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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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Re:宇宙戦艦紀伊 第六十七話
 松井一真  - 2006/12/29 14:41 -
  
本来のメインである艦隊戦。潜宙艦戦などを多めに取ったために、若干短くなりました
第六十七話 奇襲錫蘭沖艦隊決戦
さて、舞台は再びセイロン沖の重巡「サレックス」に戻る
遂に敵攻撃隊が飛来、こちらも迎撃機を向かわせた
前方、敵磯風型駆逐艦を狙う
砲撃開始。撃沈した
報告どおり、沈没艦は六隻。大破していたロンドン級も、遂に大爆発を起こし沈没した
我が軍の航空隊はフルマーが十六機。旧式の戦闘機である
敵は九六式艦戦と零戦一一型。さすがに、これまで連合軍航空隊と戦っていた九五式艦上戦闘機の姿は無かった
しかし、十六機に対して百機近い数である。あっさり壊滅し、七十機程度の攻撃機、爆撃機が接近する
見張り員「右舷方向に敵機、十五機程度が飛来!」
艦長「SAM、迎撃初め!」
大量の対空ミサイルが、敵機に向かって飛んでいく
一機、二機、三機・・・次々と撃ち落されていく
しかし、敵機はなおも向かってくる
九四式艦上爆撃機が数機、見えた
艦長「両用砲、攻撃初め!」
四基の両用レーザー砲、六機の連装機銃が次々と攻撃を始める
一機が爆発した
もう一機が炎上、墜落する
残る数機が、魚雷、爆弾を次々と投下した
艦長「面舵一杯!」
巧みな操艦で、魚雷や爆弾をかわしつづける
そのとき、爆発が「サレックス」を襲った
命中弾だ
乗務員(通信)「甲板に火災発生!」
甲板に250kg爆弾が被弾、炎上したようだ
戦闘に支障は無いようだ
対空戦闘はなおも続く
飛来する航空機を次々と叩き落していく
ライズドール大佐「・・・艦隊はまだなのか・・・」
艦長「そろそろ来るはずだが・・・」
そのとき、電探上に無数の航空機が出現した
敵機ではなかった
電探員「・・・日本戦車軍団、第三八八航空隊、到着しました!」
第三八八航空隊および第三八九航空隊が、ようやく到着したのだ
セイロン所属の第三八九航空隊(隊長:九条少佐)は、未だに九五式戦闘機が配備されているほどの飛行隊である
もともとセイロン基地は「哨戒基地」だったため、大した航空隊が配備されていなかったのだ
一方、ルナツー基地から転属した第三八八航空隊(隊長:沢田中佐)は、「雷電」「天雷」「紫電」といった、高性能戦闘機が配備されている。
九条少佐(車種:三式中戦車)「よし、各機攻撃初め!」
敵機に襲い掛かる日戦軍団航空隊。第十五巡洋艦隊艦載の四機のフルマーを援護するように、次々と向かっていく
沢田中佐(車種:五式中戦車)「友軍を狙っている機体から順に狙え。俺たちの任務は友軍の援護だ!」
一気に、航空戦は連合軍優位になった
四機のフルマーを支援すべく、一六〇機の戦闘機が飛来した
敵機は約一〇〇機。敵味方の錬度からすれば、互角以上である
そしてほぼ同時期、バシリスク級駆逐艦「ビーグル」を旗艦とするQレース第二〇駆逐艦隊(Qタンク王国からの輸入艦で構成)が到着した
この艦隊の指揮官は八木大佐(車種:四式中戦車)。グリシネ系を思わせる名前だが、それは彼の過去に関するものだという
沢田中佐「これで、敵の航空攻撃は防がれたな。各機共に友軍艦を援護せよ」
そして、敵の航空攻撃を防ぐことが出来た。航空戦はなおも続くが、対空射撃も加わっているため、連合軍優位は変わらなかった
「サレックス」の艦橋では、敵機が火を噴いて墜落するたびに歓喜の声が上がっていた
そんな中、艦長は砲撃戦の再開を指示した
艦長「目標、前方の敵八雲型重巡洋艦、主砲、撃ち方初め!」
第十五巡洋艦隊および第二〇駆逐艦隊の艦艇が次々と攻撃を開始した
八雲型重巡が炎上する。後続の八雲型も炎上する
続いてやって来た新高型軽巡も、砲撃を受け沈黙した
磯風型駆逐艦二、楢型駆逐艦一を撃沈、それ以外にも多数の損害を敵艦艇に与えた
こちらの損害は駆逐艦五沈没をはじめ、ほんのわずかだ
その時、右舷で爆発が起こった
敵戦艦の砲撃が命中したのだ
乗務員(通信)「右舷に敵主砲弾一発命中!火災が発生しております!」
主砲弾であった。消火活動が開始された
「サレックス」は一時後退した
同時刻、敵航空隊第二波が来襲した
大規模な航空戦が始まった
今度は連合軍は数で劣る
しかし、錬度では勝る
数分間、互角の戦いが続いた
艦艇による対空戦闘も再開された
数分後、友軍艦隊が接近した
カレイジャス級空母「カンタベリー」を旗艦とするQタンク第八機動艦隊(司令:ゼラーズ准将)と、フライダーツ級戦艦「アナンケ」を旗艦とするQレース第六艦隊(司令:ファーゴット少将)であった
いずれも大艦隊である。大日本帝国艦隊とはほぼ互角。一進一退の攻防戦が続いた
第六艦隊旗艦「アナンケ」は、他の艦艇を率いて、敵艦隊への砲撃を開始した
パトリック大佐(戦艦「アナンケ」艦長。車種:RX−7)「目標、前方の敵戦艦。撃ち方初め!」
ファーゴット少将(第六艦隊司令。車種:シルビアS14)「・・・間に合ったようだな」
パトリック大佐「これで、ようやく互角ですな」
第六艦隊は敵戦艦三を撃沈した
第八機動艦隊は主に敵機の迎撃に当たった
その時、シルグノーム級四隻が、敵艦隊の周囲に接近した
連合軍艦艇は、シルグノーム級の周囲から退避した
そして、帝国艦隊は撤退した
ファーゴット少将「・・・どうやら、敵の任務はセイロン攻撃ではなかったようだな・・・」
パトリック大佐「・・・陽動でしょうか?」
ファーゴット少将「それもありえるな・・・」
「サレックス」では、ようやく火災が鎮火した
敵艦隊撤退の報を受け、他の艦艇と共に、セイロンへ帰還することとなった
日戦軍団航空隊が、その上を飛んでいく
ライズドール大佐「・・・陽動艦隊?」
艦長「はい、敵は充分戦闘能力を持っていながらも、後退しました。これは陽動である可能性があると思いますが・・・」
ライズドール大佐「・・・確かに、わざわざ戦略的価値の薄いと思われるセイロンを強襲するともなれば、ありえるな・・・」
艦長「・・・また日戦軍団に助けられましたな」
ライズドール大佐「・・・頼もしき友軍だな」
乗務員(通信)「火災、消火完了しました」
艦長「了解」
連合軍艦艇は、デヴォリアおよびセイロンへと後退した

同時刻、ベータ基地ではとんでもない報告が入った
敵陸上部隊が後退を開始したのだ
松井元帥「本当か!?」
米沢大将「はっ、敵陸上部隊が全軍、後退を開始したとのことです」
松井元帥「・・・まさか、先刻のセイロン沖での戦闘と関係が・・・」
大西准将「オルキス近辺に出現した敵艦隊とも関係が有りそうですな」
松井元帥「・・・とりあえずは、ベータに来襲した敵部隊を、完全に後退させることが、現在やるべきことだな・・・」
ベータでの戦況は、好転しつつあった
第六十七話 終わり
引用なし
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宇宙戦艦紀伊 第六十七話 松井一真 2006/12/29 14:35
  Re:宇宙戦艦紀伊 第六十七話 松井一真 2006/12/29 14:37
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十七話 松井一真 2006/12/29 14:38
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十七話 松井一真 2006/12/29 14:40
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十七話 松井一真 2006/12/29 14:41
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十七話 ダークスピリッツ 2006/12/29 20:23
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十七話 松井一真 2006/12/29 21:40
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十七話 ダークスピリッツ 2006/12/30 13:48
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十七話 松井一真 2006/12/30 15:03

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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