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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
以上、さくらがちる頃に。
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とりあえず新作が完成。プロローグ前半です。
新・チョロQ大戦争派生作品 栄光の黒旗
プロローグ 戦いへの系譜
CQ暦212年5月、カクトピスク荒野
ユンカースの轟音がこだまする
辺り一帯で弾丸が飛び交う
プロトン将校「この荒野を突破すればQシュタインは目前だ!なんとしても突破するぞ!」
クルセイダーMkIIIが激走する
砲台が果敢に奮闘するが、猛砲撃の前に壊滅する
ユンカースが爆弾を投下する
クルセイダーMkIIIが数両、吹き飛ばされる
その隙に砲撃する砲台
炎上するシェリダン
その陰からM24が突撃する
砲台の陰からティーガーIIが現れる
Qシュタイン将校「・・・ここは、譲らない!」
ティーガーIIが発砲する
M24が吹き飛ばされる
遠方で爆発音が響く
別の砲台がやられたようだ
見ると、携帯噴進砲を持った特殊兵の姿があった
Qシュタイン将校「小癪な・・・!」
Fl282が編隊を成して飛行する
武装を施した最新のC型だ
機銃を掃射するFl282
爆散するM3軽戦車
M42が対空射撃を行う
一機が撃墜されるが、もう一機のFl282が対地爆弾を投下した
直撃し、粉砕されるM42
Fl282が旋回し、上昇する
一進一退の攻防が続く
この戦いが、ある将校の初陣となった
一昨年の秋から始まった帝国の西部侵攻は、順調かと思われた
しかし昨年春、突如として侵攻が止まった
敵側の隠し玉が明らかになったのだ
それからというもの、帝国は撤退戦を強いられた
確実に版図を縮小する帝国
州都直前のカクトピスクまで追い込まれ、いまやほぼ全ての戦力を総動員しての防衛戦を展開することを余儀なくされたのだ
防衛網の指揮を執るセブルーガ中尉は、この戦いが初陣となっていた
セブルーガ中尉(車種:センチュリオンMkIII)「絶対にこの場所を死守する!持ち場を離れるなぁ!」
実戦経験もほとんど無いまま、初の部隊指揮を執ることとなったため、その指揮も散々なものであった
完全に硬直した命令系統。敵は集中して戦力を投入しているにもかかわらず、敵のいない地域から援軍をよこすこともままならない
指揮官の独断でかろうじて増援部隊がたどり着いたが、戦線の維持は困難となっていた
そのときであった。背後のレイザーシュタット地域から別働隊が上陸してきたのは
レジスタンス部隊を引き連れた敵別働隊は、ナルマルガム中将が指揮を執る帝国の本隊と戦った
こちらの撃滅は成功したものの、本隊の損害も大きかった
援軍は絶望的となった
そして、最後の防衛線も、敵の総指揮官によって突破された
ティーガーIIが同僚とともに撤退する
辺り一帯にQタンクの残骸が散乱している
激戦とはこのことを言うのか
凄惨な光景であった
そして、ティーガーIIもまた、この戦いが初陣だったのだ・・・
それから時は流れた
第三次キュワール大戦終戦直後のクーデターによって、皇帝による独裁政権は崩壊
先代総統の家系を次ぐ新たな総統による民主政権が樹立し、帝国は一応の解放を見た
しかし、その直後に新たな大戦が起こった
かつての同盟国、Qグリーンによる南部侵攻
そして、帝国本土での決戦
激戦の只中で疲弊した帝国は、ある国から亡命した民兵に希望を託した
かろうじて本土を守り抜くことに成功し、帝国の解放の象徴となった
この大戦においてQグリーンは敗戦、帝国とは一転して没落の一途をたどる・・・
この物語は、その2年後から始まる
プロローグ 続く
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後半です。
プロローグ 戦いへの系譜
没落の一途をたどっていたQグリーン帝国は、北方の国々との同盟により復活を遂げた
いまや二〇年前の大戦直前までの版図を取り戻した帝国にとっても、衝撃の事態であった
プロトン王国の同盟国、レイオガル王国の諜報部が独自に調査を行ったところ、北方の国家に大きな動きが見られるという
北方地域最大の勢力を誇るカルオス帝国と、レイオガル王国との情勢が悪化しているというのだ
元来より対立の絶えない二国は、紛争も頻発していた
プロトン王国がこの紛争の解決のため派遣されることも多々あった
レイオガル王国側からの判断により、今回は即座に派遣という事態には至らなかった
しかし、二国間での紛争は避けられない事態となった
その要因は、Qグリーン帝国の存在である
レイオガルをはさんで東側に位置するQグリーンが、カルオスと同盟を結んだ
これにより、レイオガルは孤立する事となった
カルオスが攻め込まないとしても、Qグリーンが攻め込んでくる可能性は十分ありうるのだ
Qグリーンの元首が交代してからというもの、急速に軍備が拡張されているからだ
前々大戦での停戦、前大戦での戦勝を経て、見事にプロトン側の仲間入りを果たした帝国は、もちろん彼らの敵となる
攻撃を受ける可能性はもはや100パーセントであろう
軍部は検討の末、北方方面の軍備強化を決定した
第二次キュワール大戦で苦杯をなめさせられた彼らも、北方に派遣されることとなった
ダンケロリ地方。かつてQタンク王国とQシュタイン帝国の激戦が行われた場所である
基地の通信室には、警戒部隊の指揮官と、将校のティーガーII
そして、本部からの指示を聞く通信士の姿があった
Qシュタイン将校「・・・連絡はまだか?」
ティーガーIIが聞く
Qシュタイン通信兵「まだ入っておりません・・・あっ、来ました!回線開きます!」
そう言って、通信スイッチを押す通信兵
司令部から入った通信は、予想通りのものであった
「Qグリーン帝国、カルオス帝国、ウルタンク帝国の三カ国が、本国を含めた連合国に戦線を布告した」
Qシュタイン将校「・・・始まったか」
ティーガーII―――ホーポス少尉は、そう呟いた
これから起こりうる戦いは、キュワール全土を巻き込んだ、壮絶な戦いとなるだろう
プロローグ 終わり
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あとがき:毎年なぜかこの日に鉄道ネタを入れようとしているものの、今年はまさかの鉄道ネタなし。というのも、当初予定していた作品がまったく進まなかったからです。
今回も前半部だけ書き終えていたものを投稿し、即座に後半を書いただけだったり。
とりあえず、この作品の主人公は「紀伊」で活躍しているホーポス中佐。彼が将校に任官した直後からということになります。
何かと不安の多い最新作ですが、書くことの多いQシュタイン。色々と頑張っていきたいです。
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