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第二十二話。卑怯者、三度
第二十二話 こごえ〜る
ホワイトマウンテンについた俺達は、Qsファクトリーへ。
ヒロ「スタットレスにタイヤ取り替えてくれ。」
Qs「あいよ。」
ぐいっぐいっぐいっ!
Qs「あいよ。他には?」
ヒロ「レースの受付だ。」
Qs「あいよ。」
・・・・・・・・・・・・・
Qs「終わった。」
ヒロ「時間は?」
Qs「20分後だ。急げよ。」
ヒロ「あんがとさん。いってくらあに。」
レース場
ぶぶおーん!ぶぶおーーん!ぶぶおーーーーん!
スタート!
雪撒きタイヤには、さすがのタクロウ達も付いて来れない。
ヒロ「どうよ!」
A「げふぉっげふぉっ!風邪引いちまうわい。」
B「ごほごほ!既に引いてるし!」
タクロウ「のけのけええー!」
俺達は雪撒きタイヤに取り替えていた。
さらに、オイル交換(人間はうがい)もすませた。
ゴール!
1位ヒロ、2位リョウ、3位ミズキ、4位ジャック、5位ヒトミ、6位タクロウだった。
ヒロ「常連に負けるなんざ、雑魚同然だな!」
タクロウ「うるせい!お前が砂まきタイヤなんか使わなきゃ良かったんだ!そうすりゃ常連に負ける事も無かった!」
ヒロ「負けた奴が何を言ってもむなしいもんだな。」
タクロウ「くそう!」
ヒロ「じゃあな。パパイヤアイランドで会おうぜ。俺達はまたあれを使うけどな。」
タクロウ「あれは反則だとおもって置け。」
ヒロ「ふっ。」
こうして俺達は、いよいよパパイヤアイランドに向かった。
終わり
コメント
松井元帥「卑怯者だな。それに常連ってのはコースになれているから強いもんだぞ。高橋」←高橋:ヒロのこと
チリ元帥「奴らは何を言っても同じ事を繰り返しますよ」
松井元帥「それはすなわち『馬鹿』だな」
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