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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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宇宙戦艦紀伊 第六十三話 松井一真 2006/11/25 21:40

   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十四話 松井一真 2006/11/30 22:02
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十四話 ダークスピリッツ 2006/12/1 21:04
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十四話 松井一真 2006/12/1 22:52


Re:宇宙戦艦紀伊 第六十四話
 松井一真  - 2006/11/30 22:02 -
  
後半。敷島、パレンバンに配備しました
第六十四話 奇襲戦車隊
一方、別働隊は戦果を上げていた
今まで幾度か交戦し、損害が増えているウルタンク軍が相手ならば、善戦は可能であろう
ましてや61式戦車や74式戦車が大量にいる状況だ
西田大佐「島田さん、こりゃすごいことになりましたね」
島田中将「だな、向こうじゃ大苦戦しているというのに、こっちでは大戦果を上げているとは・・・」
ティーガーII以外、厄介な敵がいない状況である
例の「他の追随を許さぬ弱さ」を誇るL6/40軽戦車の姿さえある
西田大佐「敵さん、さっさと退却しませんかねぇ?」
島田中将「いくら弱くても、そう簡単には引かんでしょう。武器の類はあるからな」
サーナイト少佐「まだ、敵はたくさんいますからな。こちらは『質』で勝っていても『量』で劣りますから」
そのとき、敵軍が後退を始めた
司令官はライト中将だと聞いた。二個大隊の総指揮を担当しているのだから、きっとかなりの者なのだろう
代わって、Qグリーン陸軍第457大隊が現れた
T−54も含まれている部隊だ。三式や四式が主力の我々では・・・
一応、T−34に対抗できる四式、五式とは違い、三式中戦車などの損害は多い
西田大佐「畜生、あんな奴らを持ち込みやがって・・・」
島田中将「パレンバンに配備されている例の装甲列車とか、こっちに配備されてればな・・・」
「敷島」である。パレンバン陸軍工廠において数編成が竣工、第二の敷島列車隊として、ボルナソス大佐の指揮のもと演習が敢行されているという
「陸の軍艦」の異名を持ち、その流線型と独特の砲塔形状、無数の重武装から「キュワール標準型装甲列車」として活躍している
いまやキュワール各国で「シキシマ」は装甲列車の通称である
島田中将「いや、『敷島』は単体じゃ機能しないか。あれは多編成での活躍あってこそだからな・・・」
そんな中、正面にT−34の姿を目視した西田は、射撃準備を行った
島田中将「・・・どうした?」
西田大佐「敵です。こちらを狙っています」
直後、西田は射撃を始めた
一発、二発。正面のT−34複数に立て続けに命中。T−34は突如停止した
島田中将「狙撃兵か?」
西田大佐「分かりません。いずれにせよ、我々を狙っていました」
状況は優勢らしい
61式戦車や74式戦車が大量にいるのだ
何しろ彼らは「怪獣とも互角に戦える」戦力だ。普通の戦車が相手なら互角以上に戦えるはずだ

それを見て、コーチン准将は指示を下した
コーチン准将(車種:T−54)「各員、一時後退し、第915中隊を先頭にし攻撃を再開せよ」
第915中隊、第457大隊付属の中隊であり、T−54で編成されている。コーチン准将直轄の部隊である
これにまともに対抗できるのは同世代の74式のみである
しかし、74式の特徴といえば、油気圧式サスペンションである
地形を駆使して、防御、待ち伏せを行うのだ
岩場に隠れながら、砲撃を行う74式戦車
一両のT−54が火を噴く
コーチン准将「どうした!?」
Qグリーン兵士C「待ち伏せです!おそらく新型の・・・」
コーチン准将「それで、友軍部隊の状況は!?」
Qグリーン兵士C「撤退はもうすぐ完了します!それまで持ちこたえましょう!」
74式戦車とT−54はほぼ互角。しばらく戦闘が続いた

島田中将「T−54を前面に出したか・・・」
西田大佐「まあ、被害を抑えるには妥当な手段ですね」
日戦軍団兵士「敵軍、後退を開始しています」
サーナイト少佐「どうやら、後退を完了させるための時間稼ぎのようだな」
島田中将「よし、敵が後退を始めたら、深追いをせずにこの場で待機だ」
数分後、正面の敵は撤退した

ドニゲッテル達は苦戦していた
重戦車が相手では勝ち目が無い
ドニゲッテル少将(戦力に差が有りすぎる・・・)
質、量共に向こうが勝っている。確かに、戦力差はかなりの物だ
そのとき、近くで物凄い爆発が起こった
ユゴスが被弾したのだ
ドニゲッテル少将「ユゴス少佐!」
ユゴス少佐「司令・・・」
見れば、T−10の砲身から煙が上がっている
おそらく、撃ったのはあのT−10だろう
T−10戦車。JS−4重戦車の後継機であり、砲の威力も多少は上がっている
なお、「JS−5」ではなくT−10なのは、「JS」が当時の書記長「ヨーシフ・スターリン(Iossif Stalin)」のイニシャルであり、いわゆる政治家へのゴマスリのために命名された名前のため、「JS−8」から「T−10」へ改名されたことが元である。無論、「T」は「Tank」のTである
さて、ユゴス少佐は履帯、砲身に損傷が見られ、戦闘続行は不可能とみなされた
ドニゲッテル少将「そろそろ、潮時だろうな・・・」
村山大尉「そうですな。ここは引くべきか・・・」
再び土煙が上がる。T−10のものだろう
そのとき、大塚が主砲を撃った
T−10に命中、T−10は炎上した
大塚中尉「全く、厄介な奴ですね・・・」
そのとき、大塚は、敵が後退を始めたのに気づいた

被害は甚大だ。ここは一旦後退すべきだ
前線に出ている別の部隊にも、報告をすべきだ
フラスコ少将「第877大隊のフラスコだ。コルサ大佐、直ちに後退しろ!」
コルサ大佐(通信)「フラスコ少将!?」
ランサー准将「本部のランサーだ。後退してくれ。こちらの被害が甚大だ。念のため、別部隊のアレイヘム中佐にも伝えてくれ」
コルサ大佐(通信)「了解!」
一旦、通信は途切れた
しかし、コルサ大佐から再び通信が入った
コルサ大佐(通信)「フラスコ少将、すいません。なかなか引こうとしないようなんで、司令からお願いします」
フラスコ少将「だろうな、あんたと同期だからな、あいつは」
そして、アレイヘム中佐との回線を開いた
フラスコ少将「第877大隊のフラスコだ。直ちに後退しろ!」
アレイヘム中佐は、しばらくためらった後に、返答した
アレイヘム中佐(通信)「・・・了解、後退します!」
全軍の後退が始まった
一旦、艦砲射撃が行われることとなった

皆が歓喜した
敵軍を後退させたのだ
しかし、遠くから轟音が響いた
そして、本部から通信が届いた
米沢大将(通信)「敵軍は、全軍が後退した。しかし艦砲射撃が行われることとなった。要塞内部に退避せよ」
表面展開部隊も、後退を開始した
戦闘は、終了した
キュワール連合軍、損害約6900両
帝国軍、損害約8000両
数では劣るキュワール連合軍が、敵にかなりの損害を与え、後退させたのだ
それらの通信は、全てライトウォーターに届いた

軍港では、艦艇が集合していた
艦隊戦の準備を行っているようだ
そのとき、通信が入った
松井元帥「はい、こちらライトウォーター司令部」
相手は、デュミナス軍の士官だ
松井元帥は、通信内容を快諾した
松井元帥「・・・そうか、感謝する。手短にするため、これで終了する」
松井元帥は、喜んでいた
さて、その内容については、次回に語るとしよう
第六十四話 終わり
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich130041.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>


Re:宇宙戦艦紀伊 第六十四話
 ダークスピリッツ  - 2006/12/1 21:04 -
  
第六十四話おつです
第5滑走路の臨時司令部ですが管制塔内に必要機材等を持ち込んで構成されています。
そしてガトー少将達が報告聞きながら話しがずれてってる・・・。
島村兵長や村山大尉は九七式中戦車なので戦闘力は低く地底戦車がないと敵戦車と対等に渡りあえないですね・・・。
あと新型タ弾ですが実在するんですか?
そして第133重戦車部隊の登場。多分これ以上強力な部隊はベータ戦では登場しないと思います。何せT−10やSU−100が混じっていますからね
あと日戦軍団部隊ですが74式や61式をこれだけ所持した部隊は今後まだあまり登場しないと思います。

次の第六十五話では過去最大規模の艦隊戦が起こります。
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NE...@softbank219202220145.bbtec.net>


Re:宇宙戦艦紀伊 第六十四話
 松井一真  - 2006/12/1 22:52 -
  
> 第六十四話おつです
> 第5滑走路の臨時司令部ですが管制塔内に必要機材等を持ち込んで構成されています。
一応、管制塔で指揮を執っているという設定にしました
> そしてガトー少将達が報告聞きながら話しがずれてってる・・・。
実はオチで「話しずれてません?」って言うのも考えてたんですがね。一応、今度のHTML版で増やそうかと思います
> 島村兵長や村山大尉は九七式中戦車なので戦闘力は低く地底戦車がないと敵戦車と対等に渡りあえないですね・・・。
しかも村山はチハ改とはいえ、主砲を取り外した観測戦車型ですし・・・
> あと新型タ弾ですが実在するんですか?
一応、元ネタは2005年ごろに出た小説「鋼鉄の雷鳴」に登場する新型タ弾「烈光」です。作中では「マウスの正面装甲をも貫く威力を持つ砲弾」です。この作品は日本陸軍の未完成兵器をほとんど出しているので(五式中戦車が超重戦車オイの支援役で登場)、新型タ弾も計画されていたかもしれません
> そして第133重戦車部隊の登場。多分これ以上強力な部隊はベータ戦では登場しないと思います。何せT−10やSU−100が混じっていますからね
ベータ戦線最強の部隊となるようです。果たしてどれほどの力があるのか・・・
> あと日戦軍団部隊ですが74式や61式をこれだけ所持した部隊は今後まだあまり登場しないと思います。
今までの設定でも74式戦車や61式戦車は「松井元帥直轄の精鋭部隊」にしか所属していないという設定でした。SCQ第74話に出てきた74式は松井元帥が派遣した精鋭部隊という設定です
> 次の第六十五話では過去最大規模の艦隊戦が起こります。
ガンドルフ、ベータ、パレンバン、ルナツー、そしてまたベータ。大艦隊戦が次々と起こります。以前は一話に1回起こっていたのに、今では珍しくなりました

ちなみに、松井元帥が通勤に使用する「15m級の小さな電車」の元ネタは「甲鉄傳紀 通勤大戦争」に登場する「小さな下町の電車(現時点で正式名は不明)」だったりします。キハ07を思わせる前面で、片開き三扉。側面の窓は片側8つ。今度のHTML版にフル編成想像図を載せておきます
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich079207.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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