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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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Re:青き名将(仮題) 第十四話
 松井一真  - 2009/4/29 22:25 -
  
各兵士の視点から見た戦い。ちょっと急展開だったような。

第十四話 古都壊滅
第820分隊は、陣地から陣地へと走りつつ、敵部隊を撃滅していた
そのとき、偶然にも第829分隊と遭遇した
エッケム曹長「・・・アンバー曹長、そっちの状況は?」
アンバー曹長「先ほど侵略車どもを三個分隊ほどやってきたところだ。大丈夫だ、連中もさっさと退くだろう」
エッケム曹長「楽観的な考えはいかんぞ。先の紛争で連中がやったこと、忘れるはずもないだろう」
アンバー曹長「・・・ああ、知っている。ビットレイクで連中がしでかしたことは、絶対に忘れてはならない」
エッケム曹長「・・・戦場では意見が合うんだな、全く」
アンバー曹長「兵隊のあり方とは何だ?」
エッケム曹長「・・・祖国を護ること。そうだろう?」
アンバー曹長「・・・ああ、そのとおりだ」
エッケム曹長「・・・今度こそ、しっかり護るぞ・・・我らが、祖国を」
爆炎の中、第829分隊は走り出した

司令部には着々と戦果報告が入ってくる
陣頭指揮を執っているドドビガ大尉やサミッティー少佐によると、クリーク軍の戦力の大半を撃滅したという
だが、チョロ〜ンに攻め込んだ戦力の大半はプロトン王国軍だ
彼らのどれほどを倒したのかは良く分からない
ドタグラ大佐「・・・分隊規模で浸透しているらしいからな・・・やはり切れ者は違う」
モラスト少将「さっきから切れ者、切れ者って、一体そいつは何者なんだ?」
ドタグラ大佐「・・・プロトン王国陸軍第一師団司令、ビスカイト中将。過去の紛争で成果をあげてきた名将です。その片腕として活躍している第一〇二中隊司令、ロドスシルト少佐も、なかなかの切れ者で」
敵の戦力について知らなければどうにもならない、が信条のドタグラ大佐は、敵将についても調べ上げていた
モラスト少将「・・・ということは、分隊規模で浸透しているのはそいつらの部隊か。厄介だな・・・」
ドタグラ大佐「正面から入っているリピーレド元帥の部隊を囮にするように、彼らは司令部付近にまで浸透しているようです。しかし・・・この要塞を突破することは不可能と思います」
モラスト少将「君の持論ならば、不可能は無いのではないのかね?」
ドタグラ大佐「・・・リピーレド元帥の部隊が要塞付近にまで突入できれば、間違いなく突破されます。しかし、前線で奮闘している部隊の奮闘があれば、それは困難を極めます」
チョロ〜ン通信兵「航空基地より入電!『発進準備完了、いつでもどうぞ!』、以上です!」
モラスト少将「待っていたぞ!直ちに離陸せよ、と伝えておけ!」
チョロ〜ン通信兵「了解しました!」
無線機を取り、通信兵が航空基地に連絡を取る
後は我らが空中戦艦だ。引き上げる途中で上手いことやってくれれば良いが

発艦準備のため、艦が加速を開始する
甲板上には、無数の航空機が並んでいる
多くのチョロQたちが、操縦席へと乗り込んでいく
そして、シャイナー上等兵も、SBDの操縦席へと飛び乗った
艦長「発艦!」
風防を閉め、前の機体が発艦するのを待つ
乗員達が機体の前から離れ、脇へと避難する
次々と航空機が発艦していく
シャイナー機も加速、飛行甲板を突き進む
飛行甲板が途絶え、機体はゆっくりと高度を下げる
操縦桿を引くと、機体は上昇、高度を上げていく
第二派の出撃だ

市街地への突入に成功した民兵レジスタンス部隊は、第一〇二中隊との合流のために、敵の攻撃をかいくぐりながら突撃していた
ミーンテース隊長「なんとしてでも第一〇二中隊と合流するんだ!戦局をひっくり返すのは我々だ!」
建物の壁に銃弾が命中する
迫撃砲を立てて応戦する
建物の陰から飛び出した敵戦車は、爆発する砲弾に吹き飛ばされた
通りを横切り、砲塔を右に向ける
右前方には敵部隊の姿があった
前進しつつ、砲撃を敢行する
榴弾は陣地に命中、吹き飛ばされる敵部隊
このまま建物の間を潜り抜けながら、第一〇二中隊への合流を図る
そのとき、前方に銃声が響き渡った
ふと見ると、友軍部隊が攻撃を受けていた
レジスタンス隊員「・・・隊長、どうします?」
ミーンテース隊長「助けてやるしかないだろう!」
そう言って、ミーンテースは迫撃砲を抱えて通りへと向かって行った

第829分隊は、押し寄せる敵軍に対し、勇猛果敢に奮闘していた
アンバー曹長「撃ちまくれぇ!侵略車どもをここで皆殺しにしてやるのだ!」
気が狂ったかのように、射撃命令を連発する分隊長、アンバー曹長
緒戦の敗退からか、彼は勇敢、いや無謀になっていた
軽機関銃を乱射するアンバー曹長
M22が銃弾を受け吹き飛ぶ
M4A3の履帯に命中、後続車両を巻き添えに大爆発を起こす
M8が反撃しようとするが、ターレットリングに直撃、吹き飛ぶ
しかし、まだまだ大量の敵タンクが残っていた
アンバー曹長「かかれぇ!」
チョロ〜ン兵士C「分隊長!弾薬が・・・」
アンバー曹長「ここで退くわけにはいかんのだ!突撃ぃぃ!」
そう言って、アンバー曹長は軽機関銃を抱えたまま突撃していった
弾薬は僅か。それでも彼は突進していった
しかし、敵部隊へ突っ込む前に、彼らを轟火が襲った
レジスタンスの迫撃砲だ
爆風に吹き飛ばされる分隊員
それでも前進したアンバー曹長は、M22を道連れに自爆した

第829分隊壊滅の報を受けた彼らは、キョウビーチャの死守のために敵部隊の撃破へと向かった
所々で爆発が起こる中、二両の機銃手は陣地へと到着した
やはり状況はマッグユーノスよりも悪かった
パナール上等兵「畜生、連合軍め・・・これ以上先に行かせるかよ!」
ブレダ上等兵「見ろ、もうあんなところにいる」
先ほど第829分隊を撃滅した奴らだろうか。プロトン軍の部隊が向かってきていた
射撃準備をしようとしたそのとき、第820分隊が駆け込んできた
エッケム曹長「おい、早く逃げろ!」
パナール上等兵「・・・一体どういうことですか?!」
ブレダ上等兵「敵が目前まで迫っているんですよ!?」
そのとき、頭上に轟音が響き渡った
二両は、ようやくその意味を理解した
急いで走り出す二両
背後には爆発が巻き起こった
友軍航空隊の攻撃が始まったのだ

上空に飛来する敵爆撃機
どうやら先の航空隊の整備が完了したらしい
道路に爆弾が命中、噴煙を上げる
爆風に吹き飛ばされるM4
横転するM3
M42が対空射撃を開始する
敵爆撃機、炎上して墜落する
だが、その機体から爆弾が投下される
爆風に巻き込まれて大破するM42
分隊長「下手に撃つな!物陰に隠れて様子を見るんだ!」
再び上空に爆音が響く
遠方で爆発音
巻き上がる噴煙
急降下する敵戦闘機
分隊長「伏せろ!」
機銃弾が付近に直撃する
被弾、炎上するM2
コムニエム軍曹の付近に、銃弾が命中する
コムニエム軍曹「危ねぇ・・・」
ふと辺りを見回すと、無数のチョロQが倒れていた
コムニエム軍曹「・・・・もしかして、司令が言ってたことって・・・」
再び付近で爆発が起こる
分隊長「行くぞ!」
コムニエム軍曹「了解!」
迷った物から、先に倒れる
機銃掃射の雨の中、残った隊員たちは走り出した

無数の敵タンクを倒した第692分隊は、第820分隊と合流した
第820分隊の残存隊員を引き連れて、司令部付近へと到着したジョロンバ軍曹
エッケム曹長「・・・第829分隊はどうした?」
第820分隊の分隊長が聞く
ジョロンバ軍曹「・・・全滅だ。櫓に登ってた奴によれば、分隊長は華々しく敵さんに特攻したそうだ」
エッケム曹長「・・・何ともあいつらしい」
ジョロンバ軍曹「・・・知り合いか?」
エッケム曹長「同じ基地だった。愛国心が高いのはいいが、ちょっと危ない方角に向かっていたかな・・・」
ジョロンバ軍曹「・・・ここも放棄されるんだろうな」
エッケム曹長「・・・何故だ?」
ジョロンバ軍曹「所詮ここも、首都防衛のための防波堤でしかない。空中戦艦であらかた焼き払っておしまいだろうよ」
エッケム曹長「・・・そんなことをしてまで、首都だけを守って何の意味が!?」
ジョロンバ軍曹「・・・さあな。皇帝陛下とやらがどうするかだ」
一体どうなっているというのだ
この戦略で本当にプロトン軍を撃滅できるのか
まさか、他国の援助を頼りにしているのか・・・
第十四話 続く

引用なし
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青き名将(仮題) 第十三話 松井一真 2009/1/27 17:31
  Re:青き名将(仮題) 第十三話 松井一真 2009/1/27 17:32
   青き名将(仮題) 第十三話 あとがき 松井一真 2009/1/27 18:42
   Re:青き名将(仮題) 第十三話 あとがき ダークスピリッツ 2009/1/30 15:51
   Re:青き名将(仮題) 第十三話 あとがき 松井一真 2009/1/30 17:11
   青き名将(仮題) 第十四話 松井一真 2009/4/29 22:23
   Re:青き名将(仮題) 第十四話 松井一真 2009/4/29 22:25
   Re:青き名将(仮題) 第十四話 松井一真 2009/4/29 22:27
   Re:青き名将(仮題) 第十四話 松井一真 2009/4/29 22:30
   Re:青き名将(仮題) 第十四話 松井一真 2009/4/29 22:33
   青き名将(仮題) 第十四話 あとがき 松井一真 2009/4/29 22:34
   Re:青き名将(仮題) 第十四話 あとがき ダークスピリッツ 2009/5/10 22:20
   Re:青き名将(仮題) 第十四話 あとがき 松井一真 2009/5/10 23:35

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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