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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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青き名将(仮題) 第十三話 松井一真 2009/1/27 17:31

   Re:青き名将(仮題) 第十四話 松井一真 2009/4/29 22:30
   Re:青き名将(仮題) 第十四話 松井一真 2009/4/29 22:33
   青き名将(仮題) 第十四話 あとがき 松井一真 2009/4/29 22:34
   Re:青き名将(仮題) 第十四話 あとがき ダークスピリッツ 2009/5/10 22:20
   Re:青き名将(仮題) 第十四話 あとがき 松井一真 2009/5/10 23:35


Re:青き名将(仮題) 第十四話
 松井一真  - 2009/4/29 22:30 -
  
撤退。戦闘シーンはここで終了です。

第十四話 古都壊滅
敵部隊めがけて、迫撃砲を撃ち続ける第820分隊
第692分隊も、同じ場所にいた
エッケム曹長「・・・これから、どうする?」
ジョロンバ軍曹「弾がなくなるまでは戦うぞ。そうでもしないと・・・死んでいった奴らに示しがつかねぇじゃねえか」
上空に迫り来る敵機
M15/42が対空阻塞弾を構える
だが、機銃掃射を受けて炎上する
その弾みで、阻塞弾が発射される
弾は外れ、そのまま敵部隊へと飛んでいく
敵部隊の直上で爆発する阻塞弾
エッケム曹長「迫撃砲、後何発だ!?」
チョロ〜ン兵士B「六発!」
エッケム曹長「撃ち尽くしたら引き上げる!そっちは?!」
ジョロンバ軍曹「阻塞弾は今ので終わり。迫撃砲が八発と擲弾が一〇発」
エッケム曹長「よし、それが終わったら引き上げるぞ!」
再び迫撃砲が発射される
M2が横転する
M4A3の砲塔が爆発する
後続の車両が追突する
上空に轟音が鳴り響く
ジョロンバ軍曹「退避!」
急いで物陰に隠れる隊員たち
土嚢が積まれた陣地が爆発する
エッケム曹長「ここは危険だ!退避するぞ!」
ジョロンバ軍曹「・・・畜生、また守れねぇのか!」
残った迫撃砲と擲弾発射機を担いで、街中を走る
鉄塔への階段を駆け上がり、擲弾発射機を銃座に固定する
ジョロンバ軍曹「残った弾、全部撃ち尽くすぞ!喰らえぇぇぇぇ!」
そう言って、発射釦を押した
一斉に擲弾が発射される
チャーチルMkIVの車体に直撃、大爆発を起こす
それを避けようとしたM4A3E8が、爆風に巻き込まれる
M24がその隙間を潜り抜ける
直後、もう一発の直撃により大破する
敵部隊に、僅かながら被害を与えた
続いて迫撃砲が発射される
炎上する友軍戦車を潜り抜けて突破を試みるM22
しかし、迫撃砲の直撃により大破する
チャーチルAVREが砲身を向ける
続いて飛んできた迫撃砲弾が、車体後部に命中する
ジョロンバ軍曹「残りは?!」
チョロ〜ン兵士B「これで終わりです!」
いまだに多数の敵タンクが、こちらへ向かってくる
エッケム曹長「・・・そろそろ引き返すぞ!」
ジョロンバ軍曹「分かった!」
現場で寄せ集めた編成だったが、意外な活躍を見せた
だが、街の防衛には失敗した
一体これは誰の責任になるのだろう
いや、そんな事はどうでもいい。今はただ、生き残るために最善を尽くすだけだ

二両の機銃手も、ほぼ全弾を撃ち尽くした
ゲール軍は撤退したようだが、諦めの悪いプロトン軍はなおも進撃を続けている
空母飛行隊が退避していくのは確認したが、波状攻撃を仕掛けるのが彼らのやり方だ。油断は出来ない
ブレダ上等兵「よし、そろそろ戻るぞ」
パナール上等兵「・・・あんなに車海戦術繰り広げたら、いずれ息切れするだろうに・・・」
ブレダ上等兵「・・・そのときだ。そのときを待つんだよ。俺たちは負けたから撤退するんじゃない。勝つために撤退するんだ」
そのとき、装輪装甲車を先頭にした分隊がやってきた
ジョロンバ軍曹「おい、貴様ら!弾は何発ある?!」
ブレダ上等兵「たった今、全弾撃ち尽くしました!」
エッケム曹長「運が良かったな。我々も同じく、弾切れで撤退だ。貴様らの分隊はどうした?」
パナール上等兵「さあ、この状況では・・・」
エッケム曹長「よし分かった。とりあえず街を出るまでは同行するぞ」
そのとき、再び上空に轟音が響き渡った
翼に輝く赤い円。「東の民兵」が戻ってきたか
遠方に煙が立ち込めている
航空隊はその方角へ向かっていく
エッケム曹長「・・・ここは一体、どうなってるんだ・・・」
既に付近の建物は瓦礫と化し、辺り一面が火に包まれている
元々発火しやすい木造建築が多い街だ。こうなることは予想がついていた
火の海の中を走り抜け、何とか、待機していた本隊と合流した
これからビットレイクまで、長い道のりだ。今度こそ、奴らを食い止めなければ
第十四話 続く
引用なし
パスワード
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Re:青き名将(仮題) 第十四話
 松井一真  - 2009/4/29 22:33 -
  
戦闘終了後。戦闘終了後だけで1個分消費してます。

第十四話 古都壊滅
チョロ〜ン陸軍残存部隊の抵抗が収まったのは、それから数分後のことだった
ドタグラ大佐以下幕僚も、弾切れまで奮闘して撤退したという
それによる連合軍の被害は甚大であった
攻撃に参加した三ヶ国軍の戦力の八割を、この戦闘で失ったのだ
ずば抜けて損害が少なかったのは精鋭第102中隊であったが、それでも半数近くが敵陣の前に倒れたという
また、第二軍には思わぬ損害もあった
プロトン将校A「いやぁ〜苦戦したけど何とか勝ったな」
プロトン将校B「要塞に立て篭もられたらどうなるかと思ったぜ」
プロトン将校C「そりゃここは城塞都市だからな。連中が阿呆ばかりで助かったよ」
プロトン将校D「所詮は連中は、前の紛争から何も学べない連中だ」
プロトンの将校たちが大喜びで凱旋していたとき、それは起こった
将校の一両が、何処からか飛んできた銃弾に倒れたのだ
プロトン将校A「なっ、何事だ?!」
プロトン将校B「ノマヴィート、あれ!」
チョロ〜ン兵士D「戦友の仇ぃぃぃ!」
チョロ〜ン兵士E「おっ、おい、落ち着け!」
プロトン将校A「貴様!何しやがる!」
チョロ〜ン兵士D「死ねぇぇぇぇ!」
プロトン将校B「この野郎!」
ミフェイドビッチ大佐「両方とも、落ち着くんだ!」
降伏したチョロ〜ン兵が、侮辱されたことに憤慨して撃ったのであった
それに怒った将校の一両が、降伏したチョロ〜ン兵の一両を射殺したことから、ことはさらに大きくなった
現場の勝手な判断で投降した敵兵を殺したというのであれば、大問題であろう
さらに、QQQQの首都、クラウドポリスが爆撃されたという報告も入った
爆撃を敢行したのは例の空中戦艦であった
設営されたばかりの野戦司令部で、通信士たちが各地の状況を報告する
プロトン通信兵A「クラウドポリスの被害は甚大で、復旧には数日を要するとのことです」
プロトン通信兵B「ブルーウェイ守備隊は壊滅、Qシュタイン軍は戦闘に勝利したとの報告です」
プロトン通信兵C「支援に参加した日戦軍団艦隊の損害は軽微とのこと」
その野戦司令部に、ミフェイドビッチ大佐がやってきた
ミフェイドビッチ大佐「・・・司令」
リピーレド元帥「どうした?」
ミフェイドビッチ大佐「先ほど、進駐した将校が捕虜といざこざを起こしたそうで」
リピーレド元帥「よくある話だろう。それで、次期攻撃の時期はいつになりそうだ?」
全く話を聞いていないかのように、リピーレド元帥が答える
ミフェイドビッチ大佐「・・・ビットレイク攻撃に関しては、しばらく遅れるものかと」
リピーレド元帥「そうか・・・本土からの援軍は?」
ミフェイドビッチ大佐「今回のが限界だと思いますよ。GKUの動向がこのところよく分かりませんから。特にウルタンクは日戦軍団の核施設爆撃後、一切行動を起こしていませんからね」
ミフェイドビッチ大佐の返答は正論だった
レイオガル軍主力を巻き添えに消息を絶ったカルオス軍はともかく、Qグリーンとウルタンクは一切動向がわからない
もしかしたら、暫定設立されたキュワール連合の主軸であるプロトンを狙っているのではないのか。プロトンの幕僚達の考えはそうであった
リピーレド元帥「よもや、本土が攻撃を受けることなどありえんだろう。その戦力をこっちに回すべきだ」
ミフェイドビッチ大佐「・・・司令は、なぜそこまでチョロ〜ンに固執するのですか?」
リピーレド元帥「君も知っているだろう?チョロ〜ンは凄まじい技術を持っている。前の紛争で、もし、我々の攻撃が遅れていたらどうだ。我が国は滅亡していたぞ」
リピーレド元帥の答えも、ある意味ではあっていた
確かにチョロ〜ンは強大な技術力を持っている。Qシュタイン帝国のホバータンクを独自に強化したり、強力な広域レーダーを配備したり。そして何よりも、幾度かプロトン軍を苦戦させている空中戦艦・・・
もしチョロ〜ンが攻撃を再開したら、連合軍の壊滅は間違いないだろう
しかし、リピーレド元帥の考えはあまりにも早すぎる
指揮下の部隊もかなりの損害を出しているのに、まだ止まろうとしない
いくら後方を別部隊が押さえているとはいえ、本当に大丈夫なのだろうか・・・

日本戦車軍団、航空母艦「赤城」
最後の火消しに出動した航空隊が、次々と着艦してくる
搭乗員が降りて、街の状況を報告する
日戦軍団航空兵「酷い有様だった。プロトンが何で俺たちを呼んだのかがさっぱり分からん」
空母乗組員「そんなに酷いのか?!」
日戦軍団航空兵「ああ。一応運河方面の敵を爆撃したが、要請のあった市街地付近は僅かな高射砲が動いてたぐらいだ」
エレベーターで艦上爆撃機が艦内に収容される
空母乗組員「・・・それで、爆撃要請をしたのはどこの部隊だったって?」
日戦軍団航空兵「確か・・・第二軍だったはずだ」
空母乗組員「・・・やっぱりそういうことか」
日戦軍団航空兵「どういうことだ?」
空母乗組員「この前飛行長から聞いたんだよ。第二軍ってのは、先のチョロ〜ン紛争の生き残りばっかり寄せ集めた連中で、何かとチョロ〜ンに恨みを持ってる。チョロ〜ンの街を焼き尽くすのは当然だろう」
日戦軍団航空兵「ってことは、俺たちは復讐の片棒を担がされてただけか・・・」
空母乗組員「・・・そうそう、聞いたか?クラウドポリスが爆撃されたって話・・・」
日戦軍団将校「そこ!まだ着艦作業が終わっとらん!着艦が終わるまでが作戦だ!私語は慎め!」
話を聞いていた日戦軍団将校が、二両を注意する
空母乗組員・日戦軍団航空兵「はっ!申し訳ありません!」
飛行甲板には、次々と航空機が着艦していった

廃墟と化した街並み。一両のM1A1が、辺りを進んでいた
ロドスシルト少佐「敵も敵なら、味方も味方だな。こんなに町を焼いて、勝利もあったものじゃない」
それに気づいた一両のM60A3が、ロドスシルト少佐に駆け寄ってきた
副官「司令、確かに予想は当たってました・・・街はどこもかしこもこの様子です。被害を免れたのは運河の対岸。恐らく敵の本部は、そちらにあったのでしょう」
確かに、この周辺の家屋は殆どが炎上していた
兵士の何両かが消火活動に当たっているが、かなりの規模の火災だ。だいぶ弱まっては来ているが、しばらくは収まらないだろう
ロドスシルト少佐「・・・さっき聞いたが、第二軍が何かやらかしたそうだな」
副官「はっ!・・・進駐した将校と、投降したチョロ〜ン兵のあいだでいざこざがありまして・・・」
ロドスシルト少佐「第二軍の奴らは配慮が足りないんだ。平気でとんでもないことを言う」
そう言って、ロドスシルト少佐は改めて瓦礫の街を見回した
ロドスシルト少佐「・・・まるで、キュワールが滅亡したようだな」
副官「この世の地獄というのは、こういうものでしょうかね?」
ロドスシルト少佐「かもしれないな・・・例の民兵が、カルオスから持ってきたフィルム・・・きっとこういうことだろうさ」
荒涼とした街の中を、二両の戦車は突き進んでいった
要塞の付近は、流石にいくつかの建物が残されていた
辺りで消火活動を行っているチョロQたちがいる
チョロ〜ンの市民と、プロトンの兵士達が、並んでホースを握っている
とうてい、敵国民同士とは思えなかった
その付近で、レジスタンス部隊と合流した
ミーンテース隊長「運河要塞を押さえにいったんですが、どうもそっちも撤退してたみたいでもぬけの殻でした。ただ、そちら側にもいくつか部隊が残っていて、その抵抗は凄まじい物でした」
その後、彼らは消火活動に従事した
先の高速輸送車が消化剤を大量に搭載して戻ってきたため、作業は順調に進んだ
これでようやく、キョウビーチャの占領が完了した
ふと見ると、生き残ったチョロQが、鉄板で何かを焼いている
恐らくこの付近の名物料理だろう
その付近には、同じ生き残り達が集まっている
さらにその傍らには、ゲール軍のトラックが止まっていた
どうやら材料はあのトラックから調達したようだ
ロドスシルト少佐「雨降って地固まる、か。最も、ここに降ったのは火の雨だが・・・」
ゲール兵士「少佐殿!一緒にどうです?」
一緒に料理を焼いていたゲール兵士が言う
ロドスシルト少佐「・・・いいのか?」
ゲール兵士「はい!この方が言うには『うちのお好み焼きがキュワールでどれぐらいの腕か、見てもらいたい』とのことで」
ロドスシルト少佐「ほう、それが『お好み焼き』という奴か。よし、大尉。今日の昼飯は彼らにご馳走してもらうか」
二両の戦車が、チョロQの一団に入っていく
CQ暦241年、春。キョウビーチャ占領
辛うじて残った郊外の桜の木が、力強く花を咲かせていた
第十四話 終わり
引用なし
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青き名将(仮題) 第十四話 あとがき
 松井一真  - 2009/4/29 22:34 -
  
あとがき:とりあえず平均的な長さは維持した第十四話。ようやくキョウビーチャの戦闘が終結です。
冒頭、ブルーウェイ島の戦闘。その「平均的な長さ」の尺を維持するために長くしたんですが、Qトルックの影の部分を描いてみました。あまりQシュタイン側を描けない分、Qシュタインが戦っている敵国Qトルックが何故敵陣営なのかというのを描ききれていなかったので。勿論Qシュタイン陣営のスピンオフも予定してますよ。
Qトルックの兵士。そういえばブルーウェイ戦は敵も味方もドイツ戦車なんですね。まあ「紀伊」でも日戦軍団と大日本帝国の戦闘機が空中戦をしているので問題は無いですが。
コムニエム分隊。復帰したコムニエムの久々の戦闘ですが、今回は前半部のみで出番が終わってたりします。チョロ〜ン側に割きたかったので。
二両の機銃手。今回の主役は実質的に彼らですね。本当は廃墟と化した街並みでたった二両で戦いを挑む、みたいなことをやりたかったんですが、まだまだビットレイクが残ってますからね。あまり派手な展開は止めました。
アンバーとエッケム。分かり合えたと思ったら・・・といった感じで。「ローレライ」の初期脚本で、反目しあっていた絹見と浅倉がようやくお互いの意思を理解して互いに敬礼をしたところ、浅倉がアメリカ兵に射殺されてしまう、という展開があったそうです。ある意味それが参考になっているかと。
そのアンバー曹長の自爆は「大日本帝国」にあった「対戦車地雷を抱えて特攻する日本兵」がモデルになっていると思います。
指揮官の思惑。何しろプロトン側のリピーレドが勝ちに急ぎすぎるタイプなので、対するドタグラはロドスシルトタイプということで、守勢に転じたときはなんとしてでも死守しようといった感じで。
櫓を潜るF4F。一応櫓には対空銃座があるという設定です(「戦国自衛隊1549」でも城の櫓に機関銃が設置してあったので)。倒れつつある櫓を潜っていくというシチュエーションは、最近DVDが発売された「海底ミカンの皮マイル」の予告編のシチュエーションを空に移したような感じです。この「海底ミカンの皮マイル」、予告編だけを見るとQボートのディープシティコースみたいでなんか面白かったです。ギャグメインの本編も金銭的余裕が出来たら買おうかと思います。
プロトン軍にチャーチル戦車。そういえばザンブニール戦にチャーチルAVREがいたなぁと思って。ちなみに今後、チャーフィーとイージーエイトは「派手に活躍する役」と「派手に吹っ飛ぶ役」を兼任すると思います。その点においてローカストは毎回やられ役だなぁ。
投降した兵士が敵の将校に復讐。「大日本帝国」で投降したふりをして銃を握ったイギリス兵に仲間を殺された日本兵が、負けたにも関わらず嬉々として合唱しながら歩いていくイギリス兵に憤慨してイギリス兵を軍刀で刺殺するという場面がモチーフになっています。ちなみに「ノマヴィート」はフィズィキさんの作品に出てきたサブキャラクターです。
その一方で戦果ばかりを見て全く現場の実情を見ようとしないリピーレド元帥は「アニメンタリー決断」の落下傘部隊の話に出てきた司令官がモデルだったり。
ラストシーンのお好み焼き屋と桜の木。フィズィキさんの設定ではキョウビーチャにはお好み焼き屋があるという設定だったので登場させました。今回は店舗は焼けても商売道具は無事だったようです。キョウビーチャは和風の街という設定だったのでやっぱり桜は必要だろうということで。

次回はビットレイク攻略戦、と行きたいのですが毎回ハードな作風では一ヶ月ペースの維持が困難。どうなるかはまだ考えてません。
引用なし
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Re:青き名将(仮題) 第十四話 あとがき
 ダークスピリッツ  - 2009/5/10 22:20 -
  
> あとがき:とりあえず平均的な長さは維持した第十四話。ようやくキョウビーチャの戦闘が終結です。
双方甚大な被害を出しようやく終結しましたね。
> 冒頭、ブルーウェイ島の戦闘。その「平均的な長さ」の尺を維持するために長くしたんですが、Qトルックの影の部分を描いてみました。あまりQシュタイン側を描けない分、Qシュタインが戦っている敵国Qトルックが何故敵陣営なのかというのを描ききれていなかったので。勿論Qシュタイン陣営のスピンオフも予定してますよ。
Qトルック帝国の総統ってどんなQなんですか?
> Qトルックの兵士。そういえばブルーウェイ戦は敵も味方もドイツ戦車なんですね。まあ「紀伊」でも日戦軍団と大日本帝国の戦闘機が空中戦をしているので問題は無いですが。
紀伊に於いてもラファリエスやカルオスなんかはドイツ戦車ですね。デトロワはソ連戦車でファントムはまだ未定です。ちなみにオルキスはアメリカ戦車、アマティス・デュミナスはイギリス・フランス戦車の予定です。
> コムニエム分隊。復帰したコムニエムの久々の戦闘ですが、今回は前半部のみで出番が終わってたりします。チョロ〜ン側に割きたかったので。
あれ?そういえばコムニエムって紀伊に出てましたっけ?
> 二両の機銃手。今回の主役は実質的に彼らですね。本当は廃墟と化した街並みでたった二両で戦いを挑む、みたいなことをやりたかったんですが、まだまだビットレイクが残ってますからね。あまり派手な展開は止めました。
この2両の活躍は凄まじい物がありますね。是非これからのビットレイクの戦闘でも活躍してほしいものです。たった2両で戦いを挑む・・・なんかブラックホークダウンみたいですねww
> アンバーとエッケム。分かり合えたと思ったら・・・といった感じで。「ローレライ」の初期脚本で、反目しあっていた絹見と浅倉がようやくお互いの意思を理解して互いに敬礼をしたところ、浅倉がアメリカ兵に射殺されてしまう、という展開があったそうです。ある意味それが参考になっているかと。
アンバー曹長・・・・合掌。貴方は最後まで立派なチョロ〜ン軍車でした・・・
> そのアンバー曹長の自爆は「大日本帝国」にあった「対戦車地雷を抱えて特攻する日本兵」がモデルになっていると思います。
戦車特攻ですか。聞いた事がありますが悲惨な事ですね・・・
> 指揮官の思惑。何しろプロトン側のリピーレドが勝ちに急ぎすぎるタイプなので、対するドタグラはロドスシルトタイプということで、守勢に転じたときはなんとしてでも死守しようといった感じで。
リベージュダースのロドスシルト少佐みたいでかっこよかったです
> 櫓を潜るF4F。一応櫓には対空銃座があるという設定です(「戦国自衛隊1549」でも城の櫓に機関銃が設置してあったので)。倒れつつある櫓を潜っていくというシチュエーションは、最近DVDが発売された「海底ミカンの皮マイル」の予告編のシチュエーションを空に移したような感じです。この「海底ミカンの皮マイル」、予告編だけを見るとQボートのディープシティコースみたいでなんか面白かったです。ギャグメインの本編も金銭的余裕が出来たら買おうかと思います。
一瞬パールハーバーかと思ったけど違かった・・・そういえば僕チョロQ関係はまだチョロQ2と新コンバットチョロQしかもってないんだよなぁ・・・今度は初心に戻ってチョロQ1を買おうと思います。
> プロトン軍にチャーチル戦車。そういえばザンブニール戦にチャーチルAVREがいたなぁと思って。ちなみに今後、チャーフィーとイージーエイトは「派手に活躍する役」と「派手に吹っ飛ぶ役」を兼任すると思います。その点においてローカストは毎回やられ役だなぁ。
あとリベージュダースの次の戦い(ボルナソスさんがアボーンする所)でもチャーチルが出てた気が・・・
> 投降した兵士が敵の将校に復讐。「大日本帝国」で投降したふりをして銃を握ったイギリス兵に仲間を殺された日本兵が、負けたにも関わらず嬉々として合唱しながら歩いていくイギリス兵に憤慨してイギリス兵を軍刀で刺殺するという場面がモチーフになっています。ちなみに「ノマヴィート」はフィズィキさんの作品に出てきたサブキャラクターです。
シンガポール戦ですか?
> その一方で戦果ばかりを見て全く現場の実情を見ようとしないリピーレド元帥は「アニメンタリー決断」の落下傘部隊の話に出てきた司令官がモデルだったり。
リピーレド元帥は確かに優秀なんですがね・・・
> ラストシーンのお好み焼き屋と桜の木。フィズィキさんの設定ではキョウビーチャにはお好み焼き屋があるという設定だったので登場させました。今回は店舗は焼けても商売道具は無事だったようです。キョウビーチャは和風の街という設定だったのでやっぱり桜は必要だろうということで。
何か戦闘の後と言った感じがしてほのぼのとしてました。そうか、キョウビーチャは大阪なのか(違
>
> 次回はビットレイク攻略戦、と行きたいのですが毎回ハードな作風では一ヶ月ペースの維持が困難。どうなるかはまだ考えてません。

こちらも現在Qシュタイン連邦兵器の設定を書いていてまだ第七十五話をどうするのかは考えてません・・・
引用なし
パスワード
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Re:青き名将(仮題) 第十四話 あとがき
 松井一真  - 2009/5/10 23:35 -
  
> > あとがき:とりあえず平均的な長さは維持した第十四話。ようやくキョウビーチャの戦闘が終結です。
> 双方甚大な被害を出しようやく終結しましたね。

気が付いたら見事な三部作になっています。

> > 冒頭、ブルーウェイ島の戦闘。その「平均的な長さ」の尺を維持するために長くしたんですが、Qトルックの影の部分を描いてみました。
> Qトルック帝国の総統ってどんなQなんですか?

車種はラーテです。ありがちな独裁車です。SCQの執筆当時、OVA版の「紺碧の艦隊」を見ていて「ナチスドイツ系の国を出してみよう」と思ってQトルックを使いました。陸戦兵の一両の「もっといい上官の下に配属されたかった」という台詞も、「紺碧の艦隊」で一部のドイツ軍指揮官(ロンメル元帥とか)がナチス政府に反抗して密かに満州に(部隊ごと)亡命しているという物に由来してたり。

> > そういえばブルーウェイ戦は敵も味方もドイツ戦車なんですね。
> 紀伊に於いてもラファリエスやカルオスなんかはドイツ戦車ですね。デトロワはソ連戦車でファントムはまだ未定です。ちなみにオルキスはアメリカ戦車、アマティス・デュミナスはイギリス・フランス戦車の予定です。

そういえばラファリエスもドイツ戦車でしたね。しかもパレンバンでQシュタインと戦ってる。

> > コムニエム分隊。復帰したコムニエムの久々の戦闘ですが、今回は前半部のみで出番が終わってたりします。チョロ〜ン側に割きたかったので。
> あれ?そういえばコムニエムって紀伊に出てましたっけ?

プロトンが空襲の影響で戦線離脱をする際に幕僚に混ざってました。「青き名将」でキャラが定着する前だったからちょっと違和感が。

> > 本当は廃墟と化した街並みでたった二両で戦いを挑む、みたいなことをやりたかったんですが、まだまだビットレイクが残ってますからね。あまり派手な展開は止めました。
> この2両の活躍は凄まじい物がありますね。是非これからのビットレイクの戦闘でも活躍してほしいものです。たった2両で戦いを挑む・・・なんかブラックホークダウンみたいですねww

援軍に来たら部隊壊滅。ある意味ブラックホークダウンに近い状態です。ヘリのドアガンナーとかやらせようかとも思ったんですがドアガンナーは軽機関銃が主流っぽい(戦国自衛隊1549ではMINIMIだった)ので。

> > アンバーとエッケム。分かり合えたと思ったら・・・といった感じで。「ローレライ」の初期脚本で、反目しあっていた絹見と浅倉がようやくお互いの意思を理解して互いに敬礼をしたところ、浅倉がアメリカ兵に射殺されてしまう、という展開があったそうです。ある意味それが参考になっているかと。
> アンバー曹長・・・・合掌。貴方は最後まで立派なチョロ〜ン軍車でした・・・

反目しあっていた二両の理想は実は同じで、その理想への向かい方の違いから一両は生き延びて、もう一両は壮絶な最期を遂げる。
そういえばキュワールシリーズでここまで立派な最期を遂げた兵隊っていないなぁ。熱田は死んでないし、平岡は何か無理矢理だったし。今だったらもう少し平岡の最期が劇的になったかなぁ。ちょっと残念。

> > そのアンバー曹長の自爆は「大日本帝国」にあった「対戦車地雷を抱えて特攻する日本兵」がモデルになっていると思います。
> 戦車特攻ですか。聞いた事がありますが悲惨な事ですね・・・

日本海軍を描いた戦争映画は数あれど、日本陸軍を描いた戦争映画は「二百三高地」のように日露戦争系しかないのもやっぱりこの辺りの悲惨な描写をあまり描けないからなんでしょうな。あとは日本軍の陸戦というとどうしても沖縄戦一本になってしまうからか(海軍の場合は画になる要素がいっぱいある)。

> > 指揮官の思惑。何しろプロトン側のリピーレドが勝ちに急ぎすぎるタイプなので、対するドタグラはロドスシルトタイプということで、守勢に転じたときはなんとしてでも死守しようといった感じで。
> リベージュダースのロドスシルト少佐みたいでかっこよかったです

ちょうどそう言うシチュエーションになりますね。今回はロドスシルトが攻める側なので守る側にもやっぱりこういうのが要るだろうと。対してSCCQでの攻める側だったボルナソスですがこっちは相当キャラを変えましたね。SCCQでは自軍至上主義っぽい一面がありましたが、キュワールシリーズでは他国軍の戦力を把握した上で戦力を投入してますし。

ドタグラ大佐は車種がティーガーでかっこよかったくせにフィズィキさんの作品では無能で残念だったので。というかフィズィキさんの作品って敵将がみんな無能なんです。従ってチョロ〜ンもQトルックも相当キャラ変わってます。

> > 櫓を潜るF4F。一応櫓には対空銃座があるという設定です(「戦国自衛隊1549」でも城の櫓に機関銃が設置してあったので)。倒れつつある櫓を潜っていくというシチュエーションは、最近DVDが発売された「海底ミカンの皮マイル」の予告編のシチュエーションを空に移したような感じです。
> 一瞬パールハーバーかと思ったけど違かった・・・そういえば僕チョロQ関係はまだチョロQ2と新コンバットチョロQしかもってないんだよなぁ・・・今度は初心に戻ってチョロQ1を買おうと思います。

「パールハーバー」、「嘘が多い」と言われているのでまともに見てません。「トラ!トラ!トラ!」なら見ようと思うんだけどなぁ。なかなか無い。日本語版DVD欲しかった。レンタルしたビデオ(日本語版)で見たときの炊事兵が印象に残って、英語版DVDでカットされてて愕然としたので。

> > プロトン軍にチャーチル戦車。そういえばザンブニール戦にチャーチルAVREがいたなぁと思って。ちなみに今後、チャーフィーとイージーエイトは「派手に活躍する役」と「派手に吹っ飛ぶ役」を兼任すると思います。その点においてローカストは毎回やられ役だなぁ。
> あとリベージュダースの次の戦い(ボルナソスさんがアボーンする所)でもチャーチルが出てた気が・・・

プロトンのヘリボーン隊にいましたね。重量級のチャーチルMkIVがホバーパーツで空挺降下、考えてみたら凄いシチュエーション。一緒に降下しているのが本当の空挺戦車であるシェリダンだからなおさら。

> > 投降した兵士が敵の将校に復讐。「大日本帝国」で投降したふりをして銃を握ったイギリス兵に仲間を殺された日本兵が、負けたにも関わらず嬉々として合唱しながら歩いていくイギリス兵に憤慨してイギリス兵を軍刀で刺殺するという場面がモチーフになっています。ちなみに「ノマヴィート」はフィズィキさんの作品に出てきたサブキャラクターです。
> シンガポール戦ですか?

はい、シンガポール戦です。というか英軍との陸戦ってその辺ぐらいしかない気がする・・・
「大日本帝国」は太平洋戦争全般が主題で、しかも陸軍メイン。主要登場人物は陸軍の兵卒とその家族、そして東條英機で、対する海軍側で登場するのは「真珠湾攻撃前、訓練で散った仲間を悼む搭乗員と山口少将」、「漂流するアメリカ兵を敵視して機銃掃射する搭乗員」、「サイパンで自決する南雲中将」など数えるほど。
ここまで陸軍を重視した日本の戦争映画って珍しい。最近のだと「俺は、君のためにこそ死にに行く」が陸軍特攻隊メイン(海軍の登場人物は関大尉と大西中将のみ。しかもいずれも階級章の位置が間違って陸軍式になっている)というだけか。

> > その一方で戦果ばかりを見て全く現場の実情を見ようとしないリピーレド元帥は「アニメンタリー決断」の落下傘部隊の話に出てきた司令官がモデルだったり。
> リピーレド元帥は確かに優秀なんですがね・・・

戦術面では優秀なんです。車種がマウスなので細かいところに手が回らない、元帥というポストに収まるにはやや向いてない感じで。

> > ラストシーンのお好み焼き屋と桜の木。フィズィキさんの設定ではキョウビーチャにはお好み焼き屋があるという設定だったので登場させました。今回は店舗は焼けても商売道具は無事だったようです。キョウビーチャは和風の街という設定だったのでやっぱり桜は必要だろうということで。
> 何か戦闘の後と言った感じがしてほのぼのとしてました。そうか、キョウビーチャは大阪なのか(違

キョウビーチャの「キョウ」は京都の京だと思ってたんですが、考えてみたら「フジシティ」に静岡的イメージがないのと同じようにキュワールではそう言うのは通じないようです。
お好み焼き屋。多分フィズィキさんがお好み焼きが好きだったから出しただけだと思います。後のQトルックのほうでは「バーミメアン」という某ファミレスの名前を2つ組み合わせたような名前の街が出てきますし。

> > 次回はビットレイク攻略戦、と行きたいのですが毎回ハードな作風では一ヶ月ペースの維持が困難。どうなるかはまだ考えてません。
>
> こちらも現在Qシュタイン連邦兵器の設定を書いていてまだ第七十五話をどうするのかは考えてません・・・

とりあえずビットレイク戦前のワンクッション的な作品として第十五話を執筆開始。久しぶりにぶっ飛んだ奴を書こうと思います。爆撃で色々とややこしくなってるQQQQに更なる受難が?!
改めてSCQを読み返したら、ちょうど次の時系列となる第五十三話あたりでビットレイク戦の「プロトン軍の激闘」なんですね。計算してなかった。一旦この辺りをずらして書くことにします。

グンナ艦艇編の総括は・・・もう少し待ってください。
引用なし
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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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