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雑談板 チョロQ小説板  

どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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Re:(こっそり)
 松井一真  - 2007/10/24 22:56 -
  
もはや「アームズラリー」を知らない人には何がなんだかわからないものになっているはずなので、「アームズラリー」というアニメ作品に関して少し。

「アームズラリー」は、今年一月から三月まで、全十一話が放送された短編アニメ作品です。「ファイテンション☆デパート」という番組の中で放送していました。

ストーリーを要約すれば、「大陸にある『ブラウ油田』という油田の所有権が優勝者に与えられる『アームズラリー』に、日本皇国代表『チーム・ムラクモ』が挑む。さまざまなライバルとの戦いを経て、『チーム・ムラクモ』の装甲車『ムラクモ』の無線士、谷中エージは『世界』を見る」というものですね。

下記の文章における「専門用語」を羅列しておきます

・敷島
正式名「試製四一式重装甲列車」で、日本国防陸軍の新兵器です。2002年公開の「鉄路ゆかば」で登場し、その後2004年公開の「装脚戦車の憂鬱」で登場。その間に、我が小説「新・チョロQ大戦争」の第二十八話に登場しています(この際、「戦雲の高層都市」に登場する三五式軽戦車や三一式三輪軽装甲車なども登場しています)。

・甲鉄傳紀
「アームズラリー」の属するシリーズで、弥栄堂(塚原)さんが制作しているアニメーション作品です。いわゆる「Flash」の類ですが、どことなく宮崎アニメを思わせるメカニックや、昭和モダン風味の世界観など、他の「Flash」と比べると「異彩を放つ」作品です。
一部で有名な「ウシガエル」や、「通勤大戦争」、「装脚戦車の憂鬱」、「春陽とわたし」、「オーニソプター」といった作品が「弥栄堂」にて公開中です。
なお、「敷島」の項で上げた「鉄路ゆかば」と「戦雲の高層都市」は現在公開停止中です。

・アイヌモシリ民主共和国
「甲鉄傳紀」に登場する架空の国です。首都は札幌。つまり仮想戦記に良く出てくる「共産勢力に占領された北海道」です。北海道及び千島列島がその領域で、本州以南に当たる「日本皇国」と紛争状態にあります。

・カポニエール
「アームズラリー」のロシア連邦代表です。所属する装甲車「カポニエール」は、後部に大口径の低圧滑腔砲を搭載し、この威力は他の装甲車を大破させるほど。この低圧滑腔砲を取り扱う力持ち、イワン=ゴンチャロフと、彼を利用して優勝を目論む妻スカヤ=ゴンチャロフの二名が劇中で登場しています。それ以外には、Yak−56巡航飛行船が支援飛行船として所属しています

・ムラクモ
「アームズラリー」の日本皇国代表です。所属する装甲車「ムラクモ」は機関銃と歩兵砲を搭載するクラシックカー風の装甲車で、武装が軽い分身軽で、劇中ではたびたび砲撃を回避しつつ、ライバルを撃破したりしています。構成員は少年無線士の谷中エージ、車長兼砲撃手の千駄木イシロー(劇中では「シャチョー」と呼ばれています)、青年操縦士の根津アキラ、そして、支援飛行船「カグヤマ」に搭乗するチーム監督の五木リンタロー(劇中では「カントク」と呼ばれています)、通信士の吉備原イセリ、他乗員の田子浦、鴨鳥の計七名です。

ちなみに、ムラクモを始め、参加車両はいずれも後部に代燃炉、すなわち木炭エンジンを積んでいます

・フレ・イメラ
「アームズラリー」のアイヌモシリ民主共和国代表です。所属する装甲車「フレ・イメラ」は最新型装甲車で、搭載しているM1955機関砲(口径45mm)は装甲車の装甲板をやすやすと貫くことが出来る高性能機関砲で、これ以外の性能においても他車を圧倒しているようです。劇中ではムラクモと互角の戦いを繰り広げています。構成員は車長の張本・マサオ・ペカルスキー(通称「シュマリ」。劇中では「閣下」などと呼ばれています)、他に無線士兼操縦士、砲撃手、支援飛行船のTu−162戦闘飛行船に搭乗する指揮官のウカジ、副官の福島・サチ・ピリカ、他に飛行船の乗員が数名と、BRDM−18装脚戦車の乗員四名ほどと、参加チームの中でもっとも人員が多いと思われます

・クルセーダー
「アームズラリー」の連合王国代表です。所属する装甲車「クルセーダー」は重装甲を持ち、非常に頑丈です(しかし、劇中ではそれはクローズアップされていません)。武装は特に無く、連合王国らしく紅茶の生成設備が整っているようです。構成員は車長のスコット=トレース、他乗員のバージル、アランの計三名が明らかになっています

・国府軍
中国大陸の政府軍です。「甲鉄傳紀」の世界観では、中国大陸内部では未だに国民党と共産党の内乱が続いており、国府軍はそのうち国民党側です。劇中ではM3グラントに良く似た戦車と、イセッタ・ベラムに良く似た警備車両といったメカニックのほか、要塞都市を牛耳るチャン隊長とその部下が登場しています


一応、この限りです。

> 実は随分と前々からちょくちょくとウチのネタが用いられているのでコソコソみてました。
> アームズラリーは色々と裏技です。「甲鉄傳紀」はパラレル世界モノの叙事詩のつもりですが、お偉いさん達は別にそれを理解しているわけでもなかったので、「どこかの大陸の砂漠で丸っこい自動車がレースしている物語」というぼかした企画書でOK貰ったわけですな。これを正直に「中国大陸の内蒙古で日本軍の装甲車がレースする物語」と説明したら恐らくハネられていたでしょう。
> それでも慣れてなかった第一話では、「皇国の興廃この一戦にあり」という台詞が削除されましたがね。対応策として、使用するネタのマニアック度を上げることにしました。例えば子供に銃を持たせちゃいかんとのことで、代わりに「刺突爆雷」を持たせるとか。あの棒きれが何なのか説明したら確実にアウトだったでしょうね。大陸行進曲もマイナーなので大丈夫だったのでしょう。露営の歌だったら恐らく×。
> でも、後半は国府軍出したりとか冒険しましたが。あれは怒られるかなと少し心配してました。

この掲示板でも数年ぶりですな。例の「敷島」登場時のことでしたか。あれ以降調子に乗って戦略飛行船だの複葉戦闘機だの出して、挙句「村雲型装甲艇」ですからな。最近はアレンジを加えてチョロQっぽくしてみたりしてます。

数年前はセロリさん宛てに送ったメールにこちらの掲示板で返信するという状況になっていましたが、今回は直々ですか。「敷島」登場時以来世話になってますね。
偶然にも最新作「宇宙戦艦紀伊」でかの「敷島」が大活躍します。本当に自由な世界観で「敷島」に羽目を外させてみました。今度の物は「装脚戦車の憂鬱」で登場した物をモチーフにしています。

「アームズラリー」は毎週見てました。お気に入りの作品です。設定資料目当てでDVDを必死に探し回ってます

確かに、「アームズラリー」は、「甲鉄傳紀」シリーズの知名度では確実に「ウシガエル」を超える産物。テレビで放送されるため、あまり下手はやれない、ってことは放送時に理解していました。
そのため、普段とは異なり「アイヌモシリ民主共和国」が「共和国」とぼかされていたり、カポニエールの所属国が明言されていなかったり、そもそも「日本皇国」という言葉が使われていなかったりしていても、「やっぱりテレビ放送じゃ普段どおりの奴は無理だよなぁ」と思って見ていました。

作品を見ていても、確かに「甲鉄傳紀」を知らない人には「どこかの『大陸』の砂漠でクラシックカーのような『武装した車』がレースをしている物語」に見えるようになっていますね。(僕にとっては「『中国大陸』の砂漠地帯で『日本皇国陸軍の木炭装甲自動車』がラリーを展開する物語」ですがね)

ムラクモ号のモチーフがヴィッカース・クロスレイ装甲車であることは分かりました。球形の連装銃塔、確かにこれもマイナーな車両ですね。某サイトで「『天空の城ラピュタ』の要塞の砲台みたいだ」などと言われていましたな
後はカポニエール号がガーフォード、フレ・イメラ号がマンチェスター、第一話の馬賊装甲車が日本陸軍試製装甲車、第二話に1カットのみ登場した黄色い装甲車がオースチン、というところまで分かりました。以外にもクルセーダー号が分かりませんでした。

第一話、そういえばシャチョーの台詞、「撃ちてし止まん、敢闘精神だぞ!」などと、少々危ないところがありましたね。本当は「皇国の興廃この一戦にあり」などという台詞もあったとは。続いてのエージの「意見具申!」は最後まで使われましたね。シャチョーは初期三話ではギャグキャラクターめいた一面がありましたが、第四話以降はシュマリの登場でそういう面はなくなっていますね(第七話ラストは第一話、第二話を思わせる締めでしたが)

エージの持っている「刺突爆雷」、僕も未だにどういう武器かが分かりません。あれも知らない人には「トイレのスッポン」にしか見えないでしょうね

一方、「銃を持つことを許された」シャチョーの三六式短機関銃も2〜3カットのみの登場と、控えめになってましたね。これを始め、歩兵携行の火器がカントクの擲弾筒以外使われなかったのも何かあったのでしょうか。
共和国軍の兵士が持っていた銃がSKSで、「ゲリラ兵の銃」であるAK−47ではないというのも何かありそうだ、と思いましたが、ウカジは「暴力団の銃」トカレフTT−33。共和国の銃がSKSになっているのは「平行世界の世界観」を表現している、ということでしょうか。

主題曲の「大陸行進曲」、公式サイトを見て気づきました。
「露営の歌」は結構有名ですからね。陸軍の軍歌って有名なものが多いですからね。僕の曽祖父が大陸で従軍していたそうで、その伝があってか祖父が良く軍歌を口ずさんでおります。「加藤隼戦闘隊」とか。

第八話〜第九話の国府軍、良く見れば青天白日がチャン隊長の帽子に描いてありますね。良く見ないと分からないんですがね。

結局、「怒られた」のは最後のスタッフロールだったそうで。現場は大変ですね。


さて、今度「敷島」が大活躍する「宇宙戦艦紀伊 第七十一話」を投稿しておきます

引用なし
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QQQQ軍艦艇について 4 高杉 2007/8/21 21:25
  Re:QQQQ軍艦艇について 4 松井一真 2007/8/21 22:41
   Re:QQQQ軍艦艇について 4 高杉 2007/8/22 0:23
   Re:QQQQ軍艦艇について 4 松井一真 2007/8/22 7:25
   Re:QQQQ軍艦艇について 4 高杉 2007/9/5 13:01
   Re:QQQQ軍艦艇について 4 松井一真 2007/9/5 19:31
   Re:QQQQ軍艦艇について 4 高杉 2007/9/7 12:32
   Re:QQQQ軍艦艇について 4 松井一真 2007/9/7 17:02
   Re:QQQQ軍艦艇について 4 ダークスピリッツ 2007/9/7 21:19
   Re:QQQQ軍艦艇について 4 高杉 2007/9/7 23:05
   Re:QQQQ軍艦艇について 4 松井一真 2007/9/7 23:12
   Re:QQQQ軍艦艇について 4 高杉 2007/9/7 23:25
   Re:QQQQ軍艦艇について 4 松井一真 2007/9/7 23:37
   (こっそり) 弥栄堂 2007/10/24 3:17
   Re:(こっそり) 松井一真 2007/10/24 22:56
    Re:(こっそり) 弥栄堂 2007/11/3 0:15
    Re:(こっそり) 松井一真 2007/11/3 19:56
   Re:QQQQ軍艦艇について 4 高杉 2007/12/7 11:57

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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