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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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宇宙戦艦紀伊 第六十五話
 松井一真  - 2006/12/6 18:04 -
  
第六十五話完成。最近軍団は新手が多いです
第六十五話 智将は二度沈む
二度の空襲、艦砲射撃、陸上戦闘。劣勢と優勢が入り混じるベータは、未だ戦闘終結の見込みは立っていなかった
バチェリットの連合軍本部は、第二次ベータ強襲作戦を敢行することにした
しかし、ライトウォーターに集結する艦艇は、少ない
ルナツーから出航し、無事寄港した日戦軍団第二、第三艦隊を含めても、242隻である
敵の戦力は推定で380隻弱はいるのだ
初めての宇宙艦隊戦に臨む天城少将は、不安であった
天城少将(車種:三式中戦車)「・・・大鳳中将、この戦力では・・・」
大鳳中将「・・・天城、君もそう思うか・・・」
天城少将「なんたって、あの熱田さんが相手じゃ、一方的に壊滅するのがオチではないんですか?」
大鳳中将「同期の鳴神や彩帆が挑んでも、『ニマスト』だけは沈められなかったそうだからな・・・」
天城少将「松井元帥の自慢の第一特務艦隊も、艦長のティーガー元帥がまだ入院中、臨時で先任士官の灰田大佐が担当するそうですからね」
灰田大佐、元哨戒艇「201号」艦長で、競艇出場経験を持つ。当時は「水上のマッドスペシャル」の異名さえ誇ったという。その異名どおり、かのマリノイド事件の際に拿捕したQトルック軍特殊潜航艇「マッドスペシャル(現在はプロトン合衆国にて保管中)」の、プロトンへの回航時に臨時艇長に任命されたこともある。日戦軍団海軍創設当初から関わってきた天城や大鳳ですら、それぐらいしか知らないのだ
大鳳中将「民間からの採用組みでは結構初期の奴なんだから、もう少し知っててもおかしくない奴なんだがな。哨戒艇だからなぁ・・・」
何しろ、栄えある機動艦隊の提督として長らく君臨していたので、哨戒艇部隊という裏方の名前などほとんど覚えられなかったのだ
松井元帥直轄艦隊の旗艦に所属し、しかも艦内ナンバー2(艦隊司令の松井元帥除く)である先任士官に任命されているのだから、優秀な奴であることは分かるのだが・・・
既に艦隊は出航準備に入っていた。後は艦隊司令が、艦橋の司令室に入るのみだ
そのとき、港に一両の90式戦車がやってきた。松井元帥だ
大鳳中将「松井元帥!」
松井元帥「ああ、大鳳中将か。今回は一筋縄では行かなさそうだ。そこでな、今日は驚くべき援軍を持ってきたのだよ」
天城少将「どういうことですか?」
松井元帥「今に分かる。まずは乗艦せよ」
大鳳中将・天城少将「はっ!」
2両は、それぞれ「大鳳」と「筑紫」へと登っていった
松井元帥も、「紀伊」のタラップを登る
艦橋は、普段より一両少ない
松井元帥「灰田、通信機の準備は?」
灰田大佐(車種:スカイラインGT−R R32)「はっ、完了しております!」
松井元帥「分かった。ライトウォーターに寄航中の全艦艇に繋げ」
そして、全艦艇に、「紀伊」からの通信が入った

大鳳中将は、「大鳳」の艦橋で、その通信を聞いていた
松井元帥(通信)「本日、我々と交戦するのは、敵の精鋭艦隊である。数も我々に勝る。従って、今回はデュミナス艦隊との共同作戦とする。オルテウス級戦艦『グローゼウス』以下第二艦隊、ブレナント級戦艦『ブレナント』以下第一巡洋艦隊の計二個艦隊だ」
皆が喜んだ
何しろデュミナスは戦艦大国だ
まだ日戦軍団すら保有できていない(現在三胴航空戦艦「號龍」型を建造中)三胴戦艦を保有しているのだ
無論、他の艦艇も強力である
士気が高まったのは言うまでも無い
松井元帥(通信)「そろそろ到着する予定なので、合流後出航する」
それから数十分後、沖合いに白い大艦隊が現れた
通信長「あれがデュミナス艦隊か!」
航海長「かなりの規模だな!」
大鳳中将は思った。デュミナスもなかなかやるものだ、と
同盟国に主力艦隊を支援のために渡すとは、なかなかすごい奴らだ

「紀伊」の艦橋では、皆が騒いでいる
松井元帥「・・・灰田」
灰田大佐「どうしました?」
松井元帥「・・・今日は熱田が相手だが、手加減はせんでよい。しかし・・・」
灰田大佐「・・・しかし?」
松井元帥「・・・・・・・聞いてくれんだろうな」
灰田大佐「・・・司令?」
松井元帥「・・・どうしようもないんだ。自分で言ったのに、まだ信じられないよ・・・」
パーセル少将(デュミナス第二艦隊司令。車種:クロムウェル)(通信)「こちらデュミナス第二艦隊、戦艦『グローゼウス』。遅れてすまなかった、パレンバンからここまではちと遠くてな。お詫びにルナツーからも連れてきたぞ」
松井元帥「・・・救援、感謝する。今日の相手はなかなか手ごわい。気をつけてくれ」
パーセル少将(通信)「分かっております。何せ敵は、あのソンム中将ですから」
ソンム中将、元カルオス帝国第四艦隊司令。第二艦隊での任務後、第二機動艦隊へ転属。現在に至る
松井元帥「五個艦隊と戦わなければならない。貴艦隊および第一巡洋艦隊は右翼、本艦隊および第二、第三艦隊は左翼、プロトン第一独立艦隊およびニビリア第一機動艦隊は中翼を担当することとなった。頼むぞ」
パーセル少将(通信)「無論です。激しい戦いが、予想されますな」
しばらく話した後、通信を切った
松井元帥「・・・ミサイル長」
ミサイル長「はっ!」
松井元帥「もしもの時のために『震風』の準備を頼む」
ミサイル長「了解!」
いずれにせよ、後部甲板にある大型VLSには「震風」が収まっている
いざという時には、これを艦隊めがけてぶっ放すのだ
灰田大佐「司令、参謀長抜きで、戦闘が出来ますかね?」
松井元帥「灰田、奴を過信するな。君だけでも充分、戦闘は可能だ」
ドアの前で攻撃を喰らった松井とは違い、ティーガー元帥は司令部に居たのだ。コピックやマグスのように、通信機の陰にでも隠れないと、運が悪ければ死んでいただろう
数分後、デュミナス艦隊も燃料補給を完了させた
トクエル准将(通信)「本艦隊も補給準備が完了しました!」
松井元帥「分かった。よし、全艦隊、出航せよ!」
灰田大佐「微速前進!」
出撃する艦艇は総数422隻。これは今までの艦隊戦で最大規模である
以下、出撃する艦隊を紹介する

プロトン合衆国第一独立艦隊第一戦隊(司令:クラシス大佐 車種:フェアレディZ33)
旗艦:フォーラスR級重巡洋艦「フィンバック」(艦長:カイト大尉 車種:フェアレディZ32)
コーラル級大型空母1隻
ストレイト級正規空母5隻
ベロー・ウッド級最新鋭中型空母2隻
ルイジアナ級最新鋭主力戦艦1隻
サンダラー級主力戦艦5隻
フォーラス級重巡洋艦1隻
インディアナポリス級重巡洋艦6隻
アスラートR級軽巡洋艦2隻
コンスロート級駆逐艦6隻
レイストR級駆逐艦2隻
合計:32隻 航空機:1110機  

ニビリア共和国第一機動艦隊(司令:アルダン中将 車種:ソミュアS35中戦車)
旗艦:キアサージ級最新鋭大型空母「キアサージ」(艦長:ランダス中佐 車種:FCM36軽戦車)
キアサージ級最新鋭大型空母3隻
ジョフレ級戦闘空母10隻
カイオ・デュイリオ級新鋭主力戦艦12隻
クールベ級主力戦艦14隻
トレント級重巡洋艦20隻
デュゲイ級軽巡洋艦14隻
ブーラスク級駆逐艦24隻
ジャグアー級大型駆逐艦2隻
合計:100隻 航空機:1408機

日本戦車軍団第一特務艦隊(司令:松井元帥 車種:90式戦車)
旗艦:紀伊型戦艦「紀伊」(艦長:ティーガー元帥 車種:ティーガーI後期型(現在病養中) 先任士官:灰田大佐 車種:スカイラインGT−R R32)
高雄型重巡洋艦6隻
阿賀野型軽巡洋艦4隻
陽炎型駆逐艦8隻
秋月型対空駆逐艦7隻
島風型駆逐艦8隻
合計:34隻 航空機:80機

日本戦車軍団第二艦隊(司令:大鳳中将 車種:三式中戦車)
旗艦:大鳳型装甲空母「大鳳」
大鳳型装甲空母1隻
雲龍型中型空母4隻
大和型超弩級戦艦2隻
妙高型重巡洋艦3隻
青葉型重巡洋艦1隻
天龍型軽巡洋艦2隻
神風型駆逐艦3隻
吹雪型駆逐艦23隻
合計:40隻 航空機:440機(偵察機含む)

日本戦車軍団第三艦隊(司令:天城少将 車種:三式中戦車)
旗艦:長門型戦艦「筑紫」
長門型主力戦艦1隻
龍驤型軽空母2隻
隼鷹型中型空母2隻
赤城型戦闘空母2隻
高雄型重巡洋艦4隻
川内型軽巡洋艦4隻
陽炎型駆逐艦10隻
秋月型対空駆逐艦10隻
合計:36隻 航空機:430機

デュミナス第二主力艦隊(司令:パーセル少将 車種:クロムウェル巡航戦車)
旗艦:オルテウス級最新鋭超戦艦「グローゼウス」
オルテウス級最新鋭超戦艦1隻
アレギウス級新鋭三胴戦艦6隻
ダーウィン級主力戦艦10隻
ウィンダム級双胴戦艦10隻
アイビスR級最新鋭重巡洋艦15隻
アイビス級重巡洋艦15隻
フリート級軽巡洋艦20隻
イファルナ級駆逐艦39隻
ハボローネ級大型空母1隻
合計:120隻 航空機:1040機

デュミナス第一巡洋艦隊(司令:トクエル准将 車種:アヴェンジャー17ポンド対戦車自走砲)
旗艦:ブレナント級双胴巡洋戦艦「ブレナント」
ブレナント級双胴巡洋戦艦5隻
アイビスR級重巡洋艦10隻
ストロング級重巡洋艦8隻
フリートR級軽巡洋艦12隻
アリア級駆逐艦14隻
イファルナ級駆逐艦10隻
合計:60隻 航空機:304機

内惑星連合軍戦力合計 艦艇:422隻 航空機:4812機

松井元帥「・・・補充の改良型艦艇がまだ演習中だからな。減った戦力をそのまま使うのだが・・・」
いずれにせよ、400隻以上の大艦隊だ。駆逐艦数隻の問題ではないだろう
引用なし
パスワード
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宇宙戦艦紀伊 第六十五話 松井一真 2006/12/6 18:04
  Re:宇宙戦艦紀伊 第六十五話 松井一真 2006/12/6 18:06
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十五話 松井一真 2006/12/6 18:07
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十五話 ダークスピリッツ 2006/12/6 18:47
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十五話 松井一真 2006/12/6 20:15
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十五話 ダークスピリッツ 2006/12/6 23:00
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十五話 松井一真 2006/12/7 17:11
   宇宙戦艦紀伊 第六十六話 松井一真 2006/12/12 19:15
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十六話 松井一真 2006/12/12 19:17
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十六話 松井一真 2006/12/12 19:18
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十六話 ダークスピリッツ 2006/12/14 21:14
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十六話 松井一真 2006/12/14 21:39
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十六話 ダークスピリッツ 2006/12/15 22:03
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十六話 松井一真 2006/12/16 0:09

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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