敵潜は呆気なく撃沈された
> 平岡一等兵「司令、撃沈との事です」
> 松井元帥「おそらく、先の諜報員の回収に来たんだろうな」
> チリ元帥「今後も、警戒を続ける必要がありますな」
> 無論、今回捕まえた奴以外にも、諜報員がいる可能性も、否定は出来ないからだ・・・

QQQQ共和国 首都 クラウドポリス

橋本大統領「そうか・・・分かった。奴は始末されたんだな?」
どうやらほかの諜報員と連絡を取っていたらしい。
倉橋中尉(橋本派諜報員)「はい。あいつはもう・・・」
橋本大統領「わかった。すぐ戻れ」
倉橋中尉「はい。失礼します」
と、通信を切った後、橋本大統領は一人もらす。
橋本大統領「全く、若い奴はこれだからいかんな。同士の死にいちいち泣いている。もっとも、経験が浅いから割り切れることではないかも知れんがな・・・」
橋本元帥「どうした?」
橋本大統領「グリシネに送った諜報員が死んだ」
橋本元帥「まあ、あんなのが何台死のうとどうでもいいがな」
橋本大統領「兄貴・・・俺はそうは思わない。やはり被害は少ないに越したことはない。それに・・・俺もまだ割り切れたわけじゃないからな」
橋本元帥「フン。一国の頭がそんなんでどうする?」
橋本大統領「ならば兄貴は、憎しみに身を任せて戦う事はないのか?」
橋本元帥「こういう地位についている以上、自分の感情よりも合理性や世間体を気にするもんさ」
橋本大統領「嫌な奴だな」
橋本元帥「お前もいずれこうなるさ」
橋本大統領「・・・元帥」
橋本元帥「はい」
橋本大統領「グリシネのほうで動きがあったらしい。少しでも早く攻撃準備を進めておけ」
橋本元帥「了解いたしました。では失礼します」
そういって橋本元帥は部屋を出て行った。
橋本大統領「・・・しかし、軍隊の上層部である以上、割り切ることも重要か・・・」
その問いに答えるものは、この部屋にはいない・・・・

グリシネ 軍団総司令部 応接室

高杉元帥「・・・・しかしまあ、よく生きてたと思うよ。自分でも」
高橋元帥「そうだな・・・俺たち、よく逃げ切った」
高杉元帥「あのとき飯島のヘリがなければ死んでたな」
高柳総司令「一応、高杉派の総司令になれたのはいいが、いつか本国をこの手に取り戻さねばいかんだろう。橋本の野郎に国政を任せてはおけんからな」
高杉元帥「まあ、俺達はなんとか生きてたし、あのときの借りを延滞料金追加できっちり払ってやろうぜ!」
高橋元帥「おう!」
高柳大統領「当たり前だ」
すると、近衛総司令がいきなり飛び込んできた。
近衛総司令「元帥!」
高杉元帥「どうした?」
近衛総司令「奴らが、大艦隊率いて仕掛けてきました!その数半端ないですよ」
高杉元帥「海空軍の指揮権は俺達のもんじゃないから、本来なら出ないんだが・・・よし、出撃しよう!奴らに一泡吹かせてやろうぜ!」
いつのまにやら元大統領の高柳総司令より高杉元帥のほうが指揮権が強い気がするが気にしないでおこう。そのうち総司令の座をものにするだろうし。
高杉元帥「出撃だ!行くぜ野郎共!」
近衛総司令\
高柳総司令 >「了解!」
高橋元帥 /
引用なし
パスワード
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Re:第六次キュワール大戦 開戦編
 松井一真  - 2007/6/3 23:14 -
  
> QQQQ共和国 首都 クラウドポリス
>
> 橋本大統領「そうか・・・分かった。奴は始末されたんだな?」
> どうやらほかの諜報員と連絡を取っていたらしい。
> 倉橋中尉(橋本派諜報員)「はい。あいつはもう・・・」
> 橋本大統領「わかった。すぐ戻れ」
> 倉橋中尉「はい。失礼します」
> と、通信を切った後、橋本大統領は一人もらす。
> 橋本大統領「全く、若い奴はこれだからいかんな。同士の死にいちいち泣いている。もっとも、経験が浅いから割り切れることではないかも知れんがな・・・」
> 橋本元帥「どうした?」
> 橋本大統領「グリシネに送った諜報員が死んだ」
> 橋本元帥「まあ、あんなのが何台死のうとどうでもいいがな」
> 橋本大統領「兄貴・・・俺はそうは思わない。やはり被害は少ないに越したことはない。それに・・・俺もまだ割り切れたわけじゃないからな」
> 橋本元帥「フン。一国の頭がそんなんでどうする?」
> 橋本大統領「ならば兄貴は、憎しみに身を任せて戦う事はないのか?」
> 橋本元帥「こういう地位についている以上、自分の感情よりも合理性や世間体を気にするもんさ」
> 橋本大統領「嫌な奴だな」
> 橋本元帥「お前もいずれこうなるさ」
> 橋本大統領「・・・元帥」
> 橋本元帥「はい」
> 橋本大統領「グリシネのほうで動きがあったらしい。少しでも早く攻撃準備を進めておけ」
> 橋本元帥「了解いたしました。では失礼します」
> そういって橋本元帥は部屋を出て行った。
> 橋本大統領「・・・しかし、軍隊の上層部である以上、割り切ることも重要か・・・」
> その問いに答えるものは、この部屋にはいない・・・・
>
> グリシネ 軍団総司令部 応接室
>
> 高杉元帥「・・・・しかしまあ、よく生きてたと思うよ。自分でも」
> 高橋元帥「そうだな・・・俺たち、よく逃げ切った」
> 高杉元帥「あのとき飯島のヘリがなければ死んでたな」
> 高柳総司令「一応、高杉派の総司令になれたのはいいが、いつか本国をこの手に取り戻さねばいかんだろう。橋本の野郎に国政を任せてはおけんからな」
> 高杉元帥「まあ、俺達はなんとか生きてたし、あのときの借りを延滞料金追加できっちり払ってやろうぜ!」
> 高橋元帥「おう!」
> 高柳大統領「当たり前だ」
> すると、近衛総司令がいきなり飛び込んできた。
> 近衛総司令「元帥!」
> 高杉元帥「どうした?」
> 近衛総司令「奴らが、大艦隊率いて仕掛けてきました!その数半端ないですよ」
> 高杉元帥「海空軍の指揮権は俺達のもんじゃないから、本来なら出ないんだが・・・よし、出撃しよう!奴らに一泡吹かせてやろうぜ!」
> いつのまにやら元大統領の高柳総司令より高杉元帥のほうが指揮権が強い気がするが気にしないでおこう。そのうち総司令の座をものにするだろうし。
> 高杉元帥「出撃だ!行くぜ野郎共!」
> 近衛総司令\
> 高柳総司令 >「了解!」
> 高橋元帥 /

潜水艦を撃沈した海軍だったが、指揮官の大和元帥は松井元帥に呼ばれていた
松井元帥「・・・それで、潜水艦の乗員はどうなった?」
大和元帥「対潜魚雷をぶち込みすぎましたかね、まあ、ほとんどは避けられたみたいなんで、艦尾に命中した一発で沈んだようなもんです」
松井元帥「・・・と、いうことは、生存車はいるってことだな?」
大和元帥「まあ、そうなりますが・・・」
松井元帥「・・・どうして、通常弾頭弾を使った?」
本来、単艦で行動する潜水艦には無弾頭魚雷で艦尾をぶち抜くのが通例だが、何故かこの日は通常弾頭魚雷数十発を一斉に放った。そのことであった
大和元帥「・・・すいません、焦りまして・・・」
松井元帥「・・・そうか。やはり、君でも焦るか・・・」
大和元帥「最初、Qトルックの最新鋭原潜だと思ってまして、ようやく、橋本派の伊号潜だと分かったのは発射直後、間に合いませんでした・・・」
Qトルック帝国の最新鋭原潜は、近年では橋本派の用いる伊号潜によく似た形状になっているのだ
松井元帥「・・・Qトルックも紛らわしい船を投入するようになったからな・・・」
大和元帥「・・・現在、水雷戦隊を救助に向かわせてます」
松井元帥「潜水艦救助船も向けておく。出来る限り、助けろ」
大和元帥「了解しました!」
敵であれど、チョロQであることには変わりない。なんとしてでも救出しなければならない
松井元帥「・・・まあ、本国の軍部が動く事態でもなかろう。連中ほど非情な軍隊は帝国勢力ぐらいなものだ」
そのとき、また平岡一等兵が駆け込んできた
平岡一等兵「司令!今度は民間船がやられました!」
松井元帥「どこの船籍だ?」
平岡一等兵「サウストルックの旅客船『ヒンデンブルグ』です!」
報告に寄れば、サウストルック船籍の旅客船「ヒンデンブルグ」号が、正体不明の軍艦の攻撃を受け大破、沈没は時間の問題との事だ
既にグリシネの沿岸警備隊が出動したが、こんなときに限って軍部が介入してくるので、救助が出遅れているようだ
サウストルックはQトルック帝国から独立したいわゆる「穏健派」の勢力だが、グリシネの軍部は「Qトルックの連中」と一まとめに取り扱っており、今回は「敵船」扱いされているようだ
松井元帥「分かった。すぐに救助に向かわせる!」
海防艦や救難艇あたりを向かわせて、救助を早めるのだ。第一艦隊の水雷戦隊も、潜水艦の乗員を救助した後にこちらの任務に投入するつもりだ
平岡一等兵「では、通信のほうに戻ります!」
松井元帥「ああ、分かった」
しばらくして、「ヒンデンブルグ」号を撃沈したのは橋本派の軍艦であることが分かった。沿岸警備隊が報告してきたのだ
沿岸警備隊のほうはこちらに連絡を寄越してくるのだ
結果的に軍部とは違う統制下にあるので、日戦軍団と沿岸警備隊は仲がいいのだ
橋本派の艦隊が相手となれば、第一艦隊戦艦部隊も向かわせなければならない
当然、他の主力艦隊も出撃するのだ
松井元帥「・・・厄介な相手だな。航空隊も手配しないといけない」
チリ元帥「高杉派は既に出撃したとの事です」
松井元帥「了解、こっちも後を追うぞ」
開戦と同時に、一大艦隊戦の始まりである
引用なし
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Re:第六次キュワール大戦 開戦編
 高杉  - 2007/6/8 13:15 -
  
> > QQQQ共和国 首都 クラウドポリス
> >
> > 橋本大統領「そうか・・・分かった。奴は始末されたんだな?」
> > どうやらほかの諜報員と連絡を取っていたらしい。
> > 倉橋中尉(橋本派諜報員)「はい。あいつはもう・・・」
> > 橋本大統領「わかった。すぐ戻れ」
> > 倉橋中尉「はい。失礼します」
> > と、通信を切った後、橋本大統領は一人もらす。
> > 橋本大統領「全く、若い奴はこれだからいかんな。同士の死にいちいち泣いている。もっとも、経験が浅いから割り切れることではないかも知れんがな・・・」
> > 橋本元帥「どうした?」
> > 橋本大統領「グリシネに送った諜報員が死んだ」
> > 橋本元帥「まあ、あんなのが何台死のうとどうでもいいがな」
> > 橋本大統領「兄貴・・・俺はそうは思わない。やはり被害は少ないに越したことはない。それに・・・俺もまだ割り切れたわけじゃないからな」
> > 橋本元帥「フン。一国の頭がそんなんでどうする?」
> > 橋本大統領「ならば兄貴は、憎しみに身を任せて戦う事はないのか?」
> > 橋本元帥「こういう地位についている以上、自分の感情よりも合理性や世間体を気にするもんさ」
> > 橋本大統領「嫌な奴だな」
> > 橋本元帥「お前もいずれこうなるさ」
> > 橋本大統領「・・・元帥」
> > 橋本元帥「はい」
> > 橋本大統領「グリシネのほうで動きがあったらしい。少しでも早く攻撃準備を進めておけ」
> > 橋本元帥「了解いたしました。では失礼します」
> > そういって橋本元帥は部屋を出て行った。
> > 橋本大統領「・・・しかし、軍隊の上層部である以上、割り切ることも重要か・・・」
> > その問いに答えるものは、この部屋にはいない・・・・
> >
> > グリシネ 軍団総司令部 応接室
> >
> > 高杉元帥「・・・・しかしまあ、よく生きてたと思うよ。自分でも」
> > 高橋元帥「そうだな・・・俺たち、よく逃げ切った」
> > 高杉元帥「あのとき飯島のヘリがなければ死んでたな」
> > 高柳総司令「一応、高杉派の総司令になれたのはいいが、いつか本国をこの手に取り戻さねばいかんだろう。橋本の野郎に国政を任せてはおけんからな」
> > 高杉元帥「まあ、俺達はなんとか生きてたし、あのときの借りを延滞料金追加できっちり払ってやろうぜ!」
> > 高橋元帥「おう!」
> > 高柳大統領「当たり前だ」
> > すると、近衛総司令がいきなり飛び込んできた。
> > 近衛総司令「元帥!」
> > 高杉元帥「どうした?」
> > 近衛総司令「奴らが、大艦隊率いて仕掛けてきました!その数半端ないですよ」
> > 高杉元帥「海空軍の指揮権は俺達のもんじゃないから、本来なら出ないんだが・・・よし、出撃しよう!奴らに一泡吹かせてやろうぜ!」
> > いつのまにやら元大統領の高柳総司令より高杉元帥のほうが指揮権が強い気がするが気にしないでおこう。そのうち総司令の座をものにするだろうし。
> > 高杉元帥「出撃だ!行くぜ野郎共!」
> > 近衛総司令\
> > 高柳総司令 >「了解!」
> > 高橋元帥 /
>
> 潜水艦を撃沈した海軍だったが、指揮官の大和元帥は松井元帥に呼ばれていた
> 松井元帥「・・・それで、潜水艦の乗員はどうなった?」
> 大和元帥「対潜魚雷をぶち込みすぎましたかね、まあ、ほとんどは避けられたみたいなんで、艦尾に命中した一発で沈んだようなもんです」
> 松井元帥「・・・と、いうことは、生存車はいるってことだな?」
> 大和元帥「まあ、そうなりますが・・・」
> 松井元帥「・・・どうして、通常弾頭弾を使った?」
> 本来、単艦で行動する潜水艦には無弾頭魚雷で艦尾をぶち抜くのが通例だが、何故かこの日は通常弾頭魚雷数十発を一斉に放った。そのことであった
> 大和元帥「・・・すいません、焦りまして・・・」
> 松井元帥「・・・そうか。やはり、君でも焦るか・・・」
> 大和元帥「最初、Qトルックの最新鋭原潜だと思ってまして、ようやく、橋本派の伊号潜だと分かったのは発射直後、間に合いませんでした・・・」
> Qトルック帝国の最新鋭原潜は、近年では橋本派の用いる伊号潜によく似た形状になっているのだ
> 松井元帥「・・・Qトルックも紛らわしい船を投入するようになったからな・・・」
> 大和元帥「・・・現在、水雷戦隊を救助に向かわせてます」
> 松井元帥「潜水艦救助船も向けておく。出来る限り、助けろ」
> 大和元帥「了解しました!」
> 敵であれど、チョロQであることには変わりない。なんとしてでも救出しなければならない
> 松井元帥「・・・まあ、本国の軍部が動く事態でもなかろう。連中ほど非情な軍隊は帝国勢力ぐらいなものだ」
> そのとき、また平岡一等兵が駆け込んできた
> 平岡一等兵「司令!今度は民間船がやられました!」
> 松井元帥「どこの船籍だ?」
> 平岡一等兵「サウストルックの旅客船『ヒンデンブルグ』です!」
> 報告に寄れば、サウストルック船籍の旅客船「ヒンデンブルグ」号が、正体不明の軍艦の攻撃を受け大破、沈没は時間の問題との事だ
> 既にグリシネの沿岸警備隊が出動したが、こんなときに限って軍部が介入してくるので、救助が出遅れているようだ
> サウストルックはQトルック帝国から独立したいわゆる「穏健派」の勢力だが、グリシネの軍部は「Qトルックの連中」と一まとめに取り扱っており、今回は「敵船」扱いされているようだ
> 松井元帥「分かった。すぐに救助に向かわせる!」
> 海防艦や救難艇あたりを向かわせて、救助を早めるのだ。第一艦隊の水雷戦隊も、潜水艦の乗員を救助した後にこちらの任務に投入するつもりだ
> 平岡一等兵「では、通信のほうに戻ります!」
> 松井元帥「ああ、分かった」
> しばらくして、「ヒンデンブルグ」号を撃沈したのは橋本派の軍艦であることが分かった。沿岸警備隊が報告してきたのだ
> 沿岸警備隊のほうはこちらに連絡を寄越してくるのだ
> 結果的に軍部とは違う統制下にあるので、日戦軍団と沿岸警備隊は仲がいいのだ
> 橋本派の艦隊が相手となれば、第一艦隊戦艦部隊も向かわせなければならない
> 当然、他の主力艦隊も出撃するのだ
> 松井元帥「・・・厄介な相手だな。航空隊も手配しないといけない」
> チリ元帥「高杉派は既に出撃したとの事です」
> 松井元帥「了解、こっちも後を追うぞ」
> 開戦と同時に、一大艦隊戦の始まりである

グリシネ沖

橋本大統領「ついにくるときが来たか・・・・お前ら、準備はいいか?」
橋本元帥「はい」
ライン元帥「もちろんです」
庄田元帥「いつでも出れます」
橋本大統領「よし、もうすぐグリシネだ。各員、戦闘配備!」
一同「はっ!」

グリシネ 軍団総司令部

高杉元帥「やつらが来たぞ!覚悟はいいか!?」
一同「おう!」
高橋大将「そろそろですね・・・また世界大戦になるのか・・」
高杉元帥「本来なら俺たち高杉派と橋本派との抗争だから、俺たちでけりをつけるのが筋ってもんだが、奴らはすでにQトルックに技術提供を受けている。それにグンナまで出てきている。いまさら四の五の言わんでも世界大戦になるな、こいつは」
高杉中将「カルオスがなくなって少しはマシになったと思っていた帝国勢力が、Qトルックや橋本派が加わったおかげで息を吹き返してきただけじゃなく、以前より強くなっちまってる。グンナが何もしてこないところが奇妙だがそこは今はチャンスと見よう。だが、奴らの狙いが見えない以上、うかつにあの国に手を出すのは無謀な自殺行為みたいなもんだ」
高橋元帥「ちっとの間にずいぶん詳しくなりやがったな」
高柳元帥「それはともかく、これからどうします?」
高杉元帥「しばらくは防衛戦に回ることになるだろう」
高柳総司令「無駄口たたく暇があったら準備しろ。奴らが攻めてきたぞ。沖にかなりの戦力が来てる」
高杉元帥「おーおー・・・団体さんのおでましか。んじゃ、お前ら、行くぜ!」
一同「おう!」
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Re:第六次キュワール大戦 開戦編
 松井一真  - 2008/10/18 15:26 -
  
一年以上沈黙していましたが勿論忘れていませんよ。スパムがやかましいのでとりあえず砲撃戦直前まで。

> > 潜水艦を撃沈した海軍だったが、指揮官の大和元帥は松井元帥に呼ばれていた
> > 松井元帥「・・・それで、潜水艦の乗員はどうなった?」
> > 大和元帥「対潜魚雷をぶち込みすぎましたかね、まあ、ほとんどは避けられたみたいなんで、艦尾に命中した一発で沈んだようなもんです」
> > 松井元帥「・・・と、いうことは、生存車はいるってことだな?」
> > 大和元帥「まあ、そうなりますが・・・」
> > 松井元帥「・・・どうして、通常弾頭弾を使った?」
> > 本来、単艦で行動する潜水艦には無弾頭魚雷で艦尾をぶち抜くのが通例だが、何故かこの日は通常弾頭魚雷数十発を一斉に放った。そのことであった
> > 大和元帥「・・・すいません、焦りまして・・・」
> > 松井元帥「・・・そうか。やはり、君でも焦るか・・・」
> > 大和元帥「最初、Qトルックの最新鋭原潜だと思ってまして、ようやく、橋本派の伊号潜だと分かったのは発射直後、間に合いませんでした・・・」
> > Qトルック帝国の最新鋭原潜は、近年では橋本派の用いる伊号潜によく似た形状になっているのだ
> > 松井元帥「・・・Qトルックも紛らわしい船を投入するようになったからな・・・」
> > 大和元帥「・・・現在、水雷戦隊を救助に向かわせてます」
> > 松井元帥「潜水艦救助船も向けておく。出来る限り、助けろ」
> > 大和元帥「了解しました!」
> > 敵であれど、チョロQであることには変わりない。なんとしてでも救出しなければならない
> > 松井元帥「・・・まあ、本国の軍部が動く事態でもなかろう。連中ほど非情な軍隊は帝国勢力ぐらいなものだ」
> > そのとき、また平岡一等兵が駆け込んできた
> > 平岡一等兵「司令!今度は民間船がやられました!」
> > 松井元帥「どこの船籍だ?」
> > 平岡一等兵「サウストルックの旅客船『ヒンデンブルグ』です!」
> > 報告に寄れば、サウストルック船籍の旅客船「ヒンデンブルグ」号が、正体不明の軍艦の攻撃を受け大破、沈没は時間の問題との事だ
> > 既にグリシネの沿岸警備隊が出動したが、こんなときに限って軍部が介入してくるので、救助が出遅れているようだ
> > サウストルックはQトルック帝国から独立したいわゆる「穏健派」の勢力だが、グリシネの軍部は「Qトルックの連中」と一まとめに取り扱っており、今回は「敵船」扱いされているようだ
> > 松井元帥「分かった。すぐに救助に向かわせる!」
> > 海防艦や救難艇あたりを向かわせて、救助を早めるのだ。第一艦隊の水雷戦隊も、潜水艦の乗員を救助した後にこちらの任務に投入するつもりだ
> > 平岡一等兵「では、通信のほうに戻ります!」
> > 松井元帥「ああ、分かった」
> > しばらくして、「ヒンデンブルグ」号を撃沈したのは橋本派の軍艦であることが分かった。沿岸警備隊が報告してきたのだ
> > 沿岸警備隊のほうはこちらに連絡を寄越してくるのだ
> > 結果的に軍部とは違う統制下にあるので、日戦軍団と沿岸警備隊は仲がいいのだ
> > 橋本派の艦隊が相手となれば、第一艦隊戦艦部隊も向かわせなければならない
> > 当然、他の主力艦隊も出撃するのだ
> > 松井元帥「・・・厄介な相手だな。航空隊も手配しないといけない」
> > チリ元帥「高杉派は既に出撃したとの事です」
> > 松井元帥「了解、こっちも後を追うぞ」
> > 開戦と同時に、一大艦隊戦の始まりである
>
> グリシネ沖
>
> 橋本大統領「ついにくるときが来たか・・・・お前ら、準備はいいか?」
> 橋本元帥「はい」
> ライン元帥「もちろんです」
> 庄田元帥「いつでも出れます」
> 橋本大統領「よし、もうすぐグリシネだ。各員、戦闘配備!」
> 一同「はっ!」
>
> グリシネ 軍団総司令部
>
> 高杉元帥「やつらが来たぞ!覚悟はいいか!?」
> 一同「おう!」
> 高橋大将「そろそろですね・・・また世界大戦になるのか・・」
> 高杉元帥「本来なら俺たち高杉派と橋本派との抗争だから、俺たちでけりをつけるのが筋ってもんだが、奴らはすでにQトルックに技術提供を受けている。それにグンナまで出てきている。いまさら四の五の言わんでも世界大戦になるな、こいつは」
> 高杉中将「カルオスがなくなって少しはマシになったと思っていた帝国勢力が、Qトルックや橋本派が加わったおかげで息を吹き返してきただけじゃなく、以前より強くなっちまってる。グンナが何もしてこないところが奇妙だがそこは今はチャンスと見よう。だが、奴らの狙いが見えない以上、うかつにあの国に手を出すのは無謀な自殺行為みたいなもんだ」
> 高橋元帥「ちっとの間にずいぶん詳しくなりやがったな」
> 高柳元帥「それはともかく、これからどうします?」
> 高杉元帥「しばらくは防衛戦に回ることになるだろう」
> 高柳総司令「無駄口たたく暇があったら準備しろ。奴らが攻めてきたぞ。沖にかなりの戦力が来てる」
> 高杉元帥「おーおー・・・団体さんのおでましか。んじゃ、お前ら、行くぜ!」
> 一同「おう!」

格納庫に集まったQタンクは相当数いた
今度は大艦隊だ。てっきり、彼らは任務は無いとばかり思っていた
しかし、雷風は対空、対地、対艦いずれの任務にも使える多用途戦闘機である
京城は、再び相棒の古田と共に、格納庫へやってきた
松井元帥「・・・すまんな、また出撃だ」
京城少佐「仕方ないですよ。敵が波状攻撃を仕掛けてきただけですから」
古田中尉「さっきの新兵さんの航空機だけでは、物足りませんからね」
松井元帥「こら、脱出に失敗した搭乗員のことも考えろ」
古田中尉「はっ、すいません・・・」
松井元帥「まあいい。本作戦の目標は沖合いに展開する敵艦隊を壊滅させることだ。先ほど我が第一、第二艦隊及びQQQQ高杉派艦隊が出撃、敵艦隊と交戦を開始した」
と、いうのも、旅客船「ヒンデンブルグ」救援に向かった水雷戦隊が、敵艦隊と交戦したからである
戦艦隊が追いつき、状況は互角とのことだ
松井元帥「状況は互角だが、敵が新兵器を投入していないはずが無い。直ちに出撃し、敵艦艇に損害を与えるように。以上だ」
京城少佐\
     >「了解!」
古田中尉/
日戦軍団の精鋭飛行隊に所属する、電征、流星が飛び立っていく
狙うは、敵大艦隊である
京城、古田も、それぞれの雷風へと搭乗した
松井元帥「健闘を、祈る!」
そういうと、松井元帥は噴式電征へと駆けて行った
「地域紛争」という名目の下戦うのは、おそらくこれが最後だ。ここで大戦果でも挙げて、空軍どもの度肝を抜かさなければならない
噴式電征、滑走路に到達する
チリ元帥(通信)「司令、離陸許可出ました」
松井元帥「了解。離陸する」
エンジン始動、速度を上げていく
離陸速度に到達、操縦桿を上げる
急上昇する噴式電征
チリ元帥(通信)「高度制限解除!」
松井元帥「了解!」
航空隊は沖合いへと展開した

警備隊の小型艇は、迫り来る敵弾をかわしつつ、グリシネ本土へと進んでいた
既に数隻ほどが撃沈されている
艇長「軍部の連中は何をやってるんだ!?」
警備隊員A「分かりません!応答が全くありません!」
艇長「何ぃっ!?」
警備隊員B「日戦軍団総司令部からは、艦隊を増派し、航空攻撃を開始するとの通信が入りましたが・・・」
艇長「軍部は民間船ごときに構ってられんとでも言っているんだろう!」
警備隊員A「艇長、日戦軍団の航空隊です!」
上空を、無数の航空機が飛び回る
艇長「既にグリシネの船が沈んでいるというのに、軍部は一つたりとも通信をよこさんのか・・・」
警備隊員B「きっと、連中は我々を捨て駒だと思ってるんですよ」
やはり、軍部と沿岸警備隊の間には何らかの因縁があるのだ

橋本派の最新鋭空母「大鶴」。橋本派が独自開発した大型空母である
今回、橋本元帥と橋本大統領が座乗しているのがこの船である
そして、その「大鶴」の近くにいるのが、最新鋭戦艦「丹後」である
以前の戦闘で何とか帰還した「播磨」などの紀伊型戦艦も、武装を換装して戻ってきた
橋本大統領「本隊のおでましってことか。兄貴、出撃だ」
橋本元帥「了解!」
庄田元帥「今回は、どうなりますかね?」
橋本大統領「分からんな。いずれにせよ、今度の我が艦隊は簡単に打ち破られる物ではない」
大艦隊が堂々と、グリシネ沖に現れたのだ
しかも、最新鋭戦艦「丹後」は、日戦軍団の最新鋭戦艦「三河」に勝るとも劣らぬ防空性能を有する
無数の噴進砲と対空機銃を搭載し、あらゆる機体を寄せ付けない
橋本派兵士A「敵機来襲!」
海軍総司令官、村上元帥が叫ぶ
村上元帥「対空戦闘用意!」
ライン元帥「第一次攻撃隊、発艦!」
次々と、艦載機が発進していく
そして、大空中戦が展開された

日戦軍団第一次攻撃隊、総指揮官は無論、松井元帥である
松井元帥「敵艦隊は空母八、戦艦十を初めとする大艦隊だ。うち戦艦二隻ほどが、諜報部の報告にあった最新鋭防空戦艦と思われる。警戒せよ」
京城少佐「我々は、発艦した敵攻撃隊の迎撃に向かう、以上!」
無数の戦闘機が散開、敵編隊へ向かっていく
敵機は電征が多数。普段どおりの相手だ
この前に見た最新鋭機の姿は無い。修理中か、はたまた今日は出ていないだけか・・・
松井元帥、機を旋回させ、敵編隊へ近づく
敵攻撃機は、装甲爆撃機の雷隼。本来は地上攻撃用の機体だが・・・
今回とばかりは、攻撃機である雷華も混じっている
敵機、旋回機銃で応戦する
旋回機銃はそれ程当たる物ではないが、機動性の高い雷隼が相手だ。警戒しておく
後方に回り込み、機銃を撃つ
まずは一機
旋回し、次の機体を叩く
機を上昇させ、すれ違いざまに雷華を一機、撃墜する
京城機が電征を撃墜する
警備艇に、雷華が迫る
松井元帥「させるかっ!」
松井元帥、機体を降下させ、撃つ
雷華、魚雷を投下する前に、火を噴いて墜落する
操縦桿を引き起こし、警備艇をフライパスする

同時期、攻撃隊が対艦攻撃を敢行した
既に水雷戦隊と敵艦隊は交戦を開始しており、敵戦艦の砲撃で若干不利な状況に立たされている
艦隊司令(通信)「損傷を負った艦は直ちに退避せよ!」
数隻の艦艇は火を噴いている
先頭を行く巡洋艦めがけて降下、雷撃体勢に入る
高杉派兵士A「投下!」
続いて操縦桿を引き起こし、衝突を避ける
対空火器が炸裂する
弾幕をギリギリでかわし、巡洋艦をフライパスする
魚雷が命中、轟音が響き渡る
続いて松本機、稲垣機が後続の戦艦に雷撃を敢行する
二機の九七式艦攻が魚雷を投下、直後、上昇していく
急旋回で機銃の射線をかわす
何とか退避に成功する
魚雷二発は敵艦の舷側に命中する
松本大将「損害は・・・あまり無さそうだな」
稲垣大将「仕方ないだろ。相手も新型戦艦を導入しているんだ」
ふと見ると、友軍機が多数、敵の超弩級戦艦に撃墜されている
松本大将「迂闊に近づくと、ああなるな」
稲垣大将「戦艦隊はまだだろうか。やっぱり戦艦には戦艦だ」
松本大将「もうすぐ追いつきつつあるらしいぞ」
遠めに、巨大な艦影が見える
友軍艦隊らしい
この大戦で初となる戦艦同士の砲撃戦が始まるのだ
引用なし
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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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