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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
以上、さくらがちる頃に。
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ようやく完成。久々の長編になりました。ちなみに「第七次攻撃」なので、番号は「前哨戦−七」です
QQQQから連絡が入った
近衛総司令(通信)「こちらQQQQ高杉派、いや、QQQQ連邦」
松井元帥「近衛君、分かっている。橋本に負けたのだな?」
近衛総司令(通信)「はい、分かっていると思いますが・・・」
松井元帥「新兵器か。こちらも、それなりに新兵器を投入している。それより、問題は・・・」
近衛総司令(通信)「連中が、絡んでいるということですな」
松井元帥「ああ。T−35総統とも連絡を取った。今に、キュワール大戦が始まる。通信は手短に済ませよう」
近衛総司令(通信)「了解。共同戦線ですな」
沖合いに、QQQQの艦隊が見える
松井元帥「・・・さてと、そろそろ合流だな。一旦、通信を切ろう」
そして、通信を切った
チリ元帥「何ですか?」
松井元帥「ああ、内戦で負けたから、一旦合流して、追っ手をやっつけるそうだ」
チリ元帥「あちらさんも大変ですなぁ・・・」
その後、QQQQ高杉派艦隊が無事到着。橋本派の航空隊も、それを追ってグリシネに近づきつつあった
松井元帥「・・・さて、諸君。厄介な事態になったようだな」
近衛総司令「橋本派は、とにかく強い連中ですからからな」
山本総司令「補給を終えたら、我々は出航して対空戦闘の準備を行います」
松井元帥「・・・それで、河本君」
河本総司令「さっきの編隊は対空戦闘でやり過ごしましたたが、今度は・・・」
松井元帥「・・・新鋭機を以ってしてでも、難しい、か・・・」
河本総司令「その通りです」
作戦会議さえ、難航している
艦隊の補給が終わったので、一旦、別れることにしたが、どのみち、戦闘では同じ空域で戦うのだ
そのとき、司令室に一両の60式自走無反動砲がやってきた
グリシネ基地所属航空隊司令、京城少佐である
京城少佐「司令!出撃許可を!」
松井元帥「京城君か。まだ、領空に敵機は来ておらん。むやみに第三国の部隊が出てくると、厄介な事態になるぞ」
京城少佐「しかし、我々と橋本派が交戦することは、目に見えております!先手を打っておくべきです!」
松井元帥「京城君!戦争はただ弾を撃ちあうだけの物ではない!」
京城少佐「司令、しかし!」
藤田一等兵「橋本派航空機、経済水域上空に突入!」
経済水域上空に突入。すなわち、グリシネ沖二百海里に突入したということだ。もはや、攻撃の意図があると見て、良いということであろう
松井元帥「・・・京城君、出撃準備を整えろ」
京城少佐「・・・司令?」
松井元帥「出撃だ。急げ!」
京城少佐「・・・はい!」
松井元帥「君には、新兵器を用意してある。二五番格納庫まで来い」
京城少佐「了解!」
松井元帥は、京城少佐を連れて、二五番格納庫へと向かった
二五番格納庫には、異形を誇る「新兵器」が置かれていた
リフティングボディのそれは、流線型をしており、機体下部にロケット発射機を積んでいた。そして、風防前方には、機関砲が配置されている
松井元帥「・・・六式特殊戦闘機『雷風』だ」
六式特殊戦闘機「雷風」。流線型の優美なフォルムに、連装50mm機関砲(レーザーガン装備可)と、70mm二〇連装ロケット発射機を搭載している
事実上、戦闘爆撃機である
これで、零戦や電征と同等の機動性能が取れるのである
松井元帥「古田君も、同型機に乗ることになった」
京城少佐「古田も、ですか?」
松井元帥「ああ。とにかく、敵機が迫っている。搭乗準備、急げ!」
京城少佐、機内に入り、操縦桿を握る
そして、滑走路まで機体を移動させる
京城少佐(通信)「発進準備、良し!」
松井元帥「ウィンガー1、離陸許可!」
京城の乗った雷風は、加速を開始する
続いて、古田中尉の乗る二番機が、滑走路に到着した
松井元帥「ウィンガー2、離陸許可!」
二機の雷風が、離陸していく
松井元帥「・・・さて、次は俺か」
松井元帥、新型の電征、すなわち、噴式電征(制式名称:電征七四型甲)に搭乗する
チリ元帥(通信)「司令、健闘を祈ります!」
松井元帥「ああ、陸は頼んだぞ!」
松井元帥の噴式電征、滑走路を進み、離陸していく
僚機、それに続く
雷風、民間のセスナ機を追い越し、敵機へと迫る
それを見たセスナ機乗員、驚きの目で前を見る
セスナ機は旋回し、飛行場へと戻っていく
松井元帥「・・・民間機に気をつけなければな。まだ戦争は始まっちゃいねぇ」
二機の雷風、敵機へ迫る
京城少佐「よし、一発やってみるか!」
京城機、旋回して敵機の背後につく
何しろジェット機だ。零戦など恐るるに足らず
50mm機関砲、火を噴く
敵機、炎上、墜落する
京城少佐「ウィンガー1、零戦を撃墜!」
松井元帥「・・・また零戦か。勘弁して欲しいな・・・」
QQQQの空中空母からも、友軍機が飛来した
松井元帥「あれが、F/B−1か・・・」
二機のF/B−1、敵機に近づく
ひとまず、零戦相手なら楽勝である
しかし、そこに現れたのが「隼人」であった
松井元帥「おいでなすったか!」
京城少佐「司令、何か手は?!」
松井元帥「ロケット砲を叩き込んでやれ!」
雷風、急旋回する
敵の弾幕、効果なし
どうやら、乗っているのは精鋭ではないようだ
そして、ロケット砲が炸裂した
敵隼人、被弾炎上する
京城少佐「隼人を撃墜!」
松井元帥「見事だ。指揮官機では無いとはいえ、敵の新型機を撃墜したのは快挙だな」
今回も、指揮機として「翔鷹」、「瑞鷹」を出している。巡航飛行船も哨戒用に数機出撃させている
例の「香久山」だ。武装は12.7mm機銃四丁だが、乗員四名でありながら戦闘機張りの挙動で飛行可能な機体である
松井元帥「哨戒機がこれだけ見張ってるんだ。どこから来るか一目でわかるぞ」
しかし、敵の爆撃機を、数機逃した
京城少佐「司令、いくつか逃しました!」
松井元帥「かまわん。下にも弾幕はある」
敵機、急降下して地上施設を狙う
装甲爆撃機、雷隼である
しかし、それに対し、機銃座が撃ち始めた
輸入した機関砲だ。口径45mm、多数の航空機を葬り去ったという伝説の機関砲だ
それだけではない。37mm単装速射砲が配備されている。こちらは「口径斬減砲」というタイプの物で、通常の37mm砲より威力が高い、俗に言う「ゲルリッヒ砲」である
地上で指揮を執るのは、陸軍総指揮官のチヌ元帥である
チヌ元帥「よし、対空銃座、撃ち方始め!」
45mm機銃、一斉に咆哮する。その音は、どことなく速射砲のようだ
37mm速射砲、続いて撃つ
雷隼、瞬く間に穴だらけになり、炎上する
日戦軍団の同型機と比べると、多少性能面で劣るそうだが、最近の改良型ではさらに強化されているそうだ
急降下した敵機は、ことごとく撃墜された
並行するF/B−1に、通信を送る
松井元帥「・・・高杉」
高杉中将「はっ、何でしょうか?」
松井元帥「・・・今回のは、ただの先発隊かもしれんぞ」
高杉中将「先発隊?!また、どういうことで・・・」
松井元帥「大戦のために戦力を温存している、その可能性も否定できん。まあ、今は、目の前の敵を撃墜するまでだ」
高杉中将「そうですね、今は目の前の敵を撃墜するまでです!」
松井元帥「よし、第二派のお出ましだ。一旦通信を切るぞ!」
二機は離れ、敵機を狙った
敵機の射線をかわしつつ、射撃を始める
そして、次々と敵機を撃墜していく
二機の雷風も、同じであった
京城少佐「よし、古田!行くぞ!」
古田大尉「了解!」
敵機の大編隊の弾幕を避けつつ、宙返り、そして、機銃、ロケット斉射
敵機、被弾し、炎上。墜落する
そして、二機は急旋回し、別の機を狙う
「瀬戸潮」の艦橋では、それを見る幹部達がいた
河本総司令「あれが、日戦軍団の新型機か。松井総司令もすごい機体を作ったものだ」
近衛総司令「機体性能のみならず、二機のコンビネーション、日戦軍団の航空隊は凄まじい物だな」
高杉派通信兵「敵編隊、第三派接近!」
河本総司令「・・・今回はこれで打ち止めかもしれませんな」
近衛総司令「連中も、深追いは禁物、と考えるかもしれんな・・・」
日戦軍団通信兵(通信)「こちら、『瑞鷹』。Qシュタイン帝国より航空隊派遣の報あり」
高杉派通信兵「こちら、『瀬戸潮』、了解」
近衛総司令「・・・第三国が出てきたようだな・・・」
河本総司令「キュワール大戦の始まりを見越したようですな」
これで、第三派は壊滅であろう
前哨戦−七 続く
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