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第7話 M07 大使、プロトンへ
ディラット「ところで、俺達第一特殊部隊にも専用のガレージが用意されてたな」
グラン「そういえばあったな。トタンで作られた掘建て小屋だったな」
ルックス「そういえば隊長、そのガレージですが、ただいま1000G払ってシュタイバー建築興業にガレージを改築してもらうことになりました」
ディラット「シュタイバー建築興業?」
III号突撃砲B型「今孤立化にあるドガスデンに本社がある軍事建築会社のことです。チャントワープに支社があったので」
ディラット「そうだったのか。で、改築後はどうなるんだ?」
III号突撃砲B型「木造補給施設、大型クレーンつきの小型ガレージです」
グラン「前のトタン張りの掘建て小屋と比べればかなりの違いだな」
III号突撃砲B型「これなら我が小隊隊員の装備改装も楽になりますね」
ディラット「まだ作戦開始まで時間があるな・・・」
グラン「新しく解放した工場があるから、行ってみよう」
グルップス工場
作業兵A「第一特殊部隊の方ですか。カスタムタンク用パーツも用意しました」
ディラット「ここは砲台の工場だったんですか?」
作業兵A「はい。ここはもともと砲台工場だったんです。だから主砲を多く売ってるんです」
ということで、ディラットは重い車体2、3連砲塔2、T走行装置2、Tエンジン1、Hキャタ1、燃料タンク2を購入、グランはディラットとほぼ同じ装備(車体は重い砲車体2、砲身はビッグ砲身2)を購入
アドラール工場
作業兵B「ここは主にQタンク補助装備を売ってます。グルップスで売ってる部品と一緒に使ってください」
グラン「そういえばグーデロリンにあった工場も2つありましたね」
作業兵B「この辺の工場は2つコンビになってます」
2台ともT型冷却機、CPU5、ミサイル3、電波兵器、増加装甲5を購入した
ちなみにカスタムタンク2台は車体、砲塔(もしくは砲車体、砲身)を変更しても外観は変わらないと言う設定
続いてフォマルグ工場(グーデロリン近辺にある。グランがマインプラウを買った場所)でTマフラー1を購入した
ガレージ改築は数日かかるらしい。これで遂にガレージは満タンになってしまった(注:ガレージはタンクが2台いるためそれなりに多数入る)
さて、遂にオイポンでJu52は補給を完了させた
同じ頃、第1特殊小隊は列車でオイポンに到着し、飛行場に来ていた
Qタンク大使「補給を完了させたのだが、エンジンを回すのに時間がかかるらしい。また、このあたりは滑走路に敵が潜んでいる可能性が高い。君たちは、
その部隊を撃破し、私の乗るこのJu52を護衛してくれ」
グラン「了解!」
早速滑走路に向かった
Qシュタイン将校(ヴェスペ)「敵Qタンク大使機の地上撃破が我々の任務だ。行くぞ!」
ルックス「敵部隊発見!」
ディラット「敵は格納庫のほうか!」
同じ頃、格納庫の中
Qタンク兵士1「我々も後から行きます。無事輸送機が離陸して欲しい物ですね」
Qタンク大使「うむ」
Qタンク兵士2「大使!頑張ってください!」
Qタンク大使「うむ。君たちも後から来てくれ!」
歓声の飛び交う中、大使は輸送機の中に入っていった
しかし、それとは別に、滑走路では砲弾が飛び交っていた
ボゴン!ボゴン!
ディラット「ヴェスペめ、あんな遠くから・・・」
ヴェスペはQタンク一の射程範囲を誇る
射程だけはマッドタンクを越える。遠距離射撃が彼の戦法である
Qシュタイン兵士A(III号戦車N型)「突撃!急げーー!」
迫り来るIII号戦車。次々とやってくる援軍
Qシュタイン兵士B(IV号戦車D型)「発進までに敵を叩き潰しておけ!」
遂に格納庫のシャッターが開く!
ウィーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ!
Qシュタイン将校「あの輸送機を破壊せよ!」
Qシュタイン兵士A「攻撃開始!」
ボゴン!ボゴン!
大使機に砲弾が命中する
ボゴーーーーーーーーーーーン!
Qシュタイン兵士A「うわーーーーーーー!」
ディラット「1両撃破!」
グラン「たくさん出てくる。きりが無いぞ」
第1特殊小隊は阻止すべく散闘する
ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ!
ディラット「破壊されるな!なんとしてでも守りきれ!」
Qシュタイン兵士C(III号戦車N型)「なんとしてでも撃破しろ!」
Qシュタイン兵士D(III号戦車N型)「攻撃!」
ボゴン!
ボゴボゴボゴン!
そして・・・
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
Qシュタイン将校「クソッ!離陸された!後は空軍にやってもらう!退却!」
Qシュタイン兵士D「退却!」
キュラキュラキュラキュラキュラ・・・
ディラット「結局撤退してるな・・・」
敵部隊が退却したところで、近くの巨大箱を開けた。大使が小隊に授けた「贈り物」のようなものだった。中にはソミュアS35とヘッツァーだった
ディラット「・・・にしても、Qタンク陸軍は何故直接渡さず、こんな風に巨大箱に入れて送るんだろう・・・」
グラン「我々が機密部隊だからじゃないのか・・・?」
その後、巨大輸送機がオイポンに着陸。バチェリット隊とビサンノーブル隊が、プロトンへと旅立っていった・・・
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
Qタンク大使「第1特殊小隊、後は頼んだ・・・」
Qタンク兵士30(こいつは乗り込んでいた)「大使、戦況は、携帯テレビで見られるのでは?」
Qタンク大使「うむ。彼らには次の任務は与えておいた」
ブオオオオオオオオオオオオオオ・・・・
その後、Qタンク大陸沖
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
Qタンク大使「予想通りだな・・・」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
Qタンク兵士30「友軍機です!あれはドレット隊です!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
ドレット大尉(機種:スピットファイア)「全機、攻撃開始!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーーーーーーーーーン!
スピットファイア「一機撃墜!」
ドレット大尉「よし、もう一機だ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
Bf109E「畜生、撤退だ!」
ドレット大尉率いるQタンク航空隊が、Qシュタイン空軍航空隊を圧倒、そのほとんどを撃墜したのである
第7話 終わり
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