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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
以上、さくらがちる頃に。
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松井一真
- 2008/10/23 21:53 -
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レーダー基地。もう少し描写するべきだっただろうか。
第十一話 南方への転戦
巨大なパラボラが、ゆっくりと回転している
その周辺にも、アンテナ上の物体がいくつか回転している
それらの傍らにはいくつかの施設があり、その周囲には数両の兵士が警備をしている
その施設の中には、薄暗い部屋があり、その部屋には兵士が数両、ディスプレイを眺めていた
画面には、白い線が回転している
すると、白い線の後に続いて、無数の白い点が写った
兵士「所属不明機、多数を確認!相当数が確認できます!」
それを聞いた将校が叫ぶ
将校「直ちに司令部に連絡を取れ!」
慌しくなる施設内部
兵士のうちの一両が、無線機を取った
司令部では、多数の兵士が慌しく走り回っている
基地司令官、ドタグラ大佐は、無線機を取った
ドタグラ大佐(車種:ティーガーI後期型)「こちら司令部、こちら司令部。一体どうした?」
兵士(通信)「こちらミニッツワーモ第二レーダー基地、敵航空機、多数を捕捉!爆撃機と思われます!」
ドタグラ大佐「了解した。直ちに航空隊を緊急出動させる!」
そして、ドタグラ大佐は無線機を置いた
ドタグラ大佐「各航空隊、緊急出動!連合軍機を一機も残すな!」
数両の兵士が、急いで司令部を出て行く
数分後、無数の戦闘機が、滑走路から離陸していった
上空を飛ぶ無数の爆撃機に、高度を上げたチョロ〜ン軍の戦闘機が襲い掛かる
クリーク軍航空兵「敵戦闘機、多数を捕捉。これより迎撃を開始する!爆撃機をやらせるな!」
護衛戦闘機が高度を上げ、チョロ〜ン軍機との交戦を開始する
それに対し、爆撃機は高度を下げ始める
目標はミニッツワーモレーダー基地。眼下に見える多数のアンテナだ
爆煙とともに、墜落する航空機
すれ違う二機の航空機
一機が火を噴いて墜落する
もう一機は旋回して、別の機体を狙う
銃撃を受け、撃墜される戦闘機
クリーク軍航空兵「敵戦闘機を撃墜!」
しかし、既に敵編隊が爆撃機に近づきつつあった
チョロ〜ン軍は迎撃飛行隊を二派に分けていたのだ
護衛機の無い爆撃機に、次々と襲い掛かるチョロ〜ン軍航空隊
爆弾数発が投下され、施設の一部が損害を受ける
しかし、爆弾を投下した機体に、戦闘機郡が襲い来る
火を噴いて墜落する爆撃機
その航空戦の合間を縫って、プロトン王国陸軍が突入する
だが、直前まで持ち上がっていた砲身が、突如として角度を変えた
高射砲だ
プロトン将校A「退避ぃ!」
将校であるM3が急いで退避する
続いてM4A3が退避する
しかし、彼らは着弾の爆風に吹き飛ばされた
土煙をかいくぐり、後続の部隊が突撃する
チョロ〜ン軍の戦車部隊も迎撃を開始する
一両、また一両と撃破されつつも、リピーレド隊は前進する
既に、双方共に被害は甚大であった
航空母艦「エンタープライズ」の艦内では、航空隊員たちが苛立っていた
被害が甚大であるにも関わらず、出撃命令が下りないからだ
艦橋では参謀長が司令に上申していた
艦隊参謀長「司令、もう一度、部隊を飛ばしましょう。このところ哨戒飛行だけで、隊員たちもストレスがたまっています」
艦隊司令「彼らだって哨戒飛行は任務だと割り切っているだろう。一度はともかく、二度は・・・」
艦隊参謀長「・・・しかし!」
艦隊司令「長官から指示が下りない限り、我々は行くことが出来んのだ。分かってくれ」
そのとき、通信長が口を開いた
通信長「・・・入電です。『発 海軍総司令部 宛 第三艦隊。陸軍総司令部はミニッツワーモ攻撃の支援を正式に要請。出撃を許可する。堂々と行って来い』・・・以上です!」
艦長「よし、発艦用意だ!」
艦橋要員たちが慌しく動き始める
乗員(通信)「出撃命令、航空隊員は直ちに格納庫に集合せよ!繰り返す。出撃命令、航空隊員は直ちに格納庫に集合せよ!」
艦内放送が響き渡る
待ってましたといわんばかりに、航空隊員が格納庫に集結する
ブリーフィングを終えた航空隊員たちは、飛行甲板へと駆け上がる
既に航空機の殆どは飛行甲板へと上がっていた
航空隊員たちが、各機に搭乗する
艦長「発艦!」
次々と飛び立っていく艦載機
シャイナー機も飛行甲板から飛び立っていく
目指すは、ミニッツワーモレーダー基地・・・
レーダー基地は所々被害を受けつつも、逐次敵の位置を把握していた
チョロ〜ン兵士A「第一レーダー基地、被害甚大との報告!」
ドタグラ大佐「流石に車海戦術にはかなわんか・・・『あれ』はまだか?!」
チョロ〜ン兵士B「キョウビーチャ飛行場から入電!『ガンシップ発進完了。これより向かう』以上です!」
ドタグラ大佐「よし!なんとしてでも持ち堪えろ!」
元々ミニッツワーモはそれ程大きい街ではなく、山岳地帯にある小さな町である
それゆえに防衛には適するのだ
奥の飛行場からは航空隊が次々と発進し、爆撃機を駆逐している
時折防空網をすり抜けた数機が爆弾を投下するが、被害自体はそれ程ではない
だが、陸上部隊の砲撃により、第一レーダー基地が壊滅した
無論、他のレーダー基地は健在だ。ガンシップが来るまで持ち堪えられるか
同時刻、A−307装甲列車がついにQシュタイン帝国軍装甲列車隊と交戦した
強烈な一斉射撃が敢行される
路線網を駆使して、逃走を図るA−307だが、既に列車隊は封鎖を完了していた
やけになった乗員が核弾頭弾を発射した
連合軍航空隊が出撃し、発射された核弾頭弾を迎撃する
Qシュタインへの到達前に、辛うじて全弾撃墜に成功した
その後A−307は脱線、乗員は降伏したという
M8が、主砲を撃ちつつ突撃する
しかし、敵戦車に撃たれ、爆発する
チャーチルAVREが一斉砲撃を開始する
敵機銃陣地、沈黙する
M24数両が突進していく
敵戦闘機、急降下しつつM24を襲う
M42対空戦車が撃ち始める
敵機、数機が撃墜される
しかし、残った一機が機銃掃射を開始する
プロトン将校B「退避!」
慌てて退避するプロトン兵士たち
数両が吹き飛ぶ
敵機は反転して再び降下しようとする
すると、敵機が銃撃を受けた
空中で爆発、四散する敵機
後には、青い機影
友軍機だ
プロトン兵士A「友軍機だ!海軍が助けにきたぞ!」
プロトン将校B「よし、航空隊を援護する。高射砲陣地を叩くぞ!」
M24の部隊は方向を変え、手近な高射砲へと近づく
町の入り口付近に待機していたリピーレド元帥たちも、機影を発見した
ミフェイドビッチ大佐「友軍航空隊です」
リピーレド元帥「全く、遅いぞ・・・」
ミフェイドビッチ大佐「機銃陣地等は彼らに任せ、我々は対空火器をやりましょう」
リピーレド元帥「いわれなくても分かっている。行くぞ!」
リピーレド元帥直属の分隊が突撃する
チョロ〜ン軍航空隊が迎撃を開始する
しかし、先の爆撃隊との交戦で燃料、弾薬共に僅か、さらに相手が精鋭の第268航空隊ではなす術もない。次々と撃墜されていく
一機が接近してくる
しかし、機銃弾を受け火を噴く
ブラドベリ上等兵「こりゃ、俺の出番は無いな」
シャイナー上等兵「旋回機銃の出番はないに越したことは無いぞ」
だが、背面から迫る敵機
シャイナー上等兵「言ってたら、出番が来ちまったじゃないか」
ブラドベリ上等兵「噂をすれば、だな」
旋回機銃を構え、撃つ
回避運動をする敵機だが、機銃弾を受ける
そのまま戦闘機隊の追撃を受け、撃墜される敵機
巨大なアンテナが迫る
操縦桿を倒す
照準にアンテナを捉える
ブラドベリ上等兵「投下!」
爆弾が切り離され、落下する
爆弾はアンテナに直撃、炎上する
第十一話 続く
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