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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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宇宙戦艦紀伊 第七話
 松井一真  - 2006/4/14 21:22 -
  
第七話完成。予想と比べると多少長めになりました
第七話 トノス陥落
ついに連合軍の要衝、ガンドルフ及びトノスが陥落した
もはや連合軍の敗退は確実と化した
第三次キュワール大戦以来、全く無かった敗勢である
だが、極秘裏に建造されている日戦軍団の宇宙戦艦は、もはや完成は目前である
ニビリア 秘密ドック
松井元帥「・・・ほう、もうここまで出来たのか・・・」
ニビリア技術将校「はっ、後少しで進水式(進空式か?)が出来ます」
松井元帥「この分なら、パレンバン辺りには間に合うだろうな。連合軍はもはや敗勢だ。なるべく早く、竣工していただきたいものだ。といっても、突貫工事で欠陥戦艦ってのは勘弁してくれよ」
ニビリア技術将校「了解しました!」
松井元帥「あと、兵装だが、連邦技術研究所にこの後向かう。テレダイン元帥も同行することとなっている。以上だ」
ニビリア軍事司令部
松井元帥「さっき船体を見てきたところだ。さすが海軍国家、もうすぐ進水と聞いたぞ」
テレダイン元帥「宇宙艦艇となっても、基本的には通常艦と構造は同じ、機関に関しても、最新型が使えますよ」
松井元帥「そういえば、Qシュタインの方で主砲が完成したそうだ。試射のほうを見に行くことになっているのだが」
テレダイン元帥「ああ、そういえば、試射にいくと言ってましたね」
松井元帥「そろそろ、輸送機の発進時刻だ。飛行場に行こう」
テレダイン元帥「そうですね。そろそろ向かいましょう」
かくして、両元帥は「紀伊」開発関係車の待つ連邦技術研究所へ向かった
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
松井元帥「何しろQシュタイン連邦の誇る大口径砲だ。よっぽどすごい威力なんだろうな」
テレダイン元帥「そうでしょうね。これで敗勢の連合軍も逆転が可能ですね」
松井元帥「そうだな、パレンバン辺りで奮戦が可能だろうな」
Qシュタイン連邦技術研究所
ボルゾル元帥「松井、テレダイン両元帥、お待ちしておりました」
松井元帥「ボルゾル元帥、今日は張り切っているようだな」
ボルゾル元帥「はい、何しろ我が軍の誇る50.8cmの試射ですからね」
松井元帥「そうだな。レーザー砲とはいえ、発射の迫力はすごいものだろうな」
ボルゾル元帥「絵には、なりませんけどね」
松井元帥「レーザーだから、仕方ないんじゃないか?」
Qシュタイン技術将校「閣下!準備が出来ました!」
ボルゾル元帥「よし、すぐに発射準備かかれ!」
松井元帥「ほう、砲台の発射準備もあるのか」
ボルゾル元帥「あそこが視察台です」
松井元帥「分かった」
トレニオス少尉「発射の指示は私が行います」
松井元帥「少尉、そういえば技術研究所の方に行ったのか」
トレニオス少尉「はい、やはりキエロク州秘密研究所時代の功績あってのことでしょうかねぇ?」
かくして、全員が視察台に並んだ
T35「これより、50.8cm光学主砲の試射を行う!全員、念のために対閃光処置をして置くように!」
Qシュタイン技術将校「発射まで、5、4、3、2、1」
トレニオス少尉「撃てっ!」
ボゴォォォン!
轟音、そしてレーザーが発射された。瞬時に標的に命中、標的は大爆発した
松井元帥「すごい威力だ。これならばグンナの一個艦隊は叩き潰せますな」
ボルゾル元帥「そうですな。いやぁ、連合軍の反撃ももうすぐですねぇ」
T35「71cmの方も完成は目前だ。また今度、試射を行う予定だ」
だが、その一方で悲報も届いていた。すなわち、トノスの陥落だ
松井元帥は日戦軍団第三艦隊を派遣したが、とき既に遅し、連合軍全艦艇全滅の報を聞き、急遽ライトウォーターへ寄港した
日戦軍団第三艦隊 重巡「高雄」
彩帆中将(第三艦隊司令。車種:61式戦車)「よりによって連合軍の艦艇が全滅するとは・・・相手はザクス航空兵と聞いたが?」
日戦軍団兵士A「らしいですよ。あの、秘匿航空隊で有名になった」
日戦軍団兵士B「秘匿なのに有名って・・・」
彩帆中将「まあいい、ライトウォーターに寄港する」
一方で、トノス基地から撤収した多数のチョロQが輸送船団で航行していた。だが、連合軍艦艇全滅、日戦軍団に護衛要請は下っていなかったため、丸裸である
輸送船団 輸送船「ダヴェンポート」
カンタネントル中将(トノス要塞司令。車種:M4A3シャーマン)「護衛なしでここまでたどり着いたとはな・・・」
Qターレット兵士A「しかし、そろそろまずいでしょうね・・・」
Qターレット兵士B「レーダーに敵艦探知!戦艦4、巡洋艦8、駆逐艦22と推定!」
カンタネントル中将「まずいな、護衛無しでは・・・」
追っ手が駆けつけたのだ。よりによってグンナ宇宙軍主力艦隊である第一艦隊と第二艦隊が、損害が少ない艦艇で攻めて来たのだ
カンタネントル中将「全速前進!なるべく散開し、敵艦の攻撃に備えろ!」
Qターレット兵士A「敵艦より入電『輸送船団全艦船に告ぐ。直ちに停船せよ』以上です!」
カンタネントル中将「そんなもの、受けてたまるか!俺達はライトウォーターに意地でも寄港してみせる!前進を続けろ!進路そのまま!」
Qターレット兵士C「敵艦、発砲!」
ボゴーーーーーーーン!
Qターレット兵士B「撃沈されました!」
何しろ戦艦四、巡洋艦八、駆逐艦二十二である、勝ち目は無い
Qターレット兵士A「敵艦、波動砲発射!」
カンタネントル中将「取り舵一杯!」
Qターレット兵士C「回避成功!」
ボゴーーーーーーーーーーーン!
カンタネントル中将「また一隻やられたか・・・」
輸送船は次々と撃沈されていった。当然である
まるで、かつての通商破壊作戦だ
護衛の無い輸送船団など、楽勝以外の何者でもなかった・・・
輸送船団 輸送船「コロビウス」
乗員A「敵艦発砲!」
乗員B「くそっ、避けきれるか!?」
乗員C「無理だ!やられるぞ!」
民間チョロQA「畜生!俺達はここで終わりかよ!」
民間チョロQB「なるべく爆発箇所から離れるんだ!」
民間チョロQC「退避ーーー!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーン!
輸送船団 輸送船「ダヴェンポート」
Qターレット兵士A「『コロビウス』沈没!」
大型輸送船一、中型輸送船二、兵器輸送船三、武装輸送船二、次々と沈没していった
Qターレット兵士B「敵艦、波動砲発射!」
カンタネントル中将「面舵一杯!」
Qターレット兵士A「回避成功!」
時たま発射される波動砲、必死の回避運動、辛うじて被弾こそ免れたが、「ダヴェンポート」も小破の損害を負った。そのときだった
Qターレット兵士B「司令!前方に艦隊発見!重巡十二、駆逐艦十六の模様!艦影からQレース所属艦と思われます!」
Qターレット兵士C「前方の艦艇より入電!『我、Qレース第六艦隊、これより貴船団の護衛にかかる!我々は敵艦隊の攻撃阻止にかかる、貴船団は先行せよ』!」
カンタネントル中将「何っ!?攻撃阻止だと!?」
Qターレット兵士A「波動砲を搭載した大型戦艦四隻が相手なのに、無茶ですよ!」
Qターレット兵士C「友軍艦隊、前進し、本船とすれ違っていきます!」
残存輸送船、その数21隻はひたすら前進した
Qレース第六艦隊 重巡「モントピーリア」
ファーゴット少将(第六艦隊司令。車種:シルビアS14)「たとえ無謀でも、輸送船団を逃がすため、これ以上民間のチョロQを死なせてたまるか!」
パトリック大佐(モントピーリア艦長。車種:サバンナRX−7)「全速前進!波動砲は極力回避だ!」
最後尾の輸送船の電探には、ウルタンク所属の救援艦隊の姿も見えていた。だが、第六艦隊は前進、帝国艦隊を攻撃した
輸送船団 輸送船「ダヴェンポート」
カンタネントル中将「Qレース艦隊旗艦に打電!『貴艦隊の勇戦に敬意を示す。我々は全速で戦域を離脱する』以上!」
Qターレット兵士C「了解!」
Qターレット兵士A「・・・あんな巨大な戦力相手に・・・」
Qレース第六艦隊 重巡「モントピーリア」
パトリック大佐「急げ!なんとしてでも、輸送船団を離脱させるんだ!」
ファーゴット少将「全艦、前進!」
Qレース兵士A「全速前進!」
グンナ第一艦隊 戦艦「グンナ」
グンナ兵士A「前方に敵艦隊進出!」
マンスク大佐(グンナ艦長。車種:T−34/76)「輸送船団を逃がすつもりか。まあいい、これ以上の深追いは危ない。敵艦隊と戦うぞ!」
グンナ兵士B「これより本艦隊は敵艦隊との交戦に入る!」
Qレース第六艦隊 駆逐艦「エグリントン」
Qレース兵士B「敵艦、波動砲発射!」
艦長「全速前進!」
Qレース兵士B「回避成功!」
Qレース兵士C「敵艦、波動砲発射!」
艦長「面舵一杯!」
Qレース兵士C「回避成功!あっ、もう1発、来ます!」
艦長「面舵一杯!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
波動砲の直撃を受け、「エグリントン」は沈んだ
生存車はほんの数台であった
グンナ第一艦隊 戦艦「グンナ」
グンナ兵士A「ウルタンク特務艦隊到着!」
マンスク大佐「よし、すぐに敵艦隊を殲滅して、輸送船団を叩き潰すぞ!」
グンナ兵士B「艦長!重巡『チェスマ』『レスプブリカネツ』沈没!第二艦隊の『プロフィンテルン』も沈没!」
マンスク大佐「どれもこれも、ペトロバブロフスク級ではないか!」
グンナ兵士B「駆逐艦も7隻ぐらいやられました!」
艦隊上空(?)
Qレース航空兵A「やはり我が軍は敗勢か」
Qレース航空兵B「仕方ないんじゃないか?特攻同然の攻撃しかけて、巡洋艦を三隻と駆逐艦を七隻沈めただけだ」
Qレース航空兵A「しかもウルタンクまで来た、こりゃ、終わりだな・・・」
激戦は続いた。ウルタンク軍増援艦隊も損害を負った
駆逐艦二が轟沈、その他の艦艇も損害を負った・・・
その一方で、連合軍の損害、輸送船「コロビウス」以下八隻+拿捕一隻、駆逐艦「エグリントン」以下六隻+拿捕一隻であった
日本戦車軍団総司令部
松井元帥「・・・拿捕されただと?」
チリ元帥「はっ、輸送船一が拿捕されたとの報告が入りました」
松井元帥「艦名は?」
チリ元帥「沈没報告は無いながらライトウォーターに到着しなかったのは・・・兵器輸送船『ガンドルフ』です!」
松井元帥「あれか!改名を目前にしていた・・・」
チリ元帥「はい、兵器輸送船、と言うことは・・・」
松井元帥「まずい!機密兵器が乗っていたら、その事実が・・・」
チリ元帥「厄介な事態になりましたね。総旗艦『長門』出撃のとき近し、ですか?」
松井元帥「いや、『長門』は本土に置く予定だ。そういえば、第4艦隊司令の鳴神中将はどこに?」
チリ元帥「同艦隊旗艦『常陸(長門型)』におられますが?」
松井元帥「分かった。今から『常陸』に向かう」
日戦軍団第4艦隊 戦艦「常陸」
松井元帥「鳴神君、久しぶりだな」
鳴神中将(第4艦隊司令。車種:二式軽戦車)「総帥、お久しぶりです」
松井元帥「君の第4艦隊も出撃が近そうだな」
鳴神中将「そうですね。第二艦隊の熱田中将とともに、再び帝国相手に戦いたいものです」
松井元帥「そうだな。だが、熱田もそこまで持つか?」
鳴神中将「彼なら、やってくれるでしょうね」
松井元帥「・・・そうだろうな、奴なら、帝国と渡り合えるだろう。出来れば、彼は生かしておきたいが・・・」
かくして、トノス撤退作戦は成功した。だが、輸送船「ガンドルフ」の拿捕と言う問題点も生じていた・・・
そして、帝国の主力艦隊がベータへと接近していた・・・
第七話 終わり
引用なし
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宇宙戦艦紀伊 第七話 松井一真 2006/4/14 21:22
  Re:宇宙戦艦紀伊 第七話 ダークスピリッツ 2006/4/14 23:36
   Re:宇宙戦艦紀伊 第七話 松井一真 2006/4/15 7:17
   Re:宇宙戦艦紀伊 第七話 ダークスピリッツ 2006/4/15 21:50
   Re:宇宙戦艦紀伊 第七話 松井一真 2006/4/15 23:19
   Re:宇宙戦艦紀伊 第七話 ダークスピリッツ 2006/4/16 0:03
   Re:宇宙戦艦紀伊 第七話 松井一真 2006/4/16 8:45
   Re:宇宙戦艦紀伊 第七話 ダークスピリッツ 2006/4/16 14:47
   Re:宇宙戦艦紀伊 第七話 松井一真 2006/4/16 16:32
   宇宙戦艦紀伊 第八話 松井一真 2006/4/16 19:28
   Re:宇宙戦艦紀伊 第八話 松井一真 2006/4/16 19:29
   宇宙戦艦紀伊 第九話 松井一真 2006/4/17 19:30
   Re:宇宙戦艦紀伊 第九話 松井一真 2006/4/17 21:29
   宇宙戦艦紀伊 第十話 松井一真 2006/4/22 10:25
   Re:宇宙戦艦紀伊 第十話 松井一真 2006/4/22 10:26
   Re:宇宙戦艦紀伊 第十話 ダークスピリッツ 2006/4/22 20:31
   Re:宇宙戦艦紀伊 第十話 松井一真 2006/4/22 21:51
   Re:宇宙戦艦紀伊 第十話 ダークスピリッツ 2006/4/23 21:02
   Re:宇宙戦艦紀伊 第十話 松井一真 2006/4/23 21:56
   宇宙戦艦紀伊 第十一話 松井一真 2006/4/26 21:33
   Re:宇宙戦艦紀伊 第十一話 松井一真 2006/4/26 21:33
   Re:宇宙戦艦紀伊 第十一話 ダークスピリッツ 2006/4/26 22:35
   Re:宇宙戦艦紀伊 第十一話 松井一真 2006/4/27 18:52

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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