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あとがき:軌道に乗り始めてそろそろ「(仮題)」を外そうかとも思ってる第十一話。もともと第十話の構想予定だった物を移す事になったので結果的に陸戦描写も薄めに。例の重機関銃手はキョウビーチャなので次回です。
冒頭のロドスシルトの陣中手記とそれを読むバンダス。本土にいる戦友の描写ということで書いてみましたがいまいち後半とかみ合っていないような。
アレフュ・ハバパル。鉄道網が張り巡らされた都市で、防衛にも攻撃にも適するという色々な意味で諸刃の剣な街。勿論九五式軽戦車たちは日戦軍団の諜報員なんですが、SCQでは最終話まで活動が明かされてませんでした。
第三師団。リピーレド指揮下の第二軍に属する部隊で、今回リピーレド元帥が指揮をとっている三個連隊はこの第三師団の一部です。ちなみにビスカイトが指揮をとっているのは設定資料の「第一師団」が正解。当初の予定では第八連隊だったのでそのままになってました。
クリーク軍。せっかく出てきているのにまたもやられ役。このときは弱小国家だったにも関わらず宇宙大戦争の折には強力な軍事力を持つ中立国として登場している、というギャップにもなるんですがね。
Qシュタイン陸軍の面々は実は今回が初登場。ドニゲッテル少将は第二話で少しだけ出てますがね。グリシネ陸軍のモントレー総司令官も勿論今回が初登場。
ミニッツワーモ。フィズィキさん執筆のチョロ〜ン戦争においては、なぜかレーダーに対空目標探知能力が無く、飛行パーツを装備したプロトン軍に呆気なく破壊されてしまうという悲しい役どころでした。ドタグラ大佐もせっかくのティーガーなのにそれが生かせてません。
第三艦隊。第七話の哨戒機の場面では旗艦が「メリーランド」でしたが、いつのまにか「エンタープライズ」に代わってます。当初はエンタープライズの所属部隊と第三艦隊は別物にする予定でしたが結局のところ第三艦隊単独に変更しました。
「M42対空戦車」。勿論ダスター対空自走砲のことです。対空戦車といったらこれだろうということで。スカイクリーナーでも良かったんですがね。
ぎりぎりで間に合わなかったガンシップ。やっぱり膠着状態になるのはこの次のキョウビーチャにするべきだろうということでこういう風にしました。数話ほどキョウビーチャの陸戦を続ける予定です。
グッドウェイ諸島上陸。チョロ〜ン戦線の膠着と対照的に、グッドウェイ諸島攻略作戦はQシュタインの柔軟な作戦計画により着々と成功する、という展開を予定しています。この次で早々と引っかかりますが。
終盤のチャーチルMkIV。さまざまな疑惑があるチョロ〜ン紛争で活躍したチョロQです。一個小隊を指揮している模様。
さて、次回からは主人公ロドスシルト少佐が久々に実戦参加。キョウビーチャにおける長期戦が展開されます。
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