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戦艦「三河」
近衛元帥「敵艦より通信!『私は庄田だ。今すぐ部隊を退かねば、あれを使う』とのことで」
松井元帥「何の真似だ?それは山崎航空隊長が使ったほうがいいセリフじゃないのか?まあいい、『あれ』というのはBC兵器ではない。核兵器だ。QQ−29はあの一機が精一杯。ともなれば、潜水艦だな・・・」
海中
グレイパック級潜水艦
橋本派将校E「ははははははははは!この俺達がまさかこんな任務を背負うとは!」
橋本派兵士E「奴らの背後から、核ミサイルをたくさんぶつけてくれる!」
橋本派将校E「雷撃深度に浮上!深度20!」
橋本派兵士E「深度二十!」
橋本派将校E(目の前にいるのは、大和よりでかいな・・・あいつを沈めれば勲章もんだ!」
戦艦「三河」
チハ大佐「敵潜水艦捕捉!」
松井元帥「電探で艦種を・・・・・これはグレイパックだな。浮上しないとミサイルは撃てん」
チハ大佐「どうしますか?」
松井元帥「主砲1番、2番、対潜弾を装填!」
ガチャン!
松井元帥「対潜弾、てっ!」
ボゴォン!
グレイパック級潜水艦
橋本派兵士E「敵艦発砲!砲弾、こちらに近づいてきます!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
橋本派将校E「ひ、被害報告!」
橋本派兵士E「か、カタパルト被弾大破、核ミサイル格納庫崩壊、スクリュー大破・・・」
橋本派将校E「だ、大事な核ミサイルを、どうしてくれる!」
橋本派兵士E「私は艦長命令に従っただけです!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
爆発を起こし、グレイパック級は沈んだ・・・
戦艦「三河」
チハ大佐「敵グレイパック級、反応消えました!」
松井元帥「さては三河をしとめようとしたか。素直にあれを撃てばいいものを・・・」
敵紀伊型戦艦(艦隊旗艦)
庄田元帥「グレイパックがやられた!?」
橋本派将校D「はい、先ほどグレイパックの反応が消えました・・・」
庄田元帥「残りはどうなってる!?」
橋本派将校D「はっ!ガトー級潜水艦に二発ずつ積みました!」
庄田元帥「よし!そいつを使う!」
このとき、ガトー級が5隻展開していた。すなわち、核ミサイルが10発もあったのだ
海中
伊−58「敵、ガトー級の音響を探知!」
伊−54「ガトーの割にはでかいな」
伊−52「まさか、噴進砲搭載型では?」
伊−58「そういえば・・・」
ガトー級潜水艦1
橋本派将校F「グレイパックは失敗したか・・・ならば、俺達が撃つ!浮上!」
橋本派兵士F「ふじょ・・・艦長!敵潜の音響を探知!数3、巡潜型です!」
橋本派将校F「今更言っても遅い!もう浮上は始まってるんだぞ!」
橋本派兵士G「敵潜、魚雷発射!」
橋本派将校F「回避ーーーーーーーー!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
海中
伊−58「敵ガトー級、撃沈!」
ガトー級潜水艦2
橋本派将校G「・・・・・・・・・」
橋本派兵士H「・・・・・・・・」
橋本派兵士I「・・・・・・・・・」
橋本派将校G「どうする?行っても敵潜にやられ、戻ったら庄田の野郎にやられる・・・」
艦内では迷っていたが・・・
橋本派兵士J「あっ!貴様、何をしている!」
ザバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
戦艦「三河」
松井元帥「浮上している!」
近衛元帥「あんなど真ん中に・・・・」
ガトー級潜水艦2
橋本派将校G「浮かんじまったからには仕方ない!全特殊ミサイル、発射!」
シュゴオオオオオオオーーーーーーーーーーーーー!
戦艦「三河」
松井元帥「何!?」
チハ大佐「核ミサイルが・・・・」
上空
震電隊長「逃すか!相手は巡航ミサイル、楽に撃墜できる!全員、弾頭は狙うな!巻き添え食らって死んじまうぞ!」
秋水副隊長「推進器を狙え!攻撃開始!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガ!
クエゼリン大佐「攻撃開始!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
ドボーーーーーーーーン!
戦艦「三河」
チハ大佐「核ミサイル、反応途絶えました!」
松井元帥「間に合った・・・・・」
ヨウ元帥「まさか、あんな雑魚潜水艦に積むとは・・・・」
ガトー級潜水艦2
橋本派将校G「・・・・・どうする?」
橋本派兵士H「・・・降伏勧告が出てますが?」
橋本派兵士K「降伏するわけにはいかん!こうなれば沈むのみ!」
橋本派兵士J「うるさい!」
戦艦「三河」
チハ大佐「敵艦内で突発音!」
松井元帥「・・・内乱か」
チリ元帥「白旗が上がっています」
松井元帥「よし、すぐに回航しろ!」
敵紀伊型戦艦(艦隊旗艦)
庄田元帥「そんな・・・・ガトー級まで・・・・」
橋本派将校D「SS−1003、被弾!沈没!」
庄田元帥「・・・・・・・・」
橋本派兵士L「SS−1004、反応途絶えました!SS−1005、沈没!」
庄田元帥「ガトー級・・・全滅・・・」
遂に切り札のガトー級とグレイパックが全滅した
既に戦艦も紀伊型の3隻のみだ
海上
長洲元帥「攻撃開始!目標は紀伊型だ!」
ボゴン!
対馬元帥「荷電粒子砲発射!」
キュイーーーーーーーーーン!
ボゴーーーーーーーーン!
大和元帥「目標、敵艦隊旗艦!てっ!」
ボゴン!
敵紀伊型戦艦(艦隊旗艦)
橋本派将校D「2番艦被弾!3番艦被弾!」
橋本派兵士L「本艦も被弾しました!」
ボゴーーーーーーーン!
庄田元帥「こいつは不沈戦艦だ!沈むはずなど無い!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオ!
橋本派兵士L「敵航空機、多数飛来!」
庄田元帥「たかが小型機に何ができる!」
第七八航空隊、空中戦専門だが、対艦攻撃も可能である
このときはガトー隊は五六式、クエゼリン隊は500kg爆弾装備だ
ボゴーーーーーーーーーーン!
橋本派兵士M「2番艦、大破!沈没していきます!」
庄田元帥「沈没!?」
QQQQ近海
ブオオオオオオオオオオオオ!
クエゼリン大佐「投下!」
ヒューーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーン!
次々沈没する高雄型重巡。遂に旗艦を狙うガトー少将とパラワン少尉。ちょうどCQ暦245年、モシリカラカムイを狙ったときと同じようになっている
ズガガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴン!
だが、僚機は墜落しない
ガトー少将「貴様見てぇな大艦巨砲主義車が大嫌いなんだ!」
パシューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
二機は対艦仕様の五六式を投下、離脱した
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
敵紀伊型戦艦(艦隊旗艦)
庄田元帥「超弩級戦艦が、小型機に、沈められるとは・・・・・・」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
戦艦「三河」
チハ大佐「敵旗艦、沈没!」
松井元帥「いいところで手柄をガトーに取られたか・・・まあいい、目標、敵三番艦、てっ!」
ボゴォン!
敵紀伊型戦艦
橋本派兵士N「敵艦、発砲!」
橋本派将校H「何!?あれは・・・三河型だと!?」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
遂に敵艦隊は全滅した
次は上陸戦である
松井元帥たちはすぐに出撃の準備を行った。もちろん、支援には翔鷹、瑞鷹が加わる
終わり
本来は大砲撃戦が行われていますが、敢えて「三河」などの奮戦にとどめておきました
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