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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
以上、さくらがちる頃に。
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ダークスピリッツ
- 2006/11/8 1:36 -
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戦闘経過
ライトウォーターに集結した輸送船団と護衛艦隊。その中には宇宙基地に配備されたばかりのリゾニア宇宙軍艦艇の姿があった・・・。松井元帥はこの艦隊を見てこれだけで輸送船団を守りきれるのか?と思った。今回の作戦の護衛艦隊はQシュタイン2個駆逐艦隊、リゾニア1個駆逐艦隊の計3個駆逐艦隊で艦艇数は軽巡洋艦2隻、駆逐艦38隻の計40隻だ。それに対して輸送船団は計69隻。敵の激しい攻撃が予想される中これだけの護衛艦隊で大丈夫なのか?と松井元帥は考えていたのだ。そこにクラシス大佐が入ってきて「今回の作戦に我がプロトン軍の特殊艦を輸送船団に紛れ込ませました」と言ってきた。松井元帥は輸送船団の端に停泊している巨大なタンカーらしき艦を見て少し考えた後あの艦だと確信した。それはプロトン戦線離脱以降姿を見せなかったあの艦の事だった・・・。そしてライトウォーター各員が見送る中輸送船団と護衛艦隊が出航していった・・・。そして少し通常航行してライトウォーター沖で改めて陣形を組み、星間航行状態に入り、高速でベータへと向かった・・・。
そのころベータ沖のカルオス艦隊旗艦「ニマスト」の艦橋ではライトウォーターに潜入している大日本帝国兵から通信でベータに向け敵の増援部隊が出航したとの知らせが届いた。それを聞いて熱田中将はベータ裏側のウルタンク第2、第3巡洋艦隊に敵艦隊を向かえ撃つように要請した。これを受けウルタンク2個巡洋艦隊はベータ裏側第2軍港付近に展開した。
その頃トノス基地ではデトロワ軍が長距離巡航ミサイルの発射を決定し用意を急いでいた。何故長距離巡航ミサイルを撃つのかというと先の戦闘でベータ司令部の破壊に成功し、敵の指揮系統が混乱したのを受け、ベータの戦闘の後方支援をしているであろうライトウォーターの司令部も木っ端微塵にし、ベータを完全に孤立させようとラファリエス軍とデトロワ軍からこの計画が提出され、カルオス、ウルタンク、Qグリーンが同意したため(グンナは何故か難色を示した)実行される事となったのである。そしてこの巡航ミサイルには弾頭に1000kgの炸薬を搭載する通常型(ハープーンは227kg、トマホークは450kg)と内部に大量の子弾を搭載した対チョロQ用クラスター爆弾型が発射される事となった。発射される巡航ミサイルの名前はデトロワ長距離巡航ミサイル「ストーム」である。
その1時間後計10発(5発が通常型、もう5発がクラスター爆弾型)がトノス基地から発射され、ライトウォーター司令部を優先目標に飛翔していった・・・。
それと同時刻ベータ裏側でも輸送船団と護衛艦隊が到着、敵艦隊と戦闘を行っていた。40隻の護衛艦隊が奮戦するが敵は巡洋艦が主力の巡洋艦隊。しかもこちらの2倍の80隻なので苦戦していた。そのころ別働隊(ザラ級重巡洋艦4隻、キャンベラII級重巡洋艦8隻、ザムス・ナーダ級駆逐艦12隻の計24隻)が輸送船団の側面に迫っていた・・・。護衛艦隊が気付いた時には時既に遅しであった。敵の別働艦隊は既に攻撃態勢を整えていた。そして攻撃を開始しようとした瞬間大型輸送艦「マッコーレ」の右後方を航行していた超大型タンカー「エンパウロ」が爆発。そして周りに展開していたプロトン軍タンカーも次々と爆発。サリス中佐はどうした事かと驚いていたが、そのお陰で敵の攻撃が行われなかった。そして次の瞬間爆炎の中から現れたのは紀伊をも上回る1隻の大型戦艦と13隻の重巡洋艦であった・・・。それは次々と敵別働艦隊に砲撃を開始、呆気にとられたウルタンク別働艦隊は突然の先制攻撃に回避する間もなく数隻が沈没、少し遅れて反撃を始めたがプロトン艦隊の圧倒的な火力の前に壊滅。残存艦艇は撤退した。そして艦隊司令のアジート元帥は護衛艦隊が戦っているほうに艦隊を進め、護衛艦隊の援護に入った。しかしこの時ベータの横を長距離巡航ミサイルが通り過ぎていくのに敵以外誰も気付かなかった。それにしてもプロトン級超戦艦の火力は凄まじい。なんと60.8cm3連装レーザー砲を5基、副砲として紀伊と同口径の50.8cm連装レーザー砲を6基の計11基もの巨砲を積んでいるのだ。斉射を受けたら相手が戦艦でもひとたまりも無い。そして仮装巡洋艦ダルース級も中々の火力を有する。劣勢だった状況も段々優勢に立っていき遂に敵2個巡洋艦隊を撤退させる事に成功。流れ弾で損傷艦はあったものの全ての輸送艦を無事にベータ第2軍港に入港させた。そして護衛艦隊は付近を偵察してから第2軍港に入港した。
その頃ライトウォーター基地では司令部のレーダー員が「敵巡航ミサイル10発真っ直ぐこの基地に接近してきます!」と叫んだ。その時司令部にはコピック中佐ら幹部が何両かいた。コピック中佐は急いで迎撃命令を出した。ライトウォーター基地の全機銃や対空砲がミサイルの方に向く。そして表面に設置された少数のミサイルランチャーもミサイルの方に向けた。そして射程圏内に敵ミサイル10発が侵入。そして一斉に攻撃が開始された。しかし機銃や対空砲が命中する事はほとんど無い。辛うじて対空砲の弾幕で敵ミサイル2発の迎撃に成功。そしてミサイルランチャーからも迎撃ミサイルが発射され4発の迎撃に成功。しかし敵ミサイルが多すぎた。続いて2発の迎撃に成功したが残る2発が真っ直ぐ司令部に向かってきた。コピック中佐は急いで総員退避と号令をかけコピック中佐は自分は間に合わないとして近くにあった通信機の影にマグス中佐と共に伏せた。そして音速近い速度で飛翔するミサイルが真っ直ぐ司令部に飛び込むところをティーガー元帥は司令部内で最後まで見つめていた。種類は2発とも通常型であった。2発のミサイルは窓ガラスをぶち破り司令部内で爆発した。凄まじい爆風と爆炎が巻き起こった。そして司令部は半分崩落し静寂に包まれた・・・。松井元帥はその緊急事態を聞き、自室から司令部に向かったが司令部前のドアの所にきた時中で大きな爆発音が聞こえその直後ドアを突き破ってきた爆風に巻き込まれ、吹っ飛ばされた。そして気がつくと廊下に倒れていた。車体が痛みながらも司令部の方を見てみるとドアがあった場所からもうもうと黒煙が上がっていた。そして中に入ってみると一面瓦礫が覆っていた。ベータの時もこうだったのだろうか?と思いながらティーガー元帥やコピック中佐達を探した。そして何かにぶつかった。良く見てみるとそれは兵士の遺体であった。そして良くみるとそこら中に兵士の残骸が転がっていた。そして大型の通信機の陰から誰かが出て来た。それはコピック中佐であった。傷を負っているが無事な様だった。しかし傍らに倒れているマグス中佐は入院が必要なぐらいの傷であった。そして救援隊が到着し、次々と負傷車や遺体が運び出されていいった。そして不意に松井元帥を呼ぶ声が聞こえた。振り返るとティーガー元帥が居た。しかし砲身が根元から無くなり、車体にも相当な傷があり、「大丈夫か?」と声を掛けて無事を確かめたあと直に救援隊により軍事病院に搬送された。そして救援隊に「ご苦労だった」と言おうとした所体に激痛が走った。見た所車体前面にドアの破片が刺さっており車体の右側面には亀裂が入っていた。そして松井元帥も軍事病院へ搬送される事となった。そして手術後入院の必要は無いが自室で安静と医師に診断され、やむなく自室で休養する事にした。その体には包帯が巻かれていた。しかしベータの情報を知るために自室の通信機を持ち込み司令部が直るまでここで連絡を取る事にした。
後編その2に続く
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