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雑談板 チョロQ小説板  

どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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Re:「できれば皆見て欲しい。 」スレより 4
 高杉  - 2007/9/5 13:14 -
  
諸事情によりレスが遅れました。すみません

> > まとめると
> > 松井さんも「チョロQ」の小説を愛する立場なので無茶な小説は許さなかったが
> > 今は自分も「チョロQ」から路線が外れてきてるので改善していかないとね
> > ってことですね。
>
> まあ、そうなりますな。あまりにもふざけたような内容のチョロQ小説に憤りつつも、自らの作品も「一体この作品のどこに『チョロQ』がいるのか」といった有様です。ダークスピリッツさんはおそらく「オウバードフォース」シリーズをモチーフにしていると思うので(ちなみに「オウバードフォース」を知ったのは実は「紀伊」の制作が決定したころでした。未だにクリアできてません)、原点がチョロQシリーズで無い以上は、チョロQ小説の範疇から外れている可能性だってあります
> 「紀伊」が完結したら、改善策を考えたいところです
>
まあ、航空機は出てくるわ艦艇は出てくるわ、おまけにそれが戦闘行動まで取るんですからね
でも本当に今更?てな感じですね

> > えーと、とあるチョロQ掲示板(2chではない)で、こんな短編小説がありました。
> > HG4のラストあたりを知りたいっていう質問にわざわざこんな文章をこしらえてくれた方がいたそうで。
> > 俺含む皆さんが小説を書くにあたって参考にしていただければいいなと思います。
> >
> >
> > バラートを見かけなくなって暫く経った。
> > プレイヤーはレースを続ける日々。
> > ある日のこと。手紙が届いていた。
> > 近所に住む、ノラヒカおじさんから。
> > 【バラートが入院したらしい。見舞いに行ってやれ。】
> > プレイヤーは病院に急いだ。
> >
> > バラートは、いた。
> > ベッドで点滴を打たれていた。
> > 〔大したことないって〕
> > 思っていたより元気そうだ。
> > その日は帰ることにした。
> >
> > 月日は流れ、いよいよ憧れのグランプリへのチケットを手に入れた。
> > 流石グランプリ。皆強敵だ。
> > だが、今まで経験を積んできたので、何とか勝てる。あと一戦だ・・・。
> >
> > 最終戦。
> > 走り慣れたコース、スカイハイウェイ。
> > だが、見慣れないライバルが一人。
> > F1様の黒いボディ。
> > 聞いたことがある。
> > 昔、レースがまだ貴族の遊びだった頃、「最強」の称号を欲しいままにした[ケーニヒ]だ。
> > プレイヤーはそのことを把握した途端、震えが止まらなかった。
> > 「最強」と戦える。嬉しい。
> > だが、怖い。
> > 彼の力がいかなるものか、想像がつかない。
> >
> > レースが始まる。
> > グリーンフラッグが振られた。刹那。
> > 「最強」はものすごいダッシュで見えなくなった。
> > プレイヤーは眩暈を催した。
> > だがそれではいけない。『戦おう。』
> >
> > 2ラップ目に入った。
> > 相変らず「最強」は速い。
> > 数十年のブランクがあるはずなのにそれを感じさせない。
> > プレイヤーは弱気になった。『もう駄目かもしれない。』
> > その時、頭の中で聞きなれた声がした。
> > 〔おいおい、おまえはそれでも俺と戦ったプレイヤーか?〕
> > 耳に懐かしい声だ。声は続く。
> > 〔目を瞑れ。心の目で走るんだ。〕
> > プレイヤーは目を瞑る。
> >
> > 見える。
> > 最速のライン、避けなければいけないギャップ。
> > 再び声がする。
> > 〔それでこそ、このバラート様と戦ったプレイヤーだ。〕
> > この声は・・・バラート。
> > プレイヤーはなぜか、入院しているはずのバラートと走っている気がした。
> >
> > そして・・・
> > 「最強」が見えてきた。
> > みるみる内に近づいていく。
> > スリップを利用し、パス。「最強」を抜いた。
> > 全身から溢れるエクスタシー。
> >
> > 「最強」をルームミラーにも写すのを許さない程に離した。
> > フィニッシュラインが近づいてくる。
> > あと200メーター。100。50。25。
> > フィニッシュ−。
> > 『最強に、勝った。』
> >
> > 表彰台。
> > 一番上に乗ることが許されたプレイヤー。
> > たった一人だけが乗ることを許された場所に自分がいる。
> > 声にならないほど嬉しい。
> > このことをバラートに伝えなければ。プレイヤーがそう思った瞬間。
> > ノラヒカが走ってきた。
> >
> > 【プレイヤー!バラートが・・・バラートが・・・】
> > プレイヤーは疑った。『まさかあいつが・・・』
> > だがノラヒカの目は真実を語っている。
> > それを理解した瞬間、プレイヤーから全身の力が抜けた。
> >
> > プレイヤーは病院まで飛ばした。
> > 急いであの病室へ行く。
> > そこにバラートは、いなかった。
> > 『バラート・・・』
> > プレイヤーは気が狂いそうだった。
> >
> > 一緒に走ったこと。
> > プレイヤーが遅くて馬鹿にされたこと。
> > お金が無かった時代、喫茶店でSJオイルを飲みながら走りについて語り合ったこと。
> > 涙が止まらなかった。
> >
> > プレイヤーはベッドの上に何かを見つける。
> > それが何か判った瞬間、プレイヤーは声を出して泣いた。
> >
> > ベッドの上にあったもの。
> > 昔、プレイヤーが大事にしていたキーホルダーだった。
> > バラートと初めて街道レースをし、“友情の証”としてバラートにあげたキーホルダー。
> > バラートはあのとき、〔だっせぇキーホルダーだな。〕と言って馬鹿にしていたはずだった。
> > それを自らの生命が果てる瞬間まで持っていたのだ。
> >
> > −バラート、ありがとう。
> >
> >
> > どうでしたか?
> > やっぱ俺は、これぐらいのクオリティがある文章でこそはじめて「チョロQ小説」といえるんじゃないかなあ、
> > と思うわけですよ。俺も皆さんも、これぐらい本格的なチョロQ小説を書けるようにならないといけないな、と俺は考えます
>
> 確かに、これがもし本当にレース系チョロQ小説の最終話だったとしたら感動物ですな
> BHEのスタッフが手がけたHG4の脚本をほんの僅かな変更だけでこれほど感動的な作品にするという技量、あえて名前を出さないことにより、ケーニヒの恐ろしい強さを描き、意図的にバラートの難病の節を書かないことにより、後半のバラートの死をより悲劇的なものとして描く。ゲーム中ではほとんど描かれない「グリーンフラッグ」、「サイドミラー」、「フィニッシュライン」といった実際のレースを思わせる言語、そして「むしろ本編のエンディングより泣けるじゃないか」な後半部分。ある意味では、僕が目指したかった「チョロQ小説」そのものです
>
泣かせてくれますね、これは。
ちょいとホロリと来ましたよ、内心

> 以下、HG4とチョロQ小説に関する余談となります
>
> HG4をクリアする前に、既にバラートが病死する節を知っていた(ただし、このような感動的な短編小説は見たことが無かった)ので、本当にこのような最後となるのではないのかと考えていたところ、案外軽めな物でがっかりしたことがありました。唐突に現れたテレビ局局員が訃報を知らせるんじゃなぁ・・・
>
・・・・最後までやったことないんでどうともいえませんね

> HG4は「安易にチョロQを死なせすぎではないか」と思った作品でもあります。特にメーカスの最後なんか唐突で、ボーイスが遺産を渡す手紙もどこか淡々としていて、「まさかお前が保険金目当てで殺したんじゃないのか?」なんて感じで
> 結局のところヌーシュの息子モーシュがどうなったのかは一切語られず(「戦場」に行ったきり帰ってこないという設定だからネタ的に導入しようとも思いましたが)
> そういえば、ミハイル・シュティーゲは無事だったんでしょうか。プレイヤーのチームメイトが無事だった以上、無事だと考えたいところですが・・・
>
いったい何台殺せば気が済むんでしょうかねぇ・・・・

> 「安易にチョロQを死なせすぎだ」といえば、最近のチョロQ小説は良く意味があるのか分からないままチョロQが死ぬ。戦争作品である我が「紀伊」ならさておき、戦争とは無縁の平和なチョロQ小説でさえも、さも当然のようにチョロQが死ぬ。事故があまりにも頻発しすぎる
> 特に某サイトのリレー小説なんか、狙撃銃を持ってレースを妨害するチョロQまでいる。どういうことだ

どういうことでしょうかね、レースの邪魔するやつが出てくるって・・・

> 何故そのチョロQは死ななければならない運命となったのか、どういう陰謀が働いたか、どういう病気なのか、何が原因でおこった事故なのか。全くそういうことが語られない
> また、以前にも書いたとおり、悪役として扱われるチョロQが固定化しすぎている
> チョロQ小説は定型化から脱出しなければならない、と思っております

そろそろここらで、まったく斬新なネタでもこないものですかね・・・

> ・・・途中、独断と偏見にまみれた理論が入っている可能性があります

いや、俺もまったく同感です
いくらなんでももはやセオリーでしか作れなくなってます

その原因としてたぶん、新人は先人たちが作り上げたストーリーにのっとって創作にいそしんでると思います
つまり、そのセオリーを打開できるような作者が現れれば少しは変わってくるんじゃないんでしょうか、と思うわけです

ま、自分でできないからどうともいえませんがね

引用なし
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「できれば皆見て欲しい。 」スレより 4 松井一真 2007/8/19 23:08
  Re:「できれば皆見て欲しい。 」スレより 4 高杉 2007/8/21 10:29
   Re:「できれば皆見て欲しい。 」スレより 4 松井一真 2007/8/21 19:06
   Re:「できれば皆見て欲しい。 」スレより 4 高杉 2007/8/21 21:12
   Re:「できれば皆見て欲しい。 」スレより 4 松井一真 2007/8/21 23:17
   Re:「できれば皆見て欲しい。 」スレより 4 高杉 2007/8/22 0:18
   Re:「できれば皆見て欲しい。 」スレより 4 松井一真 2007/8/22 7:41
   Re:「できれば皆見て欲しい。 」スレより 4 江素弐千 2007/8/22 14:56
   Re:「できれば皆見て欲しい。 」スレより 4 松井一真 2007/8/22 19:55
   Re:「できれば皆見て欲しい。 」スレより 4 高杉 2007/9/5 13:14
   Re:「できれば皆見て欲しい。 」スレより 4 松井一真 2007/9/5 19:20
   Re:「できれば皆見て欲しい。 」スレより 4 高杉 2007/9/7 12:42
   Re:「できれば皆見て欲しい。 」スレより 4 松井一真 2007/9/7 16:54 [添付]
   Re:「できれば皆見て欲しい。 」スレより 4 高杉 2007/9/7 23:02

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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