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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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宇宙戦艦紀伊 第二十四話
 松井一真  - 2006/7/9 10:27 -
  
第二十四話完成。久々に長くなりました
第二十四話 デュミナスとの同盟
日本戦車軍団第一特務艦隊 戦艦「紀伊」
松井元帥「そうか、無事撃退したか」
チリ元帥(通信)「しかし、敵特務艦隊は突如キュワールに出現、帝国艦隊と共に瞬く間に消滅しました」
松井元帥「・・・・亜空間移動だろうな。そんな機能を持っているのはラファリエスぐらいしかないだろう」
チリ元帥(通信)「ラファリエスですか・・・」
松井元帥「・・・・・・・そろそろ反攻作戦も行われる頃だろう。通商破壊も潮時だろうな・・・」
日本戦車軍団では突如発見された亜空間移動に関してさまざまな議論を交わしていた
こんな機能を持つ船を大量生産されたらたまったものではない
まあ、とにかく敵の特務艦隊は脱出したのだ。プロトン合衆国を叩き潰した後に
連合の盟主、プロトン合衆国壊滅後は、Qシュタイン連邦やQタンク王国がキュワールを牽引している
だが、それですらさまざまな問題が発生している
そんな中、内惑星連合との同盟を結んだ
追い込まれたからにはやむを得ないことだ
日戦軍団通信兵「司令、伊−132より入電、『輸送船団多数を撃沈、艦隊護衛艦の手配を頼む』以上です」
松井元帥「そうか。132潜はパナイ少佐だったな。彼も良く頑張っておるな」
パナイ少佐ののる伊−132はマル四計画で補充された海大六型である
ちなみに、伊−101から伊−124までは従来の優秀型や海大七型が用いている。海大六型は伊−125から伊−140までだ
現在は伊−133や巡潜乙型改の伊−61などと組んで艦隊行動を行っている
潜宙空母こと潜特型の就役後はあまり目立たないが、とにかく活躍していることは確かだ
松井元帥「・・・・すまんな、パナイ・・・」
既に松井元帥は、彼がいずれ敵の前に散るであろう事は予感していたのだ
日本戦車軍団第一特務潜宙艦隊 潜宙艦「伊−400」
大宮大佐「しばらく我々の出航は控えたほうがよさそうだ」
大鳥少佐「どういうことですか?」
大宮大佐「・・・総帥の指示だ」
大鳥少佐「・・・・・・」
倉橋大尉(伊−400砲術長。車種:一式砲戦車)「ほとんど出番が無いのに、もっと出番がなくなっちまったなぁ・・・」
大宮大佐「だが、自分の命のほうが、大事だろう」
倉橋大尉「・・・CPUさえ残りゃぁな。生きて帰れるんだが・・・」
大鳥少佐「宇宙じゃ、無理でしょう・・・」
そして、司令官の立つ「お立ち台」にはPCのようなものがおかれている。「紀伊」の総司令室にあるものと同じだ
すなわち、データベースシステムだ
画面上には、グンナ軍の最新鋭艦のデータが書かれている

主力駆逐艦ナスカR級・・・170隻
全長160m
武装70cm超射程レーザー砲1基1門(艦首1基)
  12.7cm連装レーザー砲3基6門(艦体上部2基、艦体下部1基)
  25mm連装レーザー機銃6基12門(艦体上部左右舷2基ずつ、艦体左右側面部1基ずつ)
補助兵装:低出力電磁シールド搭載
グンナ旧式駆逐艦。連合軍大型艦艇に対抗するために作られたがグンナ軍戦艦の方が強力であったため大量に生産されていたものの指揮艦艇等の護衛に使われ旧式化していった。そして一番艦「ナスカ」が竣工してから3年近くたったCQ暦363年(当時は同盟軍がQW星に攻め込んでいた)、外惑星連合に正式に加盟しラファリエスから技術を給与される事になったのだ。
そこで大量に生産されていたナスカ級の80cm大型レーザー砲も搭載できる駆逐艦としては稀な大きな容積能力に目を付け、低速で低性能な80cmレーザー砲(波動砲のベースとなったもの)を取り外し、代わりにラファリエス製の70cmロングレーザー砲「RLG700」を搭載した。このRLG700Lと呼ばれるロングレーザー砲は従来の大型レーザー砲より砲身は細いが長砲身で貫通性が高く、ロックオン出来る距離が従来砲の5倍等の高性能を持つ。その際船体が30m程大型化した。かくして、ナスカ級は旧式艦から高性能艦に生まれ変わり、前線で配備される事になっている。
現在200番艦まで建造中

用語解説
・外惑星連合
デトロワ連邦を盟主とし、グンナやラファリエスなどが同盟を結ぶ。技術力は非常に高い。グンナを除きラファリエスから外側の星が同盟を結んでいるので「外惑星連合」とよばれる。ちなみに、谷甲州氏の「航空宇宙軍史」に登場する同名の連合との関係は全く無い
・RLG700
「R」は「Raphalies(ラファリエス)」、「LG」は「Laser Gun(レーザーガン)」の略、「700」は口径をミリメートル単位で記したもの。すなわち、ラファリエス軍700mmレーザー砲ということだ

大宮大佐「・・・グンナも強くなってきたものだ・・・パナイが心配だ」
大鳥少佐「パナイ少佐は潜宙艦隊司令兼艦長なんですよね、そういえば」
大宮大佐「彼のような兼任職の士官はよくやられるものでな・・・」
以前、指揮官兼艦長であったQトルックのスウィッグ大尉は、乗艦もろとも軍団に拿捕されたのである
倉橋大尉「あいつも、もっと火力のある船に乗ってりゃぁな・・・」
倉橋は大宮のかつてからの部下だ。もともとは航空戦艦「米利蘭土(戦艦メリーランドをベースに改装した航空戦艦)」の砲術長を務めていた。彼の砲撃は百発百中であった
だが、「乗せられる艦隊が無い」ということで第一特務潜宙艦隊に配属され、脇役に転じたが、意外にも浮上砲戦の機会が多かったのだ
ちなみに、第八艦隊司令となったレンネル中将だが、いまだに出撃のときはない
まあ、第五艦隊の赤城中将も出番は無かったが
第三艦隊、第六艦隊、第七艦隊も出撃のときは未だに無い
まあ、いずれは全艦隊がパレンバンとその周辺に展開する予定のようだが
大宮大佐「・・・・確かに、浮上砲戦が楽に出来るからな、現在は。だが、軍団総司令部では『深く潜ってもかわせないなら浮上せよ』って指示が出ているぞ」
無論、これは撃沈確実と見た場合である。急速浮上し、なるべく多くの乗員を生還させるという意味である
鳴神中将による「潜水艦訓練」はとにかくすごい
ほとんどの魚雷は深度290で消滅する。それを用いたのが「危なくなったら深度300まで潜れ」
波動砲搭載艦対策として「波動砲搭載艦はほとんどが爆雷を搭載していないため潜望鏡深度から攻撃せよ」など、対艦戦闘に関してはかなりの知識がある
何しろ鳴神自身、かつて敵の大艦隊のど真ん中を突破した名提督なのだ
大宮大佐「・・・しばらく、潜宙艦隊の出撃は無い、ということだな」
第二十四話 続く
引用なし
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宇宙戦艦紀伊 第二十四話 松井一真 2006/7/9 10:27
  Re:宇宙戦艦紀伊 第二十四話 松井一真 2006/7/9 10:28
   Re:宇宙戦艦紀伊 第二十四話 ダークスピリッツ 2006/7/11 22:16
   Re:宇宙戦艦紀伊 第二十四話 松井一真 2006/7/12 18:52
   Re:宇宙戦艦紀伊 第二十四話 ダークスピリッツ 2006/7/14 15:58
   Re:宇宙戦艦紀伊 第二十四話 松井一真 2006/7/14 17:57
   宇宙戦艦紀伊 第二十五話 松井一真 2006/7/15 8:12
   Re:宇宙戦艦紀伊 第二十五話 松井一真 2006/7/15 8:14
   Re:宇宙戦艦紀伊 第二十五話 松井一真 2006/7/15 8:14
   Re:宇宙戦艦紀伊 第二十五話 ダークスピリッツ 2006/7/16 1:57
   Re:宇宙戦艦紀伊 第二十五話 松井一真 2006/7/16 8:09
   宇宙戦艦紀伊 第二十六話 松井一真 2006/7/16 18:05
   Re:宇宙戦艦紀伊 第二十六話 ダークスピリッツ 2006/7/16 23:22
   Re:宇宙戦艦紀伊 第二十六話 松井一真 2006/7/17 7:50
   Re:宇宙戦艦紀伊 第二十六話 ダークスピリッツ 2006/7/17 19:34
   Re:宇宙戦艦紀伊 第二十六話 松井一真 2006/7/18 17:17
   宇宙戦艦紀伊 第二十七話 松井一真 2006/7/20 16:07
   Re:宇宙戦艦紀伊 第二十七話 ダークスピリッツ 2006/7/20 23:25

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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