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あんまり長くは無いんですが、投稿の都合により後編
第三話 ガンドルフの要塞
第十哨戒艦隊 駆逐艦「グロスター」
プロトン兵士A「命中!敵2番艦、被弾しました!」
クラシス「よし、1番艦を狙え!」
ボゴーーーーーーーーーン!
プロトン兵士B「司令!『プラット』が被弾しました!」
クラシス「くっ・・・引き続き、敵艦を狙え!」
ボゴーーーーーーーーーーーン!
プロトン兵士C「『ベンナー』被弾!本艦も被弾、小破!」
戦闘は至って小規模だった
グンナ名物集中砲火で、駆逐艦「プラット」が沈没、旗艦「グロスター」及び「ベンナー」が小破の損害を受け、Qグリーンは「グロームキー」が小破、「レヴォノストヌイ」が中破の損害を受けたのみであった。ちなみに「ビストロイ」は無傷であった
だが、この戦闘は前哨戦でしかなかった・・・
日戦軍団第二艦隊 重巡「衣笠」
熱田中将「こちら日戦軍団第二艦隊、無事ガンドルフへ寄港!」
松井元帥(通信)「よし、そのまま、別命あるまで待機!敵艦隊の襲撃に備えろ!」
熱田中将「了解!」
日戦軍団第二艦隊がガンドルフ要塞へ寄港、さらに連合軍の主力が次々と集結した
Qタンク第四駆逐艦隊 軽巡「アキリーズ」
クライド大佐(アキリーズ艦長。車種:クルセイダーMkI)「こちらアキリーズ、第四駆逐艦隊、全艦ガンドルフに到着!」
デヴォン少将(第四駆逐艦隊司令。車種:クルセイダーMkII)「ここまでそろうと、やっと連合軍の総力戦が始まった、って感じだな」
クライド大佐「そうですね。我がQタンク王国は本隊以外にも第九巡洋艦隊と第八艦隊が出撃しています」
デヴォン少将「プロトン合衆国第五巡洋艦隊及び第四駆逐艦隊もいる。これは今までで最大の規模だ。日戦軍団第二艦隊も含めれば、の話だが」
Qタンク第八艦隊 戦艦「ウォースパイト」
トライト大佐(ウォースパイト艦長。車種:クロムウェル)「連合軍の誇る主力戦艦が、まさかこんな張子の虎だとは・・・」
カラブリア中将(第八艦隊司令。車種:セントー)「旧式とはいえ、なめてはいかん、腐っても鯛という言葉がある。ならば、腐っても戦艦ではないのかね?実際、日戦軍団の松井元帥は駆逐艦でBTSに挑んで大苦戦したというではないか」←BTS:帝国軍旧式戦艦の通称。どれも似たような形だったためそう呼ばれる。語源はQトルック軍の初期の戦艦の計画名称から
トライト大佐「しかし、相手は戦艦部隊、勝ち目は・・・」
カラブリア中将「任務は死守だ、最後まで守り抜くぞ!」
Qタンク王国軍事会議所
Qタンク大使「現状では第八艦隊が唯一、前線にいる戦艦部隊だ。この艦隊の行動によって勝敗が決するようなものだ」
Qタンク元帥「・・・旧式の戦艦がただ1隻、ですか・・・」
Qタンク大使「『バーラム』『ヴァリアント』など、我が軍には旧式の戦艦ぐらいしかないのではないかね?」
Qタンク元帥「・・・たしかに、『リヴェンジ』級は竣工さえしましたが、ガンドルフ要塞へ到達できるものではありません。『レナウン』級も同じく、となると、建造中の『フッド』級に任せるしか・・・」
Qタンク大使「仕方ないだろう・・・」
日本戦車軍団総司令部
松井元帥「・・・第二艦隊は戦闘には参加しない。あくまで救援が任務だ。なんとしてでも、友軍残存艦艇を守り抜く!」
チリ元帥「新型艦竣工までの辛抱ですね・・・」
第三話 終わり
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