■BBS - Bulletin Board System
掲示

ホーム > BBS > チョロQ小説板

雑談板 チョロQ小説板  

どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

  新規ツリースレッド一覧トピック番号順検索設定  
919 / 5244 ←次 | 前→


Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定中編
 ダークスピリッツ  - 2007/5/15 18:25 -
  
戦闘及び時間経過(はっきり言ってまた長くなりそうです)

激戦とは程遠い戦闘が終了したベータ要塞。松井元帥は復興が始められたばかりの基地内を歩いていた。理由は簡単、ベータ要塞は巨大なため内部を覚えるためである。実は松井元帥はベータ要塞は要塞完成時にしか行った事が無かったのだ。そして軍港まで戻ってきた時修理中の戦艦「アナポリス」を見上げる将官がいた。松井元帥は見た事があった。それは昔海軍へ陸戦指導を行った時に激励し、そして日戦軍団の空母を危険を冒してまで守ってくれた厚木准将だった。松井元帥はすぐさま声をかけ、空母を守ってくれたお礼を言った。すると彼は「いや、当然の事をしたまでですよ。ちょっと無茶はしましたがね。友軍の空母を守るのは当たり前の事じゃないですか!」と答えた。その言葉で松井元帥は少し感動した。グリシネ国のしかも将官がそんな事を言うとはあまり思っていなかったのだ。そこで雑談をしながら「貴官は日戦軍団の事をどう思っているのか?」と聞いてみた所「自分はかけがえのない友軍だと思っていますよ。本国もそろそろ日戦軍団の事を叛乱軍と決め付けないでちゃんと見て受け入れるべきです。確かに元帥殿は叛乱とみられてもおかしくない行動を起こしましたがそれはグリシネ軍部の不手際で起こされた物だったのでしょう。しかも現在は立派にQW連合の中核をなしているじゃないですか!自分にとって日戦軍団の方たちは尊敬に値する方たちですよ。グリシネ本国も見習うべきです!」と答えた。松井元帥はグリシネ将官にしとくのには勿体無いチョロQだなと思った。そしてしばらく雑談した後厚木准将と別れた。そして松井元帥はまた要塞内部へと入っていった。
一人「アナポリス」を見ている厚木准将は「・・・そう今のグリシネ軍部は腐敗し始めている・・・何とか止められないものだろうか・・・。」とつぶやいた。

場所は変わりベータ司令部跡。他でもそうだがここでも新しい司令部建設の為に犠牲になった兵士の遺体の運び出し作業が行われていた。運び出された後は車種などを調べ国別に分けるのだ。担当になった兵士は誰でもやる気がしないがやるしかないのだ。そして日戦軍団から選ばれた平岡一等兵(車種五式中戦車KwK43 8.8cm砲搭載型←8.8cm砲は自分で付けた物。その分重くなり携行弾数も減ったが威力はティーガーII並み)は瓦礫の間から1両の兵士の遺体を見つけた。砲身等が折れていたが結構完全な形だった(死者にそんな事をいうのは失礼かもしれないが)。抱えて広い場所で確認してみると側面装甲の名札には「平岡」と書いてあった。階級章からは上等兵だという事が分かった。平岡一等兵は「名前が同じか・・・偶然な事もあるな。でも俺もこんな事にはなりたくないな」と言って日戦軍団兵士の遺体安置室まで持っていった。そして遺体を安置し黙祷した後部屋を立ち去ろうとすると不意に声が聞こえた。驚いて辺りを見回して見るが誰もいない。空耳かと思い部屋を出ようとすると「ここだよ!」と大きな声が聞こえた。そして後ろを振り返るとすぐ・・・近くに・・・自分が安置したはずの特二式内火艇が・・・浮いていた。その時の平岡二等兵の気持ちは「・・・・嘘でしょーーーー!!??」と相当パニクっていた。  話最後へ続く

そして上陸近づくパレンバン要塞では迎撃の準備が始まっていた。まず要塞表面上に存在する第1、第2、第3防御陣地の砲台及び機銃座にたくさんの兵士が集まり射撃準備をしていた。防御陣地は第1、第3陣地が隣接しその後方に他2つより大きい第2防御陣地が設置されている。この第2防御陣地を突破されると内部に侵入される恐れがあるので特に強化されていた。強化の内容としては兵力と火器の増強である。まず兵力としてはライトウォーターから戻ってきていた日戦軍団第113及び第115中隊(今だ再編ならず)を一時的にこの陣地を守る日戦軍団パレンバン根拠地隊に編入しまた部隊全体の指揮は第113中隊司令の矢矧中佐(昇進)が取る事になった。また第115中隊に関してはライトウォーター戦での功績が認められ昇進した溝口少佐が引き続き指揮を執る事になった。また中隊参謀の砂原大尉も昇進し少佐となっているのでこれに九龍少佐が加わると中隊としては左官が3両以上もいる珍しい隊となる。そして火器については三八式12cm榴弾砲及び同15cm榴弾砲を10門導入し対戦車、対物破壊力を高めている。しかし敵部隊の規模から見るとまだ物足りないものであった。
そして陣地守備隊とは別に陣地とは遠く離れた場所に陸戦初参戦となるヴァイナー第197機動大隊とグリーンアイランド第221小隊が布陣していた。この2個部隊は陣地守備隊より強力な戦車、対戦車自走砲で構成されていたがまだ錬度が低いので遊撃部隊として展開されていたのだ。
そして上空支援の航空隊に関しては日戦軍団2個航空隊とQシュタイン2個航空隊合計245機が投入される事になった。しかもその内日戦軍団第362航空隊司令の京城少佐はあの第117航空隊司令の京城大佐の弟である。まだ若いが兄以上の素質を持っていると言われている。また愛機は零戦一一型を長らく使用している。本人談では新鋭機よりも使い込んだこっちの方がいいらしいとの事。またQシュタインの精鋭飛行隊である第222航空隊も参戦する事になっている。
対するラファリエス軍は2個大隊及び1個連隊の13000両からなっていた。これは前回戦ったグンナ同盟軍の23452両に次ぐ数である。また航空隊は戦闘機だけで350機余り、爆撃機も含むと650機もの航空機を投入する事にしていた。またそれとは別に大日本帝国陸軍の最強精鋭部隊凶風隊に対抗するために帝国海軍が編成した第705航空隊も加わる予定でいた。上陸作戦開始時刻は刻一刻と近づいていた・・・。

それは脱出した通信兵の代わりに座っていた陸戦兵の「敵艦上機多数接近中!数推定400機!」という報告から始まった。敵の作戦が始まったのだ。まず敵の第一次攻撃は第1332艦載航空隊及び第1441艦載航空隊に守られた150機の艦上爆撃機だった。それを受けて飛行場から全ての航空隊が発進した。全体的に航続距離の低いQシュタイン航空隊が先に燃料補給に撤退し後は交代に燃料補給をするという算段であった。245機の戦闘機が次々と発進していった。しかし飛行場の隅でプロトン第133航空隊司令であるラグラ中佐(前作戦時のスコア6機)が部下にP−36及びP−40の搭乗員は燃料補給及び整備をしておけ、と命令を下していた。部下達はそれを理解したのかすぐさま準備に取り掛かっていた。
その頃敵航空隊は第1及び第3防御陣地に攻撃を仕掛けていた。第1防御陣地ではラフォールス少佐指揮の下次々と対空射撃が行われていた。第3防御陣地でも同様だった。しかし両陣地とも対戦車砲や機銃が数基破壊されていた。その時上空を大量の友軍機が通りすぎた。両陣地司令は目標を近づく敵機のみに限定し誤射を避けた。その時上空では240VS245の空戦が繰り広げられていた。質では向こうが上回るが錬度はこちらが上だった。戦況は一進一退だった。既に性能で相当劣るはずの零戦一一型を駆って近づく敵機を次々と叩き落としていた京城少佐は正面から迫ってくるジェット機を見た。それはGu122シュペールだったが乗っていたのはエンデルス中佐だった。エンデルス中佐は旧式機と侮って正面反航戦を挑んだのだ。そしてエンデルス中佐機の30mm機関砲4丁が火を噴く、と同時に京城少佐機の7.7mm機銃2丁と20mm機関砲2丁も火を噴いた。結果はなんとエンデルス中佐の負けだった。エンデルス中佐機は多数の機銃弾と機関砲弾を受け燃えていた。エンデルス自身信じられなかったが冷静になり旋回、攻撃を仕掛けた。そしてそのまま離脱するつもりだった。しかしまたも信じられない事が起こった。その零戦は攻撃を避けたかと思うとすばやく後方に回り込み攻撃してきたのだ。エンデルス中佐は「高速、離脱だ!」と言いながらスロットルを開き離脱を図った。しかしその直後20mm機関砲弾がジェット噴出口に命中し、エンジンを破壊した。エンデルス中佐は「嘘だろ・・・」の言葉を最後に炎に包まれた。
炎上し墜落していくGu122を見て京城少佐は「敵隊長機を撃墜!」と報告した後また空戦の真っ只中へ突っ込んでいった。ラファリエス第1332艦載航空隊は統制を失い母艦からの命令で全機撤退した。それを受け第二次攻撃隊と共に多数の揚陸艇からラファリエス軍兵士が上陸を始めた。また第一次攻撃隊も第二次攻撃隊と入れ替わりで撤退した。そして揚陸艇からラファリエス兵が次々と上陸してきた。ラファリエス防衛戦本幕の始まりである。
引用なし
パスワード
950 hits
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR...@softbank219202220097.bbtec.net>

宇宙戦艦紀伊第六十七話設定前編 ダークスピリッツ 2006/12/11 22:56
  Re:宇宙戦艦紀伊第六十七話設定中編 ダークスピリッツ 2006/12/14 0:31
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十七話設定中編その2 ダークスピリッツ 2006/12/19 18:16
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十七話設定中編その2 ダークスピリッツ 2006/12/23 19:37
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十八話設定前編 ダークスピリッツ 2006/12/31 21:57
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十八話設定中編 ダークスピリッツ 2007/1/1 0:14
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十八話設定後編 ダークスピリッツ 2007/3/3 3:25
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十九話設定前編 ダークスピリッツ 2007/3/14 0:51
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十九話設定中編 ダークスピリッツ 2007/3/18 14:13
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十九話設定中編2 ダークスピリッツ 2007/3/18 14:13
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十九話設定後編 ダークスピリッツ 2007/3/25 17:20
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定前編その1 ダークスピリッツ 2007/5/8 2:20
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定前編その2 ダークスピリッツ 2007/5/9 22:51
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定中編 ダークスピリッツ 2007/5/15 18:25
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定中編その2 ダークスピリッツ 2007/6/4 23:03
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定中編その3 ダークスピリッツ 2007/6/4 23:04
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定後編その1 ダークスピリッツ 2007/6/5 21:14
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定後編その2 ダークスピリッツ 2007/6/15 18:56

  新規ツリースレッド一覧トピック番号順検索設定  
919 / 5244 ←次 | 前→
ページ:  |  記事番号:
49,089
(SS)C-BOARD v3.3.10 is Free.

んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


"Tamashii no Katamari" is created...