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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
以上、さくらがちる頃に。
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第四十一話。今日見た映画の影響で爆撃シーンを追加
第四十一話 爆撃の宇宙基地
ライトウォーター攻撃第一段階として、航空機による攻撃が敢行されることとなった
ルナツー司令部
松井元帥「補充も完了したからな。あとは『電征』だが・・・残念だがまだ到着しない」
京城大佐「はっ、本日はとりあえず補充された機体で何とかしておきます」
松井元帥「防衛艦隊も減っているはずだ。以上、後はよろしく頼む」
京城大佐「了解しました」
元山少将「司令、現在の敵情は?」
松井元帥「第二三航空隊および第二〇三航空隊がいるというのは以前と同じだな」
新竹大尉「となると、例の『真空』がいる可能性もあるわけですね」
松井元帥「ああ、性能で勝る電征二二型がまだ完成していないため、しばらく苦戦を強いられるだろうが、我慢してくれ」
新竹大尉「分かっております」
松井元帥「それと、九龍」
九龍少佐「はっ!」
松井元帥「今回も君の部隊が参加することとなった。ただ、今回は要塞だ、油断はするなよ」
九龍少佐「分かっております。戦場では油断は禁物ですからな」
松井元帥「よし、これよりライトウォーター攻撃作戦を発令する!」
そして司令部にいた多数のQタンクたちが司令部を後にし、各艦艇へと向かっていった
数分後、飛行場から多数の航空機が離陸していった・・・
ドニゲッテル少将「近頃、忙しいですな」
松井元帥「ああ、ルナツーに移転したかと思えば今度はライトウォーターだ。特務艦隊も楽じゃないよ」
ユゴス少佐「しかも、前線に行っても出番は一度か二度ほどですからな」
松井元帥「全くだ。まあ、しばらく我々日本戦車軍団は補充期間に入りそうだが」
ドニゲッテル少将「補充期間ですか?」
松井元帥「新型AD兵器を開発するんでな。既に第七艦隊、第八艦隊および筑波以下戦艦六隻を主軸とする第九艦隊をパレンバンに向かわせた」
日本戦車軍団製最新型AD兵器、名は「震風」。大型艦艇用の高威力噴進砲(日本戦車軍団ではミサイルを「噴進砲」、または「誘導弾」と呼ぶ)である
それを搭載せし戦艦「筑波」型は、長門型戦艦をベースとした新型ミサイル戦艦である
砲兵装は40.6cm三連装レーザー砲四基、非常時にはプロトン製のものを流用可能である
ミサイル戦艦のため当然ながら各種ミサイル兵装を搭載し、通常の16セルVLSが八基も搭載されているのだ
更にひときわ目立つ発射機からは新型AD兵器「震風」が発射される。場合によっては通常弾頭のV2ミサイルを搭載することが可能である
現在、紅鶴型空母、秋月型駆逐艦、改利根型重巡洋艦などと共に第九艦隊を編成し、パレンバンへ向かっている
パレンバンは現時点でも日本戦車軍団第四艦隊が停泊している。日本戦車軍団の宇宙方面進出基地となっているのだ
そこに第七、第八、第九艦隊が一挙に押し寄せてくるのだ。現時点でがら空きである(第四艦隊および防衛艦隊、そしてQシュタイン連邦やプロトン合衆国の艦隊が停泊しているが)パレンバンに日本戦車軍団の大艦隊が3つ停泊することにより、以前の賑わいを取り戻すわけだ
いずれにせよ、もともと要塞であるパレンバンはルナツーよりにぎわう場所なのだが
サーロイにて補給を済ませ、無事出航したと言う。彩帆が再び前線に来る日も近い
日本戦車軍団通信兵A「司令、第七艦隊旗艦、摂津より入電!」
彩帆中将(通信)「こちら第七艦隊、現時点で異常はありません」
松井元帥「そうか。こちらはライトウォーター攻略作戦が発令された。今度こそ、成功するだろうな」
彩帆中将(通信)「既に我が艦隊は主力戦闘機を電征へと替えております。比島さんも、久々の電征で喜んでおります」
松井元帥「しかし、比島も、いきなりの転属だったからな。第二艦隊がここまで進出し、打撃を与えられたが、運が悪けりゃ比島は空母共々沈んでたかもしれないからな。もしかして、転属は正解だったかもしれんな・・・」
一方、ライトウォーター沖、二個機動艦隊が既に接近していた
上空にはニビリア軍第十爆撃隊、Qシュタイン軍第100爆撃隊、プロトン軍第342爆撃隊が飛行している
ニビリア共和国第八機動艦隊 空母「パンルヴェ」
「パンルヴェ」の飛行甲板には若干の焦げ目があった
先の戦闘での新竹機の残したものだ
その上には多数の戦闘機群が集結している
艦長「発艦!」
轟音を上げつつ、発艦する航空機群
以前の戦闘で消耗したにもかかわらず、既に補充が完了しているのだ
補給線の防衛のために潜宙艦が出張っているのだ
話に寄れば通商破壊のため襲来した潜宙艦を、日本戦車軍団の潜宙艦「伊−58」が捕捉、直ちにルナツーから発進した対潜哨戒機「仙狩」によって見事撃沈したとのことである
他にも哨戒機「東海」が複数の潜宙艦を捕捉、潜宙艦「伊−400」の猛雷撃により全艦撃沈に成功したとのことである
どうやらこれらは全て旧式の潜宙艦であり、大日本帝国の新型艦ではなかったそうである
小判鮫の異名を持つ六三式対潜特殊魚雷の威力を持ってすれば、新型艦は数発で撃沈できると言うが・・・
日本戦車軍団第四機動艦隊 空母「高千穂」
元山少将「よし、全機発艦せよ!」
第116、第117航空隊が発艦していく
京城大佐「スカイシューター1より各機、目標は戦闘機隊、直ちに攻撃を開始せよ!」
既に前方には大量の戦闘機が飛来していたのだ
今回は連合軍優位である
前方の機体はラボーチキンである
爆撃機を狙うことに集中しているようだ
機体を急旋回させ、攻撃態勢にかかる
射撃開始、無数の銃弾がラボーチキンを襲った
敵機は墜落した
京城大佐「よし、スカイシューター1、ラボーチキンを撃墜!」
ふと、何機かの機体が友軍爆撃機を狙っている
京城大佐「まずい、突破されたか!?」
だが、機内では既に攻撃態勢に入っていた
フォインツ中佐「よし、旋回機銃始動!撃て!」
艦載用の20mm三連装機銃である
He−177グライフの搭載する重武装である
日本戦車軍団にはめったに無い機銃を大量に搭載した機体なのだ
エラン大尉「デバステーター1、攻撃を開始する!」
今度の機体はB−24、リベレーターである
凄まじい爆弾搭載数を誇る重爆撃機だ
中型のB−25、大型で操縦性に勝るB−17、それらと組み合わせての総攻撃である
ニビリアもNC223の改良型、NC223IIを配備していた
ハリヤー少佐「攻撃初め!」
対するはグンナ軍および大日本帝国軍対空砲、機関砲部隊である
だが、ほとんど抵抗も出来ないまま、爆弾の雨を受けることとなった
ライトウォーター要塞
大日本兵士A(栗田隊長(曹長))「くそっ!一機も落とせねぇ!」
大日本兵士B(池川兵長)「グンナ軍地上部隊からの連絡も無いぞ!」
近藤大佐(ライトウォーター基地所属第十中隊司令。車種:90式戦車)(通信)「こちらライトウォーター司令部!やむを得ん、皆、最後まで戦い抜いてくれ!」
大日本兵士A「栗田より本部、了解!」
広末中佐(ライトウォーター基地所属第十五砲撃支援中隊司令。車種:99式自走155mm榴弾砲)(通信)「広末より栗田、悪いな、空を飛んでるやつらに、俺達の砲撃は当たりゃしねぇ。何とか持ちこたえてくれ!」
グンナ兵士A(通信)「こちらグンナ軍地上部隊!状況は劣勢!」
コロゾフ中佐(ライトウォーター基地防衛部隊司令。車種:IS−4戦車)(通信)「援軍は無いが何とかしてくれ!}
グンナ兵士B(通信)「既に一部部隊からの通信が途絶え・・・」
大日本兵士C(川田上等兵)「くそっ!劣勢だ!」
大日本兵士A「俺達に退却は無い!最後まで死守するぞ!」
大日本兵士D(大中上等兵)(通信)「大中より各員、こっちもほとんどやられた!」
大日本兵士C「そうか、持ちこたえろ!」
大日本兵士D(通信)「川田、お前も死ぬんじゃないぞ!」
直後、彼らめがけて爆弾が投下された
大日本兵士A「まずい!避けろ!」
直後、銃座に爆弾が直撃したのだ
大日本兵士C「・・・おい、皆大丈夫か!?}
あたりに、生存車はほとんどいなかった・・・
大日本兵士C「栗田!池山!」
だが、周りの兵士からは返事が無い
大日本兵士C「おい、誰か返事をしてくれ!」
ライトウォーター上空
京城大佐「・・・凄まじい光景だ。だが、こうでもしないと、俺たちも生き残れない・・・みんな、必死なんだ・・・」
直後、エンジン音が近くで響いた
飛燕だ。奴らの新型機である
京城大佐「くそっ、まだいたのか!」
既に敵機は後方へ去っていた
180度ループ、続いて180度ロール。すなわちインメルマン・ターンだ
上方の敵機を狙い、射撃開始
敵機は回避運動を取るが、銃撃を受け墜落した
京城大佐「よし、次だ!」
九七式戦闘機だ。以前のライトウォーター戦と比べると錬度が落ちている
だが、物量でかかってくる
新竹大尉「スカイシューター2、援護します!」
二機で同時攻撃である
大編隊を次々と撃墜していく
ほとんどを撃墜した
一方、地上は凄まじい事態となっていた
ライトウォーター要塞
生き残った川田上等兵は周りを見ていた
大日本兵士C「・・・くそっ、みんな死んじまったのか!?」
プロペラが4つついた飛行機が飛来していた
グライフである
反転して司令部へ戻ろうとした
銃座の近くに戦友、大中上等兵が倒れているのを見た
大日本兵士C「・・・おい、しっかりしろ!」
だが、奴は起きなかった
B−25が接近してくる
大日本兵士C「おい!大中!しっかりしろ!大中!」
彼らは容赦しなかった
250kg爆弾の直撃を受け、川田上等兵はついに爆死したのであった・・・
ライトウォーター上空
京城大佐「・・・機銃座が炎上したか・・・」
眼下には何両もの九七式中戦車の姿が有った
銃座の兵士は悲惨な役であった
既に全てが炎を上げて倒れていたのだ
京城大佐「同胞同士・・・殺しあわなければならないのか・・・」
ライトウォーター司令部
近藤大佐「川田!応答しろ!栗田分隊、応答しろ!」
広末中佐「池川!大中!応答しろ!」
大日本兵士E(吉田一等兵)「・・・だめです、栗田分隊の大半からの通信が途絶えました・・・」
近藤大佐「・・・栗田・・・」
広末中佐「吉田、現状は?」
大日本兵士E「・・・地上部隊は栗田隊の三基が壊滅、残りは無事ですが、ほとんどが・・・」
近藤大佐「そうか・・・」
コロゾフ中佐「・・・うちの部隊も損害が酷い。上陸戦は必至だな」
近藤大佐「・・・・・・」
日本戦車軍団第四機動艦隊 空母「高千穂」
京城大佐(通信)「スカイシューター1より司令部、作戦は成功、これより帰還します」
元山少将「了解、スカイシューター1、帰還せよ」
ライトウォーター攻撃作戦は成功した
複数の揚陸艦がライトウォーターへ接近、上陸戦が始まろうとしていた
第四十一話 終了
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