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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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宇宙戦艦紀伊 第六十三話
 松井一真  - 2006/11/25 21:40 -
  
第六十三話完成。とりあえず、過去の陸戦兵器について載せてみました
第六十三話 激戦地再び
何とか占領したベータ基地だが、航空攻撃と艦隊攻撃を受け、遂には敵部隊が上陸。地底戦車による奮戦空しく、次々と進撃され、遂には司令部が全壊。ドニゲッテル、ユゴス、藤田以外、司令室の兵士は全滅。援軍を送り込むが、敵も増援あり。状況は劣勢であった
さらにライトウォーターに対する巡航ミサイル攻撃で、司令部の将兵全員が負傷、松井元帥も書斎で指揮を執ることになった
さて、その書斎では、なおも通信が続いていた
松井元帥「米沢、現状は?」
米沢大将(通信)「現在、装甲シャッターが崩壊、敵部隊約2500両が突入しています!」
松井元帥「遂に来たか・・・」
現在、第五滑走路方面で指揮を執る米沢大将は、突入部隊と直接交戦はしないこととなっている
だが、そのために貴重なパイロットを犠牲にしなければならないのだ
松井元帥「・・・発案車の顔が見てみたい物だな・・・」
陸戦はほとんど出来ないはずのパイロットを、前線に配備する、そんな作戦を立案した奴は、きっと実戦経験がほとんどないんだろう
いずれにせよ、Qシュタイン連邦第224連隊のガバナー中佐以下1550両と、プロトン合衆国第110中隊のグリフォン大佐以下600両が、第501中隊、第875航空隊共々前線部隊となるのだ
松井元帥「T−34の改良型が相手じゃ、分が悪いだろうな・・・」
敵戦力、総数2450両の主力は、T−34/85。プロトン合衆国のM4A3シャーマンや、Qシュタイン連邦のIII、IV号戦車にとっては強敵である
松井元帥「・・・『敷島』さえあれば・・・」
「敷島」、かつて本土で大活躍した装甲列車である
正式名「四一式重装甲列車」、155mm単装砲一門、120mm戦車砲一門、90mm歩兵砲二門を装備した前方警戒車、120mm戦車砲二門、90mm歩兵砲二門を装備した砲車、90mm歩兵砲二門を装備した機関車、九二式重機関銃(口径:7.7mm)二丁を装備した貨物車、57mm歩兵砲一門を装備した指揮車、山砲一門を搭載した貨物車、探照灯一基と九二式重機関銃一丁を装備した後方警戒車で編成されており、総数13両編成。「敷島」「八島」「霧島」を筆頭に、30以上の編成が建造された
この30以上もの大編成を指揮したのが、パレンバン基地司令官、ボルナソス大佐である
ピクールガ中佐を参謀長とし、「敷島装甲列車隊(正式名:第一特務列車隊)」を結成、第五次、第六次キュワール大戦において奮戦し、現在はピクールガ中佐が指揮している
松井元帥「・・・今のご時世、装甲列車など役には立たんのだろうが・・・」
重装甲と機動性を誇り、Qトルック帝国最大の恐怖となった「敷島」型装甲列車。基地内部の輸送線に配備し、ある程度の防衛戦力とすることはできるであろう
松井元帥「・・・だが、地下基地なら航空機の脅威はないからな。使えるだろう」
今度、ライトウォーターに持ち込んでおきたい兵器だ

海軍宇宙艦隊本部でも、情報は入っていた
サウラー中将「敵の反攻ですか・・・」
フルト大将「地下基地での戦闘となるため、艦砲射撃は無用、それに、周辺の艦隊はまだ整備中だ」
確かに、先の戦闘で、艦隊は著しく損傷している
松井元帥の話では、第二、第三、第五、第八、第九艦隊が前線へ出撃可能だが、敵艦隊の規模が大きいところから出撃は現在断念しているという
フルト大将「援軍に関しても困難だ。ベータ基地は持ちこたえられるかどうかも分からん」
サウラー中将「これほどの戦闘になるとは思いませんでしたね」
フルト大将「ああ、まさかベータでこれほどの戦闘になるとは思わなかった」
サウラー中将「・・・陸軍本部も大変でしょうな」
陸軍本部は、ボルゾル元帥やナルマルガム中将といった、現在Qシュタイン大陸内にいる士官の大半が詰めている場所だ
確かに、今回の戦闘において、一番大変なのは、二個連隊(第221連隊、第224連隊)、一個中隊(第501中隊)、一個小隊(第253小隊)も派遣している彼らであろう
そのとき、海軍第一艦隊司令、スキシーバ大将がやってきた
スキシーバ大将「フルト大将、ここでしたか」
フルト大将「ああ、しばらく艦隊本部を任せていたからな」
普段は戦艦「スキシーバ」のCICにいるので、陸にはなかなか姿を見せない
指揮官職も大変なのだ
フルト大将「・・・長期戦が予想できる。補給が難しい我が軍が不利だな」
パラオ大佐「確かに、そうですね」
フルト大将「・・・次の手を、考えなければな」
他の幹部士官を眺めながら、彼は呟いた

さて、第五滑走路に配置された臨時司令部では、米沢大将が指揮を執っていた
米沢大将「よし、報告どおりだ。第224連隊のガバナー中佐以下1550両、第110中隊のグリフォン大佐以下600両を第三弾薬庫に派遣、急げ!」
ヴァイゲル中将「ガバナー中佐ですか。奴に任せられるか、自分は心配ですが・・・」
米沢大将「彼なら、敵軍を抑えることはできるだろう」
現在、司令部には米沢、ヴァイゲル以外にも、小沢、大西、アイスナー、グリフォン、ガバナーの姿がある
他にも、複数の通信兵たちがいる
小沢中将「敵は優秀な戦力です。一部戦力を小出しにするより・・・」
米沢大将「敵軍も先発隊だ。次には本隊がやってくる。こっちの本隊は、そこまでここで待機だ」
グリフォン大佐(第110中隊司令。車種:M26パーシング)「では、我々はすぐに第三弾薬庫へ!」
米沢大将「うむ、頼むぞ!」
グリフォン大佐は、司令室を後にし、部下の下へ向かった
ヴァイゲル中将「ガバナー中佐、彼らの後に続け!」
ガバナー中佐(第224連隊所属。車種:ヘッツァー)「了解!」
大西准将「これで、派遣部隊は全部ですか」
米沢大将「そうなるわけだな。これは、大変な戦いになりそうだ」
これで、3100両の戦力が、敵と戦うことになる

一方、第501中隊と、第875航空隊は、陸戦の準備を行った
フェルデ曹長「友軍部隊が第三弾薬庫に展開しました!」
ローレル大佐「これで3100両か。敵に対し、数で勝るな」
ケーベ上等兵「しかし、質では劣りますな」
タトラ上等兵「・・・T−44が相手ですからね・・・」
フンケ中佐「いずれにせよ、敵が来たからには、俺たちが相手しなければならないわけだな」
ローレル大佐「確かにそうだが・・・」
フェルデ曹長「まあ、やるしかないでしょうな」
第一飛行場格納庫周辺に陣取る彼ら。対するのは第322大隊だ。無論、先発隊であるから、全戦力ではない
ローレル大佐「苦戦は、必至だろうな・・・」
こちら側に向かってくる、第322大隊先発隊戦力を見て、ローレル大佐は思った
ローレル大佐「応戦準備!」
全員が射撃準備を整える
遂に、戦闘が始まった
先頭を進むのはT−44。おそらく指揮官のコルサ大佐であろう
IV号戦車が砲撃を始める
正面装甲に命中する
しかし、弾かれてしまった
タトラ上等兵「畜生!」
ローレル大佐「やはりダメか・・・」
ケーベ上等兵「いえ、撃たなければこちらがやられます!」
砲撃は続いているが、ほとんど倒せない
フンケ中佐「先陣さえ倒せんのか!?」
Qシュタイン兵士「かくなる上は、やるしかありません!」
そう言うと、一両のパンター戦車が、敵に向かっていった
第六十三話 続く

引用なし
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宇宙戦艦紀伊 第六十三話 松井一真 2006/11/25 21:40
  Re:宇宙戦艦紀伊 第六十三話 松井一真 2006/11/25 21:41
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十三話 ダークスピリッツ 2006/11/26 19:46
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十三話 松井一真 2006/11/26 20:16
   宇宙戦艦紀伊 第六十四話 松井一真 2006/11/30 22:00
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十四話 松井一真 2006/11/30 22:02
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十四話 ダークスピリッツ 2006/12/1 21:04
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十四話 松井一真 2006/12/1 22:52

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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