|
> > > 松井元帥「そうだな、我々も小柄な戦車が多いが、機動性だけはあるからな」
> > > チリ元帥「・・・その気になればバルバロッサだって撃破出来ますよ」
> > 高杉中将「バルバロッサ元帥か。確かにあいつは強かったらしいな」
> > 高橋大将「ウルタンク最強だからなぁ・・・」
> 松井元帥「戦車の癖に波動砲を持ってるあいつだな」
> チリ元帥「ウルタンク帝国最強ながら、その戦闘能力は未知数、という変わった奴ですね」
高杉中将「やれやれ、結局ウルタンクの戦力は詳しいことは分からんということですか」
高柳元帥「そういうことだろうな。バルバロッサがどれだけ強いのか分かるまでは」
> > > > > 松井元帥「というか、三七式かよ・・・」
> > > > > チリ元帥「いや、本当に三七と三四しか思いつかないんですが」
> > > > 今岡曹長(橋本派:1号戦車)「(よし、こんだけ調べれば上等だろう。早く総司令部に帰らないと、高杉派の奴らに見付かったら・・・)」
> > > 松井元帥「ちっ、今度は機銃装備のI号か!?」
> > > チリ元帥「第7特殊部隊、急げ!」
> > 高橋大将「一応警備兵が殺したらしいが、この間のスパイは逃したか・・・」
> > 高杉中将「まあいいじゃないですか。これで漏洩は防げたし・・・」
> 松井元帥「厄介だな・・・こっちでも諜報部隊を結成したんだがな」
> チリ元帥「ソト大尉の奮戦は記憶に新しいですね」
高杉中将「あまりこっちには軍団の情報は届いてないのでよく分かりませんがね」
> > > 松井元帥「そうそう、何とかジャポンだった」
> > 高杉中将「サンデージャポン?だったらこっちはとっくに放送されていますが・・・」
> 松井元帥「東海地方ではようやく放送されるようになった。それまで無視されてたのかよ」
> チリ元帥「名古屋でやらなかっただけじゃないんですか?」
> 松井元帥「そうそう、やっぱり『地方が違うと変わるんだなぁ』と思ったのは、修学旅行で千葉県のペンションに泊まったときの話、天気予報にあの石原氏が出てた、って話だ」
> チリ元帥「したの名前をどうやって打てば出てくるか分からないんですか」
高杉中将「良純でしたっけ?」
高柳元帥「・・・・」
> > > 松井元帥「まずいな・・・二重三重に分けていたとは」
> > > チリ元帥「・・・グンナの諜報部がいる可能性もいますよ」
> > > 松井元帥「奴か、奴らならいそうだな・・・」
> > 高杉中将「そいつらが何者かは知りませんが・・・」
> > 高橋大将「ところで、攻撃の気配はありそうか?」
> > 高杉中将「二回もスパイを送ってるんだから、そろそろ来るんじゃないかと思うんですが・・・」
> 松井元帥「第七次攻撃、時近し、か」
高橋大将「それにしても、現在の高杉派は、メンバーがずいぶん若返りましたね」
高柳元帥「まだ老兵はいることはいるがね」
マッカーサー元帥「なんか言ったか?」
高柳元帥「やれやれ、高杉派には本当にたくさんの元帥がいるな」
高杉中将「高柳元帥、ヨウ元帥、バゴ元帥、マッカーサー元帥、リー元帥、グラント元帥、シャーマン元帥程度では?それでも他の軍よりは多いかもですが」
高田元帥「あとは俺と、今は亡くなられた名将、高杉元帥と高橋元帥ぐらいなもんですかねぇ・・・」
富樫元帥「さて、前田隊も派閥として独立したわけだし、俺たちも富樫派として返り咲いてみせる!」
高橋大将「富樫元帥、お久しぶりです」
富樫元帥「おお、後輩たち。この間の軍事会議以来ではないか。元気かね?」
高橋大将「もちろんです、元帥」
富樫元帥「そろそろ橋本の動きが怪しくなってきてる。そろそろ来る頃ではないのか?」
高杉中将「そうでしょうな。二回もスパイを送られてますから。ただ、気になるのが木内派です。あの派閥だけは本当に良く分かりません」
富樫元帥「まったくそうだな。今は協力体制をとっているが、あいつらのことだ。いずれ寝返るだろう」
高杉中将「そこが気になるところです。あいつらが手を組んでいる今は勝てませんが、木内の奴がこっちに転がり込めば、勝機は十分にあります。橋本派の空の要は山崎と庄田だけです。ラインなど言うに及ばず、橋本やその兄貴でも十分にわが精鋭空隊が潰せます。一番怖いのは、やっぱり山崎です」
富樫元帥「そのようだな。こっちの空軍部隊はベテランばかりだ。ジェットに乗り換えるのが成功すれば、すぐにでも戦力になろう。俺もまだまだ戦えると言うところを見せてくれよう。こういうところでわが高杉派が強いところを見せてやるんだ!」
|
|
|