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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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宇宙戦艦紀伊 第四十六話
 松井一真  - 2006/9/10 20:39 -
  
第四十六話完成。今回は多少短めです
第四十六話 ベータ封鎖作戦
ライトウォーターの整備がほぼ完了しているため、残りは軍団設営隊の単独作業となり、遂にベータ攻略作戦が開始された
ルナツー司令部
松井元帥「ベータ基地攻略か・・・できれば我々も参加したかったが、損害が激しいため参加できなかった。まあ航空隊だけは出すから、陸戦は友軍に任せる」
ドニゲッテル少将「何しろ今度はベータですからね、何があるかわかりませんよ」
松井元帥「ライトウォーターみたいに最新鋭機が配備されている可能性もあるぞ」
ユゴス少佐「もしかして強力な沿岸警備艦隊が・・・」
松井元帥「その可能性も否定できんな。だが、今度の飛行隊はかなりのものだ。そう簡単にはやられんな」
そしてルナツー方面から複数の機動艦隊が出航していった
日戦軍団の艦隊は無かった
現在、主力戦闘機を烈風および電征へと変更するため、積み下ろしを行っているのだ
そして陸軍機動艦隊も哨戒任務があって出払っているのだ
二両乗りの小型装甲艇ではどうしようもないのだ
そのため、ニビリアの機動艦隊だけがベータへと向かっていったのだ
ドニゲッテル少将「今度はどんな機体が出てくるでしょうね」
松井元帥「・・・またあの真空が出てくると、厄介なことになるぞ・・・」
ユゴス少佐「あと、また精鋭の陸上部隊がいるかもしれませんね」
松井元帥「だろうな、あの第十中隊だけとは思えないからな・・・」
ライトウォーター基地
山岡大佐「ベータ攻撃隊が発進したぞ!」
日戦軍団兵士A「我が日戦軍団は特に戦力を出さないそうですね」
山岡大佐「小規模の戦闘機隊は出したそうだがな」
日戦軍団兵士B「・・・あの中で何機ほどが帰ってこられるんでしょうかねぇ・・・」
山岡大佐「分からんな・・・」
日戦軍団兵士A「確かに、このライトウォーターでもかなり苦労しましたからねぇ・・・」
日戦軍団兵士B「強力な艦隊が沿岸にいたり、帝国の新兵器がいたり、精鋭部隊が出てきたり・・・」
山岡大佐「確かに、ルナツーやライトウォーターでの戦闘はかなり苦戦したからな」
日戦軍団兵士A「艦隊も損害を受けるかもしれませんからね」
山岡大佐「・・・陸上部隊も、また第115中隊みたいに壊滅するかもしれないからな」
日戦軍団兵士B「・・・また敵機の機銃掃射とかですかね?」
日戦軍団兵士A「それこそ掃討用の新兵器が出てきたりするかもしれないし・・・」
日戦軍団兵士C「ここの基地も、後は司令部くらいですねぇ・・・」
山岡大佐「そうだな。今度、また別のところで働くんだろうな」
日戦軍団兵士C「最近、忙しいですね」
山岡大佐「・・・それは連合が勝利しているということだ、忙しいことは、いいことだな・・・」
そして、ベータに無数の航空隊が飛来した
未曾有の迎撃機が出撃し、大空中戦になる・・・はずだった・・・
ベータ上空
Qシュタイン飛行隊員A「何も確認できないぞ!」
Qシュタイン飛行隊員B「やはり放棄されたんだろう」
Qシュタイン飛行隊員A「いや、内部に篭っているかも知れんぞ」
Qシュタイン飛行隊員B「そんな戦法があったのか!?」
プロトン飛行隊員A「ベータは要塞だ、内部防護も高い」
プロトン飛行隊員B「グンナのことだ、何か色々と仕掛けがあるはずだ」
ニビリア飛行隊員A「しかし、これは放棄されたんじゃないんですかね?」
ニビリア飛行隊員B「何故だ?」
ニビリア飛行隊員A「表面上に何も確認できませんし、いくつかの施設は破壊されております」
ニビリア飛行隊員B「たしかに、内部に潜伏して撃退した後、再利用するために残しておくだろうな・・・」
ルナツー司令部
藤田上等兵「司令!ベータ攻撃飛行隊から入電です!『我、ベータを攻撃するも、敵地上施設発見できず。高射砲および迎撃戦闘機も確認できず』!」
松井元帥「・・・まさか、放棄されたか!?」
以前ベータが陥落した時、連合軍はライトウォーターを放棄して撤退した
その逆で、今度我々はライトウォーターを奪回した
となれば、ベータは放棄される可能性が高い
ドニゲッテル少将「ベータに地上施設が無いだと!?」
藤田上等兵「『機関砲や兵士も確認できず、飛行場等も破壊され、既に壊滅している』とのことです!」
松井元帥「兵士が一両も確認できんだと!?」
藤田上等兵「はっ、表面部には何も確認されなかったとのことです!」
ユゴス少佐「・・・やっぱり放棄されたんじゃないんですか!?」
松井元帥「・・・ありえるな。以前ベータ基地が陥落したさい、我々はライトウォーターを放棄し、ルナツーおよびパレンバンへと撤退した」
ドニゲッテル少将「その逆で、敵がベータを放棄して、撤退した可能性もありますね」
松井元帥「・・・それで、出払った機動艦隊は?」
藤田上等兵「ベータへ寄港するとのことです」
松井元帥「・・・放棄されているからな。まあ、しばらくは作戦行動を行うはずだが・・・」
一方、今回の上陸指揮を執る、ライトウォーター基地では、敵が中に篭っているか撤退したと見て、Qシュタインおよびニビリアの主力部隊およびプロトンの特殊部隊のみを派遣し、残りはライトウォーターに残すことを決定した
五隻の揚陸艦が出航していった
ルナツー司令部
藤田上等兵「友軍揚陸艦隊、出航とのこと!」
松井元帥「・・・何が起こるかは分からん、慎重に行動せよ」
ドニゲッテル少将「陸上爆撃部隊、全機帰投しました」
松井元帥「・・・何か、とてつもなく嫌な予感がするな・・・」
上陸した部隊は、フレイ中佐以下第215中隊、ホーポス中佐以下第345大隊、アコース少佐以下第253中隊、グリフト少将以下第112特殊小隊である
当初は日戦軍団の第113中隊も予定されていたが、戦力の減少と、ベータ基地の防備の薄さから、今回はルナツーで休むことになった
ベータ基地
アコース少佐「・・・嫌な予感がするな・・・」
Qシュタイン兵士A「・・・司令?」
アコース少佐「いや、なんでもない。とりあえず、表面のほうを調べるとするか」
Qシュタイン兵士A「・・・了解しました」
アコース少佐「・・・やはり、気のせいか」
カシアス大尉(第253中隊副隊長。車種:マルダーI)「では、急いで、偵察を開始しましょう」
連合軍は偵察を開始した
しかし、航空隊からの通信どおり、何も無かったのだ
辺り一体、何も無いのだ
ただ、要塞の入り口だけが、たたずんでいた・・・
フレイ中佐「・・・残りは、要塞内部だな・・・」
ホーポス中佐「・・・ここに敵がいるかも知れんな・・・」
グリフト少将(第112特殊小隊司令。車種:M26パーシング)「・・・しかし、突如敵が奇襲を仕掛けてくるかもしれない、我々はここに残る」
ホーポス中佐「了解、では、第253中隊も残ってくれ」
アコース少佐「分かった」
フレイ中佐「よし、突入開始!」
無数のチョロQが要塞へ突入していった
Qシュタイン兵士B「・・・・司令、そういえば・・・」
アコース少佐「何だ?」
Qシュタイン兵士B「・・・この要塞入り口、何か妙なものが仕掛けられてるようなんですが・・・」
アコース少佐「・・・・確かに、これはかつて使用していた頃とは違うな・・・」
Qシュタイン兵士B「・・・・しかし、これは何なんでしょうね」
アコース少佐「・・・何かの監視装置じゃないのか?」
Qシュタイン兵士B「そうでしょうね。だとしたら、警備戦力の無いここではほぼ無意味・・・」
直後、入り口が大爆発を起こした
アコース少佐「退避!」
見ると、要塞入り口が爆破され、ふさがっていた
どうやら監視装置のようなものは爆弾のセンサーだったようだ
アコース少佐「やられたな・・・」
グリフト少将「・・・ほう、これで閉じ込めるわけだな・・・」
しかし、内部でも謎の爆発音が続いている
入り口を封鎖するなら、先の爆弾だけで充分なのだろうに・・・
アコース少佐「・・・少将、これは・・・」
グリフト少将「・・・ただ、兵士を閉じ込めるだけではなさそうだな・・・」
アコース少佐「・・・・・・・」
Qシュタイン兵士A「・・・まだ爆発音が連続していますね・・・」
アコース少佐「・・・分かった、これは兵士を閉じ込めるものではない、入り口を封鎖して出られなくなったところを、この要塞内部を爆破する。そうすれば、この要塞は崩落する!奴らは、これを狙っていたのだ!」
ベータ基地は、ガンドルフおよびトノスで連合軍の侵攻を止めるために放棄された
しかし、このベータでも戦力を削るために、爆弾を多数仕掛けたのだ
アコース少佐「カシアス、揚陸艦に、工作車両を送るよう要請するんだ!一刻も早く、友軍を助けねばならん!」
カシアス大尉「了解!」
グリフト少将「・・・よし、救出作業を開始する!」
そして、揚陸艦から、設営隊の工作車両群を上陸させ、友軍部隊を救出することにしたのだ
ルナツー司令部
松井元帥「敵も考えたな・・・」
ドニゲッテル少将「やはり、何か仕掛けがありましたな」
ユゴス少佐「・・・それで藤田上等兵、突入部隊からの連絡は?」
藤田上等兵「・・・途絶しております。電波妨害か何かがある模様です」
松井元帥「・・・まずいな・・・山岡の設営隊はまだ整備を担当しているし、六三式地底戦車はあの設営隊の車両だから・・・」
藤田上等兵「Qシュタインとプロトンと合同で、救助作業を行うとのこと!」
ドニゲッテル少将「畜生、何とか援軍が送れればいいんだが・・・」
松井元帥「・・・しばらく、彼らに任せるしかなさそうだな・・・」
ベータ基地での爆発は続いていた
そして、工作車両群が問題の地点に到達、救出作業を開始することになった・・・
第四十六話 終わり
引用なし
パスワード
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宇宙戦艦紀伊 第四十二話 松井一真 2006/8/30 14:10
  Re:宇宙戦艦紀伊 第四十二話 松井一真 2006/8/30 14:10
   Re:宇宙戦艦紀伊 第四十二話 松井一真 2006/8/30 14:11
   Re:宇宙戦艦紀伊 第四十二話 ダークスピリッツ 2006/8/31 17:44
   Re:宇宙戦艦紀伊 第四十二話 松井一真 2006/8/31 18:30
   R宇宙戦艦紀伊 第四十三話 松井一真 2006/9/3 18:45
   Re:R宇宙戦艦紀伊 第四十三話 松井一真 2006/9/3 18:47
   宇宙戦艦紀伊 第四十四話 松井一真 2006/9/6 22:01
   Re:宇宙戦艦紀伊 第四十四話 松井一真 2006/9/6 22:02
   Re:宇宙戦艦紀伊 第四十四話 ダークスピリッツ 2006/9/7 16:58
   [管理者削除]
   宇宙戦艦紀伊 第四十五話 松井一真 2006/9/9 14:15
   Re:宇宙戦艦紀伊 第四十五話 ダークスピリッツ 2006/9/9 15:01
   Re:宇宙戦艦紀伊 第四十五話 松井一真 2006/9/9 15:45
   宇宙戦艦紀伊 第四十六話 松井一真 2006/9/10 20:39
   宇宙戦艦紀伊 第四十七話 松井一真 2006/9/12 21:08
   宇宙戦艦紀伊 第四十八話 松井一真 2006/9/16 15:54
   宇宙戦艦紀伊 第四十九話 松井一真 2006/9/16 16:26
   Re:宇宙戦艦紀伊 第四十九話 松井一真 2006/9/16 16:27
   Re:宇宙戦艦紀伊 第四十九話 相澤康平 2006/9/16 22:11

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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