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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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宇宙戦艦紀伊 第六十一話
 松井一真  - 2006/11/11 0:12 -
  
第六十一話完成。まずはスパイ関連から
第六十一話 隠されし兵装
パレンバンに集結していた艦艇は、直ちにライトウォーターへと向かった
そして、ライトウォーターに集結した輸送船団。それらを見て、松井元帥は愕然とした
護衛の艦艇が少ないのだ
まだ第一特務艦隊などの整備が完了していないため仕方が無いが、Qシュタイン連邦の駆逐艦隊が2つと、ようやく配備されたリゾニアの駆逐艦隊だけではないか
他の艦隊ももう少し引っ張り出せたであろうに
松井元帥「・・・何個もの艦隊が取り巻いているというのに、これだけで戦えるのかね?」
作戦の指揮を取るのは、独立艦隊のクラシス・コスナー大佐であった
クラシス「大丈夫です。我々の特殊艦艇を、あの船団に紛れ込ませておきましたので」
特殊艦艇、そういえば輸送船に偽装した大型巡洋艦が、プロトン合衆国に大量に配備されているという話を聞いた
港に停泊するタンカーと思しき大型艦を見て、おそらくあれだろう、と思った
その船は、あの日、空襲を防げず、一度も実戦に参加することなく姿を消した、あの戦艦であった・・・
松井元帥「・・・米沢」
米沢大将(第443連隊司令。車種:74式戦車)「はっ!」
松井元帥「今回の作戦は、大西に続いての強行突入だ。諸君の力で、ベータを救い出すのだ」
米沢大将「はっ、心して任務にあたります!」
松井元帥「うむ。それで、物資の搭載に関してはどうなっている?」
米沢大将「全て予定より早く進んでおります。若干、作戦開始時刻を早めても、充分いけますね」
松井元帥「山岡の奴が搭載任務に参加してくれたって話だからな。まあ、彼がいれば上手くいくだろうと思ったが」
小沢中将(第245連隊指令。車種:61式戦車)「司令、先ほど、妙な奴を基地で見かけましたが」
松井元帥「茅野二曹だな。怪しいので見張りをつけていたが、まだ情報をつかめずにいる」
米沢大将「敵のスパイとかじゃないんですかね?」
松井元帥「だろうな。早めに処理しておくべきだな。そちらに関しては、我々が片付ける。諸君の任務はベータ基地救援だ。以上、健闘を祈る!」
小沢中将「はっ!」
二両が去った後、松井元帥は、基地作業兵の茅野を探した
コピック中佐「司令、茅野二曹ですが、笠井兵長の話では、観測機で偵察に行って以来行方不明とのことで・・・」
松井元帥「観測機!?機種は!?」
コピック中佐「カ号観測機ですが・・・」
松井元帥「すぐに探せ!発見したら即座に降伏勧告を送るんだ!」
既に、船団は出航していた
眼下では大勢の兵士が見送っている
ヴァイゲル中将(第224連隊司令。車種:ティーガーII)「我が第224連隊および、第221連隊はこれより、ベータ基地の救援に向かう!」
アイスナー少将(第221連隊司令。車種:ティーガーII)「ベータ基地を奪回し、反攻作戦の橋頭堡とする!」
Qシュタイン連邦の士官たちが、堂々と演説をしている
松井元帥「えらいことになったな・・・」
マグス中佐「・・・それで、笠井兵長からの連絡は?」
笠井兵長(車種:短十二糎自走砲)(通信)「笠井より本部!笠井より本部!茅野二曹は大日本帝国のスパイです!」
松井元帥「なんだって!?」
笠井兵長(通信)「現在自分は、三式連絡機で追撃に出ておりますが、降伏勧告には応じません!」
松井元帥「やむを得ん、威嚇射撃を開始しろ!」
笠井兵長(通信)「了解!」
射撃が開始された。直後、観測機から脱出する一両の二式軽戦車の姿が見えた。茅野二曹だ
笠井兵長(通信)「脱出!?」
松井元帥「ちっ、脱出しやがったか・・・」
笠井兵長(通信)「燃料が少ないのでこれで撤退します!」
ゆっくりと降下していく一機のカ号観測機。直後、機は爆発した
その後、茅野は大日本帝国軍の潜宙艦に搭乗、そのまま通信を敢行することにした
大日本帝国軍 潜宙艦「伊−365」
茅野二等兵曹(車種:二式軽戦車)「戦艦『ニマスト』へ。敵増援部隊出航。駆逐艦四十、輸送船六十九!」
艦長「しかし、あの脱出は派手過ぎないか?」
茅野二等兵曹「敵機に追われていたので。それに、この艦に格納庫が無いので・・・」
艦長「まあいい、君が生き残っていたところでよい」
カルオス帝国軍 戦艦「ニマスト」
カルオス通信兵「潜宙艦『伊−365』より入電、『敵増援部隊出航。駆逐艦四十、輸送船六十九』以上です」
熱田中将「了解。ウルタンク帝国の第2、第3巡洋艦隊を、敵船団に向ける」
カルオス通信兵「しかし、潜入部隊の茅野二曹は気づかれたため基地を脱出したとのことです」
熱田中将「だろうな。この状況では・・・・あの男も黙ってはおるまい」
カルオス通信兵「・・・あの男?」
熱田中将「・・・・特に、意味は無い」
いずれにせよ、二個艦隊が本隊を離れ、船団に向かうのである
これは脅威であろう
一方、トノス基地において、大量の巡航ミサイル発射機の姿が見えた
先ほどのマーヴェリック弾などによるベータ司令部強襲に続いて、巡航ミサイル「ストーム」を用いたライトウォーター強襲作戦を敢行することが決定されたのだ
弾頭の炸薬はなんと1000kg。ハープーンの227kg、トマホークの450kgを大幅に上回る規模である
また、クラスター弾頭型も使用されることが決定されている。これで司令部を殲滅するようだ
ラファリエスおよびデトロワにより発案されたこの作戦はGKU連合作戦総本部の同意により(グンナ帝国軍総司令部は難色を示した)、通常弾頭弾5発、クラスター弾頭弾5発、計10発を、トノス基地より発射、ライトウォーターを全壊させるという作戦が発令されたのだ
約1時間をかけて、十発の巡航ミサイルが発射された
向かう先は、ライトウォーター司令部・・・
第六十一話 続く
引用なし
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宇宙戦艦紀伊 第六十一話 松井一真 2006/11/11 0:12
  Re:宇宙戦艦紀伊 第六十一話 松井一真 2006/11/11 0:14
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十一話 松井一真 2006/11/11 0:15
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十一話 ダークスピリッツ 2006/11/11 17:39
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十一話 松井一真 2006/11/11 18:00
   宇宙戦艦紀伊 第六十二話 松井一真 2006/11/19 0:29
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十二話 松井一真 2006/11/19 0:31
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十二話 松井一真 2006/11/19 0:33
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十二話 松井一真 2006/11/19 0:34
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十二話 ダークスピリッツ 2006/11/20 16:00
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十二話 松井一真 2006/11/20 18:29

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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