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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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Re:青き名将(仮題) 第十四話
 松井一真  - 2009/4/29 22:33 -
  
戦闘終了後。戦闘終了後だけで1個分消費してます。

第十四話 古都壊滅
チョロ〜ン陸軍残存部隊の抵抗が収まったのは、それから数分後のことだった
ドタグラ大佐以下幕僚も、弾切れまで奮闘して撤退したという
それによる連合軍の被害は甚大であった
攻撃に参加した三ヶ国軍の戦力の八割を、この戦闘で失ったのだ
ずば抜けて損害が少なかったのは精鋭第102中隊であったが、それでも半数近くが敵陣の前に倒れたという
また、第二軍には思わぬ損害もあった
プロトン将校A「いやぁ〜苦戦したけど何とか勝ったな」
プロトン将校B「要塞に立て篭もられたらどうなるかと思ったぜ」
プロトン将校C「そりゃここは城塞都市だからな。連中が阿呆ばかりで助かったよ」
プロトン将校D「所詮は連中は、前の紛争から何も学べない連中だ」
プロトンの将校たちが大喜びで凱旋していたとき、それは起こった
将校の一両が、何処からか飛んできた銃弾に倒れたのだ
プロトン将校A「なっ、何事だ?!」
プロトン将校B「ノマヴィート、あれ!」
チョロ〜ン兵士D「戦友の仇ぃぃぃ!」
チョロ〜ン兵士E「おっ、おい、落ち着け!」
プロトン将校A「貴様!何しやがる!」
チョロ〜ン兵士D「死ねぇぇぇぇ!」
プロトン将校B「この野郎!」
ミフェイドビッチ大佐「両方とも、落ち着くんだ!」
降伏したチョロ〜ン兵が、侮辱されたことに憤慨して撃ったのであった
それに怒った将校の一両が、降伏したチョロ〜ン兵の一両を射殺したことから、ことはさらに大きくなった
現場の勝手な判断で投降した敵兵を殺したというのであれば、大問題であろう
さらに、QQQQの首都、クラウドポリスが爆撃されたという報告も入った
爆撃を敢行したのは例の空中戦艦であった
設営されたばかりの野戦司令部で、通信士たちが各地の状況を報告する
プロトン通信兵A「クラウドポリスの被害は甚大で、復旧には数日を要するとのことです」
プロトン通信兵B「ブルーウェイ守備隊は壊滅、Qシュタイン軍は戦闘に勝利したとの報告です」
プロトン通信兵C「支援に参加した日戦軍団艦隊の損害は軽微とのこと」
その野戦司令部に、ミフェイドビッチ大佐がやってきた
ミフェイドビッチ大佐「・・・司令」
リピーレド元帥「どうした?」
ミフェイドビッチ大佐「先ほど、進駐した将校が捕虜といざこざを起こしたそうで」
リピーレド元帥「よくある話だろう。それで、次期攻撃の時期はいつになりそうだ?」
全く話を聞いていないかのように、リピーレド元帥が答える
ミフェイドビッチ大佐「・・・ビットレイク攻撃に関しては、しばらく遅れるものかと」
リピーレド元帥「そうか・・・本土からの援軍は?」
ミフェイドビッチ大佐「今回のが限界だと思いますよ。GKUの動向がこのところよく分かりませんから。特にウルタンクは日戦軍団の核施設爆撃後、一切行動を起こしていませんからね」
ミフェイドビッチ大佐の返答は正論だった
レイオガル軍主力を巻き添えに消息を絶ったカルオス軍はともかく、Qグリーンとウルタンクは一切動向がわからない
もしかしたら、暫定設立されたキュワール連合の主軸であるプロトンを狙っているのではないのか。プロトンの幕僚達の考えはそうであった
リピーレド元帥「よもや、本土が攻撃を受けることなどありえんだろう。その戦力をこっちに回すべきだ」
ミフェイドビッチ大佐「・・・司令は、なぜそこまでチョロ〜ンに固執するのですか?」
リピーレド元帥「君も知っているだろう?チョロ〜ンは凄まじい技術を持っている。前の紛争で、もし、我々の攻撃が遅れていたらどうだ。我が国は滅亡していたぞ」
リピーレド元帥の答えも、ある意味ではあっていた
確かにチョロ〜ンは強大な技術力を持っている。Qシュタイン帝国のホバータンクを独自に強化したり、強力な広域レーダーを配備したり。そして何よりも、幾度かプロトン軍を苦戦させている空中戦艦・・・
もしチョロ〜ンが攻撃を再開したら、連合軍の壊滅は間違いないだろう
しかし、リピーレド元帥の考えはあまりにも早すぎる
指揮下の部隊もかなりの損害を出しているのに、まだ止まろうとしない
いくら後方を別部隊が押さえているとはいえ、本当に大丈夫なのだろうか・・・

日本戦車軍団、航空母艦「赤城」
最後の火消しに出動した航空隊が、次々と着艦してくる
搭乗員が降りて、街の状況を報告する
日戦軍団航空兵「酷い有様だった。プロトンが何で俺たちを呼んだのかがさっぱり分からん」
空母乗組員「そんなに酷いのか?!」
日戦軍団航空兵「ああ。一応運河方面の敵を爆撃したが、要請のあった市街地付近は僅かな高射砲が動いてたぐらいだ」
エレベーターで艦上爆撃機が艦内に収容される
空母乗組員「・・・それで、爆撃要請をしたのはどこの部隊だったって?」
日戦軍団航空兵「確か・・・第二軍だったはずだ」
空母乗組員「・・・やっぱりそういうことか」
日戦軍団航空兵「どういうことだ?」
空母乗組員「この前飛行長から聞いたんだよ。第二軍ってのは、先のチョロ〜ン紛争の生き残りばっかり寄せ集めた連中で、何かとチョロ〜ンに恨みを持ってる。チョロ〜ンの街を焼き尽くすのは当然だろう」
日戦軍団航空兵「ってことは、俺たちは復讐の片棒を担がされてただけか・・・」
空母乗組員「・・・そうそう、聞いたか?クラウドポリスが爆撃されたって話・・・」
日戦軍団将校「そこ!まだ着艦作業が終わっとらん!着艦が終わるまでが作戦だ!私語は慎め!」
話を聞いていた日戦軍団将校が、二両を注意する
空母乗組員・日戦軍団航空兵「はっ!申し訳ありません!」
飛行甲板には、次々と航空機が着艦していった

廃墟と化した街並み。一両のM1A1が、辺りを進んでいた
ロドスシルト少佐「敵も敵なら、味方も味方だな。こんなに町を焼いて、勝利もあったものじゃない」
それに気づいた一両のM60A3が、ロドスシルト少佐に駆け寄ってきた
副官「司令、確かに予想は当たってました・・・街はどこもかしこもこの様子です。被害を免れたのは運河の対岸。恐らく敵の本部は、そちらにあったのでしょう」
確かに、この周辺の家屋は殆どが炎上していた
兵士の何両かが消火活動に当たっているが、かなりの規模の火災だ。だいぶ弱まっては来ているが、しばらくは収まらないだろう
ロドスシルト少佐「・・・さっき聞いたが、第二軍が何かやらかしたそうだな」
副官「はっ!・・・進駐した将校と、投降したチョロ〜ン兵のあいだでいざこざがありまして・・・」
ロドスシルト少佐「第二軍の奴らは配慮が足りないんだ。平気でとんでもないことを言う」
そう言って、ロドスシルト少佐は改めて瓦礫の街を見回した
ロドスシルト少佐「・・・まるで、キュワールが滅亡したようだな」
副官「この世の地獄というのは、こういうものでしょうかね?」
ロドスシルト少佐「かもしれないな・・・例の民兵が、カルオスから持ってきたフィルム・・・きっとこういうことだろうさ」
荒涼とした街の中を、二両の戦車は突き進んでいった
要塞の付近は、流石にいくつかの建物が残されていた
辺りで消火活動を行っているチョロQたちがいる
チョロ〜ンの市民と、プロトンの兵士達が、並んでホースを握っている
とうてい、敵国民同士とは思えなかった
その付近で、レジスタンス部隊と合流した
ミーンテース隊長「運河要塞を押さえにいったんですが、どうもそっちも撤退してたみたいでもぬけの殻でした。ただ、そちら側にもいくつか部隊が残っていて、その抵抗は凄まじい物でした」
その後、彼らは消火活動に従事した
先の高速輸送車が消化剤を大量に搭載して戻ってきたため、作業は順調に進んだ
これでようやく、キョウビーチャの占領が完了した
ふと見ると、生き残ったチョロQが、鉄板で何かを焼いている
恐らくこの付近の名物料理だろう
その付近には、同じ生き残り達が集まっている
さらにその傍らには、ゲール軍のトラックが止まっていた
どうやら材料はあのトラックから調達したようだ
ロドスシルト少佐「雨降って地固まる、か。最も、ここに降ったのは火の雨だが・・・」
ゲール兵士「少佐殿!一緒にどうです?」
一緒に料理を焼いていたゲール兵士が言う
ロドスシルト少佐「・・・いいのか?」
ゲール兵士「はい!この方が言うには『うちのお好み焼きがキュワールでどれぐらいの腕か、見てもらいたい』とのことで」
ロドスシルト少佐「ほう、それが『お好み焼き』という奴か。よし、大尉。今日の昼飯は彼らにご馳走してもらうか」
二両の戦車が、チョロQの一団に入っていく
CQ暦241年、春。キョウビーチャ占領
辛うじて残った郊外の桜の木が、力強く花を咲かせていた
第十四話 終わり
引用なし
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青き名将(仮題) 第十三話 松井一真 2009/1/27 17:31
  Re:青き名将(仮題) 第十三話 松井一真 2009/1/27 17:32
   青き名将(仮題) 第十三話 あとがき 松井一真 2009/1/27 18:42
   Re:青き名将(仮題) 第十三話 あとがき ダークスピリッツ 2009/1/30 15:51
   Re:青き名将(仮題) 第十三話 あとがき 松井一真 2009/1/30 17:11
   青き名将(仮題) 第十四話 松井一真 2009/4/29 22:23
   Re:青き名将(仮題) 第十四話 松井一真 2009/4/29 22:25
   Re:青き名将(仮題) 第十四話 松井一真 2009/4/29 22:27
   Re:青き名将(仮題) 第十四話 松井一真 2009/4/29 22:30
   Re:青き名将(仮題) 第十四話 松井一真 2009/4/29 22:33
   青き名将(仮題) 第十四話 あとがき 松井一真 2009/4/29 22:34
   Re:青き名将(仮題) 第十四話 あとがき ダークスピリッツ 2009/5/10 22:20
   Re:青き名将(仮題) 第十四話 あとがき 松井一真 2009/5/10 23:35

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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