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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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橋本派第七次攻撃 4 松井一真 2006/12/24 18:25
  Re:橋本派第七次攻撃 4 高杉 2006/12/31 20:03
   Re:橋本派第七次攻撃 4 松井一真 2006/12/31 20:20
   Re:橋本派第七次攻撃 4 高杉 2007/1/6 13:53
   Re:橋本派第七次攻撃 4 松井一真 2007/1/6 14:53
   Re:橋本派第七次攻撃 4 高杉 2007/3/21 16:08
   Re:橋本派第七次攻撃 4 松井一真 2007/3/21 22:05
   Re:橋本派第七次攻撃 4 高杉 2007/3/22 12:36
   Re:橋本派第七次攻撃 4 松井一真 2007/4/3 22:38
   Re:橋本派第七次攻撃 4 松井一真 2007/4/3 22:39
   Re:橋本派第七次攻撃 4 ダークスピリッツ 2007/4/4 3:04
   Re:橋本派第七次攻撃 4 松井一真 2007/4/4 11:08
    Re:橋本派第七次攻撃 4 高杉 2007/4/5 9:31
    Re:橋本派第七次攻撃 4 松井一真 2007/4/5 14:36
   Re:橋本派第七次攻撃 4 高杉 2007/4/5 12:19
   Re:橋本派第七次攻撃 4 高杉 2007/4/23 22:26
   Re:橋本派第七次攻撃 4 松井一真 2007/4/23 23:48
   Re:橋本派第七次攻撃 4 高杉 2007/4/28 21:59


橋本派第七次攻撃 4
 松井一真  - 2006/12/24 18:25 -
  
> > 松井元帥「海上戦力は不足気味かもしれんな・・・」
> > チリ元帥「我々が撤収したんですから仕方ないでしょう」
> > 松井元帥「まあいい、健闘を祈る」
>
> 近衛総司令「作戦開始!荷電粒子砲連続発射!」
> 山内中佐(高杉派)「撃て撃て!撃ちまくれー!」
> 作戦通り荷電粒子砲を右から左へ連続で発射していく。
> この作戦が功を奏したのか、多くの船を失い、橋本派の艦隊は距離3000〜4000の地域で待機するしかなかった。その被害、甚大。
> いちいち書いてると時間も惜しいので、これ以上は言わないが、それぞれ艦種の半分は失っている。
>
> 橋本大統領「くっ!これでは船をこれ以上近づけられん・・」
> 庄田元帥「どうします、大統領?」
> 橋本大統領「しばらく沖にとめて様子を見よう。反撃の様子がなければ、こちらから”アレ”をぶっ放すまでだ」
> 庄田元帥「はっ!」
> 橋本大統領「沈められた空母や巡洋艦に積んでいた航空機はどうした?」
> 庄田元帥「山崎元帥の指揮の下、全機脱出したとのことです」
> 橋本大統領「そうか。山崎に、荒潮まで待機せよと伝えろ」
> 庄田元帥「はい」
> 橋本大統領「今度はそう簡単には負けはしねえ。軍団には空爆部隊を差し向けてあるからな・・・」
> 橋本元帥(兄)「ま、それがつぶされちゃあ元も子もねえがな」
> 橋本大統領「兄貴か・・・」
> 橋本元帥「出番ならいつでもいけるぜ?」
> 橋本大統領「いや、しばらく待つ」
> 橋本元帥「向こうの攻撃がやむまではな」
> 橋本大統領「やんだら、核を積んで陸地に向かってくれ。護衛機はいくついる?」
> 橋本元帥「最低でも20機は」
> 橋本大統領「アンタにしちゃあ慎重だな」
> 橋本元帥「俺を見くびるな。ついでにいうとそれらには核の搭載を要請する」
> 橋本大統領「なるほどな・・・よし、やらせるか」
> そういうと橋本大統領は、端末のキーボードを叩き始めた。
> さて、これから何が始まるか。
> それは、恐らく橋本派のQでしか分からない・・・

司令室に、1両の九四式軽装甲車が駆け込んでくる
以前から松井元帥直属の通信兵と呼ばれている、藤田一等兵だ
藤田一等兵「司令!敵爆撃機が、こちらに向かっているとのことです!」
松井元帥「了解、直ちに周辺の航空隊を出撃させる。あと、Qシュタイン帝国本部に救援要請急げ」
藤田一等兵「了解!」
チリ元帥「また橋本ですか?」
松井元帥「ああ、懲りない奴だよ。今度は用意周到だ。こちらにまでB公を寄越してきよった」
B公、本来はB−29のことだが、この場合は爆撃機を指す言葉である
松井元帥「・・・さて、各銃座、砲座に命令。総員戦闘配置!」
大勢のチョロQが銃座、砲座に集まり、射撃準備を完了させる
後は、敵機飛来を待つだけだ
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich106236.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>


Re:橋本派第七次攻撃 4
 高杉  - 2006/12/31 20:03 -
  
> > > 松井元帥「海上戦力は不足気味かもしれんな・・・」
> > > チリ元帥「我々が撤収したんですから仕方ないでしょう」
> > > 松井元帥「まあいい、健闘を祈る」
> >
> > 近衛総司令「作戦開始!荷電粒子砲連続発射!」
> > 山内中佐(高杉派)「撃て撃て!撃ちまくれー!」
> > 作戦通り荷電粒子砲を右から左へ連続で発射していく。
> > この作戦が功を奏したのか、多くの船を失い、橋本派の艦隊は距離3000〜4000の地域で待機するしかなかった。その被害、甚大。
> > いちいち書いてると時間も惜しいので、これ以上は言わないが、それぞれ艦種の半分は失っている。
> >
> > 橋本大統領「くっ!これでは船をこれ以上近づけられん・・」
> > 庄田元帥「どうします、大統領?」
> > 橋本大統領「しばらく沖にとめて様子を見よう。反撃の様子がなければ、こちらから”アレ”をぶっ放すまでだ」
> > 庄田元帥「はっ!」
> > 橋本大統領「沈められた空母や巡洋艦に積んでいた航空機はどうした?」
> > 庄田元帥「山崎元帥の指揮の下、全機脱出したとのことです」
> > 橋本大統領「そうか。山崎に、荒潮まで待機せよと伝えろ」
> > 庄田元帥「はい」
> > 橋本大統領「今度はそう簡単には負けはしねえ。軍団には空爆部隊を差し向けてあるからな・・・」
> > 橋本元帥(兄)「ま、それがつぶされちゃあ元も子もねえがな」
> > 橋本大統領「兄貴か・・・」
> > 橋本元帥「出番ならいつでもいけるぜ?」
> > 橋本大統領「いや、しばらく待つ」
> > 橋本元帥「向こうの攻撃がやむまではな」
> > 橋本大統領「やんだら、核を積んで陸地に向かってくれ。護衛機はいくついる?」
> > 橋本元帥「最低でも20機は」
> > 橋本大統領「アンタにしちゃあ慎重だな」
> > 橋本元帥「俺を見くびるな。ついでにいうとそれらには核の搭載を要請する」
> > 橋本大統領「なるほどな・・・よし、やらせるか」
> > そういうと橋本大統領は、端末のキーボードを叩き始めた。
> > さて、これから何が始まるか。
> > それは、恐らく橋本派のQでしか分からない・・・
>
> 司令室に、1両の九四式軽装甲車が駆け込んでくる
> 以前から松井元帥直属の通信兵と呼ばれている、藤田一等兵だ
> 藤田一等兵「司令!敵爆撃機が、こちらに向かっているとのことです!」
> 松井元帥「了解、直ちに周辺の航空隊を出撃させる。あと、Qシュタイン帝国本部に救援要請急げ」
> 藤田一等兵「了解!」
> チリ元帥「また橋本ですか?」
> 松井元帥「ああ、懲りない奴だよ。今度は用意周到だ。こちらにまでB公を寄越してきよった」
> B公、本来はB−29のことだが、この場合は爆撃機を指す言葉である
> 松井元帥「・・・さて、各銃座、砲座に命令。総員戦闘配置!」
> 大勢のチョロQが銃座、砲座に集まり、射撃準備を完了させる
> 後は、敵機飛来を待つだけだ

近衛総司令「どうやら、去ったようだな」
高橋大将「総司令、油断は出来ません」
近衛総司令「そうだな。核爆弾が飛んでくる危険がなくなったわけではない。よし、これから飛んでくるミサイルやロケットは弾頭を狙わないように伝令を飛ばせ。航空隊は全機出撃だ」
高橋大将「はっ!」

空中空母「荒潮」

橋本大統領「どうした?攻撃はやんだようだが、出撃準備は出来たのか?」
橋本元帥「それがな・・・」
すると、荒潮のメインモニターには、多くの高杉派の戦闘機部隊が出撃していた。
その数、軍団がいないとはいえ50はある。
橋本大統領「なるほどな・・・兄貴、戦闘機に乗ってくれるか?」
橋本元帥「当然だ。隼人は用意できてるか?」
隼人。橋本派が新開発した戦闘機で、QGシリーズを大きく上回る機動力と、50mm速射砲を搭載した高機動戦闘機だ。
これに橋本元帥や山崎元帥、庄田元帥が乗るとなると、軍団でも並のパイロットでは太刀打ちできない。
松井元帥の電征でも落とすのは至難の業。
橋本大統領「隼人か・・・すぐに出せるのは140機だ」
橋本元帥「全部で何機あるんだ?」
橋本大統領「150だ。だが残りは弾薬が装填できていない」
橋本元帥「構わねえ。すぐに出せるだけ出してくれ」
橋本大統領「分かった。庄田と山崎に出撃命令を出してくれ」
橋本元帥「了解!」
このとき橋本は気にも留めなかったが、メインモニターには軍団に送り込んだ航空部隊が全滅したという報告が入っていた。
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@ea-west-8-106.dsn.jp>


Re:橋本派第七次攻撃 4
 松井一真  - 2006/12/31 20:20 -
  
> > 司令室に、1両の九四式軽装甲車が駆け込んでくる
> > 以前から松井元帥直属の通信兵と呼ばれている、藤田一等兵だ
> > 藤田一等兵「司令!敵爆撃機が、こちらに向かっているとのことです!」
> > 松井元帥「了解、直ちに周辺の航空隊を出撃させる。あと、Qシュタイン帝国本部に救援要請急げ」
> > 藤田一等兵「了解!」
> > チリ元帥「また橋本ですか?」
> > 松井元帥「ああ、懲りない奴だよ。今度は用意周到だ。こちらにまでB公を寄越してきよった」
> > B公、本来はB−29のことだが、この場合は爆撃機を指す言葉である
> > 松井元帥「・・・さて、各銃座、砲座に命令。総員戦闘配置!」
> > 大勢のチョロQが銃座、砲座に集まり、射撃準備を完了させる
> > 後は、敵機飛来を待つだけだ
>
> 近衛総司令「どうやら、去ったようだな」
> 高橋大将「総司令、油断は出来ません」
> 近衛総司令「そうだな。核爆弾が飛んでくる危険がなくなったわけではない。よし、これから飛んでくるミサイルやロケットは弾頭を狙わないように伝令を飛ばせ。航空隊は全機出撃だ」
> 高橋大将「はっ!」
>
> 空中空母「荒潮」
>
> 橋本大統領「どうした?攻撃はやんだようだが、出撃準備は出来たのか?」
> 橋本元帥「それがな・・・」
> すると、荒潮のメインモニターには、多くの高杉派の戦闘機部隊が出撃していた。
> その数、軍団がいないとはいえ50はある。
> 橋本大統領「なるほどな・・・兄貴、戦闘機に乗ってくれるか?」
> 橋本元帥「当然だ。隼人は用意できてるか?」
> 隼人。橋本派が新開発した戦闘機で、QGシリーズを大きく上回る機動力と、50mm速射砲を搭載した高機動戦闘機だ。
> これに橋本元帥や山崎元帥、庄田元帥が乗るとなると、軍団でも並のパイロットでは太刀打ちできない。
> 松井元帥の電征でも落とすのは至難の業。
> 橋本大統領「隼人か・・・すぐに出せるのは140機だ」
> 橋本元帥「全部で何機あるんだ?」
> 橋本大統領「150だ。だが残りは弾薬が装填できていない」
> 橋本元帥「構わねえ。すぐに出せるだけ出してくれ」
> 橋本大統領「分かった。庄田と山崎に出撃命令を出してくれ」
> 橋本元帥「了解!」
> このとき橋本は気にも留めなかったが、メインモニターには軍団に送り込んだ航空部隊が全滅したという報告が入っていた。

対空銃座、次々と咆哮する
装填手が弾を込める、旋回手が回す、射手が撃つ
敵機、火を噴く
戦闘機の大編隊が、敵機を撃つ
精鋭の飛行隊だ
さらには、「翔鷹」「瑞鷹」からの弾幕も張られ、遂に橋本派の航空隊は壊滅した
松井元帥「・・・見事だな。後はQQQQ側へ行った機体がどうなるか・・・」
その時、通信隊から連絡が入った
藤田一等兵「司令、QQQQに飛来した機も殲滅したとのことです」
松井元帥「まあ、これぐらいはやれるだろうな。彼らならば・・・」
藤田一等兵「・・・しかし、司令。大変なことになりました」
平岡一等兵「・・・『ハヤト』の件ですか?」
松井元帥「ん?ああ、ウルトラマンの・・・」
平岡一等兵「それは『ハヤタ』じゃないですか?」
松井元帥「ああ、そうだ。『ハヤト』は仮面ライダー二号のほうだった・・・」
チリ元帥「・・・50mm速射砲を積んだ大型戦爆機『隼人』。あんなバケモノが来たら・・・」
松井元帥「・・・いくら我が日戦軍団といえども・・・」
苦戦は必至、であろう
QQQQに、またも旋風が吹き荒れそうだ
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich127232.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>


Re:橋本派第七次攻撃 4
 高杉  - 2007/1/6 13:53 -
  
> > > 司令室に、1両の九四式軽装甲車が駆け込んでくる
> > > 以前から松井元帥直属の通信兵と呼ばれている、藤田一等兵だ
> > > 藤田一等兵「司令!敵爆撃機が、こちらに向かっているとのことです!」
> > > 松井元帥「了解、直ちに周辺の航空隊を出撃させる。あと、Qシュタイン帝国本部に救援要請急げ」
> > > 藤田一等兵「了解!」
> > > チリ元帥「また橋本ですか?」
> > > 松井元帥「ああ、懲りない奴だよ。今度は用意周到だ。こちらにまでB公を寄越してきよった」
> > > B公、本来はB−29のことだが、この場合は爆撃機を指す言葉である
> > > 松井元帥「・・・さて、各銃座、砲座に命令。総員戦闘配置!」
> > > 大勢のチョロQが銃座、砲座に集まり、射撃準備を完了させる
> > > 後は、敵機飛来を待つだけだ
> >
> > 近衛総司令「どうやら、去ったようだな」
> > 高橋大将「総司令、油断は出来ません」
> > 近衛総司令「そうだな。核爆弾が飛んでくる危険がなくなったわけではない。よし、これから飛んでくるミサイルやロケットは弾頭を狙わないように伝令を飛ばせ。航空隊は全機出撃だ」
> > 高橋大将「はっ!」
> >
> > 空中空母「荒潮」
> >
> > 橋本大統領「どうした?攻撃はやんだようだが、出撃準備は出来たのか?」
> > 橋本元帥「それがな・・・」
> > すると、荒潮のメインモニターには、多くの高杉派の戦闘機部隊が出撃していた。
> > その数、軍団がいないとはいえ50はある。
> > 橋本大統領「なるほどな・・・兄貴、戦闘機に乗ってくれるか?」
> > 橋本元帥「当然だ。隼人は用意できてるか?」
> > 隼人。橋本派が新開発した戦闘機で、QGシリーズを大きく上回る機動力と、50mm速射砲を搭載した高機動戦闘機だ。
> > これに橋本元帥や山崎元帥、庄田元帥が乗るとなると、軍団でも並のパイロットでは太刀打ちできない。
> > 松井元帥の電征でも落とすのは至難の業。
> > 橋本大統領「隼人か・・・すぐに出せるのは140機だ」
> > 橋本元帥「全部で何機あるんだ?」
> > 橋本大統領「150だ。だが残りは弾薬が装填できていない」
> > 橋本元帥「構わねえ。すぐに出せるだけ出してくれ」
> > 橋本大統領「分かった。庄田と山崎に出撃命令を出してくれ」
> > 橋本元帥「了解!」
> > このとき橋本は気にも留めなかったが、メインモニターには軍団に送り込んだ航空部隊が全滅したという報告が入っていた。
>
> 対空銃座、次々と咆哮する
> 装填手が弾を込める、旋回手が回す、射手が撃つ
> 敵機、火を噴く
> 戦闘機の大編隊が、敵機を撃つ
> 精鋭の飛行隊だ
> さらには、「翔鷹」「瑞鷹」からの弾幕も張られ、遂に橋本派の航空隊は壊滅した
> 松井元帥「・・・見事だな。後はQQQQ側へ行った機体がどうなるか・・・」
> その時、通信隊から連絡が入った
> 藤田一等兵「司令、QQQQに飛来した機も殲滅したとのことです」
> 松井元帥「まあ、これぐらいはやれるだろうな。彼らならば・・・」
> 藤田一等兵「・・・しかし、司令。大変なことになりました」
> 平岡一等兵「・・・『ハヤト』の件ですか?」
> 松井元帥「ん?ああ、ウルトラマンの・・・」
> 平岡一等兵「それは『ハヤタ』じゃないですか?」
> 松井元帥「ああ、そうだ。『ハヤト』は仮面ライダー二号のほうだった・・・」
> チリ元帥「・・・50mm速射砲を積んだ大型戦爆機『隼人』。あんなバケモノが来たら・・・」
> 松井元帥「・・・いくら我が日戦軍団といえども・・・」
> 苦戦は必至、であろう
> QQQQに、またも旋風が吹き荒れそうだ

近衛総司令「ん?なんだあの機体は!」
オペレーターA「どうやら奴らの新型機のようです!」
近衛総司令「スペックの解析を急げ!航空隊は敵機撃墜に向かえ!見たところ戦闘機だが、奴らのことだ。相当のスペックだ。油断するな!」
高杉中将「はっ!」
高橋大将「きたぞ!」
すると、3機の隼人が高杉中将の機体に襲い掛かる。
高杉中将「畜生!ただ落とされてたまるかこの野郎!」
すると、高杉中将は一旦帰還した。
高杉中将「コイツでは無理です。もっと速い機体が必用ですが・・・」
河本総司令「そうだろうな。あのスピード・・・並みの機体では落とせまい」
高杉中将「何かありますか?」
河本総司令「ついて来い」
すると河本総司令は、奥の格納庫に行くと、そこのシャッターを開けた。すると・・・
高杉中将「こ、こいつは・・・・」
河本総司令「俺が開発したすべてQQQQ特製の機体、「F/Bー1 ラングレー」だ。こいつなら、多分やりあえるだろう」
高杉中将「すごい機体だとは思いますが、名前はパクリですか?」
河本総司令「うっ・・・ま、まあそういうな。要は性能だ」
高杉中将「見たところ・・・えっ?なんですかこれ?70mm機銃?しかも両翼に・・しかも100mm対戦闘機ミサイル?両翼に2つずつ・・・」
河本総司令「それでいて速力は相当のもんだ。これまでの既存の戦闘機とはくらべものにならんだろうな。一度松井総司令にご意見いただきたいものだが、今は時間がない。一度電征と勝負させてみたいもんだな」
高杉中将「軍団も甘くないですよ。相当すごいものを持ってるはずです。今連絡が入りましたが、橋本が送り込んだ空爆部隊が全滅したそうですから」
河本総司令「そうだな。おっと、もう出なきゃならんだろう。ほかの奴らへの連絡は俺がしておくから、さっさと片付けて来い。空中空母の手配もしておこう」
高杉中将「ありがとうございます」
河本総司令「気にするな。俺たちはここで高みの見物しか出来ないからな。これぐらいのことはさせてくれ。」
高杉中将「はい。」

格納庫前リフト

高杉中将「F/B−1 ラングレー、出撃します!」
オペレーターB「了解。リフトアップ!」
近衛総司令「ついにアレを使うのか・・・」
山本総司令「仕方あるまい。これほどの戦力を持っているとは誰が想像しうる?」
近衛総司令「それもそうだな。高杉、無事でいろよ・・・高杉元帥の・・遺言でもあったからな」
山本総司令「・・・・」
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@ea-west-14-38.dsn.jp>


Re:橋本派第七次攻撃 4
 松井一真  - 2007/1/6 14:53 -
  
> > 対空銃座、次々と咆哮する
> > 装填手が弾を込める、旋回手が回す、射手が撃つ
> > 敵機、火を噴く
> > 戦闘機の大編隊が、敵機を撃つ
> > 精鋭の飛行隊だ
> > さらには、「翔鷹」「瑞鷹」からの弾幕も張られ、遂に橋本派の航空隊は壊滅した
> > 松井元帥「・・・見事だな。後はQQQQ側へ行った機体がどうなるか・・・」
> > その時、通信隊から連絡が入った
> > 藤田一等兵「司令、QQQQに飛来した機も殲滅したとのことです」
> > 松井元帥「まあ、これぐらいはやれるだろうな。彼らならば・・・」
> > 藤田一等兵「・・・しかし、司令。大変なことになりました」
> > 平岡一等兵「・・・『ハヤト』の件ですか?」
> > 松井元帥「ん?ああ、ウルトラマンの・・・」
> > 平岡一等兵「それは『ハヤタ』じゃないですか?」
> > 松井元帥「ああ、そうだ。『ハヤト』は仮面ライダー二号のほうだった・・・」
> > チリ元帥「・・・50mm速射砲を積んだ大型戦爆機『隼人』。あんなバケモノが来たら・・・」
> > 松井元帥「・・・いくら我が日戦軍団といえども・・・」
> > 苦戦は必至、であろう
> > QQQQに、またも旋風が吹き荒れそうだ
>
> 近衛総司令「ん?なんだあの機体は!」
> オペレーターA「どうやら奴らの新型機のようです!」
> 近衛総司令「スペックの解析を急げ!航空隊は敵機撃墜に向かえ!見たところ戦闘機だが、奴らのことだ。相当のスペックだ。油断するな!」
> 高杉中将「はっ!」
> 高橋大将「きたぞ!」
> すると、3機の隼人が高杉中将の機体に襲い掛かる。
> 高杉中将「畜生!ただ落とされてたまるかこの野郎!」
> すると、高杉中将は一旦帰還した。
> 高杉中将「コイツでは無理です。もっと速い機体が必用ですが・・・」
> 河本総司令「そうだろうな。あのスピード・・・並みの機体では落とせまい」
> 高杉中将「何かありますか?」
> 河本総司令「ついて来い」
> すると河本総司令は、奥の格納庫に行くと、そこのシャッターを開けた。すると・・・
> 高杉中将「こ、こいつは・・・・」
> 河本総司令「俺が開発したすべてQQQQ特製の機体、「F/Bー1 ラングレー」だ。こいつなら、多分やりあえるだろう」
> 高杉中将「すごい機体だとは思いますが、名前はパクリですか?」
> 河本総司令「うっ・・・ま、まあそういうな。要は性能だ」
> 高杉中将「見たところ・・・えっ?なんですかこれ?70mm機銃?しかも両翼に・・しかも100mm対戦闘機ミサイル?両翼に2つずつ・・・」
> 河本総司令「それでいて速力は相当のもんだ。これまでの既存の戦闘機とはくらべものにならんだろうな。一度松井総司令にご意見いただきたいものだが、今は時間がない。一度電征と勝負させてみたいもんだな」
> 高杉中将「軍団も甘くないですよ。相当すごいものを持ってるはずです。今連絡が入りましたが、橋本が送り込んだ空爆部隊が全滅したそうですから」
> 河本総司令「そうだな。おっと、もう出なきゃならんだろう。ほかの奴らへの連絡は俺がしておくから、さっさと片付けて来い。空中空母の手配もしておこう」
> 高杉中将「ありがとうございます」
> 河本総司令「気にするな。俺たちはここで高みの見物しか出来ないからな。これぐらいのことはさせてくれ。」
> 高杉中将「はい。」
>
> 格納庫前リフト
>
> 高杉中将「F/B−1 ラングレー、出撃します!」
> オペレーターB「了解。リフトアップ!」
> 近衛総司令「ついにアレを使うのか・・・」
> 山本総司令「仕方あるまい。これほどの戦力を持っているとは誰が想像しうる?」
> 近衛総司令「それもそうだな。高杉、無事でいろよ・・・高杉元帥の・・遺言でもあったからな」
> 山本総司令「・・・・」

QQQQに新型機「隼人」飛来の報告を聞き、軍団総司令部は慌しくなっていた
松井元帥「河本君の新型が出るって話だが?」
チリ元帥「F/B−1、ラングレーですね」
ラングレー、何故この名前がついたのだろうか
米国海軍初の航空母艦の名を冠すその機体は、70mm航空機関砲、100mm対戦車空対地噴進砲を搭載している
おそらく、後継機の名は「レキシントン」にでもなるだろう
松井元帥「まあ、空母の名前がついてるぐらいなんだから、よっぽど強い奴なんだろうな。スペックデータを見ればでかそうなやつだ」
チリ元帥「じゃあ、高機動戦闘は困難じゃ・・・」
松井元帥「UH−1でもあんな挙動が取れるんだぞ。可能だろう」
UH−1、言うまでもない、ウルトラホーク1号だ
全長42mの巨体、レーザー銃を三丁と、多数のロケット砲を搭載した超大型戦闘爆撃機だ
さらに、機体を3つに分離させて、それぞれで個別操縦が可能である
そして、合体状態でも戦闘機並みの挙動を取る事ができる万能機だ
難点を言えば防御が大して厚く無いので、被弾すれば即墜落するところだが・・・
松井元帥「まあ、電征ともほぼ互角に戦える機体なんだから、あのデカブツでも何とかなるだろう」
航空戦は、凄まじいことになりそうだ
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich024092.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>


Re:橋本派第七次攻撃 4
 高杉  - 2007/3/21 16:08 -
  
かなりの久レス。ようやく完成しました。

高杉中将「てめえら・・・今度はそう簡単には落とされんぞ!」
橋本元帥「なんだありゃ?」
山崎元帥「奴らの新型でしょう。さっさと落とせば後は雑魚だけです」
高橋大将・高柳元帥もすでにF/B−1に乗り換えていた。
その代わりにほかの兵が彼らの乗っていたQGに乗り込んで出撃した。
高橋大将「山川!ほかの雑魚は任せた!多分Migじゃあ隼人は落とせない!」
山川少将「了解!Blood wings全機体に告ぐ!周囲のQGを狙え!」
高杉中将「さっきとは違うって事を教えてやるよ!」
山崎元帥「上等だ!」
そして、隼人とF/B−1がドッグファイトを繰り広げる。
山崎元帥「くっ!こいつ、速い!」
高杉中将「言っただろうが・・・さっきとは違うってな!」
そして、F/B−1が機銃でしかけるが、そうそう落とされる山崎ではない。
すると・・・
高杉中将「な・・・う、うわっ!こっち来んな!」
すると、橋本元帥の隼人と高杉中将のF/B−1が激突、2機とも大破し、空中分解。
パイロットは・・・
高杉中将「ふぅ〜・・・助かった・・・」
橋本元帥「くそっ・・・ケリはつけるぞ高橋!」
そして、そのまま山崎元帥は高橋大将に追われ、見事山崎元帥は撃墜された。

山川少将は・・・

山川少将「こんなのでか・・・俺たちの敵なんかじゃないな」
高岡少将「調子に乗るなよ山川。隼人を見たら逃げろとの話だからな」
山川少将「分かってるさ」
すると、一機の隼人が高岡少将機と山川少将機に接近してきた。
庄田元帥「高杉のやつが落ちたらしいからな・・・総大将の兄上殿を失ったのは痛えが、それこそ俺らがやらなきゃ誰がやる!」
山川少将「やべえっ!逃げろ高岡!」
高岡少将「ふ、振り切れねえ!うわーっ!」
山川少将「!今だ!許せ高岡!」
すると、高岡少将が追われている隙に山川少将が一旦離脱。
そのまま庄田元帥の後ろにつき、機銃を撃つ。
エンジンに被弾したのか、火に包まれてそのまま墜落する隼人。すると、そのすぐ前にいるはずのMigも墜落していた。
みると、機体に大きな穴が開いていた。ミサイルでもブッ込まれたのだろうか。
山川少将「・・間に合わなかったか・・・うっ!?」
山川少将の機体も落ちつつあった。どうやら、ほかの隼人にやられたらしい。
山川少将「もう・・・Migの時代も終わりか・・・」
橋本派一般兵A「雑魚が・・・そんなポンコツで何しようってんだ?」
リー元帥「そいつはどうかな?」
橋本派一般兵A「何ッ!?うぐはぁっ!」
リー元帥「俺たちをバカにすんじゃねえ!」
と、激しい航空戦が続いたが、結果高杉派は戦力が大幅に削がれたためQQQQ本土より撤退。
高杉派はすべての戦力を率い、グリシネへと向かった・・・
引用なし
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Re:橋本派第七次攻撃 4
 松井一真  - 2007/3/21 22:05 -
  
> かなりの久レス。ようやく完成しました。
>
> 高杉中将「てめえら・・・今度はそう簡単には落とされんぞ!」
> 橋本元帥「なんだありゃ?」
> 山崎元帥「奴らの新型でしょう。さっさと落とせば後は雑魚だけです」
> 高橋大将・高柳元帥もすでにF/B−1に乗り換えていた。
> その代わりにほかの兵が彼らの乗っていたQGに乗り込んで出撃した。
> 高橋大将「山川!ほかの雑魚は任せた!多分Migじゃあ隼人は落とせない!」
> 山川少将「了解!Blood wings全機体に告ぐ!周囲のQGを狙え!」
> 高杉中将「さっきとは違うって事を教えてやるよ!」
> 山崎元帥「上等だ!」
> そして、隼人とF/B−1がドッグファイトを繰り広げる。
> 山崎元帥「くっ!こいつ、速い!」
> 高杉中将「言っただろうが・・・さっきとは違うってな!」
> そして、F/B−1が機銃でしかけるが、そうそう落とされる山崎ではない。
> すると・・・
> 高杉中将「な・・・う、うわっ!こっち来んな!」
> すると、橋本元帥の隼人と高杉中将のF/B−1が激突、2機とも大破し、空中分解。
> パイロットは・・・
> 高杉中将「ふぅ〜・・・助かった・・・」
> 橋本元帥「くそっ・・・ケリはつけるぞ高橋!」
> そして、そのまま山崎元帥は高橋大将に追われ、見事山崎元帥は撃墜された。
>
> 山川少将は・・・
>
> 山川少将「こんなのでか・・・俺たちの敵なんかじゃないな」
> 高岡少将「調子に乗るなよ山川。隼人を見たら逃げろとの話だからな」
> 山川少将「分かってるさ」
> すると、一機の隼人が高岡少将機と山川少将機に接近してきた。
> 庄田元帥「高杉のやつが落ちたらしいからな・・・総大将の兄上殿を失ったのは痛えが、それこそ俺らがやらなきゃ誰がやる!」
> 山川少将「やべえっ!逃げろ高岡!」
> 高岡少将「ふ、振り切れねえ!うわーっ!」
> 山川少将「!今だ!許せ高岡!」
> すると、高岡少将が追われている隙に山川少将が一旦離脱。
> そのまま庄田元帥の後ろにつき、機銃を撃つ。
> エンジンに被弾したのか、火に包まれてそのまま墜落する隼人。すると、そのすぐ前にいるはずのMigも墜落していた。
> みると、機体に大きな穴が開いていた。ミサイルでもブッ込まれたのだろうか。
> 山川少将「・・間に合わなかったか・・・うっ!?」
> 山川少将の機体も落ちつつあった。どうやら、ほかの隼人にやられたらしい。
> 山川少将「もう・・・Migの時代も終わりか・・・」
> 橋本派一般兵A「雑魚が・・・そんなポンコツで何しようってんだ?」
> リー元帥「そいつはどうかな?」
> 橋本派一般兵A「何ッ!?うぐはぁっ!」
> リー元帥「俺たちをバカにすんじゃねえ!」
> と、激しい航空戦が続いたが、結果高杉派は戦力が大幅に削がれたためQQQQ本土より撤退。
> 高杉派はすべての戦力を率い、グリシネへと向かった・・・

通信隊から報告が入る
QQQQ高杉派各部隊の撤退報告である
松井元帥「・・・厄介なことになったな・・・」
チリ元帥「・・・司令?」
松井元帥「全部隊がこちらにやってくるそうだ。それは別に問題ではないが・・・橋本派が追撃してくる可能性が高い」
チリ元帥「確かに、そうですな」
チヌ元帥「だとすれば、こちらも部隊をそろえて迎撃すればいいじゃないですか」
松井元帥「それに越したことは無いが・・・下手をすると、キュワール大戦に発展する・・・」
藤田一等兵「しかし、これが現状ですからね」
平岡一等兵「藤田、うまいこというな」
松井元帥「・・・とにかく、これは大変な事態だ。各方面軍に、出撃準備を整えておくよう、通達してくれ」
藤田一等兵「了解!」
・・・またも、キュワールに嵐が吹き荒れるのか。松井元帥は、そう思った
引用なし
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Re:橋本派第七次攻撃 4
 高杉  - 2007/3/22 12:36 -
  
> > かなりの久レス。ようやく完成しました。
> >
> > 高杉中将「てめえら・・・今度はそう簡単には落とされんぞ!」
> > 橋本元帥「なんだありゃ?」
> > 山崎元帥「奴らの新型でしょう。さっさと落とせば後は雑魚だけです」
> > 高橋大将・高柳元帥もすでにF/B−1に乗り換えていた。
> > その代わりにほかの兵が彼らの乗っていたQGに乗り込んで出撃した。
> > 高橋大将「山川!ほかの雑魚は任せた!多分Migじゃあ隼人は落とせない!」
> > 山川少将「了解!Blood wings全機体に告ぐ!周囲のQGを狙え!」
> > 高杉中将「さっきとは違うって事を教えてやるよ!」
> > 山崎元帥「上等だ!」
> > そして、隼人とF/B−1がドッグファイトを繰り広げる。
> > 山崎元帥「くっ!こいつ、速い!」
> > 高杉中将「言っただろうが・・・さっきとは違うってな!」
> > そして、F/B−1が機銃でしかけるが、そうそう落とされる山崎ではない。
> > すると・・・
> > 高杉中将「な・・・う、うわっ!こっち来んな!」
> > すると、橋本元帥の隼人と高杉中将のF/B−1が激突、2機とも大破し、空中分解。
> > パイロットは・・・
> > 高杉中将「ふぅ〜・・・助かった・・・」
> > 橋本元帥「くそっ・・・ケリはつけるぞ高橋!」
> > そして、そのまま山崎元帥は高橋大将に追われ、見事山崎元帥は撃墜された。
> >
> > 山川少将は・・・
> >
> > 山川少将「こんなのでか・・・俺たちの敵なんかじゃないな」
> > 高岡少将「調子に乗るなよ山川。隼人を見たら逃げろとの話だからな」
> > 山川少将「分かってるさ」
> > すると、一機の隼人が高岡少将機と山川少将機に接近してきた。
> > 庄田元帥「高杉のやつが落ちたらしいからな・・・総大将の兄上殿を失ったのは痛えが、それこそ俺らがやらなきゃ誰がやる!」
> > 山川少将「やべえっ!逃げろ高岡!」
> > 高岡少将「ふ、振り切れねえ!うわーっ!」
> > 山川少将「!今だ!許せ高岡!」
> > すると、高岡少将が追われている隙に山川少将が一旦離脱。
> > そのまま庄田元帥の後ろにつき、機銃を撃つ。
> > エンジンに被弾したのか、火に包まれてそのまま墜落する隼人。すると、そのすぐ前にいるはずのMigも墜落していた。
> > みると、機体に大きな穴が開いていた。ミサイルでもブッ込まれたのだろうか。
> > 山川少将「・・間に合わなかったか・・・うっ!?」
> > 山川少将の機体も落ちつつあった。どうやら、ほかの隼人にやられたらしい。
> > 山川少将「もう・・・Migの時代も終わりか・・・」
> > 橋本派一般兵A「雑魚が・・・そんなポンコツで何しようってんだ?」
> > リー元帥「そいつはどうかな?」
> > 橋本派一般兵A「何ッ!?うぐはぁっ!」
> > リー元帥「俺たちをバカにすんじゃねえ!」
> > と、激しい航空戦が続いたが、結果高杉派は戦力が大幅に削がれたためQQQQ本土より撤退。
> > 高杉派はすべての戦力を率い、グリシネへと向かった・・・
>
> 通信隊から報告が入る
> QQQQ高杉派各部隊の撤退報告である
> 松井元帥「・・・厄介なことになったな・・・」
> チリ元帥「・・・司令?」
> 松井元帥「全部隊がこちらにやってくるそうだ。それは別に問題ではないが・・・橋本派が追撃してくる可能性が高い」
> チリ元帥「確かに、そうですな」
> チヌ元帥「だとすれば、こちらも部隊をそろえて迎撃すればいいじゃないですか」
> 松井元帥「それに越したことは無いが・・・下手をすると、キュワール大戦に発展する・・・」
> 藤田一等兵「しかし、これが現状ですからね」
> 平岡一等兵「藤田、うまいこというな」
> 松井元帥「・・・とにかく、これは大変な事態だ。各方面軍に、出撃準備を整えておくよう、通達してくれ」
> 藤田一等兵「了解!」
> ・・・またも、キュワールに嵐が吹き荒れるのか。松井元帥は、そう思った

原子力空母「蔵元」 作戦司令室

近衛総司令「しかし、本国から叩き出されるとはな・・・」
高柳元帥「でも、各総司令が全員高杉派で助かりましたよ」
近衛総司令「高柳、名将はな。兵がいなければ始まらん。いま奴らの兵力にまともにかかって勝てる要素は一つもない」
高柳元帥「・・・」
河本総司令「全くだ。それにしても、こういうときに高杉元帥や高橋元帥、高柳大統領を失ったのは本当に痛い。あのQたちがいれば、こういう状況でも臆することなく笑い飛ばしてくれる」
高橋大将「元帥、総司令、今戻りました」
高杉中将「申し訳ありません。大事な機体を・・・」
河本総司令「いや、構わん。君たちがまず生きて帰ってくることが最低条件だ。よく戻ったな、高杉中将、高橋大将。ご苦労だった」
高橋大将「総司令・・・」
高柳元帥「なあ、そう自分を責めるな。生きて帰ってこれたんだ。それだけでも幸運って奴だ」
高杉中将「・・・」
山川少将「・・・」
近衛総司令「さて、いつまでも落ち込んでもいられない。この戦いでわれらは負けた。なら、次の戦いでどうやって勝つか、そして何より、これからどうするかを考えるほうが先だ」
山本総司令「そうだな。どうするか・・」
河本総司令「とりあえず、軍団と合流することが先決だ。そうすれば、たとえ橋本派が追撃してきてもなんとか・・・」
近衛総司令「他力本願な策だが・・・この際仕方あるまい・・・」
山本総司令「ん?」
近衛総司令「どうした?」
山本総司令「まずいな・・・QQQQ所属の零がこちらに数十機向かってきている。空母らしきものも来た」
近衛総司令「やはり、そう簡単には逃がしてくれんか・・・」
高杉中将「総司令!次こそ叩き落します!俺をF−35で出してください!」
山本総司令「落ち着け。君の腕は信用しているが、さっきの墜落で相当なダメージを負っているはずだ。ともなればそうそう倒せる相手ではない」
高杉中将「ですが!」
山本総司令「それに、次落とされれば間違いなく洋上に落ちる。助け出せないわけじゃないが、機銃の流れ弾に当たったらそれこそ終わりだ」
高杉中将「・・・」
山本総司令「今回は戦艦・巡洋艦の対空射撃だけとする。君たちは少し頭を冷やせ」

F−35格納庫

高杉中将「やはり、乗りなれない機体で出るもんじゃないよな・・・」
山川少将「先輩!ここにいたんですか!」
高杉中将「こんなときに先輩はよせ」
山川少将「いや、先後輩として付き合えるときがないじゃないっすか。軍隊入ってからずっと上官としての接し方だし」
高杉中将「軍隊ってもんはそういうもんなんだよ」
山川少将「高橋さんや高柳さんがいれば昔話もできたもんなんですけどね」
高杉中将「そうだな・・・」
山川少将「・・・先輩」
高杉中将「なんだ」
山川少将「今回の作戦の失敗は先輩のせいじゃないですよ。大体、あれにのって訓練してたのならまだしも、全然乗りなれていない機体で出たんじゃ」
高杉中将「そんなの今となってはただの負け惜しみでしかない。大体プロってのは、初めて乗る機体でも、しばらく飛ばしてりゃ乗り方がつかめるもんなんだ」
山川少将「・・・」
高杉中将「兄貴が言ってたぜ。「死ぬ覚悟はしてもいい。だが絶対に死のうとするな。生きてりゃ負けた奴にリベンジできるが、死んだら元も子もない」ってな。俺は焦っていたんだ。山崎を落とすことに必死になってて、横から来る橋本に気づかなかった。俺は・・・まだまだ未熟だ」
山川少将「先輩が未熟なら、俺は実がなってませんよ」
高杉中将「謙遜することはねえだろ。シミュレーションとはいえ、俺たちのなかで俺を落とせたのはお前だけだ。それは誇っていい。だがな、あまり調子に乗るな。俺の二の舞をふむからな」
山川少将「はい!高杉先輩!」
高杉中将「全く、お前に先輩って呼ばれるの何年ぶりだよ」
山川少将「いまさらいいじゃないっすか、んなこと」
高杉中将「フッ」
アナウンス「高杉中将、山川少将、至急作戦司令室にお戻りください。繰り返します・・」
高杉中将「よし、行くぞ!」
山川少将「はい!」

作戦指令室

近衛総司令「やっと来たか」
高杉中将「総司令、話って?」
近衛総司令「うむ。君たち航空隊には全部隊待機命令が出た」
高杉中将「・・・・」
近衛総司令「そう気落ちすることはない。敵の空母も零戦もたいしたことはない。対空射撃で落とせる範囲だ」
高杉中将「・・・はい」
高柳元帥「仕方ないだろうな・・・あんな無様な負け方をしたんだ」
高杉中将「向こうがアレだけの隼人をしかけているから隼人を持って来るのかと思ったら、零戦できたから驚いただけです」
高柳元帥「・・・まあ、重要視はしていないんだろう。それよりも厄介な情報が入ったらしいぞ」
近衛総司令「そうだ。はっきりいって今回の戦闘よりも重要だ」
高杉中将「・・・というと?」
近衛総司令「どうやら、橋本がGUTやグンナと手を結んだらしいぞ」
高杉中将「やはりそうきましたか」
高橋大将「しかし、これで完全に世界大戦になるな。こちらには軍団が付いているだけに負けるとはおもわない。だが・・」
高岡少将「長期化は避けられませんよ。」
高橋大将「そんなことを心配しているのではない。ただの派閥争いですむと思っていたが、やはりそれだけでは済まさなかったな。どうやら、向こうは第5次は前哨戦、これからが本番、と考えているようだ」
高岡少将「本国を攻撃しなければならないとは・・・困ったものですね」
高杉中将「プロトンも同じ事をしているんだ。だが、コレで完全に固まったな」
近衛総司令「とにかく、今の俺たちの当面の目標は本土奪回だな。それに尽きる」
高杉中将「そして、QQQQ共和国ではなく・・・」
近衛総司令「QQQQ連邦とし、俺たち3台のうちの誰かが・・・」
山本総司令「陸軍総司令はマッカーサーに任せよう」
近衛総司令「・・・俺でいいのか?」
山本総司令「ほかに誰がいる?」
近衛総司令「・・・わかった。これより高杉派の総指揮は俺が取る。依存はないな?」
一同「異議なし!」
近衛総司令「よし!これよりグリシネに向かい、軍団と合流する!ミサイルはできるだけ落とすが、反撃は軍団と合流してからだ」
一同「了解!」
近衛総司令「よし、松井元帥に連絡を・・・」
引用なし
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Re:橋本派第七次攻撃 4
 松井一真  - 2007/4/3 22:38 -
  
ようやく完成。久々の長編になりました。ちなみに「第七次攻撃」なので、番号は「前哨戦−七」です

QQQQから連絡が入った
近衛総司令(通信)「こちらQQQQ高杉派、いや、QQQQ連邦」
松井元帥「近衛君、分かっている。橋本に負けたのだな?」
近衛総司令(通信)「はい、分かっていると思いますが・・・」
松井元帥「新兵器か。こちらも、それなりに新兵器を投入している。それより、問題は・・・」
近衛総司令(通信)「連中が、絡んでいるということですな」
松井元帥「ああ。T−35総統とも連絡を取った。今に、キュワール大戦が始まる。通信は手短に済ませよう」
近衛総司令(通信)「了解。共同戦線ですな」
沖合いに、QQQQの艦隊が見える
松井元帥「・・・さてと、そろそろ合流だな。一旦、通信を切ろう」
そして、通信を切った
チリ元帥「何ですか?」
松井元帥「ああ、内戦で負けたから、一旦合流して、追っ手をやっつけるそうだ」
チリ元帥「あちらさんも大変ですなぁ・・・」
その後、QQQQ高杉派艦隊が無事到着。橋本派の航空隊も、それを追ってグリシネに近づきつつあった
松井元帥「・・・さて、諸君。厄介な事態になったようだな」
近衛総司令「橋本派は、とにかく強い連中ですからからな」
山本総司令「補給を終えたら、我々は出航して対空戦闘の準備を行います」
松井元帥「・・・それで、河本君」
河本総司令「さっきの編隊は対空戦闘でやり過ごしましたたが、今度は・・・」
松井元帥「・・・新鋭機を以ってしてでも、難しい、か・・・」
河本総司令「その通りです」
作戦会議さえ、難航している
艦隊の補給が終わったので、一旦、別れることにしたが、どのみち、戦闘では同じ空域で戦うのだ
そのとき、司令室に一両の60式自走無反動砲がやってきた
グリシネ基地所属航空隊司令、京城少佐である
京城少佐「司令!出撃許可を!」
松井元帥「京城君か。まだ、領空に敵機は来ておらん。むやみに第三国の部隊が出てくると、厄介な事態になるぞ」
京城少佐「しかし、我々と橋本派が交戦することは、目に見えております!先手を打っておくべきです!」
松井元帥「京城君!戦争はただ弾を撃ちあうだけの物ではない!」
京城少佐「司令、しかし!」
藤田一等兵「橋本派航空機、経済水域上空に突入!」
経済水域上空に突入。すなわち、グリシネ沖二百海里に突入したということだ。もはや、攻撃の意図があると見て、良いということであろう
松井元帥「・・・京城君、出撃準備を整えろ」
京城少佐「・・・司令?」
松井元帥「出撃だ。急げ!」
京城少佐「・・・はい!」
松井元帥「君には、新兵器を用意してある。二五番格納庫まで来い」
京城少佐「了解!」
松井元帥は、京城少佐を連れて、二五番格納庫へと向かった

二五番格納庫には、異形を誇る「新兵器」が置かれていた
リフティングボディのそれは、流線型をしており、機体下部にロケット発射機を積んでいた。そして、風防前方には、機関砲が配置されている
松井元帥「・・・六式特殊戦闘機『雷風』だ」
六式特殊戦闘機「雷風」。流線型の優美なフォルムに、連装50mm機関砲(レーザーガン装備可)と、70mm二〇連装ロケット発射機を搭載している
事実上、戦闘爆撃機である
これで、零戦や電征と同等の機動性能が取れるのである
松井元帥「古田君も、同型機に乗ることになった」
京城少佐「古田も、ですか?」
松井元帥「ああ。とにかく、敵機が迫っている。搭乗準備、急げ!」
京城少佐、機内に入り、操縦桿を握る
そして、滑走路まで機体を移動させる
京城少佐(通信)「発進準備、良し!」
松井元帥「ウィンガー1、離陸許可!」
京城の乗った雷風は、加速を開始する
続いて、古田中尉の乗る二番機が、滑走路に到着した
松井元帥「ウィンガー2、離陸許可!」
二機の雷風が、離陸していく
松井元帥「・・・さて、次は俺か」
松井元帥、新型の電征、すなわち、噴式電征(制式名称:電征七四型甲)に搭乗する
チリ元帥(通信)「司令、健闘を祈ります!」
松井元帥「ああ、陸は頼んだぞ!」
松井元帥の噴式電征、滑走路を進み、離陸していく
僚機、それに続く
雷風、民間のセスナ機を追い越し、敵機へと迫る
それを見たセスナ機乗員、驚きの目で前を見る
セスナ機は旋回し、飛行場へと戻っていく
松井元帥「・・・民間機に気をつけなければな。まだ戦争は始まっちゃいねぇ」
二機の雷風、敵機へ迫る
京城少佐「よし、一発やってみるか!」
京城機、旋回して敵機の背後につく
何しろジェット機だ。零戦など恐るるに足らず
50mm機関砲、火を噴く
敵機、炎上、墜落する
京城少佐「ウィンガー1、零戦を撃墜!」
松井元帥「・・・また零戦か。勘弁して欲しいな・・・」
QQQQの空中空母からも、友軍機が飛来した
松井元帥「あれが、F/B−1か・・・」
二機のF/B−1、敵機に近づく
ひとまず、零戦相手なら楽勝である
しかし、そこに現れたのが「隼人」であった
松井元帥「おいでなすったか!」
京城少佐「司令、何か手は?!」
松井元帥「ロケット砲を叩き込んでやれ!」
雷風、急旋回する
敵の弾幕、効果なし
どうやら、乗っているのは精鋭ではないようだ
そして、ロケット砲が炸裂した
敵隼人、被弾炎上する
京城少佐「隼人を撃墜!」
松井元帥「見事だ。指揮官機では無いとはいえ、敵の新型機を撃墜したのは快挙だな」
今回も、指揮機として「翔鷹」、「瑞鷹」を出している。巡航飛行船も哨戒用に数機出撃させている
例の「香久山」だ。武装は12.7mm機銃四丁だが、乗員四名でありながら戦闘機張りの挙動で飛行可能な機体である
松井元帥「哨戒機がこれだけ見張ってるんだ。どこから来るか一目でわかるぞ」
しかし、敵の爆撃機を、数機逃した
京城少佐「司令、いくつか逃しました!」
松井元帥「かまわん。下にも弾幕はある」
敵機、急降下して地上施設を狙う
装甲爆撃機、雷隼である
しかし、それに対し、機銃座が撃ち始めた
輸入した機関砲だ。口径45mm、多数の航空機を葬り去ったという伝説の機関砲だ
それだけではない。37mm単装速射砲が配備されている。こちらは「口径斬減砲」というタイプの物で、通常の37mm砲より威力が高い、俗に言う「ゲルリッヒ砲」である
地上で指揮を執るのは、陸軍総指揮官のチヌ元帥である
チヌ元帥「よし、対空銃座、撃ち方始め!」
45mm機銃、一斉に咆哮する。その音は、どことなく速射砲のようだ
37mm速射砲、続いて撃つ
雷隼、瞬く間に穴だらけになり、炎上する
日戦軍団の同型機と比べると、多少性能面で劣るそうだが、最近の改良型ではさらに強化されているそうだ
急降下した敵機は、ことごとく撃墜された
並行するF/B−1に、通信を送る
松井元帥「・・・高杉」
高杉中将「はっ、何でしょうか?」
松井元帥「・・・今回のは、ただの先発隊かもしれんぞ」
高杉中将「先発隊?!また、どういうことで・・・」
松井元帥「大戦のために戦力を温存している、その可能性も否定できん。まあ、今は、目の前の敵を撃墜するまでだ」
高杉中将「そうですね、今は目の前の敵を撃墜するまでです!」
松井元帥「よし、第二派のお出ましだ。一旦通信を切るぞ!」
二機は離れ、敵機を狙った
敵機の射線をかわしつつ、射撃を始める
そして、次々と敵機を撃墜していく

二機の雷風も、同じであった
京城少佐「よし、古田!行くぞ!」
古田大尉「了解!」
敵機の大編隊の弾幕を避けつつ、宙返り、そして、機銃、ロケット斉射
敵機、被弾し、炎上。墜落する
そして、二機は急旋回し、別の機を狙う

「瀬戸潮」の艦橋では、それを見る幹部達がいた
河本総司令「あれが、日戦軍団の新型機か。松井総司令もすごい機体を作ったものだ」
近衛総司令「機体性能のみならず、二機のコンビネーション、日戦軍団の航空隊は凄まじい物だな」
高杉派通信兵「敵編隊、第三派接近!」
河本総司令「・・・今回はこれで打ち止めかもしれませんな」
近衛総司令「連中も、深追いは禁物、と考えるかもしれんな・・・」
日戦軍団通信兵(通信)「こちら、『瑞鷹』。Qシュタイン帝国より航空隊派遣の報あり」
高杉派通信兵「こちら、『瀬戸潮』、了解」
近衛総司令「・・・第三国が出てきたようだな・・・」
河本総司令「キュワール大戦の始まりを見越したようですな」
これで、第三派は壊滅であろう

前哨戦−七 続く
引用なし
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Re:橋本派第七次攻撃 4
 松井一真  - 2007/4/3 22:39 -
  
後半。久々の登場となるプロトン王国各員。合衆国にするかどうかはまだ未定ですが、大戦中に合衆国にするか、はたまたここで出したのを合衆国に変えるか・・・

プロトン王国、首都バチェリット。国王居城では、QQQQにおける内戦への対策会議が行われていた
既に内戦は「内戦」ではなくなり、グリシネ上空での一大航空戦に達しているという
ロッキード元帥「・・・どうしますかね?」
プロトン国王「・・・やはり、やるしか無いのか・・・」
そこに、秘書官がやってきた。大体、こいつが出てくると、国家元首からの直々の電話である
プロトン国王秘書「リゾニア合衆国のレイオガル大統領より通信が入っております」
プロトン国王「了解。すぐに出よう」
そして、受話器を取った
リゾニア大統領「プロトン国王ですか?また大変なことになったそうですな。日戦軍団の航空隊がたびたび飛び立ってましてね」
プロトン国王「QQQQでの内戦ですか。ちょうど、軍部の皆と話していたところですよ」
リゾニア大統領「裏で帝国勢力が働いている、という説まで聞きましたよ。なんでも、Qトルックの新型の円盤機が飛来したとか・・・」
プロトン国王「第五次航空戦でのことですな。松井元帥からの報告では、Qトルック所属の円盤機が飛来したそうで・・・」
リゾニア大統領「こちらも、防備の準備を行いましょう」
プロトン国王「ニビリア共和国にも防衛網構築を依頼しておきます。艦隊は展開準備を行い、索敵活動を万全とし、連合国方面に防衛網を構築しましょう」
リゾニア大統領「・・・ところで、プロトン国王。今回、グンナ帝国も関係している、という噂も有りますよ」
プロトン国王「『北の帝国』か・・・しかし、今やるべきことは・・・分かっておりますな」
リゾニア大統領「早速、準備に取り掛かりましょう」
・・・前にもあった気がする。第五次キュワール大戦開戦時のことだったか
ロッキード元帥「決まりですな。さっそく、全部隊に作戦準備を当たらせましょう」
キュワールに、またも戦乱の嵐が、吹き荒れることになるだろう・・・

航空戦は連合軍優位であった
松井機、敵弾をかわし、敵機を撃墜する
そのとき、また一機の隼人が襲い掛かった。庄田機だ
松井元帥「おいでなすったか、指揮官機!」
松井機、急旋回する
互角の空中戦を繰り広げる
庄田元帥「電征相手だろうが、撃墜してみせる!」
松井元帥「生憎だが、こっちも新型機だ!」
二機、ドッグファイトを続ける
そして、松井は、今回の空中戦で一度も使っていなかった、五六式噴進砲の発射スイッチを押した
短距離である
炎上する隼人
松井元帥「・・・今回は、俺の勝ちのようだな、庄田元帥」
庄田元帥「くっ・・・脱出だ!」
同時刻、高杉機と山崎機が、前回に続く空中戦を繰り広げていた
高杉中将「この前のやり直しだ!」
山崎元帥「受けて立とう!」
互角である
いずれの機も、無数の弾痕が見えた
ドッグファイト、激しくなる
そのとき、二機は背を向けた後、急旋回して接近した
そして、二機は、すれ違いざまに、機銃を撃った
墜落したのは、山崎機であった
高杉中将「よし、山崎機を撃墜!」
山崎元帥「負けは負けだ、脱出する!」
一方、爆撃機の大編隊に、山川少将達の搭乗するMigが飛来した
山川機、逆落としに敵編隊を狙う
山川少将「射撃初め!」
敵機、次々と炎上する
敵弾、当たるもほとんど効果は無い
敵編隊、ことごとく壊滅する
山川少将「よし、これで全機撃墜!」
山川機、続いて別の編隊を狙う
機銃、次々と咆哮する
敵爆龍、ことごとく炎上する

また、逃した爆撃機が飛来した
敵機、急降下しつつ迫る
チヌ元帥「撃ち方初め!」
機銃、速射砲、次々と咆哮する
そして、全機撃墜した
チヌ元帥「よし、また航空隊が頑張ってくれるはずだ。俺たちはあくまで、補助だからな」

二機の雷風も、敵の爆撃機を狙っていた
さすがに、相手は雷隼。装甲が厚い
しかし、50mm機関砲二門の前には無力だった
炎上する雷隼
京城少佐「雷隼を撃墜!」
古田大尉「・・・これで、全部か・・・」
京城少佐「まだ、いくつか残っているようだが、燃料も少ないな・・・」
そして、Qシュタイン帝国軍の航空機が飛来した
松井元帥「よし、Qシュタインの航空隊だ!仕上げはあいつらに任せて、引き揚げるぞ!」
京城少佐「了解!」
全く、見事なタイミングで来たものだ
そういえば、今回は橋本元帥が出撃していなかったような気がするが、やはり先発隊か何かだったのだろうか・・・

滑走路に、二機の雷風が着陸する
チリ元帥(通信)「よし、七番駐機場に」
京城少佐「了解」
そして、二機は駐機場に停止した
続いて、松井の噴式電征が、七番駐機場に停止した
それに続き、電征が次々と着陸していく
機体から降りた、松井元帥は言う
松井元帥「・・・また、キュワール大戦が起こるのか・・・」
松井の従軍は、第一次キュワール大戦からである。Qタンク王国陸軍に入隊、その後各方面にて激戦を繰り広げ、第二次キュワール大戦では、「あの因縁」の時を除いては、静観するのみであったが、第三次キュワール大戦時のQトルック戦争の際には凄まじい砲火の中で戦った。それなのに、報われたことなど無かった
松井元帥「・・・俺が戦場の中で、幸運に恵まれたのは、第四次キュワール大戦からか・・・」
何度「国賊」、「反逆車」などと揶揄されたことか・・・
京城少佐「ウィンガー1、無事帰還しました」
古田大尉「ウィンガー2、無事帰還しました」
松井元帥「うむ、ご苦労」
京城少佐「・・・司令自ら出撃するのは、紛争の時だけだそうですな」
松井元帥「ああ。点稼ぎもここまで、ってことだ。あちらさんがどうするかは分からんがな」
「翔鷹」、「瑞鷹」が、多数の航空機とともに着陸した。展開した部隊は、全て帰還した
損害、ほんの僅か
撃墜された機の乗員はいずれも脱出し、友軍艦に救助されたという
松井元帥「さて、これから、どんな激しい戦いが行われるか・・・」
近衛総司令「あっ、松井元帥」
松井元帥「近衛司令、プロトン王国から報告が入ったよ。連合各国は、正式に帝国勢力に対し、宣戦布告するそうだ」
近衛総司令「・・・遂に、来たか・・・」
松井元帥「・・・大変なことに、なったな・・・さて、ドガスデンの溝口にでも連絡を取っておくか。藤田、頼むぞ」
藤田一等兵「了解!」
平岡一等兵「溝口大尉ですか。久々ですな」
彼らは、第五次キュワール大戦終戦まで、ドガスデン基地所属だったのだ
松井元帥「・・・これから、どうなるんだろうな・・・」
日野少尉(通信)「こちら、ドガスデン基地。どうぞ」
通信士の日野少尉だ。ドガスデン基地所属の古株である
藤田一等兵「こちら、日戦軍団総司令部。松井元帥より訓示です」
日野少尉(通信)「了解、溝口大尉に代わります」
松井元帥「・・・溝口」
溝口大尉(通信)「はっ、分かっております!」
松井元帥「第六次キュワール大戦だ。どんな戦いになるか分からん。諸君も出撃準備を整えておけ!」
溝口大尉(通信)「了解!」
松井元帥「・・・ところで、そっちはどうだ?」
溝口大尉(通信)「外じゃ大忙しですよ。軍部が開戦準備を整えるだなんだって話で・・・」
松井元帥「・・・やはり、そうか・・・」
溝口大尉(通信)「まあ、そういうもんでしょうね。さてと、訓示は、どうなんですか?」
松井元帥「・・・ありきたりだが、これぐらいしかない。諸君の、健闘を祈る!」
溝口大尉(通信)「了解!」
そして、通信を切った
松井元帥「よし、各部隊に通達、出撃準備を整えろ!」
日戦軍団兵士全員「了解!」
これから起こる、キュワール第六の大戦は、凄まじい物となるであろう
しかし、その規模がどうなるかは、誰も知らない・・・
前哨戦−七 終わり
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Re:橋本派第七次攻撃 4
 ダークスピリッツ  - 2007/4/4 3:04 -
  
何気に見てます。

感想ですけど冒頭に書いてあった通りのこの小説にしては長編ですねあと会話や説明からすると新旧両方の兵器が出てきてる様子(F−22だとかF−15と来たと思ったら零戦、電征とかも出てくるし)
そして古田中尉はもしかして「宇宙戦艦紀伊」で一式戦闘機隼に搭乗して散っていったQタンクでしょうか?それとも別車ですかね?あと溝口大尉、今は亡き平岡一等兵(「宇宙戦艦紀伊」内)、藤田一等兵、第六十九話ではチョイ役だった日野少尉も出演していますね。
あと松井元帥も戦闘機乗れたんだぁ。しかも結構強いし。でも「宇宙戦艦紀伊」では乗る機会はあまりなさそうですね。

現在「宇宙戦艦紀伊」のQタンク・Qレース航空機編を製作中。あともう少しで完成です。(パロディバトルロワイヤルみまくってて遅れた)
引用なし
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Re:橋本派第七次攻撃 4
 松井一真  - 2007/4/4 11:08 -
  
> 何気に見てます。
>
> 感想ですけど冒頭に書いてあった通りのこの小説にしては長編ですねあと会話や説明からすると新旧両方の兵器が出てきてる様子(F−22だとかF−15と来たと思ったら零戦、電征とかも出てくるし)
> そして古田中尉はもしかして「宇宙戦艦紀伊」で一式戦闘機隼に搭乗して散っていったQタンクでしょうか?それとも別車ですかね?あと溝口大尉、今は亡き平岡一等兵(「宇宙戦艦紀伊」内)、藤田一等兵、第六十九話ではチョイ役だった日野少尉も出演していますね。
> あと松井元帥も戦闘機乗れたんだぁ。しかも結構強いし。でも「宇宙戦艦紀伊」では乗る機会はあまりなさそうですね。
どうも、QQQQの兵器はばらつきがあるようです。零戦が配備されているのに、既にMigやら新型機が続々と配備されています。ちなみに、QQQQの架空の航空機は、「F/B−1ラングレー」と「隼人」を除けば、小説「紺碧の艦隊」に登場した架空機が原型だったりします。今回少しだけ登場して45mm機関砲と37mm速射砲の餌食になった「雷隼」は、「旭日の艦隊」に登場した装甲爆撃機で、原作ではキールを爆撃しています
ついでに、45mm機関砲と37mm速射砲にも元ネタがあり、いずれも某短編アニメに登場した兵器なんです。主人公達が登場する装甲車は、後半になって敵の攻撃を受け砲塔が吹っ飛んでしまいます。その後、現地の要塞都市で寄せ集めた部品を使って砲塔を作り直し、増加装甲を装備して復活するんですが、この際に威力向上のために37mm速射砲(劇中では「ゲルリッヒ砲」と呼称)を装備しているんです
で、45mm機関砲は、この際に主人公達の登場する装甲車の砲塔を吹っ飛ばした、敵側の装甲車の主砲だったりします

古田中尉(実は前半では「中尉」なのに、後半で「大尉」になってます。これは単なるミスで、正解は「中尉」)ですが、例のベータ航空戦で遠風の攻撃を受け戦死した航空兵です。京城少佐と組んで行動しているのはそのためだったりします
「紀伊」に登場した藤田、平岡コンビ(「紀伊」第六十話において、第五次キュワール大戦時はドガスデン基地にいたことは書きました)も、日戦軍団の通信兵として登場しています。第六十九話で少しだけ出てきた日野少尉は、色々と設定があったりしますが、これは第六次キュワール大戦(まだ作品名は未定)と、「紀伊」で明かしていくつもりです
松井元帥、実はQQQQ内乱ではたびたび戦闘機(主に電征の特別仕様)に乗って活躍しています。普段の大戦規模だと出撃しないんですが、地域紛争だと出撃して陣頭指揮を執る事があります。

> 現在「宇宙戦艦紀伊」のQタンク・Qレース航空機編を製作中。あともう少しで完成です。(パロディバトルロワイヤルみまくってて遅れた)

こちらも色々と遅れております。今回の内乱編最終話=第六次キュワール大戦(作品名未定)プロローグ制作もその理由の一つだったりします
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Re:橋本派第七次攻撃 4
 高杉  - 2007/4/5 9:31 -
  
色々あってレス遅れました。松井さん、お疲れ様です。

> > 何気に見てます。
> >
> > 感想ですけど冒頭に書いてあった通りのこの小説にしては長編ですねあと会話や説明からすると新旧両方の兵器が出てきてる様子(F−22だとかF−15と来たと思ったら零戦、電征とかも出てくるし)
> > そして古田中尉はもしかして「宇宙戦艦紀伊」で一式戦闘機隼に搭乗して散っていったQタンクでしょうか?それとも別車ですかね?あと溝口大尉、今は亡き平岡一等兵(「宇宙戦艦紀伊」内)、藤田一等兵、第六十九話ではチョイ役だった日野少尉も出演していますね。
> > あと松井元帥も戦闘機乗れたんだぁ。しかも結構強いし。でも「宇宙戦艦紀伊」では乗る機会はあまりなさそうですね。
> どうも、QQQQの兵器はばらつきがあるようです。零戦が配備されているのに、既にMigやら新型機が続々と配備されています。ちなみに、QQQQの架空の航空機は、「F/B−1ラングレー」と「隼人」を除けば、小説「紺碧の艦隊」に登場した架空機が原型だったりします。今回少しだけ登場して45mm機関砲と37mm速射砲の餌食になった「雷隼」は、「旭日の艦隊」に登場した装甲爆撃機で、原作ではキールを爆撃しています
すいません。なにぶんまだ勉強中なので・・・
史実が分からない代わりに架空機でつないでいるだけです
> ついでに、45mm機関砲と37mm速射砲にも元ネタがあり、いずれも某短編アニメに登場した兵器なんです。主人公達が登場する装甲車は、後半になって敵の攻撃を受け砲塔が吹っ飛んでしまいます。その後、現地の要塞都市で寄せ集めた部品を使って砲塔を作り直し、増加装甲を装備して復活するんですが、この際に威力向上のために37mm速射砲(劇中では「ゲルリッヒ砲」と呼称)を装備しているんです
> で、45mm機関砲は、この際に主人公達の登場する装甲車の砲塔を吹っ飛ばした、敵側の装甲車の主砲だったりします
>
> 古田中尉(実は前半では「中尉」なのに、後半で「大尉」になってます。これは単なるミスで、正解は「中尉」)ですが、例のベータ航空戦で遠風の攻撃を受け戦死した航空兵です。京城少佐と組んで行動しているのはそのためだったりします
> 「紀伊」に登場した藤田、平岡コンビ(「紀伊」第六十話において、第五次キュワール大戦時はドガスデン基地にいたことは書きました)も、日戦軍団の通信兵として登場しています。第六十九話で少しだけ出てきた日野少尉は、色々と設定があったりしますが、これは第六次キュワール大戦(まだ作品名は未定)と、「紀伊」で明かしていくつもりです
> 松井元帥、実はQQQQ内乱ではたびたび戦闘機(主に電征の特別仕様)に乗って活躍しています。普段の大戦規模だと出撃しないんですが、地域紛争だと出撃して陣頭指揮を執る事があります。
おかげでQQQQ高杉派は大助かりですよ。
一部の下士官は上層部を嫌っているようですが(よそ者に任せすぎだとか)
> > 現在「宇宙戦艦紀伊」のQタンク・Qレース航空機編を製作中。あともう少しで完成です。(パロディバトルロワイヤルみまくってて遅れた)
>
> こちらも色々と遅れております。今回の内乱編最終話=第六次キュワール大戦(作品名未定)プロローグ制作もその理由の一つだったりします
す、すんません・・・・
引用なし
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Re:橋本派第七次攻撃 4
 高杉  - 2007/4/5 12:19 -
  
> 後半。久々の登場となるプロトン王国各員。合衆国にするかどうかはまだ未定ですが、大戦中に合衆国にするか、はたまたここで出したのを合衆国に変えるか・・・
>
> プロトン王国、首都バチェリット。国王居城では、QQQQにおける内戦への対策会議が行われていた
> 既に内戦は「内戦」ではなくなり、グリシネ上空での一大航空戦に達しているという
> ロッキード元帥「・・・どうしますかね?」
> プロトン国王「・・・やはり、やるしか無いのか・・・」
> そこに、秘書官がやってきた。大体、こいつが出てくると、国家元首からの直々の電話である
> プロトン国王秘書「リゾニア合衆国のレイオガル大統領より通信が入っております」
> プロトン国王「了解。すぐに出よう」
> そして、受話器を取った
> リゾニア大統領「プロトン国王ですか?また大変なことになったそうですな。日戦軍団の航空隊がたびたび飛び立ってましてね」
> プロトン国王「QQQQでの内戦ですか。ちょうど、軍部の皆と話していたところですよ」
> リゾニア大統領「裏で帝国勢力が働いている、という説まで聞きましたよ。なんでも、Qトルックの新型の円盤機が飛来したとか・・・」
> プロトン国王「第五次航空戦でのことですな。松井元帥からの報告では、Qトルック所属の円盤機が飛来したそうで・・・」
> リゾニア大統領「こちらも、防備の準備を行いましょう」
> プロトン国王「ニビリア共和国にも防衛網構築を依頼しておきます。艦隊は展開準備を行い、索敵活動を万全とし、連合国方面に防衛網を構築しましょう」
> リゾニア大統領「・・・ところで、プロトン国王。今回、グンナ帝国も関係している、という噂も有りますよ」
> プロトン国王「『北の帝国』か・・・しかし、今やるべきことは・・・分かっておりますな」
> リゾニア大統領「早速、準備に取り掛かりましょう」
> ・・・前にもあった気がする。第五次キュワール大戦開戦時のことだったか
> ロッキード元帥「決まりですな。さっそく、全部隊に作戦準備を当たらせましょう」
> キュワールに、またも戦乱の嵐が、吹き荒れることになるだろう・・・
>
> 航空戦は連合軍優位であった
> 松井機、敵弾をかわし、敵機を撃墜する
> そのとき、また一機の隼人が襲い掛かった。庄田機だ
> 松井元帥「おいでなすったか、指揮官機!」
> 松井機、急旋回する
> 互角の空中戦を繰り広げる
> 庄田元帥「電征相手だろうが、撃墜してみせる!」
> 松井元帥「生憎だが、こっちも新型機だ!」
> 二機、ドッグファイトを続ける
> そして、松井は、今回の空中戦で一度も使っていなかった、五六式噴進砲の発射スイッチを押した
> 短距離である
> 炎上する隼人
> 松井元帥「・・・今回は、俺の勝ちのようだな、庄田元帥」
> 庄田元帥「くっ・・・脱出だ!」
> 同時刻、高杉機と山崎機が、前回に続く空中戦を繰り広げていた
> 高杉中将「この前のやり直しだ!」
> 山崎元帥「受けて立とう!」
> 互角である
> いずれの機も、無数の弾痕が見えた
> ドッグファイト、激しくなる
> そのとき、二機は背を向けた後、急旋回して接近した
> そして、二機は、すれ違いざまに、機銃を撃った
> 墜落したのは、山崎機であった
> 高杉中将「よし、山崎機を撃墜!」
> 山崎元帥「負けは負けだ、脱出する!」
> 一方、爆撃機の大編隊に、山川少将達の搭乗するMigが飛来した
> 山川機、逆落としに敵編隊を狙う
> 山川少将「射撃初め!」
> 敵機、次々と炎上する
> 敵弾、当たるもほとんど効果は無い
> 敵編隊、ことごとく壊滅する
> 山川少将「よし、これで全機撃墜!」
> 山川機、続いて別の編隊を狙う
> 機銃、次々と咆哮する
> 敵爆龍、ことごとく炎上する
>
> また、逃した爆撃機が飛来した
> 敵機、急降下しつつ迫る
> チヌ元帥「撃ち方初め!」
> 機銃、速射砲、次々と咆哮する
> そして、全機撃墜した
> チヌ元帥「よし、また航空隊が頑張ってくれるはずだ。俺たちはあくまで、補助だからな」
>
> 二機の雷風も、敵の爆撃機を狙っていた
> さすがに、相手は雷隼。装甲が厚い
> しかし、50mm機関砲二門の前には無力だった
> 炎上する雷隼
> 京城少佐「雷隼を撃墜!」
> 古田大尉「・・・これで、全部か・・・」
> 京城少佐「まだ、いくつか残っているようだが、燃料も少ないな・・・」
> そして、Qシュタイン帝国軍の航空機が飛来した
> 松井元帥「よし、Qシュタインの航空隊だ!仕上げはあいつらに任せて、引き揚げるぞ!」
> 京城少佐「了解!」
> 全く、見事なタイミングで来たものだ
> そういえば、今回は橋本元帥が出撃していなかったような気がするが、やはり先発隊か何かだったのだろうか・・・
>
> 滑走路に、二機の雷風が着陸する
> チリ元帥(通信)「よし、七番駐機場に」
> 京城少佐「了解」
> そして、二機は駐機場に停止した
> 続いて、松井の噴式電征が、七番駐機場に停止した
> それに続き、電征が次々と着陸していく
> 機体から降りた、松井元帥は言う
> 松井元帥「・・・また、キュワール大戦が起こるのか・・・」
> 松井の従軍は、第一次キュワール大戦からである。Qタンク王国陸軍に入隊、その後各方面にて激戦を繰り広げ、第二次キュワール大戦では、「あの因縁」の時を除いては、静観するのみであったが、第三次キュワール大戦時のQトルック戦争の際には凄まじい砲火の中で戦った。それなのに、報われたことなど無かった
> 松井元帥「・・・俺が戦場の中で、幸運に恵まれたのは、第四次キュワール大戦からか・・・」
> 何度「国賊」、「反逆車」などと揶揄されたことか・・・
> 京城少佐「ウィンガー1、無事帰還しました」
> 古田大尉「ウィンガー2、無事帰還しました」
> 松井元帥「うむ、ご苦労」
> 京城少佐「・・・司令自ら出撃するのは、紛争の時だけだそうですな」
> 松井元帥「ああ。点稼ぎもここまで、ってことだ。あちらさんがどうするかは分からんがな」
> 「翔鷹」、「瑞鷹」が、多数の航空機とともに着陸した。展開した部隊は、全て帰還した
> 損害、ほんの僅か
> 撃墜された機の乗員はいずれも脱出し、友軍艦に救助されたという
> 松井元帥「さて、これから、どんな激しい戦いが行われるか・・・」
> 近衛総司令「あっ、松井元帥」
> 松井元帥「近衛司令、プロトン王国から報告が入ったよ。連合各国は、正式に帝国勢力に対し、宣戦布告するそうだ」
> 近衛総司令「・・・遂に、来たか・・・」
> 松井元帥「・・・大変なことに、なったな・・・さて、ドガスデンの溝口にでも連絡を取っておくか。藤田、頼むぞ」
> 藤田一等兵「了解!」
> 平岡一等兵「溝口大尉ですか。久々ですな」
> 彼らは、第五次キュワール大戦終戦まで、ドガスデン基地所属だったのだ
> 松井元帥「・・・これから、どうなるんだろうな・・・」
> 日野少尉(通信)「こちら、ドガスデン基地。どうぞ」
> 通信士の日野少尉だ。ドガスデン基地所属の古株である
> 藤田一等兵「こちら、日戦軍団総司令部。松井元帥より訓示です」
> 日野少尉(通信)「了解、溝口大尉に代わります」
> 松井元帥「・・・溝口」
> 溝口大尉(通信)「はっ、分かっております!」
> 松井元帥「第六次キュワール大戦だ。どんな戦いになるか分からん。諸君も出撃準備を整えておけ!」
> 溝口大尉(通信)「了解!」
> 松井元帥「・・・ところで、そっちはどうだ?」
> 溝口大尉(通信)「外じゃ大忙しですよ。軍部が開戦準備を整えるだなんだって話で・・・」
> 松井元帥「・・・やはり、そうか・・・」
> 溝口大尉(通信)「まあ、そういうもんでしょうね。さてと、訓示は、どうなんですか?」
> 松井元帥「・・・ありきたりだが、これぐらいしかない。諸君の、健闘を祈る!」
> 溝口大尉(通信)「了解!」
> そして、通信を切った
> 松井元帥「よし、各部隊に通達、出撃準備を整えろ!」
> 日戦軍団兵士全員「了解!」
> これから起こる、キュワール第六の大戦は、凄まじい物となるであろう
> しかし、その規模がどうなるかは、誰も知らない・・・
> 前哨戦−七 終わり

戦闘終了後、高杉中将が某所に向かった飯塚少将と無線で話をしていた。しかも、聞けば高杉派が優位に立てるような話だが、新兵器の開発に成功した、とかいう話ではないらしい。
高杉中将「・・・何?それは本当か飯塚?」
飯塚少将「はい。傷だらけではありましたが・・」
高杉中将「じゃあ、あのとき撃たれたのは・・・」
飯塚少将「影・・・ということですか」
高杉中将「・・・そうか・・・わかった。ご苦労さん。すぐに回収して帰還してくれ」
飯塚少将「了解!」
高杉中将「しかし、そんなバカなことが・・・だが、アイツがそんな大事なことで嘘をつくわけない・・・」
高橋大将「どうした?」
高杉中将「少しおかしな話を聞きまして。まあ、戯言だと思うんですが・・・」
高杉中将は、今飯塚少将から聞いた話をそのまま伝えた。
高橋大将「・・・・ありえないな、そんな話」
高杉中将「しかし、ほかの下士官ならいざ知らず、これは飯塚少将の通信です。とてもホラを吹くような者とは思えませんが・・・」
高橋大将「・・・・」
いったい高杉中将は飯塚少将からどんな連絡を聞いたのかは、次回。
まあ、想像は付くとは思うが・・・
引用なし
パスワード
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Re:橋本派第七次攻撃 4
 松井一真  - 2007/4/5 14:36 -
  
> 色々あってレス遅れました。松井さん、お疲れ様です。
>
> > > 何気に見てます。
> > どうも、QQQQの兵器はばらつきがあるようです。零戦が配備されているのに、既にMigやら新型機が続々と配備されています。ちなみに、QQQQの架空の航空機は、「F/B−1ラングレー」と「隼人」を除けば、小説「紺碧の艦隊」に登場した架空機が原型だったりします。今回少しだけ登場して45mm機関砲と37mm速射砲の餌食になった「雷隼」は、「旭日の艦隊」に登場した装甲爆撃機で、原作ではキールを爆撃しています
> すいません。なにぶんまだ勉強中なので・・・
> 史実が分からない代わりに架空機でつないでいるだけです
結構、調べてみると色々なサイトがありますよ
ちなみに、最近僕は「第一次大戦時の装輪装甲車」を調べることが多くなっています。資料が少なくて大変です
> > ついでに、45mm機関砲と37mm速射砲にも元ネタがあり、いずれも某短編アニメに登場した兵器なんです。主人公達が登場する装甲車は、後半になって敵の攻撃を受け砲塔が吹っ飛んでしまいます。その後、現地の要塞都市で寄せ集めた部品を使って砲塔を作り直し、増加装甲を装備して復活するんですが、この際に威力向上のために37mm速射砲(劇中では「ゲルリッヒ砲」と呼称)を装備しているんです
> > で、45mm機関砲は、この際に主人公達の登場する装甲車の砲塔を吹っ飛ばした、敵側の装甲車の主砲だったりします
> >
> > 松井元帥、実はQQQQ内乱ではたびたび戦闘機(主に電征の特別仕様)に乗って活躍しています。普段の大戦規模だと出撃しないんですが、地域紛争だと出撃して陣頭指揮を執る事があります。
> おかげでQQQQ高杉派は大助かりですよ。
> 一部の下士官は上層部を嫌っているようですが(よそ者に任せすぎだとか)
確かに他力本願な面がありますね。松井元帥の出撃は主に地域紛争の際のみなので、「宇宙戦艦紀伊」では松井元帥は「紀伊」の艦橋で陣頭指揮を執る(事実上艦長代行)のが限界ですね
> > > 現在「宇宙戦艦紀伊」のQタンク・Qレース航空機編を製作中。あともう少しで完成です。(パロディバトルロワイヤルみまくってて遅れた)
> >
> > こちらも色々と遅れております。今回の内乱編最終話=第六次キュワール大戦(作品名未定)プロローグ制作もその理由の一つだったりします
> す、すんません・・・・
で、実はGKU同盟の艦艇はほとんど完成しているんですが、実は新設計艦が少ないんで、調整中なんです
アマティスのほうはというと、単にそれによる遅れだったりします

「オウバードフォース」なんですが、五面(Mission−5「戦犯者」)はなんとかクリアしましたが、六面(Mission−6「追撃艦隊」)は、デーベルン級1、グーデフ級二による集中砲火を受けて、輸送艦が沈んでしまうんです。何度やっても結果は同じ

とりあえず、微調整の後に、GKU艦艇のほうを公開しておきます
引用なし
パスワード
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Re:橋本派第七次攻撃 4
 高杉  - 2007/4/23 22:26 -
  
> 戦闘終了後、高杉中将が某所に向かった飯塚少将と無線で話をしていた。しかも、聞けば高杉派が優位に立てるような話だが、新兵器の開発に成功した、とかいう話ではないらしい。
> 高杉中将「・・・何?それは本当か飯塚?」
> 飯塚少将「はい。傷だらけではありましたが・・」
> 高杉中将「じゃあ、あのとき撃たれたのは・・・」
> 飯塚少将「影・・・ということですか」
> 高杉中将「・・・そうか・・・わかった。ご苦労さん。すぐに回収して帰還してくれ」
> 飯塚少将「了解!」
> 高杉中将「しかし、そんなバカなことが・・・だが、アイツがそんな大事なことで嘘をつくわけない・・・」
> 高橋大将「どうした?」
> 高杉中将「少しおかしな話を聞きまして。まあ、戯言だと思うんですが・・・」
> 高杉中将は、今飯塚少将から聞いた話をそのまま伝えた。
> 高橋大将「・・・・ありえないな、そんな話」
> 高杉中将「しかし、ほかの下士官ならいざ知らず、これは飯塚少将の通信です。とてもホラを吹くような者とは思えませんが・・・」
> 高橋大将「・・・・」
> いったい高杉中将は飯塚少将からどんな連絡を聞いたのかは、次回。
> まあ、想像は付くとは思うが・・・

高柳元帥「どうした?さっきから浮かない顔をしているが・・」
高杉中将「ええ、まあ・・・。考え事を」
高柳元帥「また自分の戦績に悩んでいるのか?」
高杉中将「はい・・」
実は違うのだが、今はこう答えるべきだろうと判断した。
高柳元帥「いいじゃないか。結果は結果だ。それにお前は、結果が出せようが出せまいが、うちの空軍には大変重要なQだ。それはわかるな?」
高杉中将「はい」
高柳元帥「だからそう悩むな。いざって時は相談にも乗ってるさ。いつでも頼って来い」
高杉中将「ありがとうございます」
高柳元帥「じゃあ、俺はこれから松井元帥たちとの会議に出てくる」
高杉中将「わかりました。では俺はこれで」
高柳元帥「ああ・・・またな」
そして高柳元帥は会議室へと向かった。
高杉元帥「このことは・・伝えていいものだろうか・・・いや、もし本当なら・・・しかし・・・いくらなんでも信憑性が薄すぎる・・・高橋大将に相談するか」
高橋大将「呼んだか?」
高杉中将「・・・漫画みたいなタイミングですね」
高橋大将「やはりうそうか。あのことか」
高杉中将「はい」
あのこととは、飯塚少将からの通信だ。
高橋大将「普通はありえないよな・・・死んだQがよみがえる何ざ」
高杉中将「理論上は不可能じゃないですよ。死んだといってもメモリーは生き残ってるわけですから、その中に別のタンクのQコアを入れれば」
高橋大将「だが、あの三台だぞ?下手なQコアじゃ動けない」
高杉中将「そうでもないんじゃないですか?」
高橋大将「やれやれ・・・お前としては信じたいのか?」
高杉中将「そりゃあ、タチの悪いいたずらならありえないと言い切れますが、なにぶん飯塚からのものですから・・・」
高橋大将「しかし、そんな技術をどこが・・・」
高杉中将「想像は付きます」
高橋大将「・・・まさか?」
高杉中将「十中八九間違いないでしょう」
高橋大将「・・・・GUTか」
高杉中将「恐らく場所から考えてグンナでしょう」
高橋大将「そうか・・・有り得るな」
高杉中将「うまく行けば・・・うちの大きな戦力アップが期待できます」
高橋大将「復活した兄貴たちとの再会・・・か」
引用なし
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Re:橋本派第七次攻撃 4
 松井一真  - 2007/4/23 23:48 -
  
> 高柳元帥「どうした?さっきから浮かない顔をしているが・・」
> 高杉中将「ええ、まあ・・・。考え事を」
> 高柳元帥「また自分の戦績に悩んでいるのか?」
> 高杉中将「はい・・」
> 実は違うのだが、今はこう答えるべきだろうと判断した。
> 高柳元帥「いいじゃないか。結果は結果だ。それにお前は、結果が出せようが出せまいが、うちの空軍には大変重要なQだ。それはわかるな?」
> 高杉中将「はい」
> 高柳元帥「だからそう悩むな。いざって時は相談にも乗ってるさ。いつでも頼って来い」
> 高杉中将「ありがとうございます」
> 高柳元帥「じゃあ、俺はこれから松井元帥たちとの会議に出てくる」
> 高杉中将「わかりました。では俺はこれで」
> 高柳元帥「ああ・・・またな」
> そして高柳元帥は会議室へと向かった。
> 高杉元帥「このことは・・伝えていいものだろうか・・・いや、もし本当なら・・・しかし・・・いくらなんでも信憑性が薄すぎる・・・高橋大将に相談するか」
> 高橋大将「呼んだか?」
> 高杉中将「・・・漫画みたいなタイミングですね」
> 高橋大将「やはりうそうか。あのことか」
> 高杉中将「はい」
> あのこととは、飯塚少将からの通信だ。
> 高橋大将「普通はありえないよな・・・死んだQがよみがえる何ざ」
> 高杉中将「理論上は不可能じゃないですよ。死んだといってもメモリーは生き残ってるわけですから、その中に別のタンクのQコアを入れれば」
> 高橋大将「だが、あの三台だぞ?下手なQコアじゃ動けない」
> 高杉中将「そうでもないんじゃないですか?」
> 高橋大将「やれやれ・・・お前としては信じたいのか?」
> 高杉中将「そりゃあ、タチの悪いいたずらならありえないと言い切れますが、なにぶん飯塚からのものですから・・・」
> 高橋大将「しかし、そんな技術をどこが・・・」
> 高杉中将「想像は付きます」
> 高橋大将「・・・まさか?」
> 高杉中将「十中八九間違いないでしょう」
> 高橋大将「・・・・GUTか」
> 高杉中将「恐らく場所から考えてグンナでしょう」
> 高橋大将「そうか・・・有り得るな」
> 高杉中将「うまく行けば・・・うちの大きな戦力アップが期待できます」
> 高橋大将「復活した兄貴たちとの再会・・・か」

方や、松井元帥は、「チョロQの蘇生」に関する研究を、技術科の秋川大尉を連れて行っていた
松井元帥「・・・それでだな、秋川君。いったい君はどういう理論で、『チョロQの蘇生』などと・・・」
秋川大尉「チョロQは車体部分、つまり『本体』を基本としておりますが、事実上内部には『CPU』、すなわち内部中枢が存在することが確認されております。小型戦闘機は、このCPUを『本体』から取り外し、戦闘機の操縦席内部に乗せることによって機能します」
松井元帥「それはわかっている。それは君の助手の葉山君も言っていた」
秋川大尉「・・・つまり、CPUさえ残っていれば、『本体』を作り直すだけで、チョロQは蘇るということです」
松井元帥「・・・確か、プロトン合衆国陸軍で、かつて実験が行われていたそうだな・・・」
秋川大尉「ああ、ビスカイト中将の一件ですね」
松井元帥「無事、蘇生は成功し、ビスカイト中将は陸軍上層部に君臨している。だが、プロトン合衆国はその理論を一切公開しなかった・・・」
秋川大尉「何か、裏がありそうですな・・・」
そのとき、研究室に藤田一等兵が入ってきた
藤田一等兵「司令、そろそろ防衛会議が」
松井元帥「ああ、分かった」
一旦、日船軍団総司令部内に、暫定司令部を置くことにしたそうだ
研究室には、秋川大尉と、藤田一等兵が残された
藤田一等兵「・・・秋川さん・・・」
秋川大尉「どうした?藤田一等兵」
藤田一等兵「・・・秋川さんの実験が成功すれば、これまでの犠牲車たちは・・・なんだったんでしょうか?」
秋川大尉「・・・確かに、彼らは何のために戦い、死んでいったのか・・・」
藤田一等兵「・・・前に、司令が小説を読んでたんです。その内容が、『生きることと戦い』でした・・・」
松井元帥は、時折自室で小説を読むことがある。藤田が言っていたのは、異次元から送られたという、「奇妙な三角形」という小説であった
競艇場で実況をしている傍ら、「影の自衛隊」と揶揄される組織に勤務する、諜報士官の記録だという
藤田一等兵「その中で、主人公の諜報士官は、『俺は生き延びるために戦っている』と、たびたび口にしています。司令は、そういうような内容の本を、よく読んでいます」
秋川大尉「・・・司令は、複雑な方だな・・・」
・・・松井元帥は、日戦軍団を設立した。しかし、それは軍上層部にいるライバルへの復讐でも、かつて属していた国家への嫌気からでもなく、「平和のため」であった・・・
藤田一等兵「・・・ルノー少佐も言っていました。『たとえ祖国が連合国になろうが、キュワールに平和が訪れようが、我が恩師、ドドルハ軍曹は戻って来ない。しかし、それでいい。それが戦争の現実なのだから』・・・」
秋川大尉「・・・藤田一等兵・・・」
そのとき、藤田の戦友、平岡がやってきた
平岡一等兵「藤田、秋川大尉と何話してるんだ?」
藤田一等兵「ああ、平岡。どうしたんだ?」
平岡一等兵「防衛会議中は、通信室にいるべきなんじゃなかったか?」
藤田一等兵「あっ、そうだったな。じゃあ、秋川さん、この話の続きはまた今度・・・」
秋川大尉「ああ、分かった」
二両の若き通信兵は、研究室を後にした

さて、会議室では、高柳と松井が、今後の作戦会議を行っていた
松井元帥「・・・高柳元帥、今回の敵はGU同盟軍や、Qトルック帝国だけではないかもしれんぞ」
高柳元帥「・・・あの帝国ですか」
松井元帥「ああ、あの帝国だ。第五次キュワール大戦の黒幕がQトルックならば、第六次キュワール大戦の黒幕は・・・」
高柳元帥「グンナ帝国・・・」
松井元帥「厄介な国だ。しばらく手出しはしないほうがよさそうだ」
高柳元帥「なぜでしょうか?鎖国をしているということは・・・」
松井元帥「いや、彼らは共産国家だ。何をしてくるか分からない。Qグリーンもそうだった」
高柳元帥「共産国家に、何か問題でも?」
松井元帥「・・・グンナは共産国家であり、大陸国家だ。その広大な大地は、Qシュタイン大陸の北方から、リゾニア大陸の東方に及ぶ。そこに、どれだけの資源が詰まっているか・・・」
高柳元帥「・・・・・・」
松井元帥「代燃炉の焚き方、知ってるか?」
代燃炉、すなわち「木炭エンジン」だ。グンナ大陸は広大な油田を有しているが、グリシネはそうではない。下手をすると石油が枯渇するのだ
日戦軍団陸軍最新鋭戦闘爆撃機、四四式戦闘爆撃機は、胴体後部に代燃炉を装備している。資源枯渇時のためだ
松井元帥「まあ、そう簡単になくなるものではない。しばらくは大丈夫だな・・・」
高柳元帥「自分は航空機には詳しいほうですが・・・」
松井元帥「四四式戦爆の後部にも積んでるからな。話を戻すか。とにかく、グンナほどの大国とあらば、大幅な軍事力を有している。まして、橋本もいるからな・・・」
高柳元帥「・・・ところで、先ほど何か話していたそうですが?」
松井元帥「知っていたか。技術科の秋川と話していたのだよ。『チョロQの蘇生』に関する研究だ」
高柳元帥「おお、我々も実は同じようなことを・・・」
松井元帥「まあ、私は期待しないがね。それこそ、下手をすれば戦争に発展する・・・」
高柳元帥「・・・松井元帥らしいですね。そういうところまで読んでいるとは」
松井元帥「『読む』にひっかけて、小説ばかり読んでるからな・・・」
そのとき、会議室に工作部長のセリ大佐がやってきた
セリ大佐「司令、施設類の拡張ですが・・・」
松井元帥「まったく、すさまじいタイミングだな。拡張の件で何か?」
セリ大佐「はっ、また軍部の連中が・・・」
松井元帥「ああ、また軍部か。どうせ連中のことだ、ろくな施設がないんだろ」
セリ大佐「そうですか。とりあえず、建設は続行とのことで・・・」
松井元帥「そうしておいてくれ。それと、秋川君を呼んで来てくれんか?」
セリ大佐「はっ、了解しました!」
数分後、セリ大佐が秋川大尉を連れて戻ってきた
秋川大尉「日戦軍団所属技術士官の秋川です」
松井元帥「・・・うちの技術士官では、有望なやつでな」
高柳元帥「日戦軍団はそういう研究も行っているんですか」
松井元帥「戦争を防ぐには、新機軸を生み出す。大国もそれを生み出しているはずだから。そういうことだ」
とりあえず、彼の理論をまとめることにした
松井元帥「まあ、高柳元帥も分かっていると思うが、チョロQの中枢は『CPU』と呼ばれる部分だ。主に、『本体』のボンネット、または砲塔に配置されている。基本的にチョロQのシステムそのものはCPUに内蔵されるから、これさえ残っていればいい、ということなのだ。あとは『本体』を作り直し・・・ってとこか」
・・・これが完成すれば、どういうことになるのだろうか
それこそ、悲壮なる戦争がより過激化するかもしれない
もしくは、戦争そのものが馬鹿らしくなるのかもしれない
はたまた・・・
だが、これがどう動くかは、誰も知らないのだ
引用なし
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Re:橋本派第七次攻撃 4
 高杉  - 2007/4/28 21:59 -
  
> > 高柳元帥「どうした?さっきから浮かない顔をしているが・・」
> > 高杉中将「ええ、まあ・・・。考え事を」
> > 高柳元帥「また自分の戦績に悩んでいるのか?」
> > 高杉中将「はい・・」
> > 実は違うのだが、今はこう答えるべきだろうと判断した。
> > 高柳元帥「いいじゃないか。結果は結果だ。それにお前は、結果が出せようが出せまいが、うちの空軍には大変重要なQだ。それはわかるな?」
> > 高杉中将「はい」
> > 高柳元帥「だからそう悩むな。いざって時は相談にも乗ってるさ。いつでも頼って来い」
> > 高杉中将「ありがとうございます」
> > 高柳元帥「じゃあ、俺はこれから松井元帥たちとの会議に出てくる」
> > 高杉中将「わかりました。では俺はこれで」
> > 高柳元帥「ああ・・・またな」
> > そして高柳元帥は会議室へと向かった。
> > 高杉元帥「このことは・・伝えていいものだろうか・・・いや、もし本当なら・・・しかし・・・いくらなんでも信憑性が薄すぎる・・・高橋大将に相談するか」
> > 高橋大将「呼んだか?」
> > 高杉中将「・・・漫画みたいなタイミングですね」
> > 高橋大将「やはりうそうか。あのことか」
> > 高杉中将「はい」
> > あのこととは、飯塚少将からの通信だ。
> > 高橋大将「普通はありえないよな・・・死んだQがよみがえる何ざ」
> > 高杉中将「理論上は不可能じゃないですよ。死んだといってもメモリーは生き残ってるわけですから、その中に別のタンクのQコアを入れれば」
> > 高橋大将「だが、あの三台だぞ?下手なQコアじゃ動けない」
> > 高杉中将「そうでもないんじゃないですか?」
> > 高橋大将「やれやれ・・・お前としては信じたいのか?」
> > 高杉中将「そりゃあ、タチの悪いいたずらならありえないと言い切れますが、なにぶん飯塚からのものですから・・・」
> > 高橋大将「しかし、そんな技術をどこが・・・」
> > 高杉中将「想像は付きます」
> > 高橋大将「・・・まさか?」
> > 高杉中将「十中八九間違いないでしょう」
> > 高橋大将「・・・・GUTか」
> > 高杉中将「恐らく場所から考えてグンナでしょう」
> > 高橋大将「そうか・・・有り得るな」
> > 高杉中将「うまく行けば・・・うちの大きな戦力アップが期待できます」
> > 高橋大将「復活した兄貴たちとの再会・・・か」
>
> 方や、松井元帥は、「チョロQの蘇生」に関する研究を、技術科の秋川大尉を連れて行っていた
> 松井元帥「・・・それでだな、秋川君。いったい君はどういう理論で、『チョロQの蘇生』などと・・・」
> 秋川大尉「チョロQは車体部分、つまり『本体』を基本としておりますが、事実上内部には『CPU』、すなわち内部中枢が存在することが確認されております。小型戦闘機は、このCPUを『本体』から取り外し、戦闘機の操縦席内部に乗せることによって機能します」
> 松井元帥「それはわかっている。それは君の助手の葉山君も言っていた」
> 秋川大尉「・・・つまり、CPUさえ残っていれば、『本体』を作り直すだけで、チョロQは蘇るということです」
> 松井元帥「・・・確か、プロトン合衆国陸軍で、かつて実験が行われていたそうだな・・・」
> 秋川大尉「ああ、ビスカイト中将の一件ですね」
> 松井元帥「無事、蘇生は成功し、ビスカイト中将は陸軍上層部に君臨している。だが、プロトン合衆国はその理論を一切公開しなかった・・・」
> 秋川大尉「何か、裏がありそうですな・・・」
> そのとき、研究室に藤田一等兵が入ってきた
> 藤田一等兵「司令、そろそろ防衛会議が」
> 松井元帥「ああ、分かった」
> 一旦、日船軍団総司令部内に、暫定司令部を置くことにしたそうだ
> 研究室には、秋川大尉と、藤田一等兵が残された
> 藤田一等兵「・・・秋川さん・・・」
> 秋川大尉「どうした?藤田一等兵」
> 藤田一等兵「・・・秋川さんの実験が成功すれば、これまでの犠牲車たちは・・・なんだったんでしょうか?」
> 秋川大尉「・・・確かに、彼らは何のために戦い、死んでいったのか・・・」
> 藤田一等兵「・・・前に、司令が小説を読んでたんです。その内容が、『生きることと戦い』でした・・・」
> 松井元帥は、時折自室で小説を読むことがある。藤田が言っていたのは、異次元から送られたという、「奇妙な三角形」という小説であった
> 競艇場で実況をしている傍ら、「影の自衛隊」と揶揄される組織に勤務する、諜報士官の記録だという
> 藤田一等兵「その中で、主人公の諜報士官は、『俺は生き延びるために戦っている』と、たびたび口にしています。司令は、そういうような内容の本を、よく読んでいます」
> 秋川大尉「・・・司令は、複雑な方だな・・・」
> ・・・松井元帥は、日戦軍団を設立した。しかし、それは軍上層部にいるライバルへの復讐でも、かつて属していた国家への嫌気からでもなく、「平和のため」であった・・・
> 藤田一等兵「・・・ルノー少佐も言っていました。『たとえ祖国が連合国になろうが、キュワールに平和が訪れようが、我が恩師、ドドルハ軍曹は戻って来ない。しかし、それでいい。それが戦争の現実なのだから』・・・」
> 秋川大尉「・・・藤田一等兵・・・」
> そのとき、藤田の戦友、平岡がやってきた
> 平岡一等兵「藤田、秋川大尉と何話してるんだ?」
> 藤田一等兵「ああ、平岡。どうしたんだ?」
> 平岡一等兵「防衛会議中は、通信室にいるべきなんじゃなかったか?」
> 藤田一等兵「あっ、そうだったな。じゃあ、秋川さん、この話の続きはまた今度・・・」
> 秋川大尉「ああ、分かった」
> 二両の若き通信兵は、研究室を後にした
>
> さて、会議室では、高柳と松井が、今後の作戦会議を行っていた
> 松井元帥「・・・高柳元帥、今回の敵はGU同盟軍や、Qトルック帝国だけではないかもしれんぞ」
> 高柳元帥「・・・あの帝国ですか」
> 松井元帥「ああ、あの帝国だ。第五次キュワール大戦の黒幕がQトルックならば、第六次キュワール大戦の黒幕は・・・」
> 高柳元帥「グンナ帝国・・・」
> 松井元帥「厄介な国だ。しばらく手出しはしないほうがよさそうだ」
> 高柳元帥「なぜでしょうか?鎖国をしているということは・・・」
> 松井元帥「いや、彼らは共産国家だ。何をしてくるか分からない。Qグリーンもそうだった」
> 高柳元帥「共産国家に、何か問題でも?」
> 松井元帥「・・・グンナは共産国家であり、大陸国家だ。その広大な大地は、Qシュタイン大陸の北方から、リゾニア大陸の東方に及ぶ。そこに、どれだけの資源が詰まっているか・・・」
> 高柳元帥「・・・・・・」
> 松井元帥「代燃炉の焚き方、知ってるか?」
> 代燃炉、すなわち「木炭エンジン」だ。グンナ大陸は広大な油田を有しているが、グリシネはそうではない。下手をすると石油が枯渇するのだ
> 日戦軍団陸軍最新鋭戦闘爆撃機、四四式戦闘爆撃機は、胴体後部に代燃炉を装備している。資源枯渇時のためだ
> 松井元帥「まあ、そう簡単になくなるものではない。しばらくは大丈夫だな・・・」
> 高柳元帥「自分は航空機には詳しいほうですが・・・」
> 松井元帥「四四式戦爆の後部にも積んでるからな。話を戻すか。とにかく、グンナほどの大国とあらば、大幅な軍事力を有している。まして、橋本もいるからな・・・」
> 高柳元帥「・・・ところで、先ほど何か話していたそうですが?」
> 松井元帥「知っていたか。技術科の秋川と話していたのだよ。『チョロQの蘇生』に関する研究だ」
> 高柳元帥「おお、我々も実は同じようなことを・・・」
> 松井元帥「まあ、私は期待しないがね。それこそ、下手をすれば戦争に発展する・・・」
> 高柳元帥「・・・松井元帥らしいですね。そういうところまで読んでいるとは」
> 松井元帥「『読む』にひっかけて、小説ばかり読んでるからな・・・」
> そのとき、会議室に工作部長のセリ大佐がやってきた
> セリ大佐「司令、施設類の拡張ですが・・・」
> 松井元帥「まったく、すさまじいタイミングだな。拡張の件で何か?」
> セリ大佐「はっ、また軍部の連中が・・・」
> 松井元帥「ああ、また軍部か。どうせ連中のことだ、ろくな施設がないんだろ」
> セリ大佐「そうですか。とりあえず、建設は続行とのことで・・・」
> 松井元帥「そうしておいてくれ。それと、秋川君を呼んで来てくれんか?」
> セリ大佐「はっ、了解しました!」
> 数分後、セリ大佐が秋川大尉を連れて戻ってきた
> 秋川大尉「日戦軍団所属技術士官の秋川です」
> 松井元帥「・・・うちの技術士官では、有望なやつでな」
> 高柳元帥「日戦軍団はそういう研究も行っているんですか」
> 松井元帥「戦争を防ぐには、新機軸を生み出す。大国もそれを生み出しているはずだから。そういうことだ」
> とりあえず、彼の理論をまとめることにした
> 松井元帥「まあ、高柳元帥も分かっていると思うが、チョロQの中枢は『CPU』と呼ばれる部分だ。主に、『本体』のボンネット、または砲塔に配置されている。基本的にチョロQのシステムそのものはCPUに内蔵されるから、これさえ残っていればいい、ということなのだ。あとは『本体』を作り直し・・・ってとこか」
> ・・・これが完成すれば、どういうことになるのだろうか
> それこそ、悲壮なる戦争がより過激化するかもしれない
> もしくは、戦争そのものが馬鹿らしくなるのかもしれない
> はたまた・・・
> だが、これがどう動くかは、誰も知らないのだ

高橋大将「ん?・・・はい、高橋・・・何・・わかった。すぐに行く」
高杉中将「どうしたんです?」
高橋大将「所属不明のタンクが施設内に侵入したらしい。すぐに向かって殲滅せよとのことだ」
???「わざわざ行くこたぁねえよ。なぜなら、きてやったからな」
高杉中将「て、てめえ!いつのまに・・・・」
???「半端なわけねえだろ。俺なんだからよ」
高杉中将「兄貴・・・か?」
高杉元帥「そうだ。久しぶりだな」
高橋大将「じゃあ、もう一台は・・・」
高橋元帥「よう」
高橋大将「兄貴!」
高杉中将「んじゃあ・・あの時死んだってえのは・・」
高杉元帥「ああ、デマだ」
高橋元帥「高柳大統領が撃たれてからの話をまとめたほうが早いな」

ということで、要約するとこういうことになる。
高杉元帥は、あの襲撃事件のときに高柳元帥が撃たれたときに退路を確保した。
そして、高橋元帥と共同で恐るべきスピードで宴会場から脱出した。
そのまま町の郊外の小さな病院に担ぎ込んだ。
そしてそのまま高杉元帥と高橋元帥は高柳大統領が回復して病院を出てすぐに裏の組織からのスカウトが来た。
かなりでかい組織だったらしく、自分たちのことを知っていたその男に、高杉は警戒心を悟られぬように付いていった。
そして、組織でもすぐに頭になれた。
別にもてはやされているわけではない。もちろん肩書きはよかったが、その実力もあってのことだ。
そして、数日たってから橋本派と高杉派の内戦が始まった。
そのまましばらくして高杉派は橋本派に敗北。そのままグリシネに撤退。
その情報を得てすぐにグリシネに高橋元帥、高柳大統領とともにこの軍団施設に入った。
もはやグリシネの正規軍ですら手出しできない勢力となった軍団施設に来るまでは苦労せずにきても、いきなり一般兵士に砲撃をうけて、軽く切れて暴れたらしい。
どこまでいっても兄貴は兄貴だ、と呆れるしかない高杉中将。
でも、自分の兄貴が変わらずに居てくれたことにうれしさも感じるのだが。

高杉中将「んで、高柳の兄貴はどうした?」
高杉元帥「ああ、先に会議室に行ってる。今頃松井元帥たちを驚かせているこったろう」
高橋大将「・・・・」
高橋元帥「まあ、連絡もクソもあったもんじゃねえからな」
高杉中将「・・・・」
高杉元帥「まあ、いいんじゃねえか。んで、無様に負けてきたお前らに励ましの言葉でも投げかけてやろうか、と思ったが問題なさそうだな」
高杉中将「・・・・・」
高橋大将「・・・・・」
引用なし
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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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