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さて、練習も終わり、スタートポジションに戻ってきたサツキは
少し緊張していた。
あたりを見まわしてみると、いろいろなチョロＱ達がいた。
Ｒ３４スカイラインなどのスポーツカーからピックアップトラックなどたくさんの
チョロＱがいた。
｢どれも強そうだな・・・｣
そして、スターティンググリッドについたサツキは、開始の合図を
待っていた。
そして数分後、グリーンファームの村長が来た。
村長｢ただいまからレースをはじめます。このレースで４位以内に入ったものが
次の町のレースの出場権が獲得できます。では開始！！！｣
村長の合図でレースがはじまり、各車はだんご状態になった。
その状態からいち早く抜けたのが、Ｒ３４スカイラインＧＴーＲのシン、
このコース提供者のピックアップトラック、キンセラ、
そして、ランサーエボリューションIIIのキョウイチだった。
このとき、サツキはまだ集団の中にいた。
実況｢現在の順位は１位 シン選手、２位 キンセラ選手、３位 キョウイチ選手
４位はサツキ選手です！｣
実況の通り、なんとかサツキは集団を離れ、４位になれた。
このまま走りつづければ入賞だ。
しかし、サツキは、もっと行きたいと思った。
だが、この長い直線がある広域農道は、モビリオスパイクというクルマのサツキにはつらかった。
幸運なことに(？)長い直線もそう長くは続かず、前の走っていたシンは
ブレーキングが間に合わず壁に激突！
ほかのチョロＱが一気にシンをぬかした。
サツキ｢ふう・・・３位か・・・｣
サツキは、この順位を保ちつづけた。
実況｢あと１０メートル！！！！！！ゴール！！！！！！！｣
サツキは３位で入賞できた。
村長｢あとでこの４人は私の家に来てください。｣
こうしてサツキの初めてのレースは終わった。
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