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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います（笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
以上、さくらがちる頃に。
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ザンブニール空軍基地 ハンガー
クラシス「CPUロック解除…オーケー、頼むぜ」
作業員「分かりました」
クラシスはボンネットを開けた。
作業員がクレーンで、エンジンルームの隅っこにあるCPUを掴み取る。
「グイィィィン…ガシャコン」
クラシスの視界がプツリと切れ、真っ暗になる。
「ブオオオオオオオォォォォォォ…」
作業員はクレーンにCPUを吊るしたまま、F-16Cのコックピットにそれを埋め込んだ。
真っ暗なクラシスの視界に『F-16C... LOGIN』と表示され、
クラシスのCPUと機内カメラが接続。視界が蘇った。
クラシス「搭乗完了」
作業員「中佐、頑張ってください」
クラシス「ありがとう」
「プシュイィン…（コックピット閉鎖）」
オペレータＡ『クルセイダー１、こちら航空管制。聞こえるか？』
クラシス「クルセイダー１から航空管制、ばっちり聞こえるぜ」
オペレータＡ『オーライ。どうやら、お前とクルセイダー３以外、みんな初陣って話じゃないか。ちゃんと引っ張ってやれよ』
クラシス「余計なお世話」
オペレータＡ『緊張ほぐしてやってんだよ、まあいい。クルセイダー１、ランウェイまでタキシングせよ』
クラシス「了解」
「ウィィィィィィィン…」
ハンガーからランウェイまでタキシング。
４月の始めはまだ寒いのか、アスファルトの周りの草木はそれほど生茂っていない。
「キイィィィィッ」
クラシス「クルセイダー１、ランウェイ到達」
オペレータＡ『りょーかーい、クルセイダー１、離陸を許可する』
クラシス「了解…離陸する！」
アフターバーナー点火。
「ヴィシュイイイイイイイイイイイン！」
時速150ノットに到達。ピッチアップ。
AIM-9Xサイドワインダーを２発、AIM-120Bアムラームを２発積んだF-16Cが、大空へと舞い上がった。
オペレータＡ『クルセイダー１、離陸！高度制限解除！…幸運を祈る、クルセイダー１。』
サーラ「クルセイダー２、ランウェイ到達！」
オペレータＢ『了解、クルセイダー２、離陸を許可する…」
クラシス「…フーッ」
タルタ海北方 高度10000ft上空
グンナ護衛機「クルフ各機、こちらボーグ１。状況を報告せよ」
グンナ爆撃機Ａ「クルフ１、機体に異常無し」
グンナ爆撃機Ｂ「クルフ５、機体に異常無し」
グンナ爆撃機Ｃ「クルフ８、同じく…」
クラシス「クルセイダー１から各機、状況を報告せよ」
サーラ「クルセイダー２、スタンバイ」
ハヤト「クルセイダー３、スタンバイ」
ベイト少尉「クルセイダー６、スタンバイ」
ルイス大尉「クルセイダー１１、スタンバイ」
カイト中尉「クルセイダー１４、スタンバイ」
カーター中尉「クルセイダー１６、スタンバイ」
クラシス「…よし、ミッション開始。ザンブニールまではまだまだ時間がある。まずは護衛機を全機撃墜せよ」
全員「了解」
脅威レーダーには、９つのデルタがゆっくりと、中心に向かって近づいてきている。
まだこちらには気付いていない。
クラシス「全機、アムラーム用意」
AIM-120Bアムラームは、中射程の空対空ミサイルである。
護衛機の数は命令書通り６機。２機編隊が３つ、爆撃機３機の前方を取り囲んでいる。
クラシス「俺は中央の二機編隊、クルセイダー３は左の二機、クルセイダー２とクルセイダー１１は右の二機、残りの者はバックアップを。ロックオンしたらすぐに撃て。」
全員「了解！」
グンナ護衛機Ａ「…」
「ピッ」
Su-27のレーダーに、敵機を示すマークが表示された。
グンナ護衛機Ａ「！！！」
クラシス「フォックス３！」
「ゴシャアアァァッ」
Su-27のコックピットにミサイル警告音が鳴り響く。
グンナ護衛機Ａ「（ビーーーー）み、ミサイル接近！」
クラシス「もう一機、フォックス３！（ゴシャアァァッ）」
グンナ護衛機Ｂ「（ビーーーー）畜生、中射程か！」
ハヤト「当たってくれよ…フォックス３！（ゴシャアアッ）フォックス３！（ゴシャアアッ）」
グンナ護衛機Ｃ「（ビーーーー）こちらボーグ８、撃ってきた！」
グンナ護衛機Ｄ「（ビーーーー）こっちもだ！」
グンナ護衛機Ａ「全機、チャフを発射して回避行動を取れ！」
グンナ護衛機Ｅ「チャフ発射！…チャフ発射！ダメだ、ミサイル針路変えず！くそ…」
「チュドオオオオオオォォォォォォン…」
サーラ「敵機撃墜！」
グンナ護衛機Ａ「ボーグ１５、応答せよ！ボーグ１５！」
グンナ護衛機Ｆ「避けきれない！脱出する！」
「ズガアアアアァァァァァァァァン…」
グンナ護衛機Ａ「ボーグ２０撃墜！」
ルイス大尉「敵機撃墜！よっしゃ！」
グンナ護衛機Ａ「くそっ、チャフに当たらない！！全機、高度を上げて回避せよ…」
「ズガアアアアアァァァァァン！ズガアアアアアァァァァァン！」
グンナ護衛機Ｃ「ボーグ１、ボーグ５、撃墜！」
グンナ護衛機Ｄ「避けきれない！脱出！（ボシュンッ）」
「バゴオオオォォオォォォ…」
グンナ護衛機Ｃ「（ビーーーッ…）…！よし！ミサイル回避！」
ハヤト「ちっ！こちらクルセイダー３、一機撃ち漏らした！」
クラシス「俺とクルセイダー３で片付ける！皆は護衛機から離れろ！」
グンナ護衛機Ｃ「やられる前にやってやる！（ゴシャアッ）」
クラシス「（ビーーーー）短射程ミサイル接近！」
チャフを継続的に発射。
「ボオオォォッ……ボオオォォッ……」
ハヤト「くそったれが！フォックス２！（ゴシャアァッ）」
アムラームは中射程なので、短距離戦闘では機能しない。その為のAIM-9Xサイドワインダーである。
グンナ護衛機Ｃ「畜生、間に合わ…」
「ズガアアアアアアアアン！」
クラシス「ブレイク！」
急旋回し、ミサイルが向かってくる方向へ機体を合わせる。
短射程のIRミサイルは、飛行機の熱源を追尾してくる。つまり機体後部のエンジン部分だ。
だから、ミサイルと正面に向き合えば、ミサイルはエンジン部分を探知しにくくなる、という寸法だ。
「ビーーーッ…」
クラシス「回避！」
ハヤト「よっしゃぁ！」
グンナ爆撃機Ａ「ボーグ８、応答せよ！」
グンナ爆撃機Ｂ「護衛機が全部やられたぞ！」
グンナ爆撃機Ｃ「どうする！まだ巡航ミサイルは撃てないぞ！」
クラシス「（戦果は分け与えてやりたい…）よーし、バックアップ中の三機！一機一撃だ！行け！」
三機「了解！」
ハヤト「気が利くな」
クラシス「まあな。機銃掃射にさえ気をつければ、でかい的だ。」
グンナ爆撃機Ａ「敵機接近！畜生、爆弾を抱えたまま死ねるか！」
グンナ爆撃機Ｂ「そうだ、あそこに撃て！」
オペレータ「クルセイダー、こちらザンブニール！」
ザンブニール空軍基地から通信が入った。
クラシス「こちらクルセイダー、どうした？」
オペレータ「爆撃機が巡航ミサイルを発射した！」
クラシス「何！？ザンブニールまではまだまだあるぞ！」
オペレータ「いや、ザンブニールじゃない！」
クラシス「じゃぁどこだ！」
オペレータ「プロトン大陸北北東の沿岸部にある、原子力発電所だ！」
ハヤト「原発だぁ！？」
オペレータ「周りに町がないから目標にしてなかったのだろう。とにかく、巡航ミサイルのデータを送る！」
クラシス「了解」
「ピッ」
クラシス「確認した。直ちに撃墜する」
オペレータ「頼むぞ！原発なんかが爆発したら、プロトン北部は放射能まみれになる！」
「チュドオオオオオォォォォン…チュドオオォォチュドオオオオオオオォォォォン…」
ベイト少尉「敵機撃墜！」
カイト中尉「敵機撃墜！」
カーター中尉「敵機撃墜！」
クラシス「よくやった！」
だが中射程のアムラーム２発を既に撃ち尽くしてしまった為、サイドワインダーで撃つしかない。
アフターバーナー点火。機体がグラグラ揺れ、速度が一気に上がる。
クラシス「間に合え…」
「ピーーーー」
ロックオン完了。
クラシス「フォックス２！」
「ゴシャアアァッ」
ハヤト「すぐにブレイク（急旋回）しろ！爆発に巻き込まれるぞ！」
クラシス「分かってる！（ギュンッ）」
「ゴゴアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァ…」
クラシス「やったか…」
オペレータ「爆撃機及び巡航ミサイルの撃墜を確認。後続機はいない模様」
ハリス准将「よくやったな、クルセイダー。帰還せよ」
クラシス「了解。クルセイダー、帰還する！」
ハヤト「フーッ…久々の撃墜は、久々のセックスに似てるぜ…」
サーラ「何言ってんのよ」
ハヤト「え、通信入ってた？」
サーラ「うん」
〜終〜
読み直したらかなり読みにくい仕上がりになってるな＾＾；
間違いとかあったら指摘よろしく
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