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第44話。ちなみに原案はグリーンさん。この話に出てくる原爆は後に「GA爆弾」と名付けられます(正式名称「GA爆弾1型」)
第四十四話 核爆撃機を護衛せよ!
現在、日本に出兵中(おい)の列車隊は・・・
ボゴーーーーーーーーン
いもむし元帥「うわっ、ラーテだ!」
松井実況「フォイヤーーーー!」←発射!という意味
ボゴーーーーーーーーーン
いもむし元帥「ラ、ラーテのキャタが破損・・・」
松井実況「後は退却だ」
ズガガガガガガガガガ
松井実況「うるさい歩兵どもめ、これでも喰らえ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガ
いもむし元帥「うわっ!グロっ!」
松井実況「こっちだってグロいと思ってる。しかし今は戦争中だ」
N「元帥、もうすぐ燃料がなくなります」
松井実況「わかった。C、補給車に通信頼む」
C「了解」
ピーピーピー
白川軍は、重戦車ラーテのキャタピラを壊し、そのまま退却した
一方、列車隊が所属するプロトン司令部は・・・
プロトン兵士「プロトン司令部ですが」
グリーン(グリーンアイランド国王「グリーン マグナム」の略)「グリーン マグナムだが、プロトン国王に代わってくれ」
プロトン兵士「はい」
兵士は電話を保留にして、国王を呼んだ
プロトン国王「プロトン国王だが、グリーン国王、何か用か?」
グリーン「はい、現在空いている将校に、核爆弾を積んだ『B−36ピースメーカー』を取りに来て欲しいんですが・・・」
プロトン国王「わかりました。ポルシェ元帥の小隊をそちらに向かわします。ところで、例の大橋は?」
グリーン「通称『緑橋』の『グリーンアイランド大橋』ですか。完成しました(位置としては、魚型の島の国王の豪邸のあるところのすぐ東、島の図に橋を書くと後少しでメザシ(おい)」
プロトン国王「了解。橋を使って行かせます」
ピッ
プロトン国王「ポルシェ元帥を呼んでくれ」
数分後
ポルシェ元帥「国王、何のようですか?」
プロトン国王「新しく開通した緑橋と、レジスタンスが掘って作ったアファノトンネルの二本を使って、グリーンアイランドで爆撃機B−36をもらってきて欲しい」
ポルシェ元帥「B−36とは?」
プロトン国王「我々が開発した新型爆撃機だ。しいて言えば、軍団の富獄という爆撃機の改良形だ」
ポルシェ元帥「そんな大形爆撃機が・・・」
プロトン国王「ティーガー元帥も技術協力していたぞ」
ポルシェ元帥「そうですか。で、それをもってくる任務に我々が」
プロトン国王「うむ。で、ポルシェ元帥、爆撃機を飛ばせるか?」
ポルシェ元帥「勿論です!ドントレス艦爆からB−36まで、全種の爆撃機を動かせます!」
プロトン国王「わかった。すぐに直通特急『緑(漢字)』で行ってくれ」
ポルシェ元帥「了解!」
バチェリット駅
プルルルルルルルルルルルルルルル
プシューーーー
ゴオオオオオオオオオオオオオオ(ディーゼルではなく吊り掛け(おい)。鈍行の音))
ポルシェ元帥「外見は旧型でも、中身は超特急だな」
車掌「この電車は、特急、緑1号、緑町行きです、停車駅は、ザンブニール、ヘリ発着所(ヘリポート前)、村長宅前(現在名前変更予定)、東緑町、演習場前、終点、緑町の順の停車です。なおザンブニールでQシュタイン行き、リベージュダース行き、ヘリ発着所で造船所行き、東緑町で海軍基地行きに接続します」
トンネル内はかなり高速で通過する(速度160km!)
ポルシェ元帥「旧型車とは思えんな、まるで『はくたか』だ」
アファノアイランドにつくと、すぐに速度は120kmほどになる
ヘリ発着所駅 5番ホーム
チョロ〜ン兵士A「少尉殿、1番ホームにプロトンの小隊がおりますぜ」
ユカゴ少尉「ふむ。しかもあれはポルシェ元帥ではないか。エリートがいるんだ。何かあるぞ」
チョロ〜ン兵士B「やっちゃいますか?」
ユカゴ少尉「いや、そんな事やるとすぐ捕虜だ。ここは敵地なんだ。Qグリーンのスパイ小隊がいただろう。あいつらに打電だ」
チョロ〜ン兵士C「了解!」
ピーピーピー
チョロ〜ン兵士C「打電完了!」
駅員A「あいつらは何だ!」
駅員B「不審者だ!待てーーーー!」
ユカゴ少尉「しまった!アファノの駅員どもめ。煙幕でも喰らえ!」
シューーーーーーー
しかし、煙幕は彼らの乗る列車の前方までかかり、結局自業自得の結果になったが、何とかユカゴ少尉達5台は脱出できた
ヘリ発着所駅 1番ホーム
ポルシェ元帥「さっきの煙幕はなんだったんだ」
プロトン兵士A「チョロ〜ン兵士がいたそうですよ」
ポルシェ元帥「まずいな・・・」
プロトン兵士B「駅弁ですか?」
ポルシェ元帥「違うわい!誰がこの『幕の内弁当』(え?)がまずいと言った!」
プロトン兵士B「わかりましたよ」
プロトン兵士C「発車が遅れてしまうようですね」
車掌「先ほどのチョロ〜ン兵士の煙幕により、全列車の発車が3分遅れております」
3分後、やっとヘリ発着所駅を発車したポルシェ元帥の乗った緑は、村長宅前、東緑町と進み、演習場前近郊のグリーンアイランド兵を眺めつつ緑町についた
駅員C「緑町、緑町、緑町です」
そして、核爆弾を積んだB−36を確認した
ポルシェ元帥「でかい・・・」
プロトン兵士A「帰りはこれですか・・・」
ポルシェ元帥「食料を買いにコンビニに行くからな。超大型輸送空母に載せておけ」
プロトン兵士A「了解!」
B−36は、そのまま輸送空母に搭載され、プロトン兵は機内で元帥の到着を待った
コンビニ
ポルシェ元帥「食料良し!後は軍艦コレクションとWQM(WTMのチョロQバージョン)を買うだけだ」
ポルシェ元帥はそれらの荷物を待っていた輸送トラックに載せた
ポルシェ元帥「後は俺が空母に行くだけか」
Qグリーン兵士A「待てぃ!そこのポルシェティーガー!」
ポルシェ元帥「さては、私を狙いに来たな!?」
Qグリーン兵士A「噂によれば、原爆を積んだ重爆を輸送すると聞いたな」
ポルシェ元帥「だからどうした」
Qグリーン兵士A「今すぐにそれを渡せ!」
ポルシェ元帥「それは不可能だ!」
Qグリーン兵士A「何故だ!」
ポルシェ元帥「こんな小さい駐車場に、重爆が止まれる訳無いだろう」
Qグリーン兵士A「くだらんトンチをいいやがって!貴様を殺してやる!」
ポルシェ元帥「いい度胸じゃないか。しかし、見たところ君達の司令官はいないようだが」
Qグリーン兵士A「俺がリーダーだ!」
ポルシェ元帥「階級は?」
Qグリーン兵士A「伍長だ!何が悪い!」
ポルシェ元帥「全然リーダーじゃないじゃないか。キュワール軍事規定では部隊の指揮をするのは軍曹以上だ」←何故軍曹からか。ラクレイス軍曹はヘリ降下部隊司令官だから
Qグリーン兵士A「うるさい!喰らえ!」
ボゴン!
ポルシェ元帥「ティーガーの重装甲を甘く見るなよ!」
ボゴン!
ボゴーーーーン
Qグリーン兵士A「くそっ。しかしまだ6台もいるぞ」
ボゴン!ボゴン!ボゴン!ボゴン!
ポルシェ元帥「1vs6とは卑怯な!」
ボン!ボン!ボン!ボン!
そのまま戦いは何と市街地に続いた(コンビニは郊外にあった)
プロトン兵士A「元帥、遅いですよーーー!ってうわ!敵だ!」
パシューーー(煙幕発射音)
シュゴーーーーー
ポルシェ元帥「喰らえーーーー!」
ボン!ボン!ボン!ボン!ボン!
プロトン兵士A「すごい!煙の中から砲撃!」
ポルシェ元帥「おまえらもやれ!早くしないと煙が消える!」
プロトン兵士A「了解!」
砲撃は続き、遂に港まで到達
ボン!ボン!ボン!ボン!ボン!
ボゴーーーーン!
Qグリーン兵士A「クソッ。こうなれば列車で逃げるのみ!」
ポルシェ元帥「逃がすかーーー!」
Qグリーン兵士A「部下!奴を止めろーーー!」
ポルシェ元帥「兵士、全員奴の部下と戦え。俺は伍長を狙う!」
部下は全てプロトンの優秀な兵士により倒れた。しかし、その伍長はなかなか倒れなかった
遂に伍長は列車に乗り込んだ
駅員D・E・F「待てーーーー!」
Qグリーン兵士A「そんなこと言われて待つやつはいないわ!喰らえ!」
ボゴン!
ボゴーーーーン(柱が折れた)
ポルシェ元帥「伍長め、逃がすかーーーー!」
一方、輸送空母近郊では
プロトン兵士A「雑魚は皆片付けたぜ」
プロトン兵士B「ポルシェ元帥は・・・もしかして列車内?!」
プロトン兵士C「もどってこないみたいだし・・・こうなればアファノまで行くしかない!」
こうして、残りの兵士は輸送空母でアファノへ直行する事になった
列車内
ポルシェ元帥「待てーーーーーー!」
Qグリーン兵士A「こ、こうなれば・・・」
列車は大橋の上
Qグリーン兵士A「こうしてくれる!」
ヒューーーーーーーー
ドボーーーーーーーーーーン
ポルシェ元帥「これで全員片付いたか・・・」
アファノで残りの5両と合流したポルシェ元帥は、輸送空母でザンブニールに帰還、ザンブニールから、B−36でバチェリット飛行場に着陸した
プロトン国王「核爆弾は?」
ポルシェ元帥「無事、輸送できました!爆弾層を見てきてください!」
爆弾層内には、通常爆弾と、一発の核爆弾が積まれていた
プロトン国王「よくやった!ポルシェ元帥、これからもこのような系統の任務で頑張ってくれ」
ポルシェ元帥「了解!」
第44話 終わり
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